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すれ違う車には双子の姉と妹の夫が乗っていた!繰り返される裏切りに私は決断する
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夫と浮気をしていた双子の姉も結婚して、離れた場所に住むようになり、やっと心から安心して暮らせるようになった。
姉と浮気した夫も献身的に生まれた子供の世話をし、家のこともやるようになり、私はママ友と遊ぶ機会も増えて、毎日の生活も充実。
子供もスクスクと育ち、幸せに包まれた日々を送っていた。
「夫も頑張ってくれているから、ステーキにしてあげようかしら」と思い、国産の高級牛肉を買い物カゴへと入れた。
「好物の塩辛も買ってあげよう」夫の喜ぶ顔が目に浮かぶ私。
こんな何気ない幸せがずっと続いてくれたらいいのに…
そう期待して、買い物を終えた私は子供を車に乗せた。
ハンドルをゆっくりと回し、駐車場の出口へ向かって車を走らせる。
出口にさしかかろうとした時、対向車とすれ違った。
「!」対向車の運転席には、結婚して、遠くへ引っ越したはずの姉が助手席に座る私の夫と和やかな雰囲気で話しながら乗っていた。
「ど、どうしてお姉さんが夫と…いるの」ハンドルを握る手が震えてしまう。
恐ろしすぎる驚きの光景に、私は酷く動揺する。
お姉さんは結婚したのに、また私の愛する夫と浮気を繰り返す。
旦那に浮気をされて食事も喉を通らず、やつれてしまった姉に同情した私の気持ちをまたも踏みにじってくれた。
子供の頃も、何度もこうやって私を裏切った双子の姉。
私のお気に入りの服を断りなしに着て、奪い取った彼氏とデートしていた。
お金がないからと大切にしていた人形やアクセサリーを勝手に売り、遊ぶお金にしてしまった。
そんな姉だったから、いつか離れたいと思うようになった私は、結婚を期に、離れることができて嬉しかった。
それに、姉も家庭を持ったことで心を入れ替えてくれると思い、安心しきっていた。
「期待した私がバカだった…」
そんな素直な人ではないのだ。
癖のある双子の姉を持ったことが不幸だった。
「どうして私ばかりがこんな目に遭うの?姉ばかりがいつも勝手なことばかりして…人を傷つけても反省すらしない」
再び浮気をした姉と夫が乗る車をバックミラー越しに見ながら、憎悪と嫉妬に包まれる私は「殺してやりたい…」という感情に包まれる。
その夜、家に帰ってきた夫はいつも通り「ただいま」上機嫌で私の頬にキスをしてきた。
姉と浮気しておいて、よくもまあぬけぬけとキスができるのね…
大胆な行動に、眠っていた私の中の憎悪が花開く。
実家に子供を預けた私は会社へと行き、駐車場で夫が出てくるのを待った。
昼になると夫が出てきて、会社の車に乗り、近くの喫茶店へと入って行く。
そして、駐車場に停まっていた車の助手席に乗った。
運転席には姉が乗っている。
二人は抱き合い、キスをして見つめ合う。
少し話したところで、車から降りてきた2人。
「そこまでよ!」私は二人の前に立ちはだかる。
「麻衣子!どうしてここに…まさか、俺を尾行したのか?!」驚く夫。
「愛する夫が浮気してたら尾行して、その行動を調べるのは当たり前でしょ?」
そして、キッと姉を睨みつけると目線をズラし、知らぬ顔をする。
私はバックからナイフを取り出し、「お姉さん、もう許さないわ」と叫んだ。
「ちょ、ちょっと、あたしを刺す気?!やめなさいよ!」
恐怖で顔を引き攣らせる姉に「なら、夫と別れる?」と私は問いかけた。
「そ、それは…無理だわね」
ドンッ!!私は思い切り姉に向かって体当たりをして、ナイフを突きつけてやった。
「うっ、い、痛い…」その場にお腹を抱えて膝をつき、倒れ込む姉。
「麻衣子!刺すなんて酷いぞ!」
倒れる姉に「…そんな演技はいらないわよ。お姉さん」と冷ややかに言葉を投げかけた。
「え?演技?」
「そう、このナイフは当たると刃が引っ込むようになってるの。今度浮気をしたときは本物のナイフで刺してあげるわよ」
「わかったわ…こんどこそ本当に別れるわよ…」
その後、二人は別れて、姉は旦那の元へと戻って行った。
またも姉と浮気をして裏切った夫には自由に使える毎月のお小遣いを3万円から3,000円に減らす。
そして、車を売却させ、そのお金で最新のクーラーを取り付けて、子供と過ごす部屋を快適にした。
姉と浮気した夫も献身的に生まれた子供の世話をし、家のこともやるようになり、私はママ友と遊ぶ機会も増えて、毎日の生活も充実。
子供もスクスクと育ち、幸せに包まれた日々を送っていた。
「夫も頑張ってくれているから、ステーキにしてあげようかしら」と思い、国産の高級牛肉を買い物カゴへと入れた。
「好物の塩辛も買ってあげよう」夫の喜ぶ顔が目に浮かぶ私。
こんな何気ない幸せがずっと続いてくれたらいいのに…
そう期待して、買い物を終えた私は子供を車に乗せた。
ハンドルをゆっくりと回し、駐車場の出口へ向かって車を走らせる。
出口にさしかかろうとした時、対向車とすれ違った。
「!」対向車の運転席には、結婚して、遠くへ引っ越したはずの姉が助手席に座る私の夫と和やかな雰囲気で話しながら乗っていた。
「ど、どうしてお姉さんが夫と…いるの」ハンドルを握る手が震えてしまう。
恐ろしすぎる驚きの光景に、私は酷く動揺する。
お姉さんは結婚したのに、また私の愛する夫と浮気を繰り返す。
旦那に浮気をされて食事も喉を通らず、やつれてしまった姉に同情した私の気持ちをまたも踏みにじってくれた。
子供の頃も、何度もこうやって私を裏切った双子の姉。
私のお気に入りの服を断りなしに着て、奪い取った彼氏とデートしていた。
お金がないからと大切にしていた人形やアクセサリーを勝手に売り、遊ぶお金にしてしまった。
そんな姉だったから、いつか離れたいと思うようになった私は、結婚を期に、離れることができて嬉しかった。
それに、姉も家庭を持ったことで心を入れ替えてくれると思い、安心しきっていた。
「期待した私がバカだった…」
そんな素直な人ではないのだ。
癖のある双子の姉を持ったことが不幸だった。
「どうして私ばかりがこんな目に遭うの?姉ばかりがいつも勝手なことばかりして…人を傷つけても反省すらしない」
再び浮気をした姉と夫が乗る車をバックミラー越しに見ながら、憎悪と嫉妬に包まれる私は「殺してやりたい…」という感情に包まれる。
その夜、家に帰ってきた夫はいつも通り「ただいま」上機嫌で私の頬にキスをしてきた。
姉と浮気しておいて、よくもまあぬけぬけとキスができるのね…
大胆な行動に、眠っていた私の中の憎悪が花開く。
実家に子供を預けた私は会社へと行き、駐車場で夫が出てくるのを待った。
昼になると夫が出てきて、会社の車に乗り、近くの喫茶店へと入って行く。
そして、駐車場に停まっていた車の助手席に乗った。
運転席には姉が乗っている。
二人は抱き合い、キスをして見つめ合う。
少し話したところで、車から降りてきた2人。
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「麻衣子!どうしてここに…まさか、俺を尾行したのか?!」驚く夫。
「愛する夫が浮気してたら尾行して、その行動を調べるのは当たり前でしょ?」
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「ちょ、ちょっと、あたしを刺す気?!やめなさいよ!」
恐怖で顔を引き攣らせる姉に「なら、夫と別れる?」と私は問いかけた。
「そ、それは…無理だわね」
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「え?演技?」
「そう、このナイフは当たると刃が引っ込むようになってるの。今度浮気をしたときは本物のナイフで刺してあげるわよ」
「わかったわ…こんどこそ本当に別れるわよ…」
その後、二人は別れて、姉は旦那の元へと戻って行った。
またも姉と浮気をして裏切った夫には自由に使える毎月のお小遣いを3万円から3,000円に減らす。
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