59 / 107
第59話 夜襲
しおりを挟む
「ワイバーンは昼行性。つまり、夜になれば活動が鈍るから、ここで攻撃を仕掛ければ仕事は楽になる……んだけど」
俺はため息をついた。
イングリドが苦笑する。
「観客がいない仕事なので、オーギュストがやる気を無くしている。これはいつものことなので気にしなくていい。最低限の仕事はしてくれるからな」
「そ……そうなん? 面倒な性格やねえ」
「おかしな男だ」
割と散々な言われようだが、芸を見せるとなると人の目がなければやる気にならない性分なのは仕方ない。
今回はサクサクと仕事を終わらせて、早く王都へ戻ることにしよう。
時間はすっかり夜。
日は暮れて久しく、早めの夕食を摂ってから仮眠をした我々ラッキークラウン。
ワイバーンの営巣地へ向けて、突き進んでいるところなのだった。
「いいかね諸君。ワイバーンは一匹から二匹が、夜間の見張りを担当する。これを素早く片付けることが重要だ。連中が騒げば、全てのワイバーンが起きてしまう。昼間に見たろう? あれだけの数の群れだ。一度に相手にするのは少々手こずることになる」
一体一体の戦闘力は、そこまで高くないワイバーン。
彼らは、飛ぶことができれば強いのだが、地上にいれば非力な大トカゲに過ぎない。
飛ばせずに片付ける。
これが重要になる。
それに彼ら、夜目がそこまで利かないからな。
今回、イングリドには鎧を脱いでもらった。
大体のケースでフル装備な彼女だが、今回は服の上に鎧下だけを纏っているわけだ。
本人は少々心細そうではある。
他は、ギスカは鉱石をジャラジャラ鳴らさないよう、一つ一つ布でくるんでしまってもらってある。
当然、ぶうぶう文句を言われた。
見栄えが悪いとか、鉱石魔法使いのプライドとしてはどうとか。
迅速な仕事の達成のためである。
フリッカとジェダのテストは合格。
あとは仕事を終わらせるだけなのだ。
観客がつきようもない仕事など、早く終わらせて帰還し、この話を面白おかしく脚色して冒険者諸君に聞かせながら一杯やり、ついでにおひねりをもらうに限る!
「道化師が真剣な顔をしてるねえ……。やる気が無いんじゃなかったのかい」
「オーギュストはやる気がないぞ。だからこそ真剣に、さっさと仕事を片付けるために全力を尽くすんだ」
「分かんない男だねえ……」
好きに言いたまえ。
モチベーションが上がらない仕事こそ、さっさと片付ける。
これが鉄則だ。
さて、丘の上の営巣地が見えてきたぞ。
この辺りには高い山が無いため、目的地に近づくのもそう難しくはない。
障害物だって少ない。
だからこそ、向こうからはこちらが丸見えになりやすい。
今は、夜闇に身を潜めてゆっくりと動いているのだ。
丘の上で、キラキラ光るものがある。
ワイバーンの目だ。
それが光っているうちは、こちらを見ている。
光が消えれば……。そっぽを向いたということ。
「今だ、イングリド」
「ああっ! せいっ!!」
大きく振りかぶり、イングリドが魔槍を投擲する。
それは風を切りながらぐんぐん進み、ワイバーンの頭を貫いた。
見張りのワイバーンが、力を失ってばたりと倒れる。
「進行!」
指示を出し、仲間たちを率いていく。
「フリッカ、ジェダ、途中で目覚めるワイバーンがいるかも知れない。先行して起きてきた個体を仕留められるか?」
「任せとき! ジェダ、リンクスフォームで行くよ!」
「良かろう!」
フリッカの言葉と同時に、ジェダの全身が変化した。
首枷が地面に落ちる。
手枷と首枷は、彼の能力を封じてコントロールしやすくするためのものらしい。
なので、回収しておかねばならないのだ。
巨大な山猫のような姿になったジェダに、フリッカがまたがる。
すると、ジェダは風を切って猛烈な速度で駆け出した。
「なるほど、猛獣使いだ」
「便利な能力だねえ……。だけど、肉弾戦しかできないんじゃ扱いが難しいさね。さーて、あたいもやるとするか!」
ちょうどいいところでギスカが立ち止まった。
ここが鉱石魔法で、巣を射程に入れられるちょうどいいところなのだろう。
「丘に眠る岩石よ、力をお貸し! 崩れよ足場! 脆き大地が足を取る! グランドスネア!」
ギスカの杖が、丘に突き刺さる。
すると、俺たちの足元が少しふわふわしたように感じた。
ワイバーンの巣では、それが顕著になったらしい。
倒れたワイバーンの姿が、土に少しだけ潜り込んだように見えた。
地面が軟化したのだろう。
そこにジェダが到着した。
ばたばたと暴れ始めたようである。
ワイバーンが次々に目覚め、ギャアギャアと騒ぎ出したのが聞こえる。
しかし、ギスカが作り出した柔らかな地面に足を取られ、上手く体勢を整えることができない。
ワイバーンの飛翔は、滑空である。
高いところから低いところへ、駆け下りながら翼を広げて飛び上がる。
飛んでしまえば羽ばたけるが、その巨体ゆえ、飛ぶまでが大変なのだ。
つまり、こういう足場が悪いところでは、彼らは本領を発揮できなくなる。
「よし、では行こう! ワイバーン掃討だ! 夜明けまでに片付けるぞ!」
俺は吼えた。
両手にナイフを構えて、巣に飛び込んでいく。
これを見て、イングリドが呆れた声を漏らすのだった。
「やれやれ……。やる気がない時ほどやる気に満ちているように見えるのはどうなんだろうな……!」
声を出した自分を鼓舞しなければ、動くのも億劫になるだけなのである……!
