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第一部:始動編
25・幕間・呪法師の企み
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「やれやれ、とんでもない状況だったのう。しかしあのはぐれ者、イクサヴァータを味方につけおったか。ユート王国を飛び出した跳ね返りとは言え、あれは英雄コールの再来と言われる傑物じゃ。これはまずいことになってきたのじゃ」
呪法師“高みの”シーマは考える。
彼女が望むのは、主の復活。
そして、再びコールのような存在が主に害を成さぬよう、英雄の芽を詰んで回ること。
今、彼女が召喚した勇者たちは、その役割を十全に果たしていた。
セブト帝国全土に勇者たちは広がり、帝国に抗おうとする者、人の次元を逸脱した実力を発揮する者を次々に狩り出していた。
勇者たちとしては、正義の行いをしているつもりである。
「いやはや、やはり、異世界から召喚した若者に限るのじゃ。操りやすくて助かるわ」
幼い少女を思わせる顔貌に、愉悦の笑みを浮かべるシーマ。
「シーマさん! ありがとうございます!」
噂をすれば、勇者の少女たちと遭遇した。
ここは帝国の宮殿。
勇者たちに与えられた住まいである。
シーマもまた、ここに住んでいた。
「なんのなんの。おお、切られたところも塞がったようじゃ。何よりなのじゃ」
呪法師は微笑む。
眼前にいる少女、ツーテールの西府アオイは、イクサの烈空斬によって一撃で両断された。
縦に断たれた者が生きているわけがない。
だが、これを復活させたのが呪法師シーマなのである。
アオイと、友人である少女たちは何度も礼の言葉を言い、頭を下げた。
そのアオイの体を、シーマにしか見えないもやのようなものが包んでいた。
邪の呪法、『死者変性』の力である。
正確には、西府アオイは既に人間ではない。
自由意志を持っているように見えても、それはシーマが意図したとおりに振る舞うだけの人形なのだ。
そしてその肉体は、人間ではなく魔の者となっている。
(思わぬところで手駒が手に入った。じゃが、あの勇者、五花めはこの者たちを所有することに執着しておるのじゃ。あやつの目を盗んで手駒を増やすのは、少々骨が折れるのう)
セブト帝国の宮廷で、密やかに闇が暗躍する。
「さても、頭が痛いのはあのはぐれ者じゃな。恐ろしいほどの力をつけてきておるのじゃ。フロンティアを滅ぼしたアリの女王をも下し、その力を自らのものとしたと報告がきておるのじゃ」
「多摩川が……!?」
少女たちの表情が変わる。
敵意に満ちたそれだ。
彼女たち、いや、クラスメイトたちにとって、仲間に手を掛けた多摩川奥野は明確な敵となっていた。
先に彼らが奥野を人身御供にしようとしたことなど、すっかり忘れてしまっている。
「必ず、私たちの手であいつを倒します!!」
西府アオイが宣言すると、二人の少女も頷いた。
アオイは少しずつ、気づかれない程度にシーマよりの発言をする。
そうして、クラスの思考や行動をシーマにとって都合のいい方向に誘導する役割を負っているのだ。
「頼むのじゃ。皇帝陛下もご心配なさっておられる。そして復活する邪神メイオーと戦うために、今は帝国の平和を守らなければならないのじゃー!」
「はい!」
少女たちの返事が響いた。
「帝国に平和を!」
「裏切り者、多摩川に死を!」
「へっくしょい!」
「きゃっ」
俺の前で、ラムハが顔をしかめた。
すまん、くしゃみが掛かった。
「どうしたの? 風邪? それともまた噂でもされてるの?」
「噂かなー」
今、俺は彼女とギュッと手をつないでいる。
ラブラブしている……わけではない。
技の継承を行っているんだ。
フロンティアの街道を安全にするため、モンスター狩りを行ったのだけど、そこで意識していろいろな武器を使ったのだ。
そうしたら技を少しずつ閃いた。
またみんなに継承して、戦力アップをするのだ。
「ラムハさん、おっぱい触らせてもらえませんか……」
「だーめ。みんな見てる前だし」
俺の潔い願いに、ラムハは頬を赤くしてそっぽを向いた。
お預け辛い……!
そんな俺の気持ちとは裏腹に、杖の技はラムハに継承されたようだ。
既に、ルリア、アミラ、カリナへの継承は終わっている。
アミラはとても優しくなったというか、明らかにデレて来てて、
「お姉さん、オクノくんから継承されるなら夜に宿の部屋で一晩かけてでもいいなあ」
とか素晴らしいことを言ってきたので、俺は「むはー! お願いします! お願いします!」と飛び上がって了承したのだ。
そしてラムハとルリアとカリナに寄ってたかって止められた。
淑女協定恐るべし。
あまりに興奮したので、ずっと技表から消えていた幻の技、アクティブ土下座が復活したくらいだ。
これ、なんで消えてたんだろうな。
「よーし、じゃあ最後はイクサ」
「なにっ!? 俺にも継承する必要があるのか?」
「イクサ、お前難しい読みの技ばかり編み出したから読めなくて困ってただろ。今度のは読みやすいやつだから」
「なん……だと……。助かる」
彼と握手する。
うーむ、さらっとした手触りである。
剣だこがある。
「じゃあ、俺の技2つを送る。ディフレクトは便利な防御技だ。上手く使えば物理攻撃はたいてい防げる。ベアクラッシュは威力の高い技だな。十六夜よりも隙が少ないが、そのかわり命中率がちょっと悪い。連携の最後に持ってくるとかなり威力がすごいことになる」
「ふむふむ。おお……! 読める、読めるぞ俺にも!!」
イクサ……!!
お前、読めない技をどうやって編み出したんだよ……!!
「俺の他の技は、師とともに作っていったものでな。命名は師がやったのだ。俺は二つの技の読みを教わったところで旅立ったのだ」
「お前なんでそこで旅立ったんだよ」
それはタイミングが悪かったなあ。人間、我慢が大事だということを認識したぞ。
ということで、女王アリを制し、フロンティアを救った俺たちの強さはまた跳ね上がった。
この辺境地区一帯にも、俺たちの評判が広がっているようだ。
行く先々で、フロンティアを救った英雄としてもてはやされる。
いやあ、順風満帆ではないですか。
この調子でいきたいものです。
ここで恒例の、ステータスチェック。
どれだけ強くなったかを調べておこう。
名前:多摩川 奥野
技P :455/455
術P :215/215
HP:478
アイテムボックス →
※カールの剣
☆体術
・ジャイアントスイング・ドロップキック・フライングメイヤー
・バックスピンキック・ドラゴンスクリュー・シャイニングウィザード
・フライングクロスチョップ・サンダーファイヤーパワーボム・エアプレーンスピン
・ブロッキング・ラリアット・ブレーンバスター
・エルボードロップ・アクティブ土下座
☆剣
・ベアクラッシュ・ディフレクト
☆槍
・足払い・二段突き・風車
・スウィング
☆鞭
・スラッシュバイパー・二連打ち・グランドバイパー
・カウンターウィップ
☆弓
・影縫い・サイドワインダー・アローレイン
・連ね射ち・バードハンティング
☆斧
・大木断・ヨーヨー
☆杖
・スペルエンハンス・パワーエンハンス・アンチマジック
・スピードマジック
★幻の呪法
◯幻炎術◯幻獣術◯雷幻術
◯幻影魅了術
フロンティアでの一件から、剣を装備するようになった俺だ。
だが圧倒的に体術が多い。
あと、土下座は体術だったのか……。あと、斧技でいつの間にか閃いてたヨーヨーってなんだ……?
名前:ラムハ
レベル:24/■8■
職業:記憶を失った女/黒曜の女■
力 :19/■2■■6
身の守り:23/■■■9■
素早さ :49/■7■■■
賢さ :90/■■1■■
運の良さ: 3/1■■
HP185/6■■■6■
MP250/■■666■
闇の呪法9レベル
☆杖
・スペルエンハンス・パワーエンハンス・アンチマジック
・スピードマジック
★闇の呪法
◯闇の炎◯闇の障壁◯闇の衝撃
◯闇の支配◯闇の呪縛◯闇の魔槍
スピードマジックは、連続して呪法を使う技だな。
闇の魔槍は単体に高火力の呪法だ。
前のめりに進化したラムハである。あと、このステータスの伏線がいつ明かされるのかドキドキだ。
名前:ルリア
レベル:17
職業:村娘
力 :20
身の守り:18
素早さ :22
賢さ :11
運の良さ:353
HP91
MP10
槍5レベル
☆体術
・バックスピンキック
☆槍
・足払い・二段突き・風車
・スウィング
もう、この運の良さ意味がわかんねえな……。人の域を超えているのでは……?
スウィングは、ルリア待望の範囲攻撃だ。
槍を振り回して連続で敵を叩き、運が良ければ相手の動きを妨害して止める。
運が良ければ。
つまり、ルリアが使うと必ず相手の動きが止まる。
やべえ。ぶっ壊れ性能じゃねえか。
名前:アミラ
レベル:18
職業:未亡人
力 :14
身の守り:13
素早さ :30
賢さ :50
運の良さ:21
HP104
MP100
鞭4レベル
水の呪法5レベル
☆鞭
・スラッシュバイパー・二連打ち・グランドバイパー
・カウンターウィップ
★水の呪法
◯癒やしの水◯毒消しの水◯力の水
◯アクアバイパー
カウンターウィップは、相手の攻撃に反応して腕や足を絡めて動きを止める技。
接近されたら辛いアミラとしては重要だな。
アクアバイパーは攻撃呪法だ。連携に組み込みやすそうだ。
あと、数値には出てないが親愛度みたいなのがかなり上がったみたいで、アミラがすっごくベタベタしてくる。
嬉しい。
名前:カリナ
レベル:24
職業:遊牧民の娘
力 :36
身の守り:45
素早さ :81
賢さ :25
運の良さ:22
HP211
MP44
弓8レベル
短剣3レベル
☆弓
・影縫い・サイドワインダー・アローレイン
・連ね射ち・バードハンティング
バードハンティングは、飛んでる敵にめちゃめちゃ効く技だ。
俺が使うとそこそこだが、カリナの命中率だと、中型くらいのモンスターなら一撃で射落とす。
やばい。
名前:イクサ
レベル:67
職業:魔剣士
力 :160
身の守り:101
素早さ :265
賢さ : 3
運の良さ:132
HP560
MP100
剣52レベル
体術46レベル
才能:剣技
☆体術
・カウンター
☆剣
・飛翔斬・真空斬・裂空斬
・円月斬・十六夜・望月
・ベアクラッシュ・ディフレクト
いつの間にか体術の技を編み出してやがる……!!
そして何よりも、賢さ!!
3!!
1,5倍になった!!
着実に強くなっている俺たちなのだ。
さあ、次の目的地に向かうぞ。
ちなみに明確な目的はない……!
呪法師“高みの”シーマは考える。
彼女が望むのは、主の復活。
そして、再びコールのような存在が主に害を成さぬよう、英雄の芽を詰んで回ること。
今、彼女が召喚した勇者たちは、その役割を十全に果たしていた。
セブト帝国全土に勇者たちは広がり、帝国に抗おうとする者、人の次元を逸脱した実力を発揮する者を次々に狩り出していた。
勇者たちとしては、正義の行いをしているつもりである。
「いやはや、やはり、異世界から召喚した若者に限るのじゃ。操りやすくて助かるわ」
幼い少女を思わせる顔貌に、愉悦の笑みを浮かべるシーマ。
「シーマさん! ありがとうございます!」
噂をすれば、勇者の少女たちと遭遇した。
ここは帝国の宮殿。
勇者たちに与えられた住まいである。
シーマもまた、ここに住んでいた。
「なんのなんの。おお、切られたところも塞がったようじゃ。何よりなのじゃ」
呪法師は微笑む。
眼前にいる少女、ツーテールの西府アオイは、イクサの烈空斬によって一撃で両断された。
縦に断たれた者が生きているわけがない。
だが、これを復活させたのが呪法師シーマなのである。
アオイと、友人である少女たちは何度も礼の言葉を言い、頭を下げた。
そのアオイの体を、シーマにしか見えないもやのようなものが包んでいた。
邪の呪法、『死者変性』の力である。
正確には、西府アオイは既に人間ではない。
自由意志を持っているように見えても、それはシーマが意図したとおりに振る舞うだけの人形なのだ。
そしてその肉体は、人間ではなく魔の者となっている。
(思わぬところで手駒が手に入った。じゃが、あの勇者、五花めはこの者たちを所有することに執着しておるのじゃ。あやつの目を盗んで手駒を増やすのは、少々骨が折れるのう)
セブト帝国の宮廷で、密やかに闇が暗躍する。
「さても、頭が痛いのはあのはぐれ者じゃな。恐ろしいほどの力をつけてきておるのじゃ。フロンティアを滅ぼしたアリの女王をも下し、その力を自らのものとしたと報告がきておるのじゃ」
「多摩川が……!?」
少女たちの表情が変わる。
敵意に満ちたそれだ。
彼女たち、いや、クラスメイトたちにとって、仲間に手を掛けた多摩川奥野は明確な敵となっていた。
先に彼らが奥野を人身御供にしようとしたことなど、すっかり忘れてしまっている。
「必ず、私たちの手であいつを倒します!!」
西府アオイが宣言すると、二人の少女も頷いた。
アオイは少しずつ、気づかれない程度にシーマよりの発言をする。
そうして、クラスの思考や行動をシーマにとって都合のいい方向に誘導する役割を負っているのだ。
「頼むのじゃ。皇帝陛下もご心配なさっておられる。そして復活する邪神メイオーと戦うために、今は帝国の平和を守らなければならないのじゃー!」
「はい!」
少女たちの返事が響いた。
「帝国に平和を!」
「裏切り者、多摩川に死を!」
「へっくしょい!」
「きゃっ」
俺の前で、ラムハが顔をしかめた。
すまん、くしゃみが掛かった。
「どうしたの? 風邪? それともまた噂でもされてるの?」
「噂かなー」
今、俺は彼女とギュッと手をつないでいる。
ラブラブしている……わけではない。
技の継承を行っているんだ。
フロンティアの街道を安全にするため、モンスター狩りを行ったのだけど、そこで意識していろいろな武器を使ったのだ。
そうしたら技を少しずつ閃いた。
またみんなに継承して、戦力アップをするのだ。
「ラムハさん、おっぱい触らせてもらえませんか……」
「だーめ。みんな見てる前だし」
俺の潔い願いに、ラムハは頬を赤くしてそっぽを向いた。
お預け辛い……!
そんな俺の気持ちとは裏腹に、杖の技はラムハに継承されたようだ。
既に、ルリア、アミラ、カリナへの継承は終わっている。
アミラはとても優しくなったというか、明らかにデレて来てて、
「お姉さん、オクノくんから継承されるなら夜に宿の部屋で一晩かけてでもいいなあ」
とか素晴らしいことを言ってきたので、俺は「むはー! お願いします! お願いします!」と飛び上がって了承したのだ。
そしてラムハとルリアとカリナに寄ってたかって止められた。
淑女協定恐るべし。
あまりに興奮したので、ずっと技表から消えていた幻の技、アクティブ土下座が復活したくらいだ。
これ、なんで消えてたんだろうな。
「よーし、じゃあ最後はイクサ」
「なにっ!? 俺にも継承する必要があるのか?」
「イクサ、お前難しい読みの技ばかり編み出したから読めなくて困ってただろ。今度のは読みやすいやつだから」
「なん……だと……。助かる」
彼と握手する。
うーむ、さらっとした手触りである。
剣だこがある。
「じゃあ、俺の技2つを送る。ディフレクトは便利な防御技だ。上手く使えば物理攻撃はたいてい防げる。ベアクラッシュは威力の高い技だな。十六夜よりも隙が少ないが、そのかわり命中率がちょっと悪い。連携の最後に持ってくるとかなり威力がすごいことになる」
「ふむふむ。おお……! 読める、読めるぞ俺にも!!」
イクサ……!!
お前、読めない技をどうやって編み出したんだよ……!!
「俺の他の技は、師とともに作っていったものでな。命名は師がやったのだ。俺は二つの技の読みを教わったところで旅立ったのだ」
「お前なんでそこで旅立ったんだよ」
それはタイミングが悪かったなあ。人間、我慢が大事だということを認識したぞ。
ということで、女王アリを制し、フロンティアを救った俺たちの強さはまた跳ね上がった。
この辺境地区一帯にも、俺たちの評判が広がっているようだ。
行く先々で、フロンティアを救った英雄としてもてはやされる。
いやあ、順風満帆ではないですか。
この調子でいきたいものです。
ここで恒例の、ステータスチェック。
どれだけ強くなったかを調べておこう。
名前:多摩川 奥野
技P :455/455
術P :215/215
HP:478
アイテムボックス →
※カールの剣
☆体術
・ジャイアントスイング・ドロップキック・フライングメイヤー
・バックスピンキック・ドラゴンスクリュー・シャイニングウィザード
・フライングクロスチョップ・サンダーファイヤーパワーボム・エアプレーンスピン
・ブロッキング・ラリアット・ブレーンバスター
・エルボードロップ・アクティブ土下座
☆剣
・ベアクラッシュ・ディフレクト
☆槍
・足払い・二段突き・風車
・スウィング
☆鞭
・スラッシュバイパー・二連打ち・グランドバイパー
・カウンターウィップ
☆弓
・影縫い・サイドワインダー・アローレイン
・連ね射ち・バードハンティング
☆斧
・大木断・ヨーヨー
☆杖
・スペルエンハンス・パワーエンハンス・アンチマジック
・スピードマジック
★幻の呪法
◯幻炎術◯幻獣術◯雷幻術
◯幻影魅了術
フロンティアでの一件から、剣を装備するようになった俺だ。
だが圧倒的に体術が多い。
あと、土下座は体術だったのか……。あと、斧技でいつの間にか閃いてたヨーヨーってなんだ……?
名前:ラムハ
レベル:24/■8■
職業:記憶を失った女/黒曜の女■
力 :19/■2■■6
身の守り:23/■■■9■
素早さ :49/■7■■■
賢さ :90/■■1■■
運の良さ: 3/1■■
HP185/6■■■6■
MP250/■■666■
闇の呪法9レベル
☆杖
・スペルエンハンス・パワーエンハンス・アンチマジック
・スピードマジック
★闇の呪法
◯闇の炎◯闇の障壁◯闇の衝撃
◯闇の支配◯闇の呪縛◯闇の魔槍
スピードマジックは、連続して呪法を使う技だな。
闇の魔槍は単体に高火力の呪法だ。
前のめりに進化したラムハである。あと、このステータスの伏線がいつ明かされるのかドキドキだ。
名前:ルリア
レベル:17
職業:村娘
力 :20
身の守り:18
素早さ :22
賢さ :11
運の良さ:353
HP91
MP10
槍5レベル
☆体術
・バックスピンキック
☆槍
・足払い・二段突き・風車
・スウィング
もう、この運の良さ意味がわかんねえな……。人の域を超えているのでは……?
スウィングは、ルリア待望の範囲攻撃だ。
槍を振り回して連続で敵を叩き、運が良ければ相手の動きを妨害して止める。
運が良ければ。
つまり、ルリアが使うと必ず相手の動きが止まる。
やべえ。ぶっ壊れ性能じゃねえか。
名前:アミラ
レベル:18
職業:未亡人
力 :14
身の守り:13
素早さ :30
賢さ :50
運の良さ:21
HP104
MP100
鞭4レベル
水の呪法5レベル
☆鞭
・スラッシュバイパー・二連打ち・グランドバイパー
・カウンターウィップ
★水の呪法
◯癒やしの水◯毒消しの水◯力の水
◯アクアバイパー
カウンターウィップは、相手の攻撃に反応して腕や足を絡めて動きを止める技。
接近されたら辛いアミラとしては重要だな。
アクアバイパーは攻撃呪法だ。連携に組み込みやすそうだ。
あと、数値には出てないが親愛度みたいなのがかなり上がったみたいで、アミラがすっごくベタベタしてくる。
嬉しい。
名前:カリナ
レベル:24
職業:遊牧民の娘
力 :36
身の守り:45
素早さ :81
賢さ :25
運の良さ:22
HP211
MP44
弓8レベル
短剣3レベル
☆弓
・影縫い・サイドワインダー・アローレイン
・連ね射ち・バードハンティング
バードハンティングは、飛んでる敵にめちゃめちゃ効く技だ。
俺が使うとそこそこだが、カリナの命中率だと、中型くらいのモンスターなら一撃で射落とす。
やばい。
名前:イクサ
レベル:67
職業:魔剣士
力 :160
身の守り:101
素早さ :265
賢さ : 3
運の良さ:132
HP560
MP100
剣52レベル
体術46レベル
才能:剣技
☆体術
・カウンター
☆剣
・飛翔斬・真空斬・裂空斬
・円月斬・十六夜・望月
・ベアクラッシュ・ディフレクト
いつの間にか体術の技を編み出してやがる……!!
そして何よりも、賢さ!!
3!!
1,5倍になった!!
着実に強くなっている俺たちなのだ。
さあ、次の目的地に向かうぞ。
ちなみに明確な目的はない……!
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それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
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