7 / 42
■7.拓真くんのヤキモチ
しおりを挟む
特進選抜Sクラスの3泊4日の夏期勉強合宿へ行くことになった私。
勉強合宿を無事終えると、再び海の家のイケメンたちとバイトの日々に戻った。
5日ぶりにバイトへ行くと、裏方のおばちゃんにチョットチョットと呼ばれた。
「あの子が心配してたよ。」
「え……?」
あの子………?
なんでも、Mr.K高の拓真くんが、私がずっとお休みだったから『るあちゃん、今日も来ないんですか?』っておばちゃんに聞いていたらしい。
拓真くんが東京に帰ってるのと入れ替わりで私は勉強合宿へ行っちゃったから、かれこれ8日間顔を合わせていなかった。
「あの子、るあちゃんに気があるんじゃない?ふふふ。若いっていいわね~♡」
「いや、そんなまさか~////」
世話好きなおばちゃんにからかわれ、顔を赤らめ否定した。
だって、都会っ子だよ?
Mr.K高だよ?
こんな田舎の芋娘に興味なんてね~べ。
拓真くんは、常識あるジェントリーな
パーフェクトイケメンくんなので、そんな事で簡単に勘違いしてはならないのです。
だけど、心配かけてしまった様なので
彼にひと声かけに行くことに。
「拓真くん、光くん、おひさでーす!」
焼きそば作りに没頭している彼らの前に回り込み、私は声をかけた。
「おおー!!るあちゃん!」
「お帰り~!!合宿行ってたんだって!?」
二人とも、凄く眩しいスマイルをくれた。
「ウン、ただいま~!
もう、めっちゃ勉強してきたよ~!」
二人の前で合宿の愚痴をこぼす。
「そっかー。大変だったねー。
俺は合宿の事知らなかったからさ。
バイト辞めちゃったかと思って焦ったよ。」
拓真くんがそう言った。
「えっ。辞めるわけないじゃん、
こんな楽しいバイトw
てか、私、光くんに合宿の事伝えたんだけどな~」
「え!?光!お前知ってたの!?
何で言わねーんだよ!
無駄に心配しちゃったじゃん!」
「ハハハハッwww」
笑って誤魔化す金髪チャラ男の光くん。
「ねぇ、るあちゃん。
俺が地元帰ってる時、ここに泊まったって本当?」
拓真くんに聞かれ、キョトンとする。
「え?泊まってないよ!」
光くんから誘われたけど断ったぞ?
「ぷははははっ!!」
光くんが吹き出す。
「光、お前何でウソつくんだよ!?」
「お前の反応が面白いからだよ~www
るあちゃん、コイツね、『俺とるあちゃんが一緒に泊まった』って言ったらめっちゃへこんでんのwww
マジウケるwwww」
光くんは、拓真くんをからかいながら爆笑。
えっ!
それってヤキモチ焼いたって事!?
拓真くん、私に気があるの!?
ウソでしょ!?
てか、何このモテ期 Σ(⊙ө⊙*)!!
私、ヤバくない!?
今、最高にきてるかも!!
勉強合宿を無事終えると、再び海の家のイケメンたちとバイトの日々に戻った。
5日ぶりにバイトへ行くと、裏方のおばちゃんにチョットチョットと呼ばれた。
「あの子が心配してたよ。」
「え……?」
あの子………?
なんでも、Mr.K高の拓真くんが、私がずっとお休みだったから『るあちゃん、今日も来ないんですか?』っておばちゃんに聞いていたらしい。
拓真くんが東京に帰ってるのと入れ替わりで私は勉強合宿へ行っちゃったから、かれこれ8日間顔を合わせていなかった。
「あの子、るあちゃんに気があるんじゃない?ふふふ。若いっていいわね~♡」
「いや、そんなまさか~////」
世話好きなおばちゃんにからかわれ、顔を赤らめ否定した。
だって、都会っ子だよ?
Mr.K高だよ?
こんな田舎の芋娘に興味なんてね~べ。
拓真くんは、常識あるジェントリーな
パーフェクトイケメンくんなので、そんな事で簡単に勘違いしてはならないのです。
だけど、心配かけてしまった様なので
彼にひと声かけに行くことに。
「拓真くん、光くん、おひさでーす!」
焼きそば作りに没頭している彼らの前に回り込み、私は声をかけた。
「おおー!!るあちゃん!」
「お帰り~!!合宿行ってたんだって!?」
二人とも、凄