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かわいい彼女募集中!出会い系サイトで浮気相手を募集する夫!!結婚してるのに女性と遊ぶ勘違い男に報復を…
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「ね、なにをしているの?」真剣な眼差しでパソコンに向かう夫が気になった私は、後ろからそう聞いてみた。
「え!?あ、いや、ちょっと調べものをしていたんだよ」急に慌てる夫の様子に違和感を感じる私。
次の日。
夫が会社に出勤した後に、私はパソコンの画面をチェックしてみた。
すると、画面には若い女性の顔写真がズラリと並んでいるのだから驚いてしまう。
「な、なによこれ!?おかしなサイトだわ…」女性たちのプロフィールを見れば、恋人募集と書かれてあるものばかり。
「あの人、まさか独身って偽って、彼女を探しているのね…」
夫のプロフィールを見てみれば「かわいい彼女募集中!」なんて書いてあるし。なにをしてるのよ!あの人。
出会い系サイトにはいろいろなタイプの女性がいるけど、あの人が好きなタイプは髪が長くてかわいい顔の女性。
これだけかわいい女性ばかりなら、選び放題だわね。
そう思いつつ画面をスクロールしていくと…コンタクトした履歴が残っていたので、その女性のプロフィールを見てみた。
「Eカップの巨乳で~す♪優しくて、思いきり愛してくれる彼氏募集!」と書いてある。
「あの人、巨乳好きだったの?!」ショックだった。
Bカップの私には「いいんだよ。胸なんて小さくても。俺はそんな夏樹でも愛してるんだから」と言うから結婚相手に選んだというのに。
震える手でマウスを操作していると、「Fカップのリオで~す。こんな私を癒してくれる彼氏募集!」と書いてあった。
「え、Fカップ!さっきより大きい胸なのね!」次から次へといろんな巨乳の女とメールのやり取りをしてるだなんて…
「不潔よ!」Fカップの女は夫に「ター君へ、今度の水曜日の夜は私とレストランで食事をしよう」と誘っている。
「水曜日の夜?あの人、上司との付き合いで帰りが遅くなるって言ってたわよね?浮気をするために嘘をついたのね!!なんて人なのかしら!」マウスを握る手に力が入る。
「許さないわよ…」私は腸煮えくり返る想いで、画面を静かに閉じた。
そして、水曜日の夜。
会社から出てきた夫の帰りを待つ私。
そこに、ノコノコスマホで誰かと話しながら出てくる夫に「あら?お一人?」と話しかけてみた。
「あ、梨乃!」
「どちらとお話中かしら?マドカちゃんか…それともリオちゃんかしら?」
「な、なんだよそれ。知らないぞ?そんな女性」
「そう?今もこれからレストランに向かうからって話してたようだけど。一緒に行く上司はどこにいるの?」
顔を引きつらせる夫に「どうしたの?顔色が悪いわね。そんなんで食事に行けるのかしら?」と聞いてみた。
「い、行けるさ」
「ね、私、上司にご挨拶したいのよね。いつもあなたがお世話になってるでしょ?だから、有名店の菓子折りを買ったのよ。渡したいのよね」
「い、いや、ちょっと今日は無理かな…」
「あら?やっぱり浮気相手の女と食事をしなきゃいけないから?」
無視をして、早歩きになる夫。
その時、私の携帯の電話が鳴る。
「ああ、リオさんね?今日は私と夫は食事をするから会えないのよ。いえ、今後、永遠にお食事はできないから。よろしく」そう私は浮気相手の女に伝えると「私も永遠に会わないわ!」と電話を切ってきた。
「残念だったわね。あ・な・た」と夫に言うと、「あ、アハハ。なんでもお見通しなんだな」と残念な表情を見せる。
「さ、私とディナーを楽しみましょう」と久々に腕を組み、予約をしているレストランへと向かった。
その後、夫に出会い系サイトから登録を抹消させ、パソコンを処分させた。
そして、家ではインターネットを使えなくし、夫の持つスマホの使用量を毎月チェックし、余計なことに使っていないか確認する私だった。
「え!?あ、いや、ちょっと調べものをしていたんだよ」急に慌てる夫の様子に違和感を感じる私。
次の日。
夫が会社に出勤した後に、私はパソコンの画面をチェックしてみた。
すると、画面には若い女性の顔写真がズラリと並んでいるのだから驚いてしまう。
「な、なによこれ!?おかしなサイトだわ…」女性たちのプロフィールを見れば、恋人募集と書かれてあるものばかり。
「あの人、まさか独身って偽って、彼女を探しているのね…」
夫のプロフィールを見てみれば「かわいい彼女募集中!」なんて書いてあるし。なにをしてるのよ!あの人。
出会い系サイトにはいろいろなタイプの女性がいるけど、あの人が好きなタイプは髪が長くてかわいい顔の女性。
これだけかわいい女性ばかりなら、選び放題だわね。
そう思いつつ画面をスクロールしていくと…コンタクトした履歴が残っていたので、その女性のプロフィールを見てみた。
「Eカップの巨乳で~す♪優しくて、思いきり愛してくれる彼氏募集!」と書いてある。
「あの人、巨乳好きだったの?!」ショックだった。
Bカップの私には「いいんだよ。胸なんて小さくても。俺はそんな夏樹でも愛してるんだから」と言うから結婚相手に選んだというのに。
震える手でマウスを操作していると、「Fカップのリオで~す。こんな私を癒してくれる彼氏募集!」と書いてあった。
「え、Fカップ!さっきより大きい胸なのね!」次から次へといろんな巨乳の女とメールのやり取りをしてるだなんて…
「不潔よ!」Fカップの女は夫に「ター君へ、今度の水曜日の夜は私とレストランで食事をしよう」と誘っている。
「水曜日の夜?あの人、上司との付き合いで帰りが遅くなるって言ってたわよね?浮気をするために嘘をついたのね!!なんて人なのかしら!」マウスを握る手に力が入る。
「許さないわよ…」私は腸煮えくり返る想いで、画面を静かに閉じた。
そして、水曜日の夜。
会社から出てきた夫の帰りを待つ私。
そこに、ノコノコスマホで誰かと話しながら出てくる夫に「あら?お一人?」と話しかけてみた。
「あ、梨乃!」
「どちらとお話中かしら?マドカちゃんか…それともリオちゃんかしら?」
「な、なんだよそれ。知らないぞ?そんな女性」
「そう?今もこれからレストランに向かうからって話してたようだけど。一緒に行く上司はどこにいるの?」
顔を引きつらせる夫に「どうしたの?顔色が悪いわね。そんなんで食事に行けるのかしら?」と聞いてみた。
「い、行けるさ」
「ね、私、上司にご挨拶したいのよね。いつもあなたがお世話になってるでしょ?だから、有名店の菓子折りを買ったのよ。渡したいのよね」
「い、いや、ちょっと今日は無理かな…」
「あら?やっぱり浮気相手の女と食事をしなきゃいけないから?」
無視をして、早歩きになる夫。
その時、私の携帯の電話が鳴る。
「ああ、リオさんね?今日は私と夫は食事をするから会えないのよ。いえ、今後、永遠にお食事はできないから。よろしく」そう私は浮気相手の女に伝えると「私も永遠に会わないわ!」と電話を切ってきた。
「残念だったわね。あ・な・た」と夫に言うと、「あ、アハハ。なんでもお見通しなんだな」と残念な表情を見せる。
「さ、私とディナーを楽しみましょう」と久々に腕を組み、予約をしているレストランへと向かった。
その後、夫に出会い系サイトから登録を抹消させ、パソコンを処分させた。
そして、家ではインターネットを使えなくし、夫の持つスマホの使用量を毎月チェックし、余計なことに使っていないか確認する私だった。
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