114 / 337
38・王家のプチ騒乱?
第114話 内戦を突っ切り、パスタを王宮へ届けろ
しおりを挟む
内戦勃発である。
騎士団は第二王子デュオスについた。
これは、騎士団長であるフォーエイブル男爵が、革新派の首魁だったからだ。
なぜ彼が革新派なのか?
「平和が常態化した時代では我ら騎士の地位が下がる。文官どもばかりが出世するようになった国が戦に巻き込まれて戦えると思うか? 私は常に国家は、ある程度の緊張状態に置かれているべきだと考えている」
つまり、文官調子に乗るんじゃないぞと言う話だ。
それに対して第一王子ソロスは文官たちと上位の貴族連中、そして貴族の子弟からなる武装集団、タカ派の団を抱えている。
タカ派の団は高度な訓練を受け、財力に物を言わせた武器を有している。
これに対して、騎士団は数打ちの武装を装備し、地位も低い。
訓練の質は負けてないと思うけどね。
だけど、タカ派の団はとにかく装備があまりにもいい。
ということで、ちょっと押され気味だったわけだ。
その先遣部隊はさっき僕が全滅させたけどね。
「よし、では王城へ凱旋しよう。私は何一つ、後ろ暗いことなどしていないのだ! むしろ、城の皆にもあの素晴らしい料理を味わってもらうとしよう!」
強い、強いぞデュオス殿下。
なんか、ゴールド級冒険者のツインこと、殿下の長男まで普通に加わってるんだが。
あっ、ゴールド級がひとり加わったんなら、タカ派の団終わったな。
「俺と君がいれば百人力だな」
なぜかツインが笑顔で僕の肩を叩いてくる。
「そうじゃな! わらわもおるし、これで三百人力じゃ!」
バルバラ陛下まで!!
「僕は平和を愛するただのシルバー級冒険者なんですが……?」
「ハハハハハナイスジョーク」
こうして僕らの行進がスタートした。
騎士団も大集合し、貴族街の中央あたりでタカ派の団とわあわあ叫び合っている。
これはもう、内戦だ。
アーラン、内戦に突入!!
原因は僕が紹介したカルボナーラ!!
そんな馬鹿なあ。
カルボナーラの乱と呼ぼう……。
「うおおおお! タカ派の団を舐めるなああああ! これが父上の金の力で買い叩いた爆裂火球の杖だ! 喰らえ、下賤な騎士ども! 焼け死ね!!」
あっ、明らかに魔法の杖にしか見えないものを振り回す貴族のボンボンが!
「これは許せないな。俺が行こう」
駆け出すツイン。
彼は腰から短剣を抜いた。
「そんな短い剣で、爆裂火球を止めるつもりか! わはははは、無駄無駄無駄! 放て、爆裂火球ーっ!!」
「ツインーっ!!」
デュオス殿下と奥方が息子の名を呼ぶ。
自力でゴールド級に到達した男だ。
信じてあげて欲しい。
放たれた爆裂火球は、凄まじくでかい炎の玉になって飛来してくる。
だが、ツインはこれに向けて短剣を振った。
「ゴッドスラッシュ!」
短剣の先端からまばゆい輝きが放たれる。
それが火球を両断すると、爆発が後方に向かって発生した。
つまり、タカ派の団に炸裂した火球が降り注いだわけだ。
わあわあ悲鳴を上げて逃げ惑うタカ派の団。
だが、中には肝の据わったやつがいて、やはり魔法の武器らしい手投げ矢を何本も放ってくる。
「ゴッドハリケーン!!」
これを、ツインが輝く刃で長く伸びた短剣を振り回して片っ端から切り落とした。
なんだなんだあの技は!?
「神の加護じゃなあ。あの青年、蛮神バルガイヤーに愛されているわ。短剣を媒介にしているが、その気になれば全身から太陽の刃を生やすことができるじゃろ、あれ。どうなってるんじゃ、この国の冒険者は?」
そこまでやる男だったかあ。
そして、ツインがすべての攻撃を弾いたところで、命知らずの騎士団が雄叫びとともに突っ込んでいく。
手にしているのはサスマタなので、殺す気はないらしい。
死んだら遺恨が残るもんな。
次々に取り押さえられ、ピーカラで作られた催涙弾をばかすかぶつけられるタカ派の団。
勝負ありだ。
「ひっ、ひぇ~!」
完全に震え上がっているのは、店主ギルボウ。
「帰っていい? ダメ? そうかあ……」
「ギルボウがキーパーソンなんだから帰ったら絶対ダメだろ。王族に食べさせるカルボナーラ作るんだから」
「ひぃ~。あんな料理作るんじゃなかったあ」
泣き言を仰る。
こうして妨害を突っ切り、僕らは城へ到着した。
先頭にデュオス殿下。
彼を守るように、光の刃を携えたツイン。
うん、彼がいる限り、デュオス殿下には誰も手出しはできまい。
なお、僕は集団の周りを油で覆って守りながら移動。
バルバラ陛下は奥方の護衛についていたのだ。
この中で一番地位が高いのに。
兵士たちはどうしよう、と顔を見合わせている。
第二王子を止めたほうがいいのか?
それは反逆罪にならないか?
難しい判断だよね。
兵士たちよりも上の立場である騎士たちは、みんな殿下についているし。
ここでデュオス殿下が告げる。
「安心するがいい。私は王位など狙ってはいない。ここには誤解を解きにやって来たのだ……! 私がこうして変わった真の理由を、兄上に伝えねばならぬ! お前たちと争うつもりはない。お前たちは役割を果たしているだけ。誰もお前たちを責めることはないだろう。通してもらえぬか?」
「はっ、ははーっ!!」
溢れ出る威厳!!
殿下、あまりにもキャラが変わりすぎている。
あんなに覇気に満ちた人だったっけ?
カルボナーラを食べながら健康でいるために、身も心も大きくなったと言うのだろうか……!!
兵士たちが道を空け、ついに殿下は城内に戻ってきた。
堂々と道を行くその姿に、兵士たちはどうしたらいいものか迷い、身動きができない。
「デュオス! よくぞおめおめと戻ってこれたものだな! この俺の首を、自らの手で取りに来たか!!」
大きな声がした。
さては、第一王子のソロス……。
そこには、むちっとした太っちょのおじさんがいた。
ソロス王子だ!
そうか。
そうかあ……。
デュオス殿下がシュッとしたイケオジになり、態度も纏うオーラも別物に変わった以上、比べられるよなあ……。
ちょっとソロスの気持ちが分かる僕なのだった。
騎士団は第二王子デュオスについた。
これは、騎士団長であるフォーエイブル男爵が、革新派の首魁だったからだ。
なぜ彼が革新派なのか?
「平和が常態化した時代では我ら騎士の地位が下がる。文官どもばかりが出世するようになった国が戦に巻き込まれて戦えると思うか? 私は常に国家は、ある程度の緊張状態に置かれているべきだと考えている」
つまり、文官調子に乗るんじゃないぞと言う話だ。
それに対して第一王子ソロスは文官たちと上位の貴族連中、そして貴族の子弟からなる武装集団、タカ派の団を抱えている。
タカ派の団は高度な訓練を受け、財力に物を言わせた武器を有している。
これに対して、騎士団は数打ちの武装を装備し、地位も低い。
訓練の質は負けてないと思うけどね。
だけど、タカ派の団はとにかく装備があまりにもいい。
ということで、ちょっと押され気味だったわけだ。
その先遣部隊はさっき僕が全滅させたけどね。
「よし、では王城へ凱旋しよう。私は何一つ、後ろ暗いことなどしていないのだ! むしろ、城の皆にもあの素晴らしい料理を味わってもらうとしよう!」
強い、強いぞデュオス殿下。
なんか、ゴールド級冒険者のツインこと、殿下の長男まで普通に加わってるんだが。
あっ、ゴールド級がひとり加わったんなら、タカ派の団終わったな。
「俺と君がいれば百人力だな」
なぜかツインが笑顔で僕の肩を叩いてくる。
「そうじゃな! わらわもおるし、これで三百人力じゃ!」
バルバラ陛下まで!!
「僕は平和を愛するただのシルバー級冒険者なんですが……?」
「ハハハハハナイスジョーク」
こうして僕らの行進がスタートした。
騎士団も大集合し、貴族街の中央あたりでタカ派の団とわあわあ叫び合っている。
これはもう、内戦だ。
アーラン、内戦に突入!!
原因は僕が紹介したカルボナーラ!!
そんな馬鹿なあ。
カルボナーラの乱と呼ぼう……。
「うおおおお! タカ派の団を舐めるなああああ! これが父上の金の力で買い叩いた爆裂火球の杖だ! 喰らえ、下賤な騎士ども! 焼け死ね!!」
あっ、明らかに魔法の杖にしか見えないものを振り回す貴族のボンボンが!
「これは許せないな。俺が行こう」
駆け出すツイン。
彼は腰から短剣を抜いた。
「そんな短い剣で、爆裂火球を止めるつもりか! わはははは、無駄無駄無駄! 放て、爆裂火球ーっ!!」
「ツインーっ!!」
デュオス殿下と奥方が息子の名を呼ぶ。
自力でゴールド級に到達した男だ。
信じてあげて欲しい。
放たれた爆裂火球は、凄まじくでかい炎の玉になって飛来してくる。
だが、ツインはこれに向けて短剣を振った。
「ゴッドスラッシュ!」
短剣の先端からまばゆい輝きが放たれる。
それが火球を両断すると、爆発が後方に向かって発生した。
つまり、タカ派の団に炸裂した火球が降り注いだわけだ。
わあわあ悲鳴を上げて逃げ惑うタカ派の団。
だが、中には肝の据わったやつがいて、やはり魔法の武器らしい手投げ矢を何本も放ってくる。
「ゴッドハリケーン!!」
これを、ツインが輝く刃で長く伸びた短剣を振り回して片っ端から切り落とした。
なんだなんだあの技は!?
「神の加護じゃなあ。あの青年、蛮神バルガイヤーに愛されているわ。短剣を媒介にしているが、その気になれば全身から太陽の刃を生やすことができるじゃろ、あれ。どうなってるんじゃ、この国の冒険者は?」
そこまでやる男だったかあ。
そして、ツインがすべての攻撃を弾いたところで、命知らずの騎士団が雄叫びとともに突っ込んでいく。
手にしているのはサスマタなので、殺す気はないらしい。
死んだら遺恨が残るもんな。
次々に取り押さえられ、ピーカラで作られた催涙弾をばかすかぶつけられるタカ派の団。
勝負ありだ。
「ひっ、ひぇ~!」
完全に震え上がっているのは、店主ギルボウ。
「帰っていい? ダメ? そうかあ……」
「ギルボウがキーパーソンなんだから帰ったら絶対ダメだろ。王族に食べさせるカルボナーラ作るんだから」
「ひぃ~。あんな料理作るんじゃなかったあ」
泣き言を仰る。
こうして妨害を突っ切り、僕らは城へ到着した。
先頭にデュオス殿下。
彼を守るように、光の刃を携えたツイン。
うん、彼がいる限り、デュオス殿下には誰も手出しはできまい。
なお、僕は集団の周りを油で覆って守りながら移動。
バルバラ陛下は奥方の護衛についていたのだ。
この中で一番地位が高いのに。
兵士たちはどうしよう、と顔を見合わせている。
第二王子を止めたほうがいいのか?
それは反逆罪にならないか?
難しい判断だよね。
兵士たちよりも上の立場である騎士たちは、みんな殿下についているし。
ここでデュオス殿下が告げる。
「安心するがいい。私は王位など狙ってはいない。ここには誤解を解きにやって来たのだ……! 私がこうして変わった真の理由を、兄上に伝えねばならぬ! お前たちと争うつもりはない。お前たちは役割を果たしているだけ。誰もお前たちを責めることはないだろう。通してもらえぬか?」
「はっ、ははーっ!!」
溢れ出る威厳!!
殿下、あまりにもキャラが変わりすぎている。
あんなに覇気に満ちた人だったっけ?
カルボナーラを食べながら健康でいるために、身も心も大きくなったと言うのだろうか……!!
兵士たちが道を空け、ついに殿下は城内に戻ってきた。
堂々と道を行くその姿に、兵士たちはどうしたらいいものか迷い、身動きができない。
「デュオス! よくぞおめおめと戻ってこれたものだな! この俺の首を、自らの手で取りに来たか!!」
大きな声がした。
さては、第一王子のソロス……。
そこには、むちっとした太っちょのおじさんがいた。
ソロス王子だ!
そうか。
そうかあ……。
デュオス殿下がシュッとしたイケオジになり、態度も纏うオーラも別物に変わった以上、比べられるよなあ……。
ちょっとソロスの気持ちが分かる僕なのだった。
33
お気に入りに追加
89
あなたにおすすめの小説

おっさん付与術師の冒険指導 ~パーティーを追放された俺は、ギルドに頼まれて新米冒険者のアドバイザーをすることになりました~
日之影ソラ
ファンタジー
十年前――
世界は平和だった。
多くの種族が助け合いながら街を、国を造り上げ、繁栄を築いていた。
誰もが思っただろう。
心地良いひと時が、永遠に続けばいいと。
何の根拠もなく、続いてくれるのだろうと……
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
付与術師としてパーティーに貢献していたシオン。
十年以上冒険者を続けているベテランの彼も、今年で三十歳を迎える。
そんなある日、リーダーのロイから突然のクビを言い渡されてしまう。
「シオンさん、悪いんだけどあんたは今日でクビだ」
「クビ?」
「ああ。もう俺たちにあんたみたいなおっさんは必要ない」
めちゃくちゃな理由でクビになってしまったシオンだが、これが初めてというわけではなかった。
彼は新たな雇い先を探して、旧友であるギルドマスターの元を尋ねる。
そこでシオンは、新米冒険者のアドバイザーにならないかと提案されるのだった。
一方、彼を失ったパーティーは、以前のように猛威を振るえなくなっていた。
順風満帆に見えた日々も、いつしか陰りが見えて……

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。

元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる