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エルド教学校の誘拐事件
第138話 思わぬ海外旅行
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シャーロットと仲良くしていると、時には思わぬことで海外に出ることになったりする。
それは例えば……。
「ネフリティス王国の神学校で事件が起きてな」
「はあ」
王立アカデミーでの講義の後、私の席にオーシレイが近づいてきたと思ったらそんな事を言った。
「エルフェンバインで一番頭が切れる冒険者相談役を貸してくれと依頼が来た」
「シャーロット名指しじゃないですか」
「そういうことだな。先方はどうやら、こちらについて詳しいらしい。エルド教との関わりも深まっていることだし、これを受けぬ手はないと思ってな」
「引き受けたんですか」
「ああ。南国に旅立つぞ。出発は明後日だ。シャーロットにはもう伝えてある」
「早い!!」
そういうことになった。
ネフリティス王国は、南の海に浮かぶ群島国家。
アルマース帝国とイリアノス神国の間にある海峡を抜け、少し行ったところにある。
リュカ・ゼフィ号を使えば片道三日くらいだろうか?
我が家はいきなりの海外旅行話に、てんやわんや。
結局、近隣の貴族たちにお願いをして留守番を頼むことになり。
なんと、うちのメイド二名とバスカーとナイツ、そして私という全員で参加することになった。
観光じゃないか。
リュカ・ゼフィ号ではシャーロットが待っていた。
「ようこそジャネット様! 楽しみですわねえ。わたくしは何度か海外に出たことはありますけれど、ネフリティス王国は本当にいいところですわよ~」
大きな麦わら帽子を被ったシャーロットは、完全に旅行気分。
エルド教側から招かれた、事件解決の旅のはずでは……?
まあいいか。
シャーロットはインビジブルストーカーと船員たちが連れてきたメンバー。
船員は先日のジャクリーンとの対決で見知った顔ばかりで、私は彼らと再会を喜びあった。
そして、オーシレイも当たり前みたいな顔をして乗り込んでいる。
というか、次期国王として他国に顔を見せに行くのは大事だそうなので、当たり前か。
今回の話もオーシレイから持ち掛けられたものだし。
私たちはのんびりと船旅を楽しんだ。
今回は、追ってくる悪漢もいない。
エルフェンバインを出た頃は、ややひんやりしていた風が、次第に暖かくなってくる。
リュカ・ゼフィ号は、その気になればずっと追い風を吹かせ続けて海上を走ることができる。
そのため、帆船としても常識はずれに速い。
この船足で三日。
アルマース帝国のある半島を越えたところで……周囲全てが海になった。
ずっと先に、点々と緑の島々が見える。
あれがネフリティス王国。
夕刻の到着になるだろう。
ここまでの旅は、毎日シャーロットとチェスをしたり、夜になったらオーシレイが何やら古代文献のロマンチックな詩みたいなのを聞かせてきたり、ナイツが船員たちと腕相撲したり、メイドたちが肌もあらわな格好で日光浴するのを船員たちが集まって見ていたり、バスカーを船員たちがみんなでもふもふしたりした。
盛りだくさんな旅立った気がする……。
そして、沈みゆく夕日で、海が黄金に染まる頃合い。
私たちはネフリティス王国にやって来た。
居並ぶ兵士たち、着飾った楽団。
そしてネフリティス王国の王子らしき、小麦色の肌の青年が出迎えてくれた。
オーシレイと向こうの王子がお話しているのをよそに、私はきょろきょろ。
「どうなさいましたの、ジャネット様」
「あのね、イメージした通りの南国だなって。神学校っていうもんだから、私はもっと山間にある厳かなイメージの宗教施設を想像していたんだけど」
「海の王国の神学校ですものねえ」
シャーロットが笑った。
かくして案内されたエルド教の神学校は、海に面した丘の上にあった。
日も暮れようという頃合い。
外だけ眺めて、その日は宿に泊まることになった。
明日はどこを観光しよう、などとメイドたちがお喋りしているのをよそに、私は宿のウェルカムフルーツをかじる。
なんだかよく分からない、紫と緑のマーブル模様の果実。
甘酸っぱい。
「ということで、明日から私はお仕事だから」
「お嬢様はシャーロット様についていかれるんですね」
「それじゃあ、私たちがお土産を買ってきます。何がいいですか?」
「お茶請けになるお菓子。あとネフリティス王国の紅茶!」
「お嬢様、この国ではフルーツティーらしいですよ」
「なあにそれ……」
「フルーツの葉っぱをお茶にするとか」
「じゃあそれでいいわ」
お土産のリクエストなどしながら、その後の私は夕食と入浴を終え、ベッドに飛び込んで泥のように眠った。
扉を叩く音で目を覚ますと、カーテンの向こうは完全に明るくなっている。
「お嬢様ー! 神学校から依頼人だという方がいらっしゃって、もうシャーロット様とお話をされています!」
メイドたちが部屋に飛び込んできて、猛烈なスピードで私の髪や服装を整え始めた。
素晴らしい手際だ。
「そうなんだ。じゃあ朝食をとったら、シャーロットと一緒にお出かけかな。あなたたちは夕方まで好きにしてて」
「はい!」
二人のメイドが、なんともいい笑顔を見せる。
護衛でバスカーを連れて行ってもらうことにして、こっちはナイツ同伴かな。
ビシッとよそ行きの格好を決めて部屋の外に出ると……。
シャーロットも出立するところだった。
「タイミングバッチリですわね、ジャネット様!」
「私に合わせたでしょ。じゃあ行きましょ、シャーロット!」
ということで、南の王国の事件に挑むことになるのだ。
それは例えば……。
「ネフリティス王国の神学校で事件が起きてな」
「はあ」
王立アカデミーでの講義の後、私の席にオーシレイが近づいてきたと思ったらそんな事を言った。
「エルフェンバインで一番頭が切れる冒険者相談役を貸してくれと依頼が来た」
「シャーロット名指しじゃないですか」
「そういうことだな。先方はどうやら、こちらについて詳しいらしい。エルド教との関わりも深まっていることだし、これを受けぬ手はないと思ってな」
「引き受けたんですか」
「ああ。南国に旅立つぞ。出発は明後日だ。シャーロットにはもう伝えてある」
「早い!!」
そういうことになった。
ネフリティス王国は、南の海に浮かぶ群島国家。
アルマース帝国とイリアノス神国の間にある海峡を抜け、少し行ったところにある。
リュカ・ゼフィ号を使えば片道三日くらいだろうか?
我が家はいきなりの海外旅行話に、てんやわんや。
結局、近隣の貴族たちにお願いをして留守番を頼むことになり。
なんと、うちのメイド二名とバスカーとナイツ、そして私という全員で参加することになった。
観光じゃないか。
リュカ・ゼフィ号ではシャーロットが待っていた。
「ようこそジャネット様! 楽しみですわねえ。わたくしは何度か海外に出たことはありますけれど、ネフリティス王国は本当にいいところですわよ~」
大きな麦わら帽子を被ったシャーロットは、完全に旅行気分。
エルド教側から招かれた、事件解決の旅のはずでは……?
まあいいか。
シャーロットはインビジブルストーカーと船員たちが連れてきたメンバー。
船員は先日のジャクリーンとの対決で見知った顔ばかりで、私は彼らと再会を喜びあった。
そして、オーシレイも当たり前みたいな顔をして乗り込んでいる。
というか、次期国王として他国に顔を見せに行くのは大事だそうなので、当たり前か。
今回の話もオーシレイから持ち掛けられたものだし。
私たちはのんびりと船旅を楽しんだ。
今回は、追ってくる悪漢もいない。
エルフェンバインを出た頃は、ややひんやりしていた風が、次第に暖かくなってくる。
リュカ・ゼフィ号は、その気になればずっと追い風を吹かせ続けて海上を走ることができる。
そのため、帆船としても常識はずれに速い。
この船足で三日。
アルマース帝国のある半島を越えたところで……周囲全てが海になった。
ずっと先に、点々と緑の島々が見える。
あれがネフリティス王国。
夕刻の到着になるだろう。
ここまでの旅は、毎日シャーロットとチェスをしたり、夜になったらオーシレイが何やら古代文献のロマンチックな詩みたいなのを聞かせてきたり、ナイツが船員たちと腕相撲したり、メイドたちが肌もあらわな格好で日光浴するのを船員たちが集まって見ていたり、バスカーを船員たちがみんなでもふもふしたりした。
盛りだくさんな旅立った気がする……。
そして、沈みゆく夕日で、海が黄金に染まる頃合い。
私たちはネフリティス王国にやって来た。
居並ぶ兵士たち、着飾った楽団。
そしてネフリティス王国の王子らしき、小麦色の肌の青年が出迎えてくれた。
オーシレイと向こうの王子がお話しているのをよそに、私はきょろきょろ。
「どうなさいましたの、ジャネット様」
「あのね、イメージした通りの南国だなって。神学校っていうもんだから、私はもっと山間にある厳かなイメージの宗教施設を想像していたんだけど」
「海の王国の神学校ですものねえ」
シャーロットが笑った。
かくして案内されたエルド教の神学校は、海に面した丘の上にあった。
日も暮れようという頃合い。
外だけ眺めて、その日は宿に泊まることになった。
明日はどこを観光しよう、などとメイドたちがお喋りしているのをよそに、私は宿のウェルカムフルーツをかじる。
なんだかよく分からない、紫と緑のマーブル模様の果実。
甘酸っぱい。
「ということで、明日から私はお仕事だから」
「お嬢様はシャーロット様についていかれるんですね」
「それじゃあ、私たちがお土産を買ってきます。何がいいですか?」
「お茶請けになるお菓子。あとネフリティス王国の紅茶!」
「お嬢様、この国ではフルーツティーらしいですよ」
「なあにそれ……」
「フルーツの葉っぱをお茶にするとか」
「じゃあそれでいいわ」
お土産のリクエストなどしながら、その後の私は夕食と入浴を終え、ベッドに飛び込んで泥のように眠った。
扉を叩く音で目を覚ますと、カーテンの向こうは完全に明るくなっている。
「お嬢様ー! 神学校から依頼人だという方がいらっしゃって、もうシャーロット様とお話をされています!」
メイドたちが部屋に飛び込んできて、猛烈なスピードで私の髪や服装を整え始めた。
素晴らしい手際だ。
「そうなんだ。じゃあ朝食をとったら、シャーロットと一緒にお出かけかな。あなたたちは夕方まで好きにしてて」
「はい!」
二人のメイドが、なんともいい笑顔を見せる。
護衛でバスカーを連れて行ってもらうことにして、こっちはナイツ同伴かな。
ビシッとよそ行きの格好を決めて部屋の外に出ると……。
シャーロットも出立するところだった。
「タイミングバッチリですわね、ジャネット様!」
「私に合わせたでしょ。じゃあ行きましょ、シャーロット!」
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