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コラボレーション・きら星はづき編
第108話 さて帰ろう
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はづきっちの教室の前で、八咫烏と合流した。
チャラウェイは大京さんご一家と一緒にいるらしい。
「スパイスちゃん、その姿ではづきっちのとこ行ってきたの? 目立たなかった?」
「有名人の撮影が入ったんで平気だった。あと精神魔法も併用して無事に回ったよーん、イェイ」
「いい性格をしてらっしゃる~」
笑う八咫烏。
そうしていたら、なんかハイテンションな女の子が教室にやってきて、はづきっちときゃあきゃあやり取りしている。
「あ、あの娘、弊社のカンナ・アーデルハイド。はづきちゃんとやたら仲良しなんだよね」
「そうなんだー! あのはづきっちが個人的に、特別に仲の良い配信者がいるっていうのびっくりだなー」
「デビュー前の付き合いらしいよ?」
「へえー! アーカイブみとこ!」
人に歴史ありだ。
さて、そろそろ夕方も近い。
スパイスたちも切り上げるとしましょうー。
物陰で元の姿に戻ったところで、マシロがこっちを見つけてダーッと走ってきた。
「せんぱーい!! なんで一日先輩と離れ離れにならなきゃいけないんスかー!!」
「うおっ、マシロがおこだ」
「そりゃそうッスよ! いいッスか? あたしたち、婚約者なんスよ! だったら一緒にいなくちゃだめッス……!! あたしがそう決めたッス」
「ははは、お熱いねー」
八咫烏が冷やかしてくる。
大京一家の奥様方もニコニコだ。
「式には呼んでね」
「いつやるんですか?」
「いつだろう……」
俺が首を傾げたら、マシロが「年末です!!」と断言した。
な、なんだってー!!
もうそんなに無いじゃないか。
「うちの親が今駆け回って式場探してます!!」
「なんだってー!! 一言も聞いてなかった」
「あっ、フロータに連絡してたッスけど……」
『存じ上げてました~!』
「お前フロータ、俺への引き継ぎど忘れしてやがったな!?」
『ご、ごめんなさーい!! 怪物女の衝撃で全ての記憶が一時的に吹っ飛んでました!』
そうか……。
それは仕方ない。
こうして学園祭を堪能した俺たちは、帰途についた。
駅で別れる。
俺とマシロだけ、下り電車なんだよなあ。
帰りが立ちは面倒なので、一旦特別快速で新宿に行き、そこから特急券を買って座って行く!
「面倒じゃ無いっスか?」
「マシロだってありがたいーって思うようになるぞ。ま、来年からは普通に快速にもグリーン車が導入されるみたいだから」
座れたら案の定……。
マシロは俺に頭を預けて、すうすうと寝始めるのだった。
はしゃいでたから、疲れたんだろうなあ。
しかし驚きだ。
まさか結婚式が迫っていたとはな……。
主にマシロの家のご両親が大張り切りで仕切っているようだ。
うちの父親にも連絡はしておいた。
一瞬呆然としていたようだが、すぐに、ちょっと嬉しそうな声で『必ず行くからな』と続けたのだった。
まあ、そこそこ疎遠な関係だったが親孝行にはなったことだろう。
……そういえばあの人、俺が魔法少女になってダンジョン配信してることは知らないんだよな。
過去には色々あったが、ずっと距離を取っていることで多少はお互いクールダウンしている。
この辺りで最低限の関係修復はしておいていいだろう。
孫が生まれたら、抱っこさせてやるくらいはいいかも知れない。
特急列車は、駅をバンバン飛ばして走る。
停車しないから速いし、指定席だから座れる。
こうやって物思いにふける時間もあるというものだ。
こんな時、魔導書たちは気を使って話しかけてこなくなる。
いや……こいつら、カバンの中で寝ているんじゃないか……?
『マスター、連絡が来ています。古き魔女様からです』
「ザッコで?」
『はい』
カバンからピョイっと飛び出してきたフロッピーが、画面を表示してくれた。
そこには、古き魔女からの挨拶と……警告がある。
『私が各地に派遣している使い魔からの情報です。恐らく……海の魔女が動き出しています。海の大魔将が倒されたことで、海を使った物流が解放されましたから』
海の魔女!
七人の魔女のうちの一人だ。
なるほど、海はダンジョン化に近い状態になっており、だからこそ海の魔女はこちらに来れなかったのだ。
きら星はづきが海の大魔将を倒し、海を人類の手に取り戻したことで……結果的に魔女も自由になった。
やつは海を使ってこちらに来るだろう、という話になるわけだな。
「いつくらいに来そうですか?」
そういう旨を送ってみる。
少ししてから返答が来た。
『恐らく年末ころに』
結婚式にぶち当たるじゃん。
魔女め、空気が読めないやつらだなー!
ここはこう……フォーガイズの面々に協力してもらうしかないか……?
こちらでもアンテナを立てておいて、海の魔女に注意しておこう。
まずは帰ったら情報収集だ。
忙しくなるぞ……!!
終点に到着。
ここが俺の最寄り駅なのだが、マシロの最寄りからは一つ遠い。
揺り起こすと、
「ふいー」とか言いながら寝ぼけ眼で起き上がるマシロなのだった。
仕方ない、タクシーで送ってやろう。
「先輩の家に泊めるとかそういうのは無いんスかぁ」
「俺は婚前交渉とかほとんどやらないタイプなんだ」
「そんなあー」
マシロをタクシーに押し込んで、家まで送った。
よし!
そして帰宅!
おっ、狐耳のいつもの人がいる。
「おかえり~。うちも久々に帰れましたわぁ」
「シノさん、ずっと迷宮省だったもんなあ」
「ええ。前の前の長官時代の引き継ぎがなかなか終わりませんわ。重要書類が大半破棄されてまして、これの復元でもう大変で大変で……」
しおしおーっとなるシノ。
家でゆっくり寝てもらい、今日は出前できつねそばでも取ろう。
そして俺は、ネットで海の魔女の情報収集なのだ。
チャラウェイは大京さんご一家と一緒にいるらしい。
「スパイスちゃん、その姿ではづきっちのとこ行ってきたの? 目立たなかった?」
「有名人の撮影が入ったんで平気だった。あと精神魔法も併用して無事に回ったよーん、イェイ」
「いい性格をしてらっしゃる~」
笑う八咫烏。
そうしていたら、なんかハイテンションな女の子が教室にやってきて、はづきっちときゃあきゃあやり取りしている。
「あ、あの娘、弊社のカンナ・アーデルハイド。はづきちゃんとやたら仲良しなんだよね」
「そうなんだー! あのはづきっちが個人的に、特別に仲の良い配信者がいるっていうのびっくりだなー」
「デビュー前の付き合いらしいよ?」
「へえー! アーカイブみとこ!」
人に歴史ありだ。
さて、そろそろ夕方も近い。
スパイスたちも切り上げるとしましょうー。
物陰で元の姿に戻ったところで、マシロがこっちを見つけてダーッと走ってきた。
「せんぱーい!! なんで一日先輩と離れ離れにならなきゃいけないんスかー!!」
「うおっ、マシロがおこだ」
「そりゃそうッスよ! いいッスか? あたしたち、婚約者なんスよ! だったら一緒にいなくちゃだめッス……!! あたしがそう決めたッス」
「ははは、お熱いねー」
八咫烏が冷やかしてくる。
大京一家の奥様方もニコニコだ。
「式には呼んでね」
「いつやるんですか?」
「いつだろう……」
俺が首を傾げたら、マシロが「年末です!!」と断言した。
な、なんだってー!!
もうそんなに無いじゃないか。
「うちの親が今駆け回って式場探してます!!」
「なんだってー!! 一言も聞いてなかった」
「あっ、フロータに連絡してたッスけど……」
『存じ上げてました~!』
「お前フロータ、俺への引き継ぎど忘れしてやがったな!?」
『ご、ごめんなさーい!! 怪物女の衝撃で全ての記憶が一時的に吹っ飛んでました!』
そうか……。
それは仕方ない。
こうして学園祭を堪能した俺たちは、帰途についた。
駅で別れる。
俺とマシロだけ、下り電車なんだよなあ。
帰りが立ちは面倒なので、一旦特別快速で新宿に行き、そこから特急券を買って座って行く!
「面倒じゃ無いっスか?」
「マシロだってありがたいーって思うようになるぞ。ま、来年からは普通に快速にもグリーン車が導入されるみたいだから」
座れたら案の定……。
マシロは俺に頭を預けて、すうすうと寝始めるのだった。
はしゃいでたから、疲れたんだろうなあ。
しかし驚きだ。
まさか結婚式が迫っていたとはな……。
主にマシロの家のご両親が大張り切りで仕切っているようだ。
うちの父親にも連絡はしておいた。
一瞬呆然としていたようだが、すぐに、ちょっと嬉しそうな声で『必ず行くからな』と続けたのだった。
まあ、そこそこ疎遠な関係だったが親孝行にはなったことだろう。
……そういえばあの人、俺が魔法少女になってダンジョン配信してることは知らないんだよな。
過去には色々あったが、ずっと距離を取っていることで多少はお互いクールダウンしている。
この辺りで最低限の関係修復はしておいていいだろう。
孫が生まれたら、抱っこさせてやるくらいはいいかも知れない。
特急列車は、駅をバンバン飛ばして走る。
停車しないから速いし、指定席だから座れる。
こうやって物思いにふける時間もあるというものだ。
こんな時、魔導書たちは気を使って話しかけてこなくなる。
いや……こいつら、カバンの中で寝ているんじゃないか……?
『マスター、連絡が来ています。古き魔女様からです』
「ザッコで?」
『はい』
カバンからピョイっと飛び出してきたフロッピーが、画面を表示してくれた。
そこには、古き魔女からの挨拶と……警告がある。
『私が各地に派遣している使い魔からの情報です。恐らく……海の魔女が動き出しています。海の大魔将が倒されたことで、海を使った物流が解放されましたから』
海の魔女!
七人の魔女のうちの一人だ。
なるほど、海はダンジョン化に近い状態になっており、だからこそ海の魔女はこちらに来れなかったのだ。
きら星はづきが海の大魔将を倒し、海を人類の手に取り戻したことで……結果的に魔女も自由になった。
やつは海を使ってこちらに来るだろう、という話になるわけだな。
「いつくらいに来そうですか?」
そういう旨を送ってみる。
少ししてから返答が来た。
『恐らく年末ころに』
結婚式にぶち当たるじゃん。
魔女め、空気が読めないやつらだなー!
ここはこう……フォーガイズの面々に協力してもらうしかないか……?
こちらでもアンテナを立てておいて、海の魔女に注意しておこう。
まずは帰ったら情報収集だ。
忙しくなるぞ……!!
終点に到着。
ここが俺の最寄り駅なのだが、マシロの最寄りからは一つ遠い。
揺り起こすと、
「ふいー」とか言いながら寝ぼけ眼で起き上がるマシロなのだった。
仕方ない、タクシーで送ってやろう。
「先輩の家に泊めるとかそういうのは無いんスかぁ」
「俺は婚前交渉とかほとんどやらないタイプなんだ」
「そんなあー」
マシロをタクシーに押し込んで、家まで送った。
よし!
そして帰宅!
おっ、狐耳のいつもの人がいる。
「おかえり~。うちも久々に帰れましたわぁ」
「シノさん、ずっと迷宮省だったもんなあ」
「ええ。前の前の長官時代の引き継ぎがなかなか終わりませんわ。重要書類が大半破棄されてまして、これの復元でもう大変で大変で……」
しおしおーっとなるシノ。
家でゆっくり寝てもらい、今日は出前できつねそばでも取ろう。
そして俺は、ネットで海の魔女の情報収集なのだ。
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