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離婚届に記入して送り返せ!私の批判を手紙にびっしり書いて送ってくる浮気相手が怖いので、私も請求させて頂きます。
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郵便物が来る時間だからポストを見てみると【重要書類】と目立つように赤い文字で書かれている大きな封書が投函してあった。
「なんだろう」急いで開けてみると…
封書の中には私と夫の名前、生年月日、本籍にいたるまでがびっしり書かれている離婚届が1枚と、予備の離婚届が10枚も入っていた。
よくこれだけ私たち夫婦のプライバシーを知っていると関心してしまうほど、完璧な記入の仕方だった。
そして、封筒の中には折りたたまれた手紙も入っていた。
広げてみると、「あたし、祐介と付き合ってる成美。悪いけど、あんたはあの人に相応しくないから、離婚しなさい」と書いてある。
「相応しくないって、どうしてそんなことがわかるのよ…」勝手に決め付けるのだから嫌になる。
それに、「離婚しなさい」ってなに?どんなに自信のある女なのかしら。
手紙には「あんたの顔もスタイルも嫌いなのよね。あたし。悪いけど、今すぐに離婚して」
「…」
「それに、あなた、一度離婚してるわよね。元旦那とたびたび会って、遊んでることを知ってるんだから!そんなふしだらな女、やっぱり純粋な心を持つあの人には不釣合いなの」
「…」
「ほんと、汚らしいわ!あたしが親だったら、あんたみたいな人とは絶対に結婚させないわね。ケツ軽みたいなことをする嫁なんて、私は絶対許せない!だ・か・ら、早く離婚しなさいよね!」
「ケツ軽って…」
「あなたがうまく離婚届を書けるように見本を書いてあげたから、手本にしながら自分の字で書き直しなさいよ。どうせ字を間違うと思うから、予備の離婚届も送ったわよ。気が利くでしょ。感謝しなさい」
「感謝…」
「離婚届は速達であたしの方に送ってちょうだい。記入漏れがないか、確認して、こっちから送るから」
「あと、この封筒代や切手代、あんたの身元調査にかかった費用64,000円を現金書留で送ってちょうだい」
「おかしな人だわ」そう思うので、私も送り返しましょう。
「初めまして。祐介の妻の有香です。あなたは3度の離婚歴があり、成美さんの浮気が原因で離婚していますね。それに、夜の街でお金を使いすぎて、600万もの借金を抱えているは、飲酒運転で何度も捕まり、免許証を取り上げられているアルコール依存症のあなたの方が、純粋な心を持つ祐介には不釣合いなのよ!」
「それと、元旦那とたびたび会ってるのは、子供の養育費をしっかり受け取るためなのよ。会わないと送ってこないから。本当は会いたくないんだけどね」
「…」
「あ、この離婚届、勝手に出されても妻である私の離婚の意思がないので、協議離婚無効確認調停を家庭裁判所に申し立てます。よって、法律上この届けは無効となりますから」
「え!?」
「あなたのやってることはただの嫌がらせですよ。やめておいた方がいいですね」
「…」
その後、離婚届を送ってきた女は身元調査にかかった費用を払わずに逃げたため、調査会社から訴えられた。
そして、離婚届けを勝手に送りつけ、離婚させようとした卑怯な浮気相手に愛想がつきた夫からも捨てられる。
私はそんな女と浮気をしていた夫も許せず、離婚すると騒ぎ、慰謝料を貰うため家庭裁判所に訴えるというドッキリを決行。
まんまと騙された夫は慌てふためき、泣いて土下座してきたが、「深く傷ついたこの心を回復させるため週に一回、私を高級旅館に連れて行き、療養させること!」と指令を決行させ、反省させた。
「なんだろう」急いで開けてみると…
封書の中には私と夫の名前、生年月日、本籍にいたるまでがびっしり書かれている離婚届が1枚と、予備の離婚届が10枚も入っていた。
よくこれだけ私たち夫婦のプライバシーを知っていると関心してしまうほど、完璧な記入の仕方だった。
そして、封筒の中には折りたたまれた手紙も入っていた。
広げてみると、「あたし、祐介と付き合ってる成美。悪いけど、あんたはあの人に相応しくないから、離婚しなさい」と書いてある。
「相応しくないって、どうしてそんなことがわかるのよ…」勝手に決め付けるのだから嫌になる。
それに、「離婚しなさい」ってなに?どんなに自信のある女なのかしら。
手紙には「あんたの顔もスタイルも嫌いなのよね。あたし。悪いけど、今すぐに離婚して」
「…」
「それに、あなた、一度離婚してるわよね。元旦那とたびたび会って、遊んでることを知ってるんだから!そんなふしだらな女、やっぱり純粋な心を持つあの人には不釣合いなの」
「…」
「ほんと、汚らしいわ!あたしが親だったら、あんたみたいな人とは絶対に結婚させないわね。ケツ軽みたいなことをする嫁なんて、私は絶対許せない!だ・か・ら、早く離婚しなさいよね!」
「ケツ軽って…」
「あなたがうまく離婚届を書けるように見本を書いてあげたから、手本にしながら自分の字で書き直しなさいよ。どうせ字を間違うと思うから、予備の離婚届も送ったわよ。気が利くでしょ。感謝しなさい」
「感謝…」
「離婚届は速達であたしの方に送ってちょうだい。記入漏れがないか、確認して、こっちから送るから」
「あと、この封筒代や切手代、あんたの身元調査にかかった費用64,000円を現金書留で送ってちょうだい」
「おかしな人だわ」そう思うので、私も送り返しましょう。
「初めまして。祐介の妻の有香です。あなたは3度の離婚歴があり、成美さんの浮気が原因で離婚していますね。それに、夜の街でお金を使いすぎて、600万もの借金を抱えているは、飲酒運転で何度も捕まり、免許証を取り上げられているアルコール依存症のあなたの方が、純粋な心を持つ祐介には不釣合いなのよ!」
「それと、元旦那とたびたび会ってるのは、子供の養育費をしっかり受け取るためなのよ。会わないと送ってこないから。本当は会いたくないんだけどね」
「…」
「あ、この離婚届、勝手に出されても妻である私の離婚の意思がないので、協議離婚無効確認調停を家庭裁判所に申し立てます。よって、法律上この届けは無効となりますから」
「え!?」
「あなたのやってることはただの嫌がらせですよ。やめておいた方がいいですね」
「…」
その後、離婚届を送ってきた女は身元調査にかかった費用を払わずに逃げたため、調査会社から訴えられた。
そして、離婚届けを勝手に送りつけ、離婚させようとした卑怯な浮気相手に愛想がつきた夫からも捨てられる。
私はそんな女と浮気をしていた夫も許せず、離婚すると騒ぎ、慰謝料を貰うため家庭裁判所に訴えるというドッキリを決行。
まんまと騙された夫は慌てふためき、泣いて土下座してきたが、「深く傷ついたこの心を回復させるため週に一回、私を高級旅館に連れて行き、療養させること!」と指令を決行させ、反省させた。
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