43 / 517
イケてる? 私の立志編
第43話 輝け! 勝利のゴボウ伝説
しおりを挟む
ジャージマントのおかげで、ふわっと着地。
「エメラク先生のデザイン最高……! ありがとう……!」
※エメラク『いつもと違って褐色じゃないし人外じゃないし露出度も低いからそっちのフェチ全振りだったんですけど役立って良かったです』
「お、おう……」
※『はづきっち引いとる』『エメラクさんの本来の作風とちょっと違うもんな!』
深遠な話を聞いてしまった。
性癖の世界は怖いなー。
「たった一人で降りてきたピョン!? はづきさんすごいピョンなー」
壁を蹴りながら降りてきたピョンパルさんが、私の前に降り立った。
ぴょこぴょこお尻を振りながら、私に話しかけてくる。
「あ、ど、ど、どうも! 新人のきら星はづきです~」
「なっはっは! 気を使わなくていいピョンよー! 誰だって新人の期間があるピョン。パルもデビューは三年前だし、そんなにベテランじゃないピョンからなー」
さっき調べたら、チャンネル登録者数200万人超えとかいうとんでもない人だった。
ライブダンジョンはなうファンタジーと比べて数が少ないけど、その分だけ一人ひとりがアイドル的な人気を持っていて、物凄い登録者数を誇るんだなあ。
「今度パルとコラボしようピョン!」
「あー! ずるいんだけどパル! キャプテンもコラボするー!!」
「あひー!」
この海王星アクアという海賊っぽいイメージの人も、登録者数200万人超え……!
すっごい人に挟まれてしまった!
※『ライブダンジョンのトップクラスに挟まれて小さくなってるぞ』『ほんとトップ配信者に好かれるよな、うちの姫は』『小動物的可愛さがあるからな……』
「た、助けてくれお前ら~」
※たこやき『コラボしてもっとビッグになってくれはづきっち』
「うわーっ、ス、スパチャがたくさん来たー! 後押ししてくるとか鬼かー!」
きら星はづきに逃げ場なし!!
こうして私は、ライブダンジョン側ともコラボすることになってしまったのだった。
とんでもないことになってきた……。
ダンジョンハザードを収めても、まだまだ大変だぞ……!
「はいはい皆さん! ダンジョン最深部で雑談もいいですけれど、ダンジョンハザードの主原因を前にお尻を向けるのはマナー違反ですよ! 倒してから存分にお尻を向けてあげましょう!」
「委員長の言い回しは相変わらず面白いピョンな……!!」
「キャプテンああ言う言い方大好きなんだよねー!」
「それにわたくしも、はづきさんとコラボしたいですから。この後で、コラボ権を掛けて勝負しませんか?」
「えっ!!」
ついになうファンタジートップの風花委員長まで加わってきて、三つの勢力が誕生した!
私はその中心あたりで「あひー」という他ない!
たすけてー!!
勝負項目は早押しクイズになったようで、後に熾天使バトラさんにジャッジを依頼するらしい。
「今日帰ってから企画書作りますんで、実行は来月以降になりますね。連絡しますから専用のザッコも作っておきましょう」
「うーし、キャプテンやるぞー!!」
「負けないピョンなー!!」
燃え上がる委員長、キャプテン、パルさん。
なんだこれ、なんだこれ。
私の意志はどこに~。
「あ、あのー!! 出てきました、ボスモンスター!!」
この状況下で、勇気を振り絞ったカンナちゃんの声が響き渡る!
ハッと我に返る、大物配信者三人なのだった。
ダンジョンハザードの真っ只中でこういう話できるの、本当に大物すぎる……!
いや、私もこの場から逃れたいばかりでダンジョンハザードのコトすっかり忘れてたけど!!
出現したのは、大きな扉のような姿のモンスター。
門扉は完全に開かれていて、そこから次々にモンスターが出現して来ていた。
きりがない!
あっという間に、私たちが降り立ったところはモンスターに埋め尽くされてしまった。
「よーっし、一斉射! 道を切り開くからねーっ!!」
「ピョン! パルは大物狙いで行くピョンよー!」
ライブダンジョンの二人が、モンスターの群れに挑んでいった。
委員長は鞭を構えて、私とトライシグナルの三人に告げる。
「わたくしたちが溢れ出すモンスターを減らします。その間に、皆さんは扉のモンスターを倒してください!」
「えっ、いいんですか!?」
卯月さんの言葉に、委員長が頷いた。
「もちろん。この状況でわたくしたちの誰が欠けても、モンスターは外へ溢れ出します。ですからこれはわたくしたちが減らさなければなりません。だけど大きなモンスター一体なら、皆さんで仕留められるでしょう。これは役割分担です! それから!」
私たちに向けて、委員長がぴしっと人差し指を立てた。
「死ぬのはルール違反ですので、死なないように死ぬほど頑張って来てください!」
「「「はいっ!!」」」
いい返事をするトライシグナルの三人!
「ほへ?」
自分のことだと一瞬わからない私!
※『はづきっち~~~!!』『ほんと外さないなあ……』『がんばれー!』
「お、お、おう、がんばる」
だが、色々ありすぎて、今の私は全然ものを考えられなくなっているぞ。
「えーと、この後どうすれば」
※『俺ら集合知の出番か』『今こそ自転車だろ』『はづきっちの広範囲蹂躙兵器、借りた自転車!!』
「あ、そっか!」
トライシグナルの三人が先に突き進んでいる後ろで、私はいそいそとポーチに手を突っ込んだ。
スポンっと取り出す自転車。
※『私の自転車! まだ活躍してる!』『貸主の女子高生じゃん』『ようこそはづきっちのチャンネルへ』
「あっ、お借りしてます……! 大活躍してます」
私はペコペコしながら、自転車にまたがった。
そして漕ぎ始める。
自転車が光り輝いた。
向かってくるモンスターは、自転車のタイヤにボイーンと弾かれると『ウグワーッ!?』消滅する!
私はどんどん突き進む。
自転車の移動速度が速いので、モンスターが集団で攻撃できないのだ。
誰も私を止められない!
ついにトライシグナルの三人を追い抜いた。
「つ、ついてきて!!」
「はづきちゃんありがとう!!」
「ほんと、頼れるよねえ!」
「年下にキャリーされる私たち」
眼の前には、巨大な扉の形をしたモンスター。
接近する私を見て、モンスターは『もがあああああああ!!』と叫んだ。
溢れ出すモンスターの数が増える!
だけど、トライシグナルの三人が叫んだ。
「私たちが援護するから!!」
「よーっし!! モンスターを止めてやるーっ!!」
「はづきちゃん、打ち上げるからね!」
打ち上げる……?
その直後、水無月さんが使った魔法で、地面から猛烈な間欠泉が吹き上がった。
真上に私がいたので、そのまま空に放り出される。
「あひーっ!?」
ジャージマントが輝く。
ふわりと、自転車にまたがった私が空を舞った。
※たこやき『決め時でしょ』もんじゃ『装備するんだ!』おこのみ『エモーい!』
ポーチから取り出すのは、光り輝く伝家の宝刀。
ゴボウ!
今だけ片手運転だけど、委員長はちょっと笑うと、私に背を向けて戦い始めた。
見えてないってアクションありがたい。
「あちょーっ!!」
自転車ごと、私は扉モンスターに飛びかかった。
前輪が扉モンスターに炸裂する!
さらに、私がゴボウでペチペチ叩く!
『ウグッ! ウグワッ! ウグワーッ!?』
扉モンスターが絶叫した。
全身から虹色の輝きを放ちながら、その巨体が消滅していく。
ゆっくりと地面に降りていく私の眼の前で、扉の向こうの景色が一瞬だけ見えた。
どこまでも広がる森と、剣のように鋭く尖った山々。
今にもこちらに飛び出さんとする、無数のモンスターたち。
異世界の光景そのものだった。
だけどそれらは、扉モンスターの消滅とともに、完全に消え失せてしまった。
扉から飛び出したモンスターたちも、次々にその姿が消えていく。
どういうことだろう?
だけど私に考える暇など与えられなかった!
なぜなら!
「やったー! はづきちゃんサイコー!!」
「やったね!! やったねー!!」
「これ、ハグする流れ? よーしよし! えいやー!!」
トライシグナルの三人に、三方向から強烈にハグされてしまったからだ!
「あひー!? つ、つぶれるぅ~!」
私の情けない悲鳴が、ダンジョンの奥底に響き渡るのだった。
「エメラク先生のデザイン最高……! ありがとう……!」
※エメラク『いつもと違って褐色じゃないし人外じゃないし露出度も低いからそっちのフェチ全振りだったんですけど役立って良かったです』
「お、おう……」
※『はづきっち引いとる』『エメラクさんの本来の作風とちょっと違うもんな!』
深遠な話を聞いてしまった。
性癖の世界は怖いなー。
「たった一人で降りてきたピョン!? はづきさんすごいピョンなー」
壁を蹴りながら降りてきたピョンパルさんが、私の前に降り立った。
ぴょこぴょこお尻を振りながら、私に話しかけてくる。
「あ、ど、ど、どうも! 新人のきら星はづきです~」
「なっはっは! 気を使わなくていいピョンよー! 誰だって新人の期間があるピョン。パルもデビューは三年前だし、そんなにベテランじゃないピョンからなー」
さっき調べたら、チャンネル登録者数200万人超えとかいうとんでもない人だった。
ライブダンジョンはなうファンタジーと比べて数が少ないけど、その分だけ一人ひとりがアイドル的な人気を持っていて、物凄い登録者数を誇るんだなあ。
「今度パルとコラボしようピョン!」
「あー! ずるいんだけどパル! キャプテンもコラボするー!!」
「あひー!」
この海王星アクアという海賊っぽいイメージの人も、登録者数200万人超え……!
すっごい人に挟まれてしまった!
※『ライブダンジョンのトップクラスに挟まれて小さくなってるぞ』『ほんとトップ配信者に好かれるよな、うちの姫は』『小動物的可愛さがあるからな……』
「た、助けてくれお前ら~」
※たこやき『コラボしてもっとビッグになってくれはづきっち』
「うわーっ、ス、スパチャがたくさん来たー! 後押ししてくるとか鬼かー!」
きら星はづきに逃げ場なし!!
こうして私は、ライブダンジョン側ともコラボすることになってしまったのだった。
とんでもないことになってきた……。
ダンジョンハザードを収めても、まだまだ大変だぞ……!
「はいはい皆さん! ダンジョン最深部で雑談もいいですけれど、ダンジョンハザードの主原因を前にお尻を向けるのはマナー違反ですよ! 倒してから存分にお尻を向けてあげましょう!」
「委員長の言い回しは相変わらず面白いピョンな……!!」
「キャプテンああ言う言い方大好きなんだよねー!」
「それにわたくしも、はづきさんとコラボしたいですから。この後で、コラボ権を掛けて勝負しませんか?」
「えっ!!」
ついになうファンタジートップの風花委員長まで加わってきて、三つの勢力が誕生した!
私はその中心あたりで「あひー」という他ない!
たすけてー!!
勝負項目は早押しクイズになったようで、後に熾天使バトラさんにジャッジを依頼するらしい。
「今日帰ってから企画書作りますんで、実行は来月以降になりますね。連絡しますから専用のザッコも作っておきましょう」
「うーし、キャプテンやるぞー!!」
「負けないピョンなー!!」
燃え上がる委員長、キャプテン、パルさん。
なんだこれ、なんだこれ。
私の意志はどこに~。
「あ、あのー!! 出てきました、ボスモンスター!!」
この状況下で、勇気を振り絞ったカンナちゃんの声が響き渡る!
ハッと我に返る、大物配信者三人なのだった。
ダンジョンハザードの真っ只中でこういう話できるの、本当に大物すぎる……!
いや、私もこの場から逃れたいばかりでダンジョンハザードのコトすっかり忘れてたけど!!
出現したのは、大きな扉のような姿のモンスター。
門扉は完全に開かれていて、そこから次々にモンスターが出現して来ていた。
きりがない!
