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私の最終決戦?編
第485話 単独コンサート始まる伝説
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東京湾に作られた超大型ステージ。
夏から急ピッチで建造が始まり、工業、陰陽術、魔法、様々な技術を用いてみるみる形になっていった。
明らかに異常なペース。
無理をするから、時々ダンジョンも発生する。
だが、ここにサポートパーティの八咫烏とその友チャラウェイが常駐し、ダンジョンを発生する端から攻略、無力化していた。
こうして、わずか一ヶ月で超大型ステージは完成する。
前代未聞の速度である。
途中、人間ではない大型ゴーレムが動き回って建造していたとか、現場監督が人外のスタッフたちに伝えて多面的な動きで前方面から建築を進めたりとか。
色々な逸話まで聞こえてくるのだった。
実際、この現場にはただ一台のクレーンも持ち込まれていない。
必要がなかったからだ。
「すげー。あっという間にこんなのができてる」
チケットを握りしめた男子大学生が、ステージを見て感嘆した。
東京湾に浮かぶ超大型ステージへは、専用の橋を通って向かう。
まるでガラス細工のような橋だ。
ほかで見たことなんかない。
いや、ゲームの中でなら見たことがあるかも。
「まあなんていうか、世の中はかなーり変わったからねー」
「おっ、さすが我が妹詳しいじゃん。現役配信者は違うねー」
「ちょっと! 外でその話すんなって言ったじゃん! あたし、カンナのおまけでVIPチケットもらえてるだけなんだから」
「謙虚じゃん。お前だって登録者二十万人超えの配信者だろ?」
「そりゃあそうですけど、はづきっちは格が違うからなあ。いやあ、かわいい後輩ちゃんとしてナデナデしてた頃が懐かしいわー。あっという間にビッグになってしまった」
大学生の男女は兄妹のようだ。
妹は配信者。
大型配信者企業、げんファン株式会社はなうファンタジーに所属している。
「うおー、でもホントに橋の構造すげー。何これ。何でできてるの?」
キンキン音を立てながら、透明な橋を歩く彼女。
ガラスのようなのに、歩くと澄んだ鉄琴のような音色が響く。
普通の素材で作られていないことだけは確かだ。
「魔法みたいな構造だよな。絶対ゲームの中の不思議素材だぞこれ。VRで見たことあるけど、本当にこういう風なの作れるんだなあ」
「ねー。エグいよね。去年ファンタジーの人たちがやって来てから全然変わったよねえ。おっ、ザッコ来てる。カンナはもう中にいるって。ミナは……今起きた? あいつダメだあ。ちょっと鬼電してくる」
「おー、頑張れー。まだ学生みたいなのに会社員みたいなやり取りしてんなあ」
「そりゃそうよ! あたし、プロなんだから!」
橋を渡りきると、端から端まで見渡すのも苦労するほど大きなドーム状の建物があった。
三十万人の観客を収容できるとかいう、とんでもない施設だ。
橋の下を、客を満載した船が通過していく。
会場下部から入場し、一般席に向かう人々だ。
「すげー」
「すげー」
兄妹でそんな感想を口にしつつ会場入り。
VIP席入口だから、とても空いている。
グッズ販売が行われている場所へは別のルートを使わないといけないから、ちょっと面倒だが。
席に来たら、隣にいるはずのカンナの姿がない。
カンナ・アーデルハイドは妹の同期であり、トライシグナルというチームを組んでいる。
「はづきっちの楽屋に陣中見舞いかな……?」
「そっかー。いやー……でも会場すげー……。VIP席だけでどれだけあるんだ? ステージをぐるっと囲む感じなのか。360度から見えるステージかよ」
「凄いよねえ。どんだけお金動いてるんだろう。まるで世界一の財閥が出資してくれたみたいな……」
「だよなあ。で、今もほら、デモンストレーションでステージに立体映像でMVが流れてるじゃん。どうなってんのこれ。バーチャルじゃないんだぞ、現実世界なんだぞ」
「ま、ダンジョンが普通にあるんだから、何があってもおかしくないよねえ……」
「どんどん世界が魔法みたいになっていくなあ……。俺の内定した会社も色々体制変わってるらしいし、どうなっちまうんだ……」
「魔法が一般的になってきたら、もうあれでしょ。人間は便利なものはどんどん広めちゃうし、向き合うしか無い、魔法に……!」
「お前も魔法と近い世界で仕事してるもんなあ」
「そうそう」
「あ、来てるじゃん。どうもーはじめましてー」
「あっ、カンナー! これ、うちの兄貴」
「あっ、どうもはじめまして。……おい、お前の同僚すげえかわいいじゃん」
「は? トライシグナルは恋愛NGだからな兄~」
「いや、俺もTPOはわきまえるし!」
「似たもの兄妹だ……。あ、ミナは今慌てて電車乗ったって。ギリギリ間に合う? 間に合わない?」
VIP席に、次々に招待客が集まってくる。
誰もがどこかで見たことがあるような……。
アバターを被れば、すぐに誰なのか分かるような有名人たちだろう。
外との付き合いが多いカンナが、様々な人たちと挨拶している。
「お、おおおー」
「お前は挨拶とかしないの?」
「会釈してるじゃん。でも、あたしは箱内コラボがメインであまり外出ていかないからなあ……」
これを聞いたカンナが振り返り、にっこりした。
「全部終わったら、次は三人で外の配信者さん招いて一緒に何かやろっか! ダンジョン配信だけじゃやってけない時代が来ると思うし」
「ダンジョン配信だけじゃやっていけない……?」
兄の男子学生が首を傾げる。
だが、そのワードこそがこのコンサートの本当の目的。
ダンジョンを世界中に出現させた黒幕との対決。
そのための施設が、この会場なのだった。
コンサート……もとい、決戦が始まろうとしている。
夏から急ピッチで建造が始まり、工業、陰陽術、魔法、様々な技術を用いてみるみる形になっていった。
明らかに異常なペース。
無理をするから、時々ダンジョンも発生する。
だが、ここにサポートパーティの八咫烏とその友チャラウェイが常駐し、ダンジョンを発生する端から攻略、無力化していた。
こうして、わずか一ヶ月で超大型ステージは完成する。
前代未聞の速度である。
途中、人間ではない大型ゴーレムが動き回って建造していたとか、現場監督が人外のスタッフたちに伝えて多面的な動きで前方面から建築を進めたりとか。
色々な逸話まで聞こえてくるのだった。
実際、この現場にはただ一台のクレーンも持ち込まれていない。
必要がなかったからだ。
「すげー。あっという間にこんなのができてる」
チケットを握りしめた男子大学生が、ステージを見て感嘆した。
東京湾に浮かぶ超大型ステージへは、専用の橋を通って向かう。
まるでガラス細工のような橋だ。
ほかで見たことなんかない。
いや、ゲームの中でなら見たことがあるかも。
「まあなんていうか、世の中はかなーり変わったからねー」
「おっ、さすが我が妹詳しいじゃん。現役配信者は違うねー」
「ちょっと! 外でその話すんなって言ったじゃん! あたし、カンナのおまけでVIPチケットもらえてるだけなんだから」
「謙虚じゃん。お前だって登録者二十万人超えの配信者だろ?」
「そりゃあそうですけど、はづきっちは格が違うからなあ。いやあ、かわいい後輩ちゃんとしてナデナデしてた頃が懐かしいわー。あっという間にビッグになってしまった」
大学生の男女は兄妹のようだ。
妹は配信者。
大型配信者企業、げんファン株式会社はなうファンタジーに所属している。
「うおー、でもホントに橋の構造すげー。何これ。何でできてるの?」
キンキン音を立てながら、透明な橋を歩く彼女。
ガラスのようなのに、歩くと澄んだ鉄琴のような音色が響く。
普通の素材で作られていないことだけは確かだ。
「魔法みたいな構造だよな。絶対ゲームの中の不思議素材だぞこれ。VRで見たことあるけど、本当にこういう風なの作れるんだなあ」
「ねー。エグいよね。去年ファンタジーの人たちがやって来てから全然変わったよねえ。おっ、ザッコ来てる。カンナはもう中にいるって。ミナは……今起きた? あいつダメだあ。ちょっと鬼電してくる」
「おー、頑張れー。まだ学生みたいなのに会社員みたいなやり取りしてんなあ」
「そりゃそうよ! あたし、プロなんだから!」
橋を渡りきると、端から端まで見渡すのも苦労するほど大きなドーム状の建物があった。
三十万人の観客を収容できるとかいう、とんでもない施設だ。
橋の下を、客を満載した船が通過していく。
会場下部から入場し、一般席に向かう人々だ。
「すげー」
「すげー」
兄妹でそんな感想を口にしつつ会場入り。
VIP席入口だから、とても空いている。
グッズ販売が行われている場所へは別のルートを使わないといけないから、ちょっと面倒だが。
席に来たら、隣にいるはずのカンナの姿がない。
カンナ・アーデルハイドは妹の同期であり、トライシグナルというチームを組んでいる。
「はづきっちの楽屋に陣中見舞いかな……?」
「そっかー。いやー……でも会場すげー……。VIP席だけでどれだけあるんだ? ステージをぐるっと囲む感じなのか。360度から見えるステージかよ」
「凄いよねえ。どんだけお金動いてるんだろう。まるで世界一の財閥が出資してくれたみたいな……」
「だよなあ。で、今もほら、デモンストレーションでステージに立体映像でMVが流れてるじゃん。どうなってんのこれ。バーチャルじゃないんだぞ、現実世界なんだぞ」
「ま、ダンジョンが普通にあるんだから、何があってもおかしくないよねえ……」
「どんどん世界が魔法みたいになっていくなあ……。俺の内定した会社も色々体制変わってるらしいし、どうなっちまうんだ……」
「魔法が一般的になってきたら、もうあれでしょ。人間は便利なものはどんどん広めちゃうし、向き合うしか無い、魔法に……!」
「お前も魔法と近い世界で仕事してるもんなあ」
「そうそう」
「あ、来てるじゃん。どうもーはじめましてー」
「あっ、カンナー! これ、うちの兄貴」
「あっ、どうもはじめまして。……おい、お前の同僚すげえかわいいじゃん」
「は? トライシグナルは恋愛NGだからな兄~」
「いや、俺もTPOはわきまえるし!」
「似たもの兄妹だ……。あ、ミナは今慌てて電車乗ったって。ギリギリ間に合う? 間に合わない?」
VIP席に、次々に招待客が集まってくる。
誰もがどこかで見たことがあるような……。
アバターを被れば、すぐに誰なのか分かるような有名人たちだろう。
外との付き合いが多いカンナが、様々な人たちと挨拶している。
「お、おおおー」
「お前は挨拶とかしないの?」
「会釈してるじゃん。でも、あたしは箱内コラボがメインであまり外出ていかないからなあ……」
これを聞いたカンナが振り返り、にっこりした。
「全部終わったら、次は三人で外の配信者さん招いて一緒に何かやろっか! ダンジョン配信だけじゃやってけない時代が来ると思うし」
「ダンジョン配信だけじゃやっていけない……?」
兄の男子学生が首を傾げる。
だが、そのワードこそがこのコンサートの本当の目的。
ダンジョンを世界中に出現させた黒幕との対決。
そのための施設が、この会場なのだった。
コンサート……もとい、決戦が始まろうとしている。
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