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■10.彼氏いるの?
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翌日。
気まずくなるのも嫌だったから
「おはよー!」
明るく拓真くんに声をかけた。
昨日の出来事をどうにかなかった事に出来ないかな。
「おはよ!」
拓真くんはいつも通りに明るく挨拶を返してくれた。
良かった (๑´ㅂ`๑)ホッ
だけど、全く気にされていないのも、何だかちょっと淋しいんだよな…。
ワガママだね。私。
いつも通りにテーブルを布巾で拭いて周る。
かき氷コーナーにいる拓真くんの近くのテーブルに差し掛かると
「ねぇ、るあちゃんて今、彼氏いるの?」
唐突にそう聞かれた。
あッ!
コレはやっぱり私に気がある……!?
…………脈アリ!?////
彼氏の有無を聞かれると
「いないよ~!」
直ぐ様そう答えた。
「本当に!?」
「本当!拓真くんはどうなの?」
実は光くんから、今二人ともフリーだって事聞いてたんだけど、恋の駆け引きで敢えて聞いてみた。
‘’アナタに興味ありますよ‘’ってアピール。
「俺もいないよ。」
「そうなんだ!
イケメンだからいると思ってたー!」
何でだろう?
星吾の前ではとても言えない様な言葉が拓真くんの前ではサラリと言える。
拓真くんは私の言葉を聞いて笑う。
「俺も、るあちゃんは彼氏いるんだろうなって思ってたよー。
彼氏いない歴どれくらい?」
「え…と2ヶ月かな。」
「付き合い長かったの?」
「中学から…。」
「中学か。長かったんだねー。」
……初カレの桐島とは半年くらい?
長いか微妙な所だけど、“真面目なお付き合いしてました”感があった方が、高感度アップかなって思って否定しなかった。←
拓真くんは、夏休みに入る前に彼女と別れたんだそう。
どうして別れたのかなんて聞かなかった。でも、彼は引きずっている様には見えなかったから、最近まで彼女がいた事は気にならなかった。
アランくんにキスされた話題はお互い出さなかった。
多分気にしてはいるんだろうけど。
彼氏いるか聞いてくれて、私に興味を示してくれたことが嬉しかった。
「るあちゃん。
昨日のアランくんヤバかったね!!
キスされて、ドキドキしちゃった!?
てか、俺がドキッとしちゃったよw」
金髪チャラ男の光くんが、雰囲気ぶち壊しに来た(怒)
なぜ今その話題を出す…(ジロリ)
「……ドキドキなんてしてないし。」
はぁ…。
拓真くんの顔を見れないよ。
「ねぇ、聞いた?
ジェイさんから聞いたんだけど、るあちゃんて、アランくんの元カノに似てるんだって~!」
拓真くんの肩に寄りかかりながら光くんが嬉しそうに話す。
え!私の顔がムカつくって元カノに似てるからだったの!?
ジェイさんも、それ知っててアランくんの事煽って「年齢当てたらほっぺにキスしてあげる」とか言ったわけ??
「拓真、ピ~ンチ!!」
光くんが、拓真くんをからかう。
「私、アランくんの事苦手だから、ナイよ!アランくんは!」
拓真くんに伝わる様に訴えた。
「アランくん…男の俺から見ても、惚れ惚れするような格好良さがあるよな。」
Mr.K高でイケメンな拓真くん。
そんな彼が眉を下げて笑う。
勘違いしないで!!!
私は優しくて思いやりのある、拓真くんの方が断然断然好みなんだから!!
気まずくなるのも嫌だったから
「おはよー!」
明るく拓真くんに声をかけた。
昨日の出来事をどうにかなかった事に出来ないかな。
「おはよ!」
拓真くんはいつも通りに明るく挨拶を返してくれた。
良かった (๑´ㅂ`๑)ホッ
だけど、全く気にされていないのも、何だかちょっと淋しいんだよな…。
ワガママだね。私。
いつも通りにテーブルを布巾で拭いて周る。
かき氷コーナーにいる拓真くんの近くのテーブルに差し掛かると
「ねぇ、るあちゃんて今、彼氏いるの?」
唐突にそう聞かれた。
あッ!
コレはやっぱり私に気がある……!?
…………脈アリ!?////
彼氏の有無を聞かれると
「いないよ~!」
直ぐ様そう答えた。
「本当に!?」
「本当!拓真くんはどうなの?」
実は光くんから、今二人ともフリーだって事聞いてたんだけど、恋の駆け引きで敢えて聞いてみた。
‘’アナタに興味ありますよ‘’ってアピール。
「俺もいないよ。」
「そうなんだ!
イケメンだからいると思ってたー!」
何でだろう?
星吾の前ではとても言えない様な言葉が拓真くんの前ではサラリと言える。
拓真くんは私の言葉を聞いて笑う。
「俺も、るあちゃんは彼氏いるんだろうなって思ってたよー。
彼氏いない歴どれくらい?」
「え…と2ヶ月かな。」
「付き合い長かったの?」
「中学から…。」
「中学か。長かったんだねー。」
……初カレの桐島とは半年くらい?
長いか微妙な所だけど、“真面目なお付き合いしてました”感があった方が、高感度アップかなって思って否定しなかった。←
拓真くんは、夏休みに入る前に彼女と別れたんだそう。
どうして別れたのかなんて聞かなかった。でも、彼は引きずっている様には見えなかったから、最近まで彼女がいた事は気にならなかった。
アランくんにキスされた話題はお互い出さなかった。
多分気にしてはいるんだろうけど。
彼氏いるか聞いてくれて、私に興味を示してくれたことが嬉しかった。
「るあちゃん。
昨日のアランくんヤバかったね!!
キスされて、ドキドキしちゃった!?
てか、俺がドキッとしちゃったよw」
金髪チャラ男の光くんが、雰囲気ぶち壊しに来た(怒)
なぜ今その話題を出す…(ジロリ)
「……ドキドキなんてしてないし。」
はぁ…。
拓真くんの顔を見れないよ。
「ねぇ、聞いた?
ジェイさんから聞いたんだけど、るあちゃんて、アランくんの元カノに似てるんだって~!」
拓真くんの肩に寄りかかりながら光くんが嬉しそうに話す。
え!私の顔がムカつくって元カノに似てるからだったの!?
ジェイさんも、それ知っててアランくんの事煽って「年齢当てたらほっぺにキスしてあげる」とか言ったわけ??
「拓真、ピ~ンチ!!」
光くんが、拓真くんをからかう。
「私、アランくんの事苦手だから、ナイよ!アランくんは!」
拓真くんに伝わる様に訴えた。
「アランくん…男の俺から見ても、惚れ惚れするような格好良さがあるよな。」
Mr.K高でイケメンな拓真くん。
そんな彼が眉を下げて笑う。
勘違いしないで!!!
私は優しくて思いやりのある、拓真くんの方が断然断然好みなんだから!!
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