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婚約者を寝取った妹が憎い!復讐心に燃える私はある作戦で反撃に出ることにした。

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いつもは物静かで地味な妹が、私の婚約者を寝取った。
真面目だけが取り得の妹が、私の大切な婚約者に色目を使い、ベッドへと誘っただなんて嫌になる。

「ねえ、なんで寝取ったの?いくらでも他に男なんているじゃない。なのに、あたしの彼氏を奪うなんてひどいわ」
「私、奪ったつもりなんてないけど?お姉さんの彼氏の方から私を誘ったのよ。私にはただ」
「私にはただ、ただなに?」
「男を虜にする魅力があっただけよ。お姉さんよりもね」
「なんですって?!」

婚約者もひどいわ。
私の妹ってわかってて関係を持つだなんて!
裏切った2人を絶対に許せない。

そんな婚約者を奪う妹に彼氏ができた。
イケメンでデキる男は妹の心を捉えて離さない。
「あたし、もうお姉ちゃんの婚約者に興味ないから」
そう言った妹は、呆気なく私の彼氏を捨てるのだから嫌になる。
「今に見てなさい」

妹は彼氏にハマり、離れられなくなった。
そんなとき、彼氏に「ちょっと君が重くなっちゃったんだよね。悪いけど、別れよう」と捨てられた。
いきなり捨てられた妹はかなり傷つき、私に泣きついてくるけど「あら?そんなにすぐに捨てられるなんて気の毒な妹。また婚約者にでも懇願して、付き合ってくださいってお願いしてみたら?その魅力で」
「その婚約者と連絡がつかないのよ!」
「あら、そう。お気の毒に。救いようのないお馬鹿さんね。人のものを寝取るってことがどれだけ愚かな行為か気づくがいいわ。いつかは自分も同じ目に遭うってことをね」
「お姉ちゃん、助けて」
「助ける?あんたを助ける馬鹿がどこにいるっていうの?自分の力で付き合える男を探すがいいわ」
「お姉ちゃん!ああ、見捨てないで」

私は妹と縁を切り、二度と会うこともなかった。
ま、婚約者と別れさせるために男を近づけたのはこの私。
復讐できたのだから、もう用はないわ。
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