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新たな出会い編
第23話 古き魔女と超新しい魔女
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「失礼しまぁす」
ここは魔女として、完全にスパイスモードで行くべきだろう。
うおお、俺はスパイスに精神を委ねるぞ。
『その意気ですよ主様! 魔女化してるのに元のままの意識が平気で残ってる辺り私にも意味がわからないんですけど!』
何かとんでもないことを口走らなかった?
ともかく、今は俺を招待した魔女との対面だ。
広い部屋には紫色の絨毯が敷かれており、左右の壁には窓のある扉付き本棚と、数々のトロフィーが並んだ棚があった。
そして正面。
レースカーテンから光が漏れてくる先に、豪華な執務机と、そこにいる女性の姿。
年齢は六十代だろうか?
白くなった髪を上品な感じのアップにしている。
宝石みたいなのがついた眼鏡の奥には、なんか深い感じの光をたたえた瞳がある。
穏やかな貴婦人という印象の人。
それが古き魔女だった。
「ようこそ、最も新しき魔女よ」
「あ、はい。お招きありがとうございまーす」
スパイスに任せるとなかなか無礼な感じになるな!
だが、この様子に古き魔女はにっこり微笑んだ。
「魔女には本来上下など存在しませんからね。それで良いのです。あなたに流れる魔女の血がそれを覚えているのでしょう。さあ、もっと近くへ」
招かれるままに前に進む。
何かあった時のために準備は怠らないぞ。
棚はまるごと飛ばして武器にできるな。
「警戒はしなくてもいいのですよ。私はこの花園を維持するために力を使っていて、戦うための力はありませんから」
『ははあー。やっぱりここは魔女の園だったんですねえー。お久しぶりです古き魔女よ』
フロータが勝手にカバンのジッパーを開けて、飛び出してきた。
「顔見知り?」
『そりゃあもちろんです。魔女の世界なんて広いようで狭いんですし、何百年も生きている魔女なんか数えるほどしかいませんから。ま、私は彼女が新しき魔女だった頃から知ってるんですけどね! えっへん』
「ふふふ、魔導書フロータ、お久しぶりです。貴女がた大魔導書にはついぞ選ばれませんでしたが、ここまでどうにかやってこれていますよ。我が学び舎で、世界を支える娘たちが育ち、こうして羽ばたいていっています。ちょっと凄い規格外の娘が今年入ってきましたが」
確かこの女子校は、今一番勢いのある冒険配信者、きら星はづきが在籍しているという噂だ。
ということはその彼女の事を指しているんだろう。
まだ祖母が存命の時に、アメリカをダンジョン禍から救った配信者だ。スケールがでかい。
あそこまでとは言わないが、きら星はづきの半分くらいの人気を得られれば、生涯食うには困るまい。
「それで、あなたがフロータと契約した最も新しき魔女、黒胡椒スパイスなのですね。魔女が配信を行う時代! 過去には全く予見できなかった、新たな時代がやってきたものです。古き魔法とは、秘したるもの。人々はそれを恐れ、魔法に関わる者を魔女と呼んで迫害したのです」
「魔女狩りですねー。スパイスもちょっとだけ知ってますー」
「ええ、そうです。そして魔女狩りに無辜の人々が巻き込まれることを恐れ、正しき魔女、良き魔女はその身を隠しました。ですが、堕ちたる魔女、黒魔女たちは魔女狩りを行う側に加わり、人の歴史の采配に手を加え始めたのです」
「い、今語られる、人類史の秘密ーっ!」
『主様、ノリがいいですねー』
「人を操り、おのが望む世界を作ろうとする黒魔女。それを止めようとする正しき魔女。この戦いは17世紀から続いています。人が科学を得て、強き力を手にしたその時から」
「四百年のバトルなんだなあ」
『最近ですねー』
「フロータは何年現存してるんだよ」
『ざっと千年ですかねー』
「すっごいおばあちゃんってこと?」
『むおおおお、例え主様でもその発言は許しませんよ! あちょー!!』
「うわーっ、背表紙でアタックしてくるなー!」
俺とフロータのバトルが始まる!
「ふふふ。そうですね。浮遊の魔導書は、異世界よりもたらされた七冊の大魔導書の一つ。今はその序章までしかあなたには紐解けないようですが、いつか深淵までたどり着けたなら、他の全ての魔導書を凌駕する力を得ることができるでしょう。最大の魔導書が、あなたのように無欲な人の手に渡ったことはとても喜ばしい。彼女は正しき後継者を選んだのですね」
古き魔女がにっこりした。
ははあー、見ているとホッとする笑顔だ。
ちなみにこの学び舎は明治時代からあり、古き魔女はその初代校長で、今も校長なのだとか。
そして教師たちは彼女の弟子であり、良き資質を持った女性を見抜く力を持っているのだ。
ははあ、それで生徒の質を確保してるんですね……。
「ええと、それじゃあ質問! 三十年前からこの世界にダンジョンがきたけど、魔女が関係してたりしますか?」
「ええ」
古き魔女が頷いた。
急に空気がシリアスになったぞ。
「堕ちたる魔女の中でも、最も古き一人がその存在を呼び込みました。正しき魔女との戦いが終わらぬ事に業を煮やしたのでしょう。その存在は瞬く間に世界のあり方を作り変え、血の迷宮……ダンジョンがこの世界に出現するようになったのです」
「うわあ、悪いやつがいるもんだなあ……」
なんと迷惑な。
だが、ダンジョンがなければ俺が黒胡椒スパイスになることもなく、こうして配信者としての食い扶持を得ることも出来なかっただろう。
収益化はまだだけど。
いや、ダンジョンがなければ元弊社は潰れなかったのか?
うーん、卵が先か、鶏が先か……。
『あのひよっこがとんでもないことをしたもんですねー! お尻ペンペンしなくちゃ! それで、ひよっこはどこの国にいるんですか?』
「堕ちたる古き魔女は、呼び出したその存在によって食われました。肉体を奪われ、その存在は少女のような姿を手に入れたと言います。いつか我々が相対せねばならぬ敵と言えるでしょう」
「わあ、勘弁して欲しい!」
大仰な話になりすぎだ!
俺はまだ、物を浮かせて飛ばすことしかできないんだぞ!
「……とまあ、脅かすのはここまでです。今日は貴女の顔が見たかったのですから。それと……。浮遊の魔導書がもったいぶって開示していませんが、第一章までは使えるようになっているはずですよ」
「なんですって」
あちょーっと飛んできたフロータを白刃取りでキャッチしたところだ。
くるんと回してページを開く。
『あーれー』
「変な悲鳴あげるな! なんでもったいぶってたの?」
『メタモルフォーゼと浮遊の魔法で、一気に増えたら頭がごちゃごちゃになるでしょう?』
「それもそうかー」
どうやらフロータ、いい感じのところで情報を開示するつもりだったようだ。
『……というのは建前で、主様にページを捲る権限を与えるのを完全に忘れていました』
「おいこらー!!」
『きゃー暴力反対! 背表紙をぺちぺちしないでー』
古き魔女に助けられてしまったな!
開かれた第一章には、やはり読み取れない文字が書かれていた。
なのに読める。
「第一章……スパイラル?」
『ええ、そうです! 全てを螺旋にくるくる回す力です!』
こりゃあまた、難しそうな魔法だなあ……。
ここは魔女として、完全にスパイスモードで行くべきだろう。
うおお、俺はスパイスに精神を委ねるぞ。
『その意気ですよ主様! 魔女化してるのに元のままの意識が平気で残ってる辺り私にも意味がわからないんですけど!』
何かとんでもないことを口走らなかった?
ともかく、今は俺を招待した魔女との対面だ。
広い部屋には紫色の絨毯が敷かれており、左右の壁には窓のある扉付き本棚と、数々のトロフィーが並んだ棚があった。
そして正面。
レースカーテンから光が漏れてくる先に、豪華な執務机と、そこにいる女性の姿。
年齢は六十代だろうか?
白くなった髪を上品な感じのアップにしている。
宝石みたいなのがついた眼鏡の奥には、なんか深い感じの光をたたえた瞳がある。
穏やかな貴婦人という印象の人。
それが古き魔女だった。
「ようこそ、最も新しき魔女よ」
「あ、はい。お招きありがとうございまーす」
スパイスに任せるとなかなか無礼な感じになるな!