あっという間に、私たちが降り立ったところはモンスターに埋め尽くされてしまった。
「よーっし、一斉射! 道を切り開くからねーっ!!」
「ピョン! パルは大物狙いで行くピョンよー!」
ライブダンジョンの二人が、モンスターの群れに挑んでいった。
委員長は鞭を構えて、私とトライシグナルの三人に告げる。
「わたくしたちが溢れ出すモンスターを減らします。その間に、皆さんは扉のモンスターを倒してください!」
「えっ、いいんですか!?」
卯月さんの言葉に、委員長が頷いた。
「もちろん。この状況でわたくしたちの誰が欠けても、モンスターは外へ溢れ出します。ですからこれはわたくしたちが減らさなければなりません。だけど大きなモンスター一体なら、皆さんで仕留められるでしょう。これは役割分担です! それから!」
私たちに向けて、委員長がぴしっと人差し指を立てた。
「死ぬのはルール違反ですので、死なないように死ぬほど頑張って来てください!」
「「「はいっ!!」」」
いい返事をするトライシグナルの三人!
「ほへ?」
自分のことだと一瞬わからない私!
※『はづきっち~~~!!』『ほんと外さないなあ……』『がんばれー!』
「お、お、おう、がんばる」
だが、色々ありすぎて、今の私は全然ものを考えられなくなっているぞ。
「えーと、この後どうすれば」
※『俺ら集合知の出番か』『今こそ自転車だろ』『はづきっちの広範囲蹂躙兵器、借りた自転車!!』
「あ、そっか!」
トライシグナルの三人が先に突き進んでいる後ろで、私はいそいそとポーチに手を突っ込んだ。
スポンっと取り出す自転車。
※『私の自転車! まだ活躍してる!』『貸主の女子高生じゃん』『ようこそはづきっちのチャンネルへ』
「あっ、お借りしてます……! 大活躍してます」
私はペコペコしながら、自転車にまたがった。
そして漕ぎ始める。
自転車が光り輝いた。
向かってくるモンスターは、自転車のタイヤにボイーンと弾かれると『ウグワーッ!?』消滅する!
私はどんどん突き進む。
自転車の移動速度が速いので、モンスターが集団で攻撃できないのだ。
誰も私を止められない!
ついにトライシグナルの三人を追い抜いた。
「つ、ついてきて!!」
「はづきちゃんありがとう!!」
「ほんと、頼れるよねえ!」
「年下にキャリーされる私たち」
眼の前には、巨大な扉の形をしたモンスター。
接近する私を見て、モンスターは『もがあああああああ!!』と叫んだ。
溢れ出すモンスターの数が増える!
だけど、トライシグナルの三人が叫んだ。
「私たちが援護するから!!」
「よーっし!! モンスターを止めてやるーっ!!」
「はづきちゃん、打ち上げるからね!」
打ち上げる……?
その直後、水無月さんが使った魔法で、地面から猛烈な間欠泉が吹き上がった。
真上に私がいたので、そのまま空に放り出される。
「あひーっ!?」
ジャージマントが輝く。
ふわりと、自転車にまたがった私が空を舞った。
※たこやき『決め時でしょ』もんじゃ『装備するんだ!』おこのみ『エモーい!』
ポーチから取り出すのは、光り輝く伝家の宝刀。
ゴボウ!
今だけ片手運転だけど、委員長はちょっと笑うと、私に背を向けて戦い始めた。
見えてないってアクションありがたい。
「あちょーっ!!」
自転車ごと、私は扉モンスターに飛びかかった。
前輪が扉モンスターに炸裂する!
さらに、私がゴボウでペチペチ叩く!
『ウグッ! ウグワッ! ウグワーッ!?』
扉モンスターが絶叫した。
全身から虹色の輝きを放ちながら、その巨体が消滅していく。
ゆっくりと地面に降りていく私の眼の前で、扉の向こうの景色が一瞬だけ見えた。
どこまでも広がる森と、剣のように鋭く尖った山々。
今にもこちらに飛び出さんとする、無数のモンスターたち。
異世界の光景そのものだった。
だけどそれらは、扉モンスターの消滅とともに、完全に消え失せてしまった。
扉から飛び出したモンスターたちも、次々にその姿が消えていく。
どういうことだろう?
だけど私に考える暇など与えられなかった!
なぜなら!
「やったー! はづきちゃんサイコー!!」
「やったね!! やったねー!!」
「これ、ハグする流れ? よーしよし! えいやー!!」
トライシグナルの三人に、三方向から強烈にハグされてしまったからだ!
「あひー!? つ、つぶれるぅ~!」
私の情けない悲鳴が、ダンジョンの奥底に響き渡るのだった。
20
お気に入りに追加
245
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる