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第五部:伝説編
175・英雄神大暴れ
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『いでよ、我が軍団! 何千年も待たせたな!』
メイオーが大地を踏みしめると、奴の周りの空間が次々と裂ける。
現れたのは、まずは巨人や獣人と言った、人型モンスターの大群だ。
「よーし、オクタマ戦団、アターック!」
俺が号令をかけると、仲間たちが駆け出した。
オクタマ戦団とモンスターの軍勢が激突する。
個人戦力では圧倒的にこちらが上なので、敵のモンスター達は次々に蹴散らされていく。
シュウスケとマナミが、ユニゾンしながら敵陣の中を駆け抜けた。
4つの属性の魔剣が二人の手を渡り、炎に氷に稲妻に風を吹き荒らしながら、モンスターを蹂躙する。
強い強い。
だが、彼らの前に立ち塞がる巨大な敵が一体。
『もがーっ!!』
おおっ、山巨人!!
こいつは強いのだ。
シュウスケとマナミが躍り掛かるが、岩石の塊みたいに強靭な山巨人の肌には、なかなかダメージが通らない。
こいつはめちゃくちゃタフなのだ。
HPが高いんだな。
『ああ、こういうのは俺が専門だ。俺はな、HPとか関係ねえんだよ』
苦戦する二人を割って、英雄神コールが進み出る。
『もがあーっ!!』
山巨人が拳を振り下ろしてくる。
だが、コールはそこに向けて、首から吊るしていたボールみたいなのを投げつけた。
爆発!
山巨人の手が吹っ飛ぶ。
『もがあ!?』
『手榴弾だ! お次はこいつだ!』
パンツァファウストを構えて、ぶっ放す。
山巨人の片足が爆散した。
岩石でできた山巨人が倒れ込んでくる。
これを最小限の動きで回避しながら、コールは拳銃を抜いた。
山巨人の耳に銃口を突っ込んで、連射する。
『ウグワーッ!!』
山巨人の頭が爆発した。
おお、すげえすげえ!
あのタフな山巨人を一蹴しやがった!
コールと戦うと、相手はあいつのステージに引きずり込まれるみたいだな。
HP関係なく、死ぬ攻撃をされたから死ぬ、となる。
なーるほど、タイプが違う強さだ。
文字通り、世界とはシステムが違う。
これを見て、メイオーが大笑いした。
『相変わらずだな、コール! だが、あまりにも前と同じ過ぎやしないか?』
『うるせえ。俺はもう能力値がカンストしてんだよ。これ以上伸びしろがねえの。だから後輩くんと一緒に戦ってるんじゃねえか……よっと!』
メイオーに答えながら、無造作に手榴弾を投げつけるコール。
俺の目は、あいつの足が下からも手榴弾を蹴り飛ばしているのを見逃してないぞ。
これは、メイオーの使い魔であるシン・コイーワとキー・ジョージが立ちふさがり、防御した。
だが、奴らにもダメージを与えているようだな。
『コールを止めろ! やつは一度、我々を封印したことがある男だ! 英雄神を止めろっ!!』
キー・ジョージが叫ぶ。
なんだなんだ。
模擬戦ではイクサに勝てなかったはずなのに、異常に警戒されているな。
ちなみにイクサは、迫りくるモンスターの群れを次々に薙ぎ倒しているところだ。
向かうところ敵なしだが、あいつの場合は強力な単体を相手にした時の方が強いからな。
雑魚で足止めは効果的と言えるな。
むしろ雑魚散らしは……。
「オクノ氏。僕の一存でオクタマ戦団を配置していいかな?」
「頼むぜタカフミ」
「引き受けた! タクティカルに行くぞぉ。タクティカルアイ! タクティカルコントロール! 配置変更、イクサ、ミッタク!」
すると、イクサが巨人達の只中に。
ミッタクがモンスターの群れの中に。
二人の場所が入れ替わった。
「なるほど! 雑魚がたくさんならやりやすいぜ!」
ミッタクが斧を振りかぶり、回転を始める。
「トルネードスピン!!」
「でかぶつの方がやりがいがある。地擦り残月!!」
イクサは一瞬で、眼前の巨人を両断してのける。
「配置変更! オルカ、グルムル、ジェーダイ!」
おじさんチームが、コールの背後に移動する。
「おおっ!? つまり、俺らでこいつを援護だな!」
「心得ました」
「防御は任せるのである! 行け、コール!」
『おうよーっ!!』
四人の相手は、神官キー・ジョージ。
元はキメラだったというこの男、肩から山羊の頭と龍の頭を生やし、自らの頭部は獅子になる。
『愚か者めーっ!! メイオー様に近づけると思うてかーっ!!』
龍の頭から炎のブレスが飛び、山羊の頭が邪の呪法を使う。
襲い来る攻撃にコールは、
『俺の防御は、HPで受け止めることだ!』
「だと思ったのである。任せるのである!!」
前に飛び出したジェーダイに防御はお任せだ。
ビームサーベルが唸りを上げ、炎を切り裂き、呪法を叩き落とす。
「我の守りの技も、捨てたものではないな!」
「うーし、援護行くぜ、グルムル!」
「了解です。ミヅチ!」
グルムルが槍から、水の呪法技を放つ。
遠距離攻撃が可能な、蛇の形をした刺突だ。
これに合わせて、オルカは集中射撃。
『ええい、小癪なあっ!! レオ・バースト!!』
キー・ジョージは降り注ぐ攻撃の雨の中で吠えた。
その咆哮が、衝撃波になって襲いかかる。
「ぬおおーっ!?」
流石にこれはジェーダイも防ぎきれない。
あちこちに傷を負いながら、後退する。
『サンキュー。メインの頭が攻撃に加わったってことは、あいつはいっぱいいっぱいだ。俺が決めるチャンスってわけだな!』
ジェーダイの肩越しに、ぬっと飛び出したのはバズーカ砲である。
『一瞬だけ防御を止めてくれ!』
「心得た」
ジェーダイは、即座に英雄神コールを信じた。
防御技が止まり、衝撃波が彼らをもろに襲う……!
『手榴弾の爆発で一瞬相殺っと!』
放り投げられた手榴弾が炸裂し、衝撃波を和らげる。
そこに、片手でホールドされたバズーカがぶっ放された。
放たれたロケット弾は、衝撃波の中をぶち抜いた。
キー・ジョージの開け放たれた口に突き刺さり、爆発を起こす。
『ウグワーッ!!』
神官キー・ジョージは断末魔を叫ぶと、上半身を消失させてぶっ倒れた。
『いよっし!』
やるなあー!
あらゆる状況に対応して、敵をぶっ倒すことだけに全力で集中するスタイル。
やっぱり強いぞ、コール。
そして向こう側では、日向・フロントコンビと、巨大な魚の化け物になったシン・コイーワが戦っていた。
「行くぞマキ!」
「うん!」
「ダブルレイダー=インパクトぉっ!!」
二人が息を合わせて突っ込む。
これは、真っ向からの同時正拳突きだ。
突進してきていたシン・コイーワが鼻っ面を殴り飛ばされて、跳ね上がる。
おうおう、活躍してくれてるじゃないの。
そろそろ俺が前に行ってもいいかな。
「フタマタ! カリナ! ラムハ! アミラ!」
仲間達を呼ぶ。
この五人で、向かうはメイオーのもと。
闘神は腕組みしながら、満足げにこの乱戦を眺めている。
あいつにとってはさぞや楽しい光景なのだろう。
そしてすぐに、俺に気付いた。
『来たか、オクノ。そろそろオレも殴り合いたくて仕方なくなってたんだ』
「ほんとに野蛮な奴だなあ……。俺は平和主義者ぞ?」
『またまた』
軽口を叩き合いながら、俺とメイオーは歩む足を早めていく。
背後から、仲間たちの支援が飛ぶ。
メイオーはこれを受け止め、跳ね除けながら、徐々にその体を前傾姿勢に変えていった。
走り出す。
俺もまた、走り出している。
『ようやく! ようやくやり合えるぞ、オクノォォォォォッ!!』
「俺はやりたくなかったんだけどなぁぁぁぁぁぁ!!」
俺とメイオーの拳が握りしめられ、そして戦場のど真ん中でぶつかり合う!
いや、交差して互いの顔面に突き刺さった!
クロスカウンターだ!
その直後、ぶっ飛ばされたのは俺だった。
「うおわーっ!? と、とんでもない馬鹿力だな!」
「わおん!」
跳び上がったフタマタが俺をキャッチする。
対するメイオーは笑っていた。
『いやいや、大したもんだぜ。見ろよ』
メイオーの足の前に、二本の大地を削った線が生まれている。
俺のパンチであいつも下がったって訳か。
通用している。
『挨拶はここまでにしようや。オレは、部下にまかせてふんぞり返ってるのは性に合わないのだ。お前だってそうだろう?』
「悔しいがそこは意見が一致するな。だが、俺は仲間の力を借りるぞ」
『そう、それがお前のオリジナルだ。ただ一人で完成しているオレとは違う、お前のな!』
なんでこいつ、こんなに嬉しそうなんだろうな。
いや、なんか分かる気がするぞ。
『多摩川奥野。行くぞ! 来いよ! 最高の戦いにしよう! ついでに、世界の命運も賭けちまっていい! 俺が勝ったら、漏れなくこの世界を戦乱の底に叩き落とすと約束しよう!!』
「うわあ、絶対負けられないやつじゃねえか! ホントぶれねえな……!!」
てなわけで、俺達のパーティとメイオーの正面衝突、行くぞ……!
メイオーが大地を踏みしめると、奴の周りの空間が次々と裂ける。
現れたのは、まずは巨人や獣人と言った、人型モンスターの大群だ。
「よーし、オクタマ戦団、アターック!」
俺が号令をかけると、仲間たちが駆け出した。
オクタマ戦団とモンスターの軍勢が激突する。
個人戦力では圧倒的にこちらが上なので、敵のモンスター達は次々に蹴散らされていく。
シュウスケとマナミが、ユニゾンしながら敵陣の中を駆け抜けた。
4つの属性の魔剣が二人の手を渡り、炎に氷に稲妻に風を吹き荒らしながら、モンスターを蹂躙する。
強い強い。
だが、彼らの前に立ち塞がる巨大な敵が一体。
『もがーっ!!』
おおっ、山巨人!!
こいつは強いのだ。
シュウスケとマナミが躍り掛かるが、岩石の塊みたいに強靭な山巨人の肌には、なかなかダメージが通らない。
こいつはめちゃくちゃタフなのだ。
HPが高いんだな。
『ああ、こういうのは俺が専門だ。俺はな、HPとか関係ねえんだよ』
苦戦する二人を割って、英雄神コールが進み出る。
『もがあーっ!!』
山巨人が拳を振り下ろしてくる。
だが、コールはそこに向けて、首から吊るしていたボールみたいなのを投げつけた。
爆発!
山巨人の手が吹っ飛ぶ。
『もがあ!?』
『手榴弾だ! お次はこいつだ!』
パンツァファウストを構えて、ぶっ放す。
山巨人の片足が爆散した。
岩石でできた山巨人が倒れ込んでくる。
これを最小限の動きで回避しながら、コールは拳銃を抜いた。
山巨人の耳に銃口を突っ込んで、連射する。
『ウグワーッ!!』
山巨人の頭が爆発した。
おお、すげえすげえ!
あのタフな山巨人を一蹴しやがった!
コールと戦うと、相手はあいつのステージに引きずり込まれるみたいだな。
HP関係なく、死ぬ攻撃をされたから死ぬ、となる。
なーるほど、タイプが違う強さだ。
文字通り、世界とはシステムが違う。
これを見て、メイオーが大笑いした。
『相変わらずだな、コール! だが、あまりにも前と同じ過ぎやしないか?』
『うるせえ。俺はもう能力値がカンストしてんだよ。これ以上伸びしろがねえの。だから後輩くんと一緒に戦ってるんじゃねえか……よっと!』
メイオーに答えながら、無造作に手榴弾を投げつけるコール。
俺の目は、あいつの足が下からも手榴弾を蹴り飛ばしているのを見逃してないぞ。
これは、メイオーの使い魔であるシン・コイーワとキー・ジョージが立ちふさがり、防御した。
だが、奴らにもダメージを与えているようだな。
『コールを止めろ! やつは一度、我々を封印したことがある男だ! 英雄神を止めろっ!!』
キー・ジョージが叫ぶ。
なんだなんだ。
模擬戦ではイクサに勝てなかったはずなのに、異常に警戒されているな。
ちなみにイクサは、迫りくるモンスターの群れを次々に薙ぎ倒しているところだ。
向かうところ敵なしだが、あいつの場合は強力な単体を相手にした時の方が強いからな。
雑魚で足止めは効果的と言えるな。
むしろ雑魚散らしは……。
「オクノ氏。僕の一存でオクタマ戦団を配置していいかな?」
「頼むぜタカフミ」
「引き受けた! タクティカルに行くぞぉ。タクティカルアイ! タクティカルコントロール! 配置変更、イクサ、ミッタク!」
すると、イクサが巨人達の只中に。
ミッタクがモンスターの群れの中に。
二人の場所が入れ替わった。
「なるほど! 雑魚がたくさんならやりやすいぜ!」
ミッタクが斧を振りかぶり、回転を始める。
「トルネードスピン!!」
「でかぶつの方がやりがいがある。地擦り残月!!」
イクサは一瞬で、眼前の巨人を両断してのける。
「配置変更! オルカ、グルムル、ジェーダイ!」
おじさんチームが、コールの背後に移動する。
「おおっ!? つまり、俺らでこいつを援護だな!」
「心得ました」
「防御は任せるのである! 行け、コール!」
『おうよーっ!!』
四人の相手は、神官キー・ジョージ。
元はキメラだったというこの男、肩から山羊の頭と龍の頭を生やし、自らの頭部は獅子になる。
『愚か者めーっ!! メイオー様に近づけると思うてかーっ!!』
龍の頭から炎のブレスが飛び、山羊の頭が邪の呪法を使う。
襲い来る攻撃にコールは、
『俺の防御は、HPで受け止めることだ!』
「だと思ったのである。任せるのである!!」
前に飛び出したジェーダイに防御はお任せだ。
ビームサーベルが唸りを上げ、炎を切り裂き、呪法を叩き落とす。
「我の守りの技も、捨てたものではないな!」
「うーし、援護行くぜ、グルムル!」
「了解です。ミヅチ!」
グルムルが槍から、水の呪法技を放つ。
遠距離攻撃が可能な、蛇の形をした刺突だ。
これに合わせて、オルカは集中射撃。
『ええい、小癪なあっ!! レオ・バースト!!』
キー・ジョージは降り注ぐ攻撃の雨の中で吠えた。
その咆哮が、衝撃波になって襲いかかる。
「ぬおおーっ!?」
流石にこれはジェーダイも防ぎきれない。
あちこちに傷を負いながら、後退する。
『サンキュー。メインの頭が攻撃に加わったってことは、あいつはいっぱいいっぱいだ。俺が決めるチャンスってわけだな!』
ジェーダイの肩越しに、ぬっと飛び出したのはバズーカ砲である。
『一瞬だけ防御を止めてくれ!』
「心得た」
ジェーダイは、即座に英雄神コールを信じた。
防御技が止まり、衝撃波が彼らをもろに襲う……!
『手榴弾の爆発で一瞬相殺っと!』
放り投げられた手榴弾が炸裂し、衝撃波を和らげる。
そこに、片手でホールドされたバズーカがぶっ放された。
放たれたロケット弾は、衝撃波の中をぶち抜いた。
キー・ジョージの開け放たれた口に突き刺さり、爆発を起こす。
『ウグワーッ!!』
神官キー・ジョージは断末魔を叫ぶと、上半身を消失させてぶっ倒れた。
『いよっし!』
やるなあー!
あらゆる状況に対応して、敵をぶっ倒すことだけに全力で集中するスタイル。
やっぱり強いぞ、コール。
そして向こう側では、日向・フロントコンビと、巨大な魚の化け物になったシン・コイーワが戦っていた。
「行くぞマキ!」
「うん!」
「ダブルレイダー=インパクトぉっ!!」
二人が息を合わせて突っ込む。
これは、真っ向からの同時正拳突きだ。
突進してきていたシン・コイーワが鼻っ面を殴り飛ばされて、跳ね上がる。
おうおう、活躍してくれてるじゃないの。
そろそろ俺が前に行ってもいいかな。
「フタマタ! カリナ! ラムハ! アミラ!」
仲間達を呼ぶ。
この五人で、向かうはメイオーのもと。
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あいつにとってはさぞや楽しい光景なのだろう。
そしてすぐに、俺に気付いた。
『来たか、オクノ。そろそろオレも殴り合いたくて仕方なくなってたんだ』
「ほんとに野蛮な奴だなあ……。俺は平和主義者ぞ?」
『またまた』
軽口を叩き合いながら、俺とメイオーは歩む足を早めていく。
背後から、仲間たちの支援が飛ぶ。
メイオーはこれを受け止め、跳ね除けながら、徐々にその体を前傾姿勢に変えていった。
走り出す。
俺もまた、走り出している。
『ようやく! ようやくやり合えるぞ、オクノォォォォォッ!!』
「俺はやりたくなかったんだけどなぁぁぁぁぁぁ!!」
俺とメイオーの拳が握りしめられ、そして戦場のど真ん中でぶつかり合う!
いや、交差して互いの顔面に突き刺さった!
クロスカウンターだ!
その直後、ぶっ飛ばされたのは俺だった。
「うおわーっ!? と、とんでもない馬鹿力だな!」
「わおん!」
跳び上がったフタマタが俺をキャッチする。
対するメイオーは笑っていた。
『いやいや、大したもんだぜ。見ろよ』
メイオーの足の前に、二本の大地を削った線が生まれている。
俺のパンチであいつも下がったって訳か。
通用している。
『挨拶はここまでにしようや。オレは、部下にまかせてふんぞり返ってるのは性に合わないのだ。お前だってそうだろう?』
「悔しいがそこは意見が一致するな。だが、俺は仲間の力を借りるぞ」
『そう、それがお前のオリジナルだ。ただ一人で完成しているオレとは違う、お前のな!』
なんでこいつ、こんなに嬉しそうなんだろうな。
いや、なんか分かる気がするぞ。
『多摩川奥野。行くぞ! 来いよ! 最高の戦いにしよう! ついでに、世界の命運も賭けちまっていい! 俺が勝ったら、漏れなくこの世界を戦乱の底に叩き落とすと約束しよう!!』
「うわあ、絶対負けられないやつじゃねえか! ホントぶれねえな……!!」
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