俺はため息をついた。
イングリドが苦笑する。
「観客がいない仕事なので、オーギュストがやる気を無くしている。これはいつものことなので気にしなくていい。最低限の仕事はしてくれるからな」
「そ……そうなん? 面倒な性格やねえ」
「おかしな男だ」
割と散々な言われようだが、芸を見せるとなると人の目がなければやる気にならない性分なのは仕方ない。
今回はサクサクと仕事を終わらせて、早く王都へ戻ることにしよう。
時間はすっかり夜。
日は暮れて久しく、早めの夕食を摂ってから仮眠をした我々ラッキークラウン。
ワイバーンの営巣地へ向けて、突き進んでいるところなのだった。
「いいかね諸君。ワイバーンは一匹から二匹が、夜間の見張りを担当する。これを素早く片付けることが重要だ。連中が騒げば、全てのワイバーンが起きてしまう。昼間に見たろう? あれだけの数の群れだ。一度に相手にするのは少々手こずることになる」
一体一体の戦闘力は、そこまで高くないワイバーン。
彼らは、飛ぶことができれば強いのだが、地上にいれば非力な大トカゲに過ぎない。
飛ばせずに片付ける。
これが重要になる。
それに彼ら、夜目がそこまで利かないからな。
今回、イングリドには鎧を脱いでもらった。
大体のケースでフル装備な彼女だが、今回は服の上に鎧下だけを纏っているわけだ。
本人は少々心細そうではある。
他は、ギスカは鉱石をジャラジャラ鳴らさないよう、一つ一つ布でくるんでしまってもらってある。
当然、ぶうぶう文句を言われた。
見栄えが悪いとか、鉱石魔法使いのプライドとしてはどうとか。
迅速な仕事の達成のためである。
フリッカとジェダのテストは合格。
あとは仕事を終わらせるだけなのだ。
観客がつきようもない仕事など、早く終わらせて帰還し、この話を面白おかしく脚色して冒険者諸君に聞かせながら一杯やり、ついでにおひねりをもらうに限る!
「道化師が真剣な顔をしてるねえ……。やる気が無いんじゃなかったのかい」
「オーギュストはやる気がないぞ。だからこそ真剣に、さっさと仕事を片付けるために全力を尽くすんだ」
「分かんない男だねえ……」
好きに言いたまえ。
モチベーションが上がらない仕事こそ、さっさと片付ける。
これが鉄則だ。
さて、丘の上の営巣地が見えてきたぞ。
この辺りには高い山が無いため、目的地に近づくのもそう難しくはない。
障害物だって少ない。
だからこそ、向こうからはこちらが丸見えになりやすい。
今は、夜闇に身を潜めてゆっくりと動いているのだ。
丘の上で、キラキラ光るものがある。
ワイバーンの目だ。
それが光っているうちは、こちらを見ている。
光が消えれば……。そっぽを向いたということ。
「今だ、イングリド」
「ああっ! せいっ!!」
大きく振りかぶり、イングリドが魔槍を投擲する。
それは風を切りながらぐんぐん進み、ワイバーンの頭を貫いた。
見張りのワイバーンが、力を失ってばたりと倒れる。
「進行!」
指示を出し、仲間たちを率いていく。
「フリッカ、ジェダ、途中で目覚めるワイバーンがいるかも知れない。先行して起きてきた個体を仕留められるか?」
「任せとき! ジェダ、リンクスフォームで行くよ!」
「良かろう!」
フリッカの言葉と同時に、ジェダの全身が変化した。
首枷が地面に落ちる。
手枷と首枷は、彼の能力を封じてコントロールしやすくするためのものらしい。
なので、回収しておかねばならないのだ。
巨大な山猫のような姿になったジェダに、フリッカがまたがる。
すると、ジェダは風を切って猛烈な速度で駆け出した。
「なるほど、猛獣使いだ」
「便利な能力だねえ……。だけど、肉弾戦しかできないんじゃ扱いが難しいさね。さーて、あたいもやるとするか!」
ちょうどいいところでギスカが立ち止まった。
ここが鉱石魔法で、巣を射程に入れられるちょうどいいところなのだろう。
「丘に眠る岩石よ、力をお貸し! 崩れよ足場! 脆き大地が足を取る! グランドスネア!」
ギスカの杖が、丘に突き刺さる。
すると、俺たちの足元が少しふわふわしたように感じた。
ワイバーンの巣では、それが顕著になったらしい。
倒れたワイバーンの姿が、土に少しだけ潜り込んだように見えた。
地面が軟化したのだろう。
そこにジェダが到着した。
ばたばたと暴れ始めたようである。
ワイバーンが次々に目覚め、ギャアギャアと騒ぎ出したのが聞こえる。
しかし、ギスカが作り出した柔らかな地面に足を取られ、上手く体勢を整えることができない。
ワイバーンの飛翔は、滑空である。
高いところから低いところへ、駆け下りながら翼を広げて飛び上がる。
飛んでしまえば羽ばたけるが、その巨体ゆえ、飛ぶまでが大変なのだ。
つまり、こういう足場が悪いところでは、彼らは本領を発揮できなくなる。
「よし、では行こう! ワイバーン掃討だ! 夜明けまでに片付けるぞ!」
俺は吼えた。
両手にナイフを構えて、巣に飛び込んでいく。
これを見て、イングリドが呆れた声を漏らすのだった。
「やれやれ……。やる気がない時ほどやる気に満ちているように見えるのはどうなんだろうな……!」
声を出した自分を鼓舞しなければ、動くのも億劫になるだけなのである……!
0
お気に入りに追加
1,892
あなたにおすすめの小説
前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に二週目の人生を頑張ります
京衛武百十
ファンタジー
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
物語の悪役らしいが自由にします
名無シング
ファンタジー
5歳でギフトとしてスキルを得る世界
スキル付与の儀式の時に前世の記憶を思い出したケヴィン・ペントレーは『吸収』のスキルを与えられ、使い方が分からずにペントレー伯爵家から見放され、勇者に立ちはだかって散る物語の序盤中ボスとして終わる役割を当てられていた。
ーどうせ見放されるなら、好きにしますかー
スキルを授かって数年後、ケヴィンは継承を放棄して従者である男爵令嬢と共に体を鍛えながらスキルを極める形で自由に生きることにした。
※カクヨムにも投稿してます。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。
不貞の子を身籠ったと夫に追い出されました。生まれた子供は『精霊のいとし子』のようです。
桧山 紗綺
恋愛
【完結】嫁いで5年。子供を身籠ったら追い出されました。不貞なんてしていないと言っても聞く耳をもちません。生まれた子は間違いなく夫の子です。夫の子……ですが。 私、離婚された方が良いのではないでしょうか。
戻ってきた実家で子供たちと幸せに暮らしていきます。
『精霊のいとし子』と呼ばれる存在を授かった主人公の、可愛い子供たちとの暮らしと新しい恋とか愛とかのお話です。
※※番外編も完結しました。番外編は色々な視点で書いてます。
時系列も結構バラバラに本編の間の話や本編後の色々な出来事を書きました。
一通り主人公の周りの視点で書けたかな、と。
番外編の方が本編よりも長いです。
気がついたら10万文字を超えていました。
随分と長くなりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
ハズレスキル【収納】のせいで実家を追放されたが、全てを収納できるチートスキルでした。今更土下座してももう遅い
平山和人
ファンタジー
侯爵家の三男であるカイトが成人の儀で授けられたスキルは【収納】であった。アイテムボックスの下位互換だと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
ダンジョンをさまよい、魔物に襲われ死ぬと思われた時、カイトは【収納】の真の力に気づく。【収納】は魔物や魔法を吸収し、さらには異世界の飲食物を取り寄せることができるチートスキルであったのだ。
かくして自由になったカイトは世界中を自由気ままに旅することになった。一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトに戻ってくるように土下座してくるがもう遅い。
俺だけに効くエリクサー。飲んで戦って気が付けば異世界最強に⁉
まるせい
ファンタジー
異世界に召喚された熱海 湊(あたみ みなと)が得たのは(自分だけにしか効果のない)エリクサーを作り出す能力だった。『外れ異世界人』認定された湊は神殿から追放されてしまう。
貰った手切れ金を元手に装備を整え、湊はこの世界で生きることを決意する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる