285 / 517
秋な私の呉越同舟編
第285話 元長官の家お呼ばれ伝説
しおりを挟む
ウォンさんとのコラボ配信が物議を醸し出したんだけど、騒いでいる人の数は去年よりもずっと減ったなーという感じなのだ。
地上波とか週刊誌とか新聞メディアが騒いでて、リスナーさんたちは『またか^^』『まあはづきっちだしな』という感じ。
よく分かってらっしゃる……。
ちなみにイカルガあての抗議の電話やメールは、宇宙さんとウェスパース氏が張り巡らせた罠により、悪意を測定されると呪詛返しが発動する。
イカルガを気軽にぶん殴ろうと思ってアクセスしてはいけないのだ……。
怖い時代になりましたねえ……。
そんな私だけど、日曜の朝。
もうじき配信者として本格的に活動するという大京元長官から、自宅へ招待していただいてしまった。
これは恐くもあり楽しみでもあり。
「私も招待されたわ。一緒に住んでるからじゃないかしら」
「ビクトリアも? 多分、私が一人で行って人見知りでもじもじしないようにという気遣いからかも知れない……」
なんだかんだ、私に関する情報をたくさん持ってそうだしね。
ということで、朝の軽い雑談配信を終えてから出発した。
元長官の家は都心にあって、セキュリティの分厚い高級マンションの一角。
建物入口のインターフォンを鳴らす。
『はいはい、どなた?』
はきはきした感じの声が聞こえてきた。
奥さんだ!
「あのあの、お、お、お招きに与りました、きら星はづきです~」
「リーダー、誰が聞いてるか分からないんだから気をつけて~!」
「あっあっ、ごめんごめん」
インターフォンの向こうでクスクス笑う声が聞こえて、『噂のはづきちゃんね。今開けるね』と自動ドアが開いた。
私が入っていこうとすると、なんかどこかで待ち構えてたみたいで、記者みたいなのがウワーッと駆け込もうとする。
「ひえーっ、あぶなーい!」
私はローアングラー蠱毒を放つ。
そうしたら、蠱毒が記者の人の足元にまとわりついた。
途端に立てなくなって崩れ落ちる記者の人。
「うぐわー! 足が、足があああああ」
「あっ、手加減したので足が駄目になるまではいかないです! えっと、半日くらい動けないと思うんで……」
「リーダーのシキガミ使いがまた上達してるわねー」
「毎日いじってるからねえ」
他に待ち構えていた記者の人たちが、これを見てゾッとした顔になった。
よし、一応他の記者の人にもローアングラー蠱毒をけしかけておこう。
元長官も暮らしづらくて迷惑だもんね。
一旦皆さんにはお帰り願おう。
私は即座に実行した。
少しして、色々なところの車が集まってきて、動けない記者を回収していったみたい。
ここでようやく、私たちは元長官の部屋に向かうことができた。
広いマンションだ。
一階の総合ロビーから、地下にはレクリエーションスペースがいくつか。上の階にはスポーツクラブまである。
常にコンシェルジュみたいな人がいて、「ご用向きは?」とか聞いてくる。
「あのあの、大京さんの家にお招きしてもらっててですね……」
「ああ、聞き及んでおります。どうぞ」
二重のセキュリティだ!
やっとエレベーターに乗れた。
しかもこのエレベーター、招かれた部屋のある階にしか止まれない。
セキュリティ強力~!
わちゃわちゃとエレベーターを降りる私とビクトリアなのだった。
「凄い設備ね……。ステイツだとはむしろ、もっと昔からあるアンティークな設備のものが多いわ。都会は違うかも知れないけど……」
ビクトリアがキョロキョロしている。
このフロアは一階に部屋が二つしかなくて、大京さんち以外には行けないようになってる。
なので、行けるルートを辿っていくことになるのだ。
「ダンジョンだ」
「ダンジョンね」
同じ感想を懐いてしまう。
そして到着です。
そこには、なんかスポーティな感じのきれいな女の人と、おっとりした感じのスレンダーな女の人、それから色紙を持った男の子と女の子がいた。
なんだなんだ!?
「よく来てくれたね。中に入ってくれ。こら、はづきさんが通るのを邪魔したらだめだぞ。サインは後でもらいなさい」
おお、元長官の声!
子供たちがぶうぶう言っている。
「お、お邪魔しまあす……」
「リーダー、長官、奥さんが二人いるわ。二人とも指輪……!」
「二人!? ほんとだ!」
なんか人口が凄く減った時に、男女ともに配偶者を二人まで設けていいよ! という法律が一時期あったらしい。
その時に結婚したんだと思うなあ。
まあ、パートナーを養う財力とか甲斐性とか、あるいは二人の男性にめちゃくちゃ愛される愛されパワーが無いとそういうことにはならないけど。
ということで、大京元長官のお子さん二人にサインをねだられて書くことになってしまった!
私のサインは進化しているぞ!!
うおおー!!
「すげー! 最新のサインだ!」
「はづきっちいっつもサイン練習してるって言ってるもんね!」
「ま、まさか二人とも私の配信を見てる……!?」
「あたりまえじゃん!」
「いっつもおうえんしてる!!」
あんなに教育に悪い配信を!
ちなみにこの二人の他に、大京氏にはあと三人子どもおられるそうで。
大家族だあ。
「長女は留学して全寮制の高校にね。あと二人は、ほら」
ベビーベッドがあって、双子の赤ちゃんがぐうぐう寝ている。
「ということで、この家族を支えるために、俺は配信者で食っていこうと思うんだ」
「リアルにそのセリフを聞くことになるとは思いませんでした……」
「俺も言うとは思っていなかった。だが、配信開始前のツブヤキックスで、既にフォロワーが五万人を越えた」
「すっご」
「君には配信者としての心得などを聞きたくてね。ああ、先日の大罪勢とのコラボ配信はどうでもいい……。君だからな」
「はっ、恐縮です……」
色々分かってくれる人は貴重だなあ。
ちょっと向こうでは、ビクトリアが大京氏の長男と次女にアメリカンな戦い方を教えているところだった。
活発そうな奥さんが、「懐かしいなあ。私も若い頃はレイピア使ってダンジョンを踏破してたっけ」「懐かしいですねえ。あの頃は迷宮省が発足したばかりで、新卒なのにそこに回されて大変だった~」
おっとりした人は元職員さんだった。
「彼女は現役だよ」
「現役で迷宮省の職員さん!? はえ~」
では、迷宮省内部の情報も元長官は掴んでるんでしょうねえ。
「イカルガは思った以上にじゃじゃ馬で、積極的に今の迷宮省を切り崩しに掛かっているからな……。多分、中林さんはあと半月で退任するんじゃないか?」
「わ、悪そうな笑み!」
「中林さんの胃をリアルタイムで猛攻撃している本人が何を言っているんだ。正直、想定以上だった……。人間の手では管理しきれんな」
というような話をした後、ダンジョンに関するレクチャーをスタートする私なのだった。
地上波とか週刊誌とか新聞メディアが騒いでて、リスナーさんたちは『またか^^』『まあはづきっちだしな』という感じ。
よく分かってらっしゃる……。
ちなみにイカルガあての抗議の電話やメールは、宇宙さんとウェスパース氏が張り巡らせた罠により、悪意を測定されると呪詛返しが発動する。
イカルガを気軽にぶん殴ろうと思ってアクセスしてはいけないのだ……。
怖い時代になりましたねえ……。
そんな私だけど、日曜の朝。
もうじき配信者として本格的に活動するという大京元長官から、自宅へ招待していただいてしまった。
これは恐くもあり楽しみでもあり。
「私も招待されたわ。一緒に住んでるからじゃないかしら」
「ビクトリアも? 多分、私が一人で行って人見知りでもじもじしないようにという気遣いからかも知れない……」
なんだかんだ、私に関する情報をたくさん持ってそうだしね。
ということで、朝の軽い雑談配信を終えてから出発した。
元長官の家は都心にあって、セキュリティの分厚い高級マンションの一角。
建物入口のインターフォンを鳴らす。
『はいはい、どなた?』
はきはきした感じの声が聞こえてきた。
奥さんだ!
「あのあの、お、お、お招きに与りました、きら星はづきです~」
「リーダー、誰が聞いてるか分からないんだから気をつけて~!」
「あっあっ、ごめんごめん」
インターフォンの向こうでクスクス笑う声が聞こえて、『噂のはづきちゃんね。今開けるね』と自動ドアが開いた。
私が入っていこうとすると、なんかどこかで待ち構えてたみたいで、記者みたいなのがウワーッと駆け込もうとする。
「ひえーっ、あぶなーい!」
私はローアングラー蠱毒を放つ。
そうしたら、蠱毒が記者の人の足元にまとわりついた。
途端に立てなくなって崩れ落ちる記者の人。
「うぐわー! 足が、足があああああ」
「あっ、手加減したので足が駄目になるまではいかないです! えっと、半日くらい動けないと思うんで……」
「リーダーのシキガミ使いがまた上達してるわねー」
「毎日いじってるからねえ」
他に待ち構えていた記者の人たちが、これを見てゾッとした顔になった。
よし、一応他の記者の人にもローアングラー蠱毒をけしかけておこう。
元長官も暮らしづらくて迷惑だもんね。
一旦皆さんにはお帰り願おう。
私は即座に実行した。
少しして、色々なところの車が集まってきて、動けない記者を回収していったみたい。
ここでようやく、私たちは元長官の部屋に向かうことができた。
広いマンションだ。
一階の総合ロビーから、地下にはレクリエーションスペースがいくつか。上の階にはスポーツクラブまである。
常にコンシェルジュみたいな人がいて、「ご用向きは?」とか聞いてくる。
「あのあの、大京さんの家にお招きしてもらっててですね……」
「ああ、聞き及んでおります。どうぞ」
二重のセキュリティだ!
やっとエレベーターに乗れた。
しかもこのエレベーター、招かれた部屋のある階にしか止まれない。
セキュリティ強力~!
わちゃわちゃとエレベーターを降りる私とビクトリアなのだった。
「凄い設備ね……。ステイツだとはむしろ、もっと昔からあるアンティークな設備のものが多いわ。都会は違うかも知れないけど……」
ビクトリアがキョロキョロしている。
このフロアは一階に部屋が二つしかなくて、大京さんち以外には行けないようになってる。
なので、行けるルートを辿っていくことになるのだ。
「ダンジョンだ」
「ダンジョンね」
同じ感想を懐いてしまう。
そして到着です。
そこには、なんかスポーティな感じのきれいな女の人と、おっとりした感じのスレンダーな女の人、それから色紙を持った男の子と女の子がいた。
なんだなんだ!?
「よく来てくれたね。中に入ってくれ。こら、はづきさんが通るのを邪魔したらだめだぞ。サインは後でもらいなさい」
おお、元長官の声!
子供たちがぶうぶう言っている。
「お、お邪魔しまあす……」
「リーダー、長官、奥さんが二人いるわ。二人とも指輪……!」
「二人!? ほんとだ!」
なんか人口が凄く減った時に、男女ともに配偶者を二人まで設けていいよ! という法律が一時期あったらしい。
その時に結婚したんだと思うなあ。
まあ、パートナーを養う財力とか甲斐性とか、あるいは二人の男性にめちゃくちゃ愛される愛されパワーが無いとそういうことにはならないけど。
ということで、大京元長官のお子さん二人にサインをねだられて書くことになってしまった!
私のサインは進化しているぞ!!
うおおー!!
「すげー! 最新のサインだ!」
「はづきっちいっつもサイン練習してるって言ってるもんね!」
「ま、まさか二人とも私の配信を見てる……!?」
「あたりまえじゃん!」
「いっつもおうえんしてる!!」
あんなに教育に悪い配信を!
ちなみにこの二人の他に、大京氏にはあと三人子どもおられるそうで。
大家族だあ。
「長女は留学して全寮制の高校にね。あと二人は、ほら」
ベビーベッドがあって、双子の赤ちゃんがぐうぐう寝ている。
「ということで、この家族を支えるために、俺は配信者で食っていこうと思うんだ」
「リアルにそのセリフを聞くことになるとは思いませんでした……」
「俺も言うとは思っていなかった。だが、配信開始前のツブヤキックスで、既にフォロワーが五万人を越えた」
「すっご」
「君には配信者としての心得などを聞きたくてね。ああ、先日の大罪勢とのコラボ配信はどうでもいい……。君だからな」
「はっ、恐縮です……」
色々分かってくれる人は貴重だなあ。
ちょっと向こうでは、ビクトリアが大京氏の長男と次女にアメリカンな戦い方を教えているところだった。
活発そうな奥さんが、「懐かしいなあ。私も若い頃はレイピア使ってダンジョンを踏破してたっけ」「懐かしいですねえ。あの頃は迷宮省が発足したばかりで、新卒なのにそこに回されて大変だった~」
おっとりした人は元職員さんだった。
「彼女は現役だよ」
「現役で迷宮省の職員さん!? はえ~」
では、迷宮省内部の情報も元長官は掴んでるんでしょうねえ。
「イカルガは思った以上にじゃじゃ馬で、積極的に今の迷宮省を切り崩しに掛かっているからな……。多分、中林さんはあと半月で退任するんじゃないか?」
「わ、悪そうな笑み!」
「中林さんの胃をリアルタイムで猛攻撃している本人が何を言っているんだ。正直、想定以上だった……。人間の手では管理しきれんな」
というような話をした後、ダンジョンに関するレクチャーをスタートする私なのだった。
22
お気に入りに追加
246
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる