278 / 337
92・結婚準備が思いの外大規模だぞ
第278話 お互いの実家は……ない!!
しおりを挟む
「おーいナザル。あっ、凄まじいカレーの匂いをぷんぷんさせている! ずるいぞ!!」
カレーを食べた後、道でリップルと行き合ったのである。
「ははは、結婚式で出すメニューがついに完成してね。凄いぞ。乞うご期待」
「君の料理に外れは無いからな……」
「まあ素人ですが」
「ギルボウと比較してるのかい? あれ、私が百年間で見てきた中で最高の料理人だぞ。しかもダントツ一位だ。彼はおかしい。本当にギフト持ちではない?」
「不思議なことに普通の人間らしい」
「そんな馬鹿な。意味が分からない」
二人で首を傾げていると、路行く人々が声を掛けてくるのだ。
「ようお二人さん!」「結婚おめでとう!」「凄いことやるみたいじゃないか!」「国を挙げての結婚式だって!?」「いやあ、もうすぐだろ? 楽しみだよねえ」
どうもどうも、とペコペコするものの、なんでみんなが僕らの式を楽しみにしているのか……。
さっぱり理解できないのだった。
二人で歩きながら、では結婚式に必要な準備は何であろうかという話をした。
「お互いの家に挨拶をするとか……?」
「家? 私の両親は七十年前に二人とも死んでいるし、姉弟も三十年前に最後の一人が逝ってしまったから天涯孤独だが」
「いきなりハードなことを仰る」
「君だって似たようなもんだろう?」
「僕もよく考えたら遺跡の陥没事故で村ごと飲み込まれたんだった。血族どころか顔見知りまで全滅してるなあ……」
「ほらあ」
「ほんとだ。お互い身軽だな……」
一切の準備がいらなかった。
引き出物とかそういうのも全く必要ないようだ。
「じゃあ今後どこで生活するかなんだけど……」
「ああ、それは問題だ!!」
リップルが天を仰いだ。
「お互い、気楽な宿ぐらしだっただろう? あれならベッドメイクもやってくれるし、朝食は出してくれるから本当に助かっていたんだ。だが、一人用の部屋だから自由が利いたとも言える。ベッドの他にちょっとしたスペースしかない部屋だからね」
「リップルそんな狭いところに住んでるのか!!」
「本棚を置いたからもう着替えをちょっとしか置けないぞ。手が届く所に全てがある」
「あー、それに慣れると広いところで暮らせないやつ。仮にも国を救った英雄がそんな暮らしを……!!」
「君だって世界に美食を広めた偉大なる男が、未だに宿の一室で質素に生活してるじゃないか」
「うちはコゲタがいるから……」
「そのコゲタだって半分独り立ちしているだろう?」
「ううーむ!!」
お互い、住居の問題が出てきてしまった!
これは困った。
そして僕らは比較的、生活能力がない。
「……よし、お手伝いさんを雇おう」
「そうしよう」
金で解決するのだ!
完璧だな。
「じゃあ家を買うかあ……」
「おおっ、剛毅だねー。私希望を言ってもいい?」
「いいよいいよ。二人とコゲタの家だし」
「じゃあ、私の部屋は狭くしてほしい。ベッドからなんでも手が届くくらい」
「夫婦なのに別の部屋で寝る気満々じゃん」
「じゃあ一緒の部屋でもいいけど、とにかく狭い部屋がいいな」
「変わった人だなあ……」
その足で、僕らは家を見に行った。
アーランは大陸最大の都だから、あちこちから移住希望者が詰めかけてきている。
その多くは宿や借家で暮らすものなんだが……。
各地の成功者もまた、アーランに住み着いたり別荘を求めてきたりもするのだ。
なので、新居のニーズが常にある。
まあ、新居とは言っても中古の家をリフォームしたものが大半なんだが。
雨と雪くらいしか降らず、災害の少ないアーランでは、中古の家もそこまで傷まない。
なのちょっとリフォームするだけで使い物になる。
「あーっ! 話題のお二人!! も、もしや家をお探しで!? よくぞ手前の店を選んでくださいました! ここに今建てられている最大級のお屋敷が……」
「ごく小さいサイズでいいぞ」
「そうだそうだ。私達は生活能力がないから管理しきれないんだ」
「あっ、さいですか……」
不動産の人がしゅんとなってしまった。
でもとりあえず、お手伝いさんも雇うことだし……ということで家を幾つか見せてもらうことに。
もう、リップルがひたすら家に興味がない。
ずっと「ふーん」という態度なのだ。
こういうタイプの女性は新鮮だなあ。
いや、こういうキャラだってのは知ってたけどさ。
「……ど、どうです?」
恐る恐る聞いてくる不動産の人。
可哀想になってくるな。
僕も別にどこだっていいんだが……。
ここは、コゲタをメインで想像してみよう。
コゲタが喜びそうな住まい……。
家は小さくても走り回れる庭があると良さそうだ。
だとすると。
「ここなんてどうだろう」
「庭がだだっ広くないかい? ああ、そうか、コゲタのためだね? いいんじゃないかな」
リップルがすぐに察して、僕らの新居が決定したのだった。
部屋数はキッチン兼ダイニング兼リビングがあって、風呂とトイレがあり、寝室が一つ。
後は井戸がある。
一人暮らしの学者が、畑を耕しつつ暮らしていた家らしい。
その学者が死んだのでリフォームした上で売りに出された。
ちょうどいいんじゃないだろうか。
「ですがお二人共、ここではお子さんができたら手狭になりますよ」
「そうしたら増築するよ」
「さらっと言ってのける……」
殿下がパトロンで、とにかく金はあるのだ。
それに僕とリップルの間に子ども?
とても想像ができない。
お互いそういうのに興味ない感じだものなあ……。
顔を見合わせて苦笑する僕らなのだが、そこに知らせが届く。
アララちゃんがパタパタ走ってきたのだ。
「コゲタの主さーん! リップルさーん! ご主人がいろいろもってきたよー!」
色々!?
つまり、ツーテイカーから何か来たということか!!
冷凍設備とビールに違いない。
カレーを食べた後、道でリップルと行き合ったのである。
「ははは、結婚式で出すメニューがついに完成してね。凄いぞ。乞うご期待」
「君の料理に外れは無いからな……」
「まあ素人ですが」
「ギルボウと比較してるのかい? あれ、私が百年間で見てきた中で最高の料理人だぞ。しかもダントツ一位だ。彼はおかしい。本当にギフト持ちではない?」
「不思議なことに普通の人間らしい」
「そんな馬鹿な。意味が分からない」
二人で首を傾げていると、路行く人々が声を掛けてくるのだ。
「ようお二人さん!」「結婚おめでとう!」「凄いことやるみたいじゃないか!」「国を挙げての結婚式だって!?」「いやあ、もうすぐだろ? 楽しみだよねえ」
どうもどうも、とペコペコするものの、なんでみんなが僕らの式を楽しみにしているのか……。
さっぱり理解できないのだった。
二人で歩きながら、では結婚式に必要な準備は何であろうかという話をした。
「お互いの家に挨拶をするとか……?」
「家? 私の両親は七十年前に二人とも死んでいるし、姉弟も三十年前に最後の一人が逝ってしまったから天涯孤独だが」
「いきなりハードなことを仰る」
「君だって似たようなもんだろう?」
「僕もよく考えたら遺跡の陥没事故で村ごと飲み込まれたんだった。血族どころか顔見知りまで全滅してるなあ……」
「ほらあ」
「ほんとだ。お互い身軽だな……」
一切の準備がいらなかった。
引き出物とかそういうのも全く必要ないようだ。
「じゃあ今後どこで生活するかなんだけど……」
「ああ、それは問題だ!!」
リップルが天を仰いだ。
「お互い、気楽な宿ぐらしだっただろう? あれならベッドメイクもやってくれるし、朝食は出してくれるから本当に助かっていたんだ。だが、一人用の部屋だから自由が利いたとも言える。ベッドの他にちょっとしたスペースしかない部屋だからね」
「リップルそんな狭いところに住んでるのか!!」
「本棚を置いたからもう着替えをちょっとしか置けないぞ。手が届く所に全てがある」
「あー、それに慣れると広いところで暮らせないやつ。仮にも国を救った英雄がそんな暮らしを……!!」
「君だって世界に美食を広めた偉大なる男が、未だに宿の一室で質素に生活してるじゃないか」
「うちはコゲタがいるから……」
「そのコゲタだって半分独り立ちしているだろう?」
「ううーむ!!」
お互い、住居の問題が出てきてしまった!
これは困った。
そして僕らは比較的、生活能力がない。
「……よし、お手伝いさんを雇おう」
「そうしよう」
金で解決するのだ!
完璧だな。
「じゃあ家を買うかあ……」
「おおっ、剛毅だねー。私希望を言ってもいい?」
「いいよいいよ。二人とコゲタの家だし」
「じゃあ、私の部屋は狭くしてほしい。ベッドからなんでも手が届くくらい」
「夫婦なのに別の部屋で寝る気満々じゃん」
「じゃあ一緒の部屋でもいいけど、とにかく狭い部屋がいいな」
「変わった人だなあ……」
その足で、僕らは家を見に行った。
アーランは大陸最大の都だから、あちこちから移住希望者が詰めかけてきている。
その多くは宿や借家で暮らすものなんだが……。
各地の成功者もまた、アーランに住み着いたり別荘を求めてきたりもするのだ。
なので、新居のニーズが常にある。
まあ、新居とは言っても中古の家をリフォームしたものが大半なんだが。
雨と雪くらいしか降らず、災害の少ないアーランでは、中古の家もそこまで傷まない。
なのちょっとリフォームするだけで使い物になる。
「あーっ! 話題のお二人!! も、もしや家をお探しで!? よくぞ手前の店を選んでくださいました! ここに今建てられている最大級のお屋敷が……」
「ごく小さいサイズでいいぞ」
「そうだそうだ。私達は生活能力がないから管理しきれないんだ」
「あっ、さいですか……」
不動産の人がしゅんとなってしまった。
でもとりあえず、お手伝いさんも雇うことだし……ということで家を幾つか見せてもらうことに。
もう、リップルがひたすら家に興味がない。
ずっと「ふーん」という態度なのだ。
こういうタイプの女性は新鮮だなあ。
いや、こういうキャラだってのは知ってたけどさ。
「……ど、どうです?」
恐る恐る聞いてくる不動産の人。
可哀想になってくるな。
僕も別にどこだっていいんだが……。
ここは、コゲタをメインで想像してみよう。
コゲタが喜びそうな住まい……。
家は小さくても走り回れる庭があると良さそうだ。
だとすると。
「ここなんてどうだろう」
「庭がだだっ広くないかい? ああ、そうか、コゲタのためだね? いいんじゃないかな」
リップルがすぐに察して、僕らの新居が決定したのだった。
部屋数はキッチン兼ダイニング兼リビングがあって、風呂とトイレがあり、寝室が一つ。
後は井戸がある。
一人暮らしの学者が、畑を耕しつつ暮らしていた家らしい。
その学者が死んだのでリフォームした上で売りに出された。
ちょうどいいんじゃないだろうか。
「ですがお二人共、ここではお子さんができたら手狭になりますよ」
「そうしたら増築するよ」
「さらっと言ってのける……」
殿下がパトロンで、とにかく金はあるのだ。
それに僕とリップルの間に子ども?
とても想像ができない。
お互いそういうのに興味ない感じだものなあ……。
顔を見合わせて苦笑する僕らなのだが、そこに知らせが届く。
アララちゃんがパタパタ走ってきたのだ。
「コゲタの主さーん! リップルさーん! ご主人がいろいろもってきたよー!」
色々!?
つまり、ツーテイカーから何か来たということか!!
冷凍設備とビールに違いない。
22
あなたにおすすめの小説
転生貴族の移動領地~家族から見捨てられた三子の俺、万能な【スライド】スキルで最強領地とともに旅をする~
名無し
ファンタジー
とある男爵の三子として転生した主人公スラン。美しい海辺の辺境で暮らしていたが、海賊やモンスターを寄せ付けなかった頼りの父が倒れ、意識不明に陥ってしまう。兄姉もまた、スランの得たスキル【スライド】が外れと見るや、彼を見捨ててライバル貴族に寝返る。だが、そこから【スライド】スキルの真価を知ったスランの逆襲が始まるのであった。
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
ボッチになった僕がうっかり寄り道してダンジョンに入った結果
安佐ゆう
ファンタジー
第一の人生で心残りがあった者は、異世界に転生して未練を解消する。
そこは「第二の人生」と呼ばれる世界。
煩わしい人間関係から遠ざかり、のんびり過ごしたいと願う少年コイル。
学校を卒業したのち、とりあえず幼馴染たちとパーティーを組んで冒険者になる。だが、コイルのもつギフトが原因で、幼馴染たちのパーティーから追い出されてしまう。
ボッチになったコイルだったが、これ幸いと本来の目的「のんびり自給自足」を果たすため、町を出るのだった。
ロバのポックルとのんびり二人旅。ゴールと決めた森の傍まで来て、何気なくフラっとダンジョンに立ち寄った。そこでコイルを待つ運命は……
基本的には、ほのぼのです。
設定を間違えなければ、毎日12時、18時、22時に更新の予定です。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる