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離婚しなさいよ!夫の浮気相手から一方的に伝えてくるので成敗します。
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夫の浮気相手から「離婚しなさいよ」と電話がかかってきた。
そんな急に離婚してと言われても、簡単に答えることはできない。
「どうなの?早く返事をして!」そう言ってくるのだから嫌になる。
もし、私と夫が離婚したとして、どう生きていけばいいの?
かといって、浮気をしている夫とこれから先も楽しく暮らすことなんてできるのだろうか。
そう思うと、離婚した方が子供のためにも、自分のためにもいいのかもしれない。
いろいろなことを考えると、浮気をしたことは忘れるようにして、このまま夫と何事もなく生活を続けようと思う。
でも、浮気相手の女性の存在が鬱陶しい。
次の日。
浮気相手から電話がかかってきたので、「あの、離婚はできませんから」とはっきり伝えた。
「あら、ふざけてるの?離婚してくれないと、あんたの旦那と結婚できないじゃないの」
「離婚するなら条件があります」
「なによ」
「子供も引き取ってもらえませんか?」
「はあ?子供も引き取れだ?ふざけないでよ」
「なら、離婚はできませんね。それと」
「それとなによ?」
「浮気してることをあなたの親にも伝えないといけまんせんよね」
「なんであたしの親に伝えなきゃならないのよ!」
「だって、私の父親とあなたのお父様は友達ですから」
「友達ですって?そんな話は聞いてないわよ」
「でしょうね。性格も悪く、素行も悪い娘がいることを人には話せないでしょう」
浮気相手が電話の向こうで落ち着かない感じでいる様子が、息遣いから感じ取れる。
「一度会って、話し合いましょう」と、私は浮気相手の女性と店で落ち合うことを約束した。
3日後。
カフェで待ち合わせをした浮気相手と電話の続きを話し合うことにした。
「30歳になっても、人の旦那を簡単に寝取るおバカさんと浮気してる夫も夫だわ」
「おバカですって!?あたしがじゃなくて、あなたがでしょ?すぐにあたしの前から消えなさいよ」
浮気相手はコップに入った水を私の胸にかけてきた。
「消えるのは、あなたの方だわ」
水をかけられても冷静さを保ち、女性の目をジッと見つめ返す。
「奈央!お前はなにをしてくれてるんだ!」
店の奥から出てきた人を見て、浮気相手の女性はかなり驚いている。
「あ、お父さん!お母さん!どうしてここにいるのよ」
「留美さんから聞いたからだ。お前がこの人の旦那と3年も浮気を続けてるんだって!?」
「奈央、浮気はダメよ。今すぐに別れなさい!」
「どうして30にもなって親に注意されなくちゃいけないのよ」
「そんなこと、社会に反してるからだろ!」
「許しませんよ。奈央!」
浮気相手の女性は親に連れて行かれて、二度と夫の前に現れることはなかった。
そんな急に離婚してと言われても、簡単に答えることはできない。
「どうなの?早く返事をして!」そう言ってくるのだから嫌になる。
もし、私と夫が離婚したとして、どう生きていけばいいの?
かといって、浮気をしている夫とこれから先も楽しく暮らすことなんてできるのだろうか。
そう思うと、離婚した方が子供のためにも、自分のためにもいいのかもしれない。
いろいろなことを考えると、浮気をしたことは忘れるようにして、このまま夫と何事もなく生活を続けようと思う。
でも、浮気相手の女性の存在が鬱陶しい。
次の日。
浮気相手から電話がかかってきたので、「あの、離婚はできませんから」とはっきり伝えた。
「あら、ふざけてるの?離婚してくれないと、あんたの旦那と結婚できないじゃないの」
「離婚するなら条件があります」
「なによ」
「子供も引き取ってもらえませんか?」
「はあ?子供も引き取れだ?ふざけないでよ」
「なら、離婚はできませんね。それと」
「それとなによ?」
「浮気してることをあなたの親にも伝えないといけまんせんよね」
「なんであたしの親に伝えなきゃならないのよ!」
「だって、私の父親とあなたのお父様は友達ですから」
「友達ですって?そんな話は聞いてないわよ」
「でしょうね。性格も悪く、素行も悪い娘がいることを人には話せないでしょう」
浮気相手が電話の向こうで落ち着かない感じでいる様子が、息遣いから感じ取れる。
「一度会って、話し合いましょう」と、私は浮気相手の女性と店で落ち合うことを約束した。
3日後。
カフェで待ち合わせをした浮気相手と電話の続きを話し合うことにした。
「30歳になっても、人の旦那を簡単に寝取るおバカさんと浮気してる夫も夫だわ」
「おバカですって!?あたしがじゃなくて、あなたがでしょ?すぐにあたしの前から消えなさいよ」
浮気相手はコップに入った水を私の胸にかけてきた。
「消えるのは、あなたの方だわ」
水をかけられても冷静さを保ち、女性の目をジッと見つめ返す。
「奈央!お前はなにをしてくれてるんだ!」
店の奥から出てきた人を見て、浮気相手の女性はかなり驚いている。
「あ、お父さん!お母さん!どうしてここにいるのよ」
「留美さんから聞いたからだ。お前がこの人の旦那と3年も浮気を続けてるんだって!?」
「奈央、浮気はダメよ。今すぐに別れなさい!」
「どうして30にもなって親に注意されなくちゃいけないのよ」
「そんなこと、社会に反してるからだろ!」
「許しませんよ。奈央!」
浮気相手の女性は親に連れて行かれて、二度と夫の前に現れることはなかった。
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