だが、この様子に古き魔女はにっこり微笑んだ。
「魔女には本来上下など存在しませんからね。それで良いのです。あなたに流れる魔女の血がそれを覚えているのでしょう。さあ、もっと近くへ」
招かれるままに前に進む。
何かあった時のために準備は怠らないぞ。
棚はまるごと飛ばして武器にできるな。
「警戒はしなくてもいいのですよ。私はこの花園を維持するために力を使っていて、戦うための力はありませんから」
『ははあー。やっぱりここは魔女の園だったんですねえー。お久しぶりです古き魔女よ』
フロータが勝手にカバンのジッパーを開けて、飛び出してきた。
「顔見知り?」
『そりゃあもちろんです。魔女の世界なんて広いようで狭いんですし、何百年も生きている魔女なんか数えるほどしかいませんから。ま、私は彼女が新しき魔女だった頃から知ってるんですけどね! えっへん』
「ふふふ、魔導書フロータ、お久しぶりです。貴女がた大魔導書にはついぞ選ばれませんでしたが、ここまでどうにかやってこれていますよ。我が学び舎で、世界を支える娘たちが育ち、こうして羽ばたいていっています。ちょっと凄い規格外の娘が今年入ってきましたが」
確かこの女子校は、今一番勢いのある冒険配信者、きら星はづきが在籍しているという噂だ。
ということはその彼女の事を指しているんだろう。
まだ祖母が存命の時に、アメリカをダンジョン禍から救った配信者だ。スケールがでかい。
あそこまでとは言わないが、きら星はづきの半分くらいの人気を得られれば、生涯食うには困るまい。
「それで、あなたがフロータと契約した最も新しき魔女、黒胡椒スパイスなのですね。魔女が配信を行う時代! 過去には全く予見できなかった、新たな時代がやってきたものです。古き魔法とは、秘したるもの。人々はそれを恐れ、魔法に関わる者を魔女と呼んで迫害したのです」
「魔女狩りですねー。スパイスもちょっとだけ知ってますー」
「ええ、そうです。そして魔女狩りに無辜の人々が巻き込まれることを恐れ、正しき魔女、良き魔女はその身を隠しました。ですが、堕ちたる魔女、黒魔女たちは魔女狩りを行う側に加わり、人の歴史の采配に手を加え始めたのです」
「い、今語られる、人類史の秘密ーっ!」
『主様、ノリがいいですねー』
「人を操り、おのが望む世界を作ろうとする黒魔女。それを止めようとする正しき魔女。この戦いは17世紀から続いています。人が科学を得て、強き力を手にしたその時から」
「四百年のバトルなんだなあ」
『最近ですねー』
「フロータは何年現存してるんだよ」
『ざっと千年ですかねー』
「すっごいおばあちゃんってこと?」
『むおおおお、例え主様でもその発言は許しませんよ! あちょー!!』
「うわーっ、背表紙でアタックしてくるなー!」
俺とフロータのバトルが始まる!
「ふふふ。そうですね。浮遊の魔導書は、異世界よりもたらされた七冊の大魔導書の一つ。今はその序章までしかあなたには紐解けないようですが、いつか深淵までたどり着けたなら、他の全ての魔導書を凌駕する力を得ることができるでしょう。最大の魔導書が、あなたのように無欲な人の手に渡ったことはとても喜ばしい。彼女は正しき後継者を選んだのですね」
古き魔女がにっこりした。
ははあー、見ているとホッとする笑顔だ。
ちなみにこの学び舎は明治時代からあり、古き魔女はその初代校長で、今も校長なのだとか。
そして教師たちは彼女の弟子であり、良き資質を持った女性を見抜く力を持っているのだ。
ははあ、それで生徒の質を確保してるんですね……。
「ええと、それじゃあ質問! 三十年前からこの世界にダンジョンがきたけど、魔女が関係してたりしますか?」
「ええ」
古き魔女が頷いた。
急に空気がシリアスになったぞ。
「堕ちたる魔女の中でも、最も古き一人がその存在を呼び込みました。正しき魔女との戦いが終わらぬ事に業を煮やしたのでしょう。その存在は瞬く間に世界のあり方を作り変え、血の迷宮……ダンジョンがこの世界に出現するようになったのです」
「うわあ、悪いやつがいるもんだなあ……」
なんと迷惑な。
だが、ダンジョンがなければ俺が黒胡椒スパイスになることもなく、こうして配信者としての食い扶持を得ることも出来なかっただろう。
収益化はまだだけど。
いや、ダンジョンがなければ元弊社は潰れなかったのか?
うーん、卵が先か、鶏が先か……。
『あのひよっこがとんでもないことをしたもんですねー! お尻ペンペンしなくちゃ! それで、ひよっこはどこの国にいるんですか?』
「堕ちたる古き魔女は、呼び出したその存在によって食われました。肉体を奪われ、その存在は少女のような姿を手に入れたと言います。いつか我々が相対せねばならぬ敵と言えるでしょう」
「わあ、勘弁して欲しい!」
大仰な話になりすぎだ!
俺はまだ、物を浮かせて飛ばすことしかできないんだぞ!
「……とまあ、脅かすのはここまでです。今日は貴女の顔が見たかったのですから。それと……。浮遊の魔導書がもったいぶって開示していませんが、第一章までは使えるようになっているはずですよ」
「なんですって」
あちょーっと飛んできたフロータを白刃取りでキャッチしたところだ。
くるんと回してページを開く。
『あーれー』
「変な悲鳴あげるな! なんでもったいぶってたの?」
『メタモルフォーゼと浮遊の魔法で、一気に増えたら頭がごちゃごちゃになるでしょう?』
「それもそうかー」
どうやらフロータ、いい感じのところで情報を開示するつもりだったようだ。
『……というのは建前で、主様にページを捲る権限を与えるのを完全に忘れていました』
「おいこらー!!」
『きゃー暴力反対! 背表紙をぺちぺちしないでー』
古き魔女に助けられてしまったな!
開かれた第一章には、やはり読み取れない文字が書かれていた。
なのに読める。
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こりゃあまた、難しそうな魔法だなあ……。
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