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スパイス完全復活編
第86話 現状把握と作戦立案
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「長官は大魔将対策で多忙なので、うちが引き続きスパイスさんを担当します。長官は覚えてはりましたよ」
「良かった! やっぱり記憶を吹き飛ばす魔法、配信者で言うある程度の実力ある人には通じてないんだな」
チャラウェイ、八咫烏、熾天使バトラとも連絡が取れた。
みんな心配してくれていたのはありがたい。
そして、何故か記憶を保持していた謎の140人。
その大半がお肉どもと呼ばれるセンシティブ勢だった。
※『スパイスちゃんで興奮できる我々を舐めてもらっちゃ困りますぜ!』『なんかプレッシャーが襲ってきたタイミングが、偶然スパイスちゃんのメスガキ音声を聞いてたタイミングだった』『私も』『俺も』
やっぱりASMRは精神魔法特効だった!!
140名とのザッコを使った会議で、俺はスパイスとなって発案する。
「つまり……たくさんの人間の耳に入るところでASMRすればいいんだね! すっごいヒントになった! 大魔将の戦いに駆けつけて、そこでやろう! あとはどう注目されるかだけど……」
多くの配信者が集まるというから、そこで注目されるのは至難の業だろう。
だが、日本中……あるいは世界の注目もまたそこに集まっている。
アピールすべき場所はそこしかない。
『だとしたら主様、あの恐ろしい娘も来たりするんじゃないですか? あの世界にめちゃめちゃに注目されている娘も……』
『んゴボウ使いぃ~』
『えぇ~? ゴボウなんかでダンジョンで何ができるんでやんすかぁ? ダンジョンは遊びじゃねえでやんすよぉ?』
※『新しい声が増えてる!』『魔女をやっつけて魔導書増やしてきたんだ!?』『三下~!!』『ザッコですらフラグを建てていくw』
『な、な、な、なんじゃとぉー!? あっしがまさか負けフラグを建てているとでも言うんでやんすかあ!? あっしは生存のためのセンサーに特化しているから、強きにおもねり、弱きを足蹴にして生き残ってきたというのに……なぜかあっしの歴代のマスターは無残な死を遂げる』
『メンタリスが主にヘコヘコするばっかりで、全く自分の情報を開示しないからじゃない?』
『いやいやいや、あっしの魔法はあっしの切り札でやんすよ!? それを明らかにしたら「はいサヨウナラ」ってポイ捨てされるかも知れないでやんすよー!!』
『ん一理あるがぁ、もったいぶった上に主に忠告もしないためにぃ、精神の魔女はおかしくなりぃ、ああやって主に倒されたのだあ』
『ハッ、い、言われてみれば!! 今のマスターは策士でやんすねえ……』
『『いやいやいや』』
メンタリスが面白いキャラなので、ザッコのみんなも大いに受けている。
うんうん、多分本質的にはかなり危険な魔導書なのだが、本人は自己防衛の心理が非常に強いので悪さをしてこない。
無駄に忖度して、忠告も自分の能力の開示もしないから、こちらから聞き出していく必要があるだろう。
本当に魔導書は個性豊かだなあ。
とりあえず、基本魔法としてはマインドリード・タッチ、マインドショックの二つが手に入った。
精神の魔女が使っていた、マインドハックとメモリーバッシュはかなり上位の魔法に当たるそうだ。
だが、フロータ曰く……。
『そんな燃費が悪くて命を削るような直接的魔法じゃなくて、もっと使い勝手がいい中級くらいのを山程持ってますよこいつ! みんなで叩いて吐き出させましょう!』
『んいい考えだぁ~! なんなら俺がぁ! 燃やしてやってもいぃ~』
『ギヒェーッ! お、お、お助けぇ~!!』
「あっ! 新しい魔法を吐き出した! マインドチル? 相手を落ち着かせる魔法か。ああ、なるほど……」
※『スパイスちゃんがリアルタイムで魔導書を教育してるぞ』『貴重な音声だなあ……w』『明らかにパワーアップして戻ってきてる!』『活躍が楽しみ過ぎる~!』
『あっ、大魔将到着の予定をキャッチしました!』
「おっ、重要情報来たー! 教えてー! あ、リスナーネームも一緒にね!」
※『はい! わたくし、マルチョウと申します! 大魔将はコミックイベント翌日に東京湾に到達予定。これは相手が速度を早め、最悪のパターンで到着した状況を予想してますが、恐らくこのタイミングでやって来ると思われます。なぜなら敵は人類の敵なので、こちらの一番嫌なタイミングを狙うからです』
「なるほどー!! マルチョウ優秀!!」
※マルチョウ『お褒めに預かり恐悦至極!!』
※『はーい!! 私は特上ロースです!! えぇと、これ秘密なんですけど旦那が迷宮省の職員なんで、予定を色々聞いてます! きら星はづきちゃんが来る予定なので、彼女の配信に映り込めば注目されると思います!』
「いいねいいね、優秀~!! 特上ロースありがとう!! でも次からは機密情報漏らさなくていいからね! 旦那さんの首が飛ぶからね!」
その後、みんながリスナーネームを連呼する展開になった。
肉の名前が多いじゃないか!!
まさしくこれは一騎当千のお肉どもだ。
スパイスはこうして、戦うための手がかりを得たのだ!
ザッコによる会議終了!!
「うおー! やるぞー!」
スパイスモードのまま気合を入れると、フロッピーがふわふわ浮かびながら『ドンドンドンドンパフパフパフ』と効果音を発してくれた。
分かってるー!
なお、魔導書二冊がお通夜状態です。
『あ、あの娘に会うんですかあ? 主様、私達のことは意思がない魔導書として紹介して下さいねえ』
『ん直接接触はぁ、避けたいぃ……』
『二冊ともどうしたでやんすか!? 随分と弱腰でやんすねえ……! これはもしや、あっしの時代が来た……!?』
『おばか! あんた一発で消滅させられるわよ!!』
『んお前は嫌いだがぁ! いなくなると主がパワーダウンするぅ!!』
『あっし、能力だけを求められてる!?』
そんな声をバックに、元の姿に戻った俺はカレンダーを確認する。
明後日か!!
今日、明日と、コミックイベントは絶賛開催中。
それの終了後に大魔将とやらがやって来る。
俺が魔女と戦ったりしている間に、時代はどんどんと変化していっているのだ。
「スパイスさん、マシロさんのことはええんですか? 声をかけてあげなくても」
「俺のことを忘れてしまっているんだろ? 今はあいつとの繋がりが切れてしまった状態だから、接触は難しいだろう。そこで焦るよりも、最大威力でASMRをぶちかまし、一気に繋がりを取り戻すことにする」
「はあー、豪胆ですわぁ! 代々、人間がそういう情に流されて破滅してくのを見てましたからねえ」
「うん、ショウゴのままだと焦りはあるんだが、スパイスになるとどこかに飛んでいくんだ……。そして落ち着ける。この半熱半冷がいい感じのバランスなんだろうな……」
俺は準備をしつつ、運命の日を待つ。
そしてついに、大魔将到着の日がやって来たのだった。
「良かった! やっぱり記憶を吹き飛ばす魔法、配信者で言うある程度の実力ある人には通じてないんだな」
チャラウェイ、八咫烏、熾天使バトラとも連絡が取れた。
みんな心配してくれていたのはありがたい。
そして、何故か記憶を保持していた謎の140人。
その大半がお肉どもと呼ばれるセンシティブ勢だった。
※『スパイスちゃんで興奮できる我々を舐めてもらっちゃ困りますぜ!』『なんかプレッシャーが襲ってきたタイミングが、偶然スパイスちゃんのメスガキ音声を聞いてたタイミングだった』『私も』『俺も』
やっぱりASMRは精神魔法特効だった!!
140名とのザッコを使った会議で、俺はスパイスとなって発案する。
「つまり……たくさんの人間の耳に入るところでASMRすればいいんだね! すっごいヒントになった! 大魔将の戦いに駆けつけて、そこでやろう! あとはどう注目されるかだけど……」
多くの配信者が集まるというから、そこで注目されるのは至難の業だろう。
だが、日本中……あるいは世界の注目もまたそこに集まっている。
アピールすべき場所はそこしかない。
『だとしたら主様、あの恐ろしい娘も来たりするんじゃないですか? あの世界にめちゃめちゃに注目されている娘も……』
『んゴボウ使いぃ~』
『えぇ~? ゴボウなんかでダンジョンで何ができるんでやんすかぁ? ダンジョンは遊びじゃねえでやんすよぉ?』
※『新しい声が増えてる!』『魔女をやっつけて魔導書増やしてきたんだ!?』『三下~!!』『ザッコですらフラグを建てていくw』
『な、な、な、なんじゃとぉー!? あっしがまさか負けフラグを建てているとでも言うんでやんすかあ!? あっしは生存のためのセンサーに特化しているから、強きにおもねり、弱きを足蹴にして生き残ってきたというのに……なぜかあっしの歴代のマスターは無残な死を遂げる』
『メンタリスが主にヘコヘコするばっかりで、全く自分の情報を開示しないからじゃない?』
『いやいやいや、あっしの魔法はあっしの切り札でやんすよ!? それを明らかにしたら「はいサヨウナラ」ってポイ捨てされるかも知れないでやんすよー!!』
『ん一理あるがぁ、もったいぶった上に主に忠告もしないためにぃ、精神の魔女はおかしくなりぃ、ああやって主に倒されたのだあ』
『ハッ、い、言われてみれば!! 今のマスターは策士でやんすねえ……』
『『いやいやいや』』
メンタリスが面白いキャラなので、ザッコのみんなも大いに受けている。
うんうん、多分本質的にはかなり危険な魔導書なのだが、本人は自己防衛の心理が非常に強いので悪さをしてこない。
無駄に忖度して、忠告も自分の能力の開示もしないから、こちらから聞き出していく必要があるだろう。
本当に魔導書は個性豊かだなあ。
とりあえず、基本魔法としてはマインドリード・タッチ、マインドショックの二つが手に入った。
精神の魔女が使っていた、マインドハックとメモリーバッシュはかなり上位の魔法に当たるそうだ。
だが、フロータ曰く……。
『そんな燃費が悪くて命を削るような直接的魔法じゃなくて、もっと使い勝手がいい中級くらいのを山程持ってますよこいつ! みんなで叩いて吐き出させましょう!』
『んいい考えだぁ~! なんなら俺がぁ! 燃やしてやってもいぃ~』
『ギヒェーッ! お、お、お助けぇ~!!』
「あっ! 新しい魔法を吐き出した! マインドチル? 相手を落ち着かせる魔法か。ああ、なるほど……」
※『スパイスちゃんがリアルタイムで魔導書を教育してるぞ』『貴重な音声だなあ……w』『明らかにパワーアップして戻ってきてる!』『活躍が楽しみ過ぎる~!』
『あっ、大魔将到着の予定をキャッチしました!』
「おっ、重要情報来たー! 教えてー! あ、リスナーネームも一緒にね!」
※『はい! わたくし、マルチョウと申します! 大魔将はコミックイベント翌日に東京湾に到達予定。これは相手が速度を早め、最悪のパターンで到着した状況を予想してますが、恐らくこのタイミングでやって来ると思われます。なぜなら敵は人類の敵なので、こちらの一番嫌なタイミングを狙うからです』
「なるほどー!! マルチョウ優秀!!」
※マルチョウ『お褒めに預かり恐悦至極!!』
※『はーい!! 私は特上ロースです!! えぇと、これ秘密なんですけど旦那が迷宮省の職員なんで、予定を色々聞いてます! きら星はづきちゃんが来る予定なので、彼女の配信に映り込めば注目されると思います!』
「いいねいいね、優秀~!! 特上ロースありがとう!! でも次からは機密情報漏らさなくていいからね! 旦那さんの首が飛ぶからね!」
その後、みんながリスナーネームを連呼する展開になった。
肉の名前が多いじゃないか!!
まさしくこれは一騎当千のお肉どもだ。
スパイスはこうして、戦うための手がかりを得たのだ!
ザッコによる会議終了!!
「うおー! やるぞー!」
スパイスモードのまま気合を入れると、フロッピーがふわふわ浮かびながら『ドンドンドンドンパフパフパフ』と効果音を発してくれた。
分かってるー!
なお、魔導書二冊がお通夜状態です。
『あ、あの娘に会うんですかあ? 主様、私達のことは意思がない魔導書として紹介して下さいねえ』
『ん直接接触はぁ、避けたいぃ……』
『二冊ともどうしたでやんすか!? 随分と弱腰でやんすねえ……! これはもしや、あっしの時代が来た……!?』
『おばか! あんた一発で消滅させられるわよ!!』
『んお前は嫌いだがぁ! いなくなると主がパワーダウンするぅ!!』
『あっし、能力だけを求められてる!?』
そんな声をバックに、元の姿に戻った俺はカレンダーを確認する。
明後日か!!
今日、明日と、コミックイベントは絶賛開催中。
それの終了後に大魔将とやらがやって来る。
俺が魔女と戦ったりしている間に、時代はどんどんと変化していっているのだ。
「スパイスさん、マシロさんのことはええんですか? 声をかけてあげなくても」
「俺のことを忘れてしまっているんだろ? 今はあいつとの繋がりが切れてしまった状態だから、接触は難しいだろう。そこで焦るよりも、最大威力でASMRをぶちかまし、一気に繋がりを取り戻すことにする」
「はあー、豪胆ですわぁ! 代々、人間がそういう情に流されて破滅してくのを見てましたからねえ」
「うん、ショウゴのままだと焦りはあるんだが、スパイスになるとどこかに飛んでいくんだ……。そして落ち着ける。この半熱半冷がいい感じのバランスなんだろうな……」
俺は準備をしつつ、運命の日を待つ。
そしてついに、大魔将到着の日がやって来たのだった。
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