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秋な私の呉越同舟編
第288話 元長官チャンネル同時視聴伝説
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大京さんのアバターをバリバリ作った。
逆凸応援配信しながら、同時進行で作ったのだ。
学校とも並行しているから物凄く忙しかった。
お陰で九月がもう終わりそうだよー!
「だけどできました、大京さんのアバター! 基本がこのブーメランパンツで、ここに四つのコスチュームを着せ替えられる……」
※『結局ブーメランパンツ採用してて草』『ええ体してますなあ』『はづきっちの働きぶり、本当に超人だよな……』『さらっと四つ目のコスが増えてるぞ!』
「いえいえ。素体を作ろうと思ったらブーメランパンツ素体が一番使い勝手良かったし、本物の大京さんはもうちょっとガチムチだし、あとはイカルガエンタでも手伝ってもらったので!」
ちゃんとお金が発生するお仕事です。
ということで、納品!
大京さんがこれをどれだけ使いこなしてくれるか、楽しみに待ちましょう。
ほどなくして、大京さんのスレイヤーちゃんねるが本格始動した。
「じゃあ、スレイヤーちゃんねるさんのダンジョン配信を同時視聴して行こうと思います!」
※『うおおおお』『はづきっちが作ったアバター!』『割と顔は今風な少女マンガのイケメンチックなんだよな』『はづきっちの絵柄もいいねえー』
「どうもどうも! あと、大京さんの配信者ネームがスレイヤーVだそうなんで、これからはスレイヤーVさんと呼びましょう。VはバーチャライズのVです」
おっと、配信が始まった。
『みんな、見に来てくれてありがとう。色々あったが、こうやって配信を始めることができた。まずは全面協力してくれたイカルガエンターテイメントと、このアバターをデザイン、作成してくれたきら星はづきさんに感謝を』
コメント欄が盛り上がる。
※『この状況で元長官に肩入れできるの、イカルガはほんと怖いものなしだなw』『はづきっち、アバターデザインまでできるの!? ハイスペ過ぎない?』『スレイヤーV、顔が良すぎる』『ガチ恋しちまいそうだぜ……』
好評好評。
大きいワイプ画面の横で、私をちっちゃくして表示してるので、これを見たコメントのお前らがドッと受ける。
※『出た、いつもの腕組みドヤ顔!!』『まあ今回は間違いなくこのドヤ顔が正しいw』『猛烈な活躍をしたもんな!!』いももち『はづきちゃんがどんどん凄くなる! もう好き好き!』
「大胆な告白が混じってた気がしましたが、いつものことなのでそのまま進行しますねー。ええと、今スレイヤーVさんはダンジョンに突入していって……。あー、ウォーハンマー使うまでもないですね。パンチでモンスターが弾け飛んでます」
※『そりゃあねw』『同接ゼロで十万人規模のデーモンをぶっ倒すお人だからね』『そもそもこの人に同接数は効果あるんだろうか……?』
「あー、そこは謎ですよね! 迷宮踏破者の人は、もともと同接数がない時代に活躍してましたから、今のシステムとの相性はよく分かってないみたいでー。でも、同じ迷宮踏破者でライブダンジョンのDizさんは強くなるみたいですよ」
※『だいきちは素でもめちゃくちゃ強いっぽいからなあ……』『ゼロナンバーズ随一の清楚さなのに、素殴り最強とかw』『ほな、やっぱり同接の効果はあるかあ』『あっ、スレイヤーVがついに武器を抜いた』
『モンスターは恐ろしい相手みたいに言われますが、視界は人間よりも限定されているし、肉付きのせいで自由に動けなかったりしますからね。案外こうやって壁を起点にしてトントンッと移動すると、簡単に背後を取れます。はい、頭かち割り』
『ウグワーッ!?』
強化ミノタウロスみたいなモンスターから簡単に死角を取り、兜の上から頭を粉砕してる。
これ、この間正面対決してたの、みんなを守るためだったから説あるね!
「スレイヤーVさん強いですねー」
※『強いなんてもんじゃないw』『冷静に解説しながら、言葉通りにモンスターが屠られていくのよw』『モンスターの動きから死角まで知り尽くしてるw』『知識と実力と武器と同接を併せ持ってるw』
「あ、多分ですね、今のスレイヤーVさんの同接が三万人なんですけど、実力的には同接五十万人を超えるんじゃないかと私の見立てでは……」
※『強い強い強い』『はづきっちを除くと日本最強でしょこれ』『迷宮省はとんでもないモンスターを野に解き放ってしまった』
「迷宮省と言えば、またなんかお役人さんが謝罪会見してましたね。支援を打ち切ったせいで凄い被害が出たんですよね。私が応援逆凸したから、住民の皆さんの避難が間に合ったんですけど」
※『そうだった』『今の迷宮省ほんと役立たずな』『お役所仕事過ぎる』
わあわあ盛り上がっている。
もうね、スレイヤーVさんがダンジョンを制覇するのは確定なんで、雑談しててもいいわけなのだ。
※『長官が出てこないのなんでだ?』『連れてきた官僚に責任押し付けてるんでは』『ダメな長官だなあ』『頼れる元長官なら今配信してるぞw』
『はいかち割り』
『ウグワーッ!? 馬鹿な……!! 魔将である我がこうも容易く……!! 貴様、一体何者だ……!!』
『本日から本格始動した冒険配信者、スレイヤーVだ! みんな、グッドボタンとチャンネル登録をよろしくな!』
キュピーン! とかっこいいポーズを取ってウインクするスレイヤーV。
これは人気が出る……!!
ちなみにこのあと、フォーガイズで集まってゲーム配信するらしい。
温度差~!
※たこやき『そろそろはづきっちも、自分のことやっていいのでは』もんじゃ『そうだな。ずっと人のために動いてきただろう』おこのみ『素敵なセンシティブを見せてくれよ!』いももち『楽しんでるはづきちゃん見たいなー』
「なるほどー。言われてみれば……」
裏方仕事みたいな配信が最近多かったもんね。
私、実は九月は一回もダンジョンに潜ってないのだ。
他の人への逆凸でお手伝いを繰り返してたし。
「じゃあ、良さげなダンジョンを探してちょっと行ってみましょう! またお前らからの情報提供を待ってまーす!」
どしどしヤバげなダンジョンを教えて下さいな!
逆凸応援配信しながら、同時進行で作ったのだ。
学校とも並行しているから物凄く忙しかった。
お陰で九月がもう終わりそうだよー!
「だけどできました、大京さんのアバター! 基本がこのブーメランパンツで、ここに四つのコスチュームを着せ替えられる……」
※『結局ブーメランパンツ採用してて草』『ええ体してますなあ』『はづきっちの働きぶり、本当に超人だよな……』『さらっと四つ目のコスが増えてるぞ!』
「いえいえ。素体を作ろうと思ったらブーメランパンツ素体が一番使い勝手良かったし、本物の大京さんはもうちょっとガチムチだし、あとはイカルガエンタでも手伝ってもらったので!」
ちゃんとお金が発生するお仕事です。
ということで、納品!
大京さんがこれをどれだけ使いこなしてくれるか、楽しみに待ちましょう。
ほどなくして、大京さんのスレイヤーちゃんねるが本格始動した。
「じゃあ、スレイヤーちゃんねるさんのダンジョン配信を同時視聴して行こうと思います!」
※『うおおおお』『はづきっちが作ったアバター!』『割と顔は今風な少女マンガのイケメンチックなんだよな』『はづきっちの絵柄もいいねえー』
「どうもどうも! あと、大京さんの配信者ネームがスレイヤーVだそうなんで、これからはスレイヤーVさんと呼びましょう。VはバーチャライズのVです」
おっと、配信が始まった。
『みんな、見に来てくれてありがとう。色々あったが、こうやって配信を始めることができた。まずは全面協力してくれたイカルガエンターテイメントと、このアバターをデザイン、作成してくれたきら星はづきさんに感謝を』
コメント欄が盛り上がる。
※『この状況で元長官に肩入れできるの、イカルガはほんと怖いものなしだなw』『はづきっち、アバターデザインまでできるの!? ハイスペ過ぎない?』『スレイヤーV、顔が良すぎる』『ガチ恋しちまいそうだぜ……』
好評好評。
大きいワイプ画面の横で、私をちっちゃくして表示してるので、これを見たコメントのお前らがドッと受ける。
※『出た、いつもの腕組みドヤ顔!!』『まあ今回は間違いなくこのドヤ顔が正しいw』『猛烈な活躍をしたもんな!!』いももち『はづきちゃんがどんどん凄くなる! もう好き好き!』
「大胆な告白が混じってた気がしましたが、いつものことなのでそのまま進行しますねー。ええと、今スレイヤーVさんはダンジョンに突入していって……。あー、ウォーハンマー使うまでもないですね。パンチでモンスターが弾け飛んでます」
※『そりゃあねw』『同接ゼロで十万人規模のデーモンをぶっ倒すお人だからね』『そもそもこの人に同接数は効果あるんだろうか……?』
「あー、そこは謎ですよね! 迷宮踏破者の人は、もともと同接数がない時代に活躍してましたから、今のシステムとの相性はよく分かってないみたいでー。でも、同じ迷宮踏破者でライブダンジョンのDizさんは強くなるみたいですよ」
※『だいきちは素でもめちゃくちゃ強いっぽいからなあ……』『ゼロナンバーズ随一の清楚さなのに、素殴り最強とかw』『ほな、やっぱり同接の効果はあるかあ』『あっ、スレイヤーVがついに武器を抜いた』
『モンスターは恐ろしい相手みたいに言われますが、視界は人間よりも限定されているし、肉付きのせいで自由に動けなかったりしますからね。案外こうやって壁を起点にしてトントンッと移動すると、簡単に背後を取れます。はい、頭かち割り』
『ウグワーッ!?』
強化ミノタウロスみたいなモンスターから簡単に死角を取り、兜の上から頭を粉砕してる。
これ、この間正面対決してたの、みんなを守るためだったから説あるね!
「スレイヤーVさん強いですねー」
※『強いなんてもんじゃないw』『冷静に解説しながら、言葉通りにモンスターが屠られていくのよw』『モンスターの動きから死角まで知り尽くしてるw』『知識と実力と武器と同接を併せ持ってるw』
「あ、多分ですね、今のスレイヤーVさんの同接が三万人なんですけど、実力的には同接五十万人を超えるんじゃないかと私の見立てでは……」
※『強い強い強い』『はづきっちを除くと日本最強でしょこれ』『迷宮省はとんでもないモンスターを野に解き放ってしまった』
「迷宮省と言えば、またなんかお役人さんが謝罪会見してましたね。支援を打ち切ったせいで凄い被害が出たんですよね。私が応援逆凸したから、住民の皆さんの避難が間に合ったんですけど」
※『そうだった』『今の迷宮省ほんと役立たずな』『お役所仕事過ぎる』
わあわあ盛り上がっている。
もうね、スレイヤーVさんがダンジョンを制覇するのは確定なんで、雑談しててもいいわけなのだ。
※『長官が出てこないのなんでだ?』『連れてきた官僚に責任押し付けてるんでは』『ダメな長官だなあ』『頼れる元長官なら今配信してるぞw』
『はいかち割り』
『ウグワーッ!? 馬鹿な……!! 魔将である我がこうも容易く……!! 貴様、一体何者だ……!!』
『本日から本格始動した冒険配信者、スレイヤーVだ! みんな、グッドボタンとチャンネル登録をよろしくな!』
キュピーン! とかっこいいポーズを取ってウインクするスレイヤーV。
これは人気が出る……!!
ちなみにこのあと、フォーガイズで集まってゲーム配信するらしい。
温度差~!
※たこやき『そろそろはづきっちも、自分のことやっていいのでは』もんじゃ『そうだな。ずっと人のために動いてきただろう』おこのみ『素敵なセンシティブを見せてくれよ!』いももち『楽しんでるはづきちゃん見たいなー』
「なるほどー。言われてみれば……」
裏方仕事みたいな配信が最近多かったもんね。
私、実は九月は一回もダンジョンに潜ってないのだ。
他の人への逆凸でお手伝いを繰り返してたし。
「じゃあ、良さげなダンジョンを探してちょっと行ってみましょう! またお前らからの情報提供を待ってまーす!」
どしどしヤバげなダンジョンを教えて下さいな!
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