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スローライフよ永遠に!編
第126話 しびれを切らして出てきたな
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サボテンモンスターを捕まえ、柵の中に放つ。
じょうろで水をやると、翌日にはサボテンモンスターの赤ちゃんが隣に出現しているのである。
サボテン牧場が始まった。
まるごと食べてしまうと、サボテンモンスターがいなくなってしまう。
そこで、水をやると増えるサボテンの株を食材にすることとなった。
『ふんふん、あんたらも安全なところで水をもらえるから、ウィンウィンなわけね』
キャロルが植物語の通訳を行っている。
これはどうやら、サボテンモンスターと分かり合ってしまったようだ。
眷属たちがじょうろを持って走っていき、サボテンに水をやる。花に水をやる。木に水をやる。
増えるサボテン、増える花、実る果実。
果実は食べてもいいんだが、そのまま植えて水やりをすると、木の芽が出ることが分かった。
これで樹木も増やす。
振り返ると、俺が快適に過ごせるくらいの自然環境になったオアシスがどこまでも広がっている。
前方は砂漠。
そろそろ、かなりの範囲を侵食した頃合いであろう。
思えば、砂漠で一ヶ月くらい過ごしている気がする。
俺もすっかり日焼けした……日焼け……?
全く外見が変わっていないのだが?
「あれか。俺はスローライフゲームのアバターみたいなボディになっているんだな……」
しかも外見に一切手を加えてないやつだ。
タマル流スローライフとは、己に手をかけるのではなく、世界に手をかけて変えていくものなり……!
『あ、タマル様、なんか来ますぞ』
「眷属?」
『多分、魔王本人ですぞ』
ラムザーがそれに気付いたようで教えてくれた。
遠くから、砂嵐を纏いながら巨人がやって来るではないか。
いつだったか、蜃気楼のビジョンで見た甲冑姿の異形だ。
『ようやくいた!!』
奴は俺を見ると、指差しながら叫んだ。
「もしかして探してた?」
『当たり前だ! こんな信じられない規模のオアシスで我が砂漠を包み込みおって! 既にわしが展開した砂漠の半分がオアシスによって食い荒らされているのだ!! こんな暴虐が許されるのか!!』
「めちゃくちゃ怒ってる」
『オー、テリブルテリブルでーす』
『そこの雪だるま! わしの言葉を適当に流しながら周りの木に水をやるなー!!』
「フランクリンも大概度胸があるからな。それであんたはあれか。俺のスローライフに挑みに来たんだな?」
『うるさい! 話の主導権を握ろうとするな! これ以上眷属を差し向けても埒が明かん! ここで潰してくれる!』
「話をする気がないタイプだ! 俺にペースを掴ませないつもりだな! よし、作戦会議ー」
俺はアイテムボックスから、家具一式を取り出して壁として並べた。
魔王キナッコーが、猛烈な勢いで砂嵐を起こして攻撃してくる。
これを家具が食い止める。
その影で、俺は仲間たちを集めるのである。
「一応、あんなでも神だからな。真正面からゲットができない。どうするかだが……」
『困った時は神に頼るといいのではないですかな? はい、インカム』
「ラムザーの言う通りだ! そうしようそうしよう。ハイドラさーん」
『はいはい。ハイドラです。キナッコーがそちらに出現したのは確認しました。あちらももう、余裕がないみたいですね』
「そうなの?」
『そうなんです。ゴッドモジュールに図を送りましたので御覧ください』
馬車に戻り、ゴッドモジュールからメールを受け取った。
それは衛星写真みたいなものである。
ヘルズテーブルがある星の三割くらいを砂漠が覆っているのだが、よく見たら砂漠の周りの大部分が緑に覆われている。
『そちらにあるのが、タマルさんたちが広げたオアシスですね』
「砂漠が4でオアシスが6じゃん」
『しかも砂漠の広がりが止まっています。つまり、じわじわオアシスに飲まれるのを待つばかりになっているんですね。これはどういうことかと言いますと、ヌキチータさんが分析したのですけど』
「あいつ、見ないと思ってたら裏方に回ってたのか」
『暇な時はフリーゲームしてますね』
「堕落してる」
『お話は戻りますけれど、タマルさんが砂漠を侵食し、眷属を次々に寝返らせているお陰で、キナッコーは信仰エネルギーを失っています』
突然新しい用語が出てきた。
だが、これはどうやらこの世界でもずっと存在していたものらしい。
創造神は自らの信者の殆どを失い、今はただのシーツおばけになった。
兄弟神は信者の核たる魔人侯を失うと、存在があやふやになるほど弱体化する。
同じことである。
ヘルズテーブルに降りた時点で、キナッコーはこの世界の法則に縛られたのだな。
で、俺が次々にあいつの眷属を寝返らせたので弱体化した。
慌てて俺をやっつけに来たわけだ。
目の前に画面が表示され、そこに信仰ゲージなる謎のメーターが出た。
おお、俺が青でキナッコーが赤のメーターな。
最初はキナッコーが100%だったが、時間が経過すると俺がぐんぐん伸びて、ついに一昨日辺りで逆転した。
『これの裏を返しますと、タマルさんはこの星で最大数の信者を持つ神であるとも言えるわけです』
「あ、なーるほど」
『どうです? 新しいレシピとか閃きそうじゃないですか?』
「言われてみれば……」
『アーウチ!』
フランクリンが横に転がってきた。
なんだなんだ。
『オー、タマルさん、キナッコーの武器が飛んで来ましたー』
「ほうほう、なんか槍の穂先みたいなのじゃないか。どれどれ……?」
巨大な穂先を、俺が手にした瞬間だ。
『新しいレシピが生まれた!』
▶DIYレシピ
※ゴッドキャプチャー
素材:神の武器+オリハルコン+虫取り網
「こ……これはーっ!」
本来、全ての生物種をゲットしなければ手に入らないはずだったオリハルコンの虫取り網が、俺がたくさんの信仰を得たお陰でショートカットで手に入るようになったらしい。
反撃開始だな!
じょうろで水をやると、翌日にはサボテンモンスターの赤ちゃんが隣に出現しているのである。
サボテン牧場が始まった。
まるごと食べてしまうと、サボテンモンスターがいなくなってしまう。
そこで、水をやると増えるサボテンの株を食材にすることとなった。
『ふんふん、あんたらも安全なところで水をもらえるから、ウィンウィンなわけね』
キャロルが植物語の通訳を行っている。
これはどうやら、サボテンモンスターと分かり合ってしまったようだ。
眷属たちがじょうろを持って走っていき、サボテンに水をやる。花に水をやる。木に水をやる。
増えるサボテン、増える花、実る果実。
果実は食べてもいいんだが、そのまま植えて水やりをすると、木の芽が出ることが分かった。
これで樹木も増やす。
振り返ると、俺が快適に過ごせるくらいの自然環境になったオアシスがどこまでも広がっている。
前方は砂漠。
そろそろ、かなりの範囲を侵食した頃合いであろう。
思えば、砂漠で一ヶ月くらい過ごしている気がする。
俺もすっかり日焼けした……日焼け……?
全く外見が変わっていないのだが?
「あれか。俺はスローライフゲームのアバターみたいなボディになっているんだな……」
しかも外見に一切手を加えてないやつだ。
タマル流スローライフとは、己に手をかけるのではなく、世界に手をかけて変えていくものなり……!
『あ、タマル様、なんか来ますぞ』
「眷属?」
『多分、魔王本人ですぞ』
ラムザーがそれに気付いたようで教えてくれた。
遠くから、砂嵐を纏いながら巨人がやって来るではないか。
いつだったか、蜃気楼のビジョンで見た甲冑姿の異形だ。
『ようやくいた!!』
奴は俺を見ると、指差しながら叫んだ。
「もしかして探してた?」
『当たり前だ! こんな信じられない規模のオアシスで我が砂漠を包み込みおって! 既にわしが展開した砂漠の半分がオアシスによって食い荒らされているのだ!! こんな暴虐が許されるのか!!』
「めちゃくちゃ怒ってる」
『オー、テリブルテリブルでーす』
『そこの雪だるま! わしの言葉を適当に流しながら周りの木に水をやるなー!!』
「フランクリンも大概度胸があるからな。それであんたはあれか。俺のスローライフに挑みに来たんだな?」
『うるさい! 話の主導権を握ろうとするな! これ以上眷属を差し向けても埒が明かん! ここで潰してくれる!』
「話をする気がないタイプだ! 俺にペースを掴ませないつもりだな! よし、作戦会議ー」
俺はアイテムボックスから、家具一式を取り出して壁として並べた。
魔王キナッコーが、猛烈な勢いで砂嵐を起こして攻撃してくる。
これを家具が食い止める。
その影で、俺は仲間たちを集めるのである。
「一応、あんなでも神だからな。真正面からゲットができない。どうするかだが……」
『困った時は神に頼るといいのではないですかな? はい、インカム』
「ラムザーの言う通りだ! そうしようそうしよう。ハイドラさーん」
『はいはい。ハイドラです。キナッコーがそちらに出現したのは確認しました。あちらももう、余裕がないみたいですね』
「そうなの?」
『そうなんです。ゴッドモジュールに図を送りましたので御覧ください』
馬車に戻り、ゴッドモジュールからメールを受け取った。
それは衛星写真みたいなものである。
ヘルズテーブルがある星の三割くらいを砂漠が覆っているのだが、よく見たら砂漠の周りの大部分が緑に覆われている。
『そちらにあるのが、タマルさんたちが広げたオアシスですね』
「砂漠が4でオアシスが6じゃん」
『しかも砂漠の広がりが止まっています。つまり、じわじわオアシスに飲まれるのを待つばかりになっているんですね。これはどういうことかと言いますと、ヌキチータさんが分析したのですけど』
「あいつ、見ないと思ってたら裏方に回ってたのか」
『暇な時はフリーゲームしてますね』
「堕落してる」
『お話は戻りますけれど、タマルさんが砂漠を侵食し、眷属を次々に寝返らせているお陰で、キナッコーは信仰エネルギーを失っています』
突然新しい用語が出てきた。
だが、これはどうやらこの世界でもずっと存在していたものらしい。
創造神は自らの信者の殆どを失い、今はただのシーツおばけになった。
兄弟神は信者の核たる魔人侯を失うと、存在があやふやになるほど弱体化する。
同じことである。
ヘルズテーブルに降りた時点で、キナッコーはこの世界の法則に縛られたのだな。
で、俺が次々にあいつの眷属を寝返らせたので弱体化した。
慌てて俺をやっつけに来たわけだ。
目の前に画面が表示され、そこに信仰ゲージなる謎のメーターが出た。
おお、俺が青でキナッコーが赤のメーターな。
最初はキナッコーが100%だったが、時間が経過すると俺がぐんぐん伸びて、ついに一昨日辺りで逆転した。
『これの裏を返しますと、タマルさんはこの星で最大数の信者を持つ神であるとも言えるわけです』
「あ、なーるほど」
『どうです? 新しいレシピとか閃きそうじゃないですか?』
「言われてみれば……」
『アーウチ!』
フランクリンが横に転がってきた。
なんだなんだ。
『オー、タマルさん、キナッコーの武器が飛んで来ましたー』
「ほうほう、なんか槍の穂先みたいなのじゃないか。どれどれ……?」
巨大な穂先を、俺が手にした瞬間だ。
『新しいレシピが生まれた!』
▶DIYレシピ
※ゴッドキャプチャー
素材:神の武器+オリハルコン+虫取り網
「こ……これはーっ!」
本来、全ての生物種をゲットしなければ手に入らないはずだったオリハルコンの虫取り網が、俺がたくさんの信仰を得たお陰でショートカットで手に入るようになったらしい。
反撃開始だな!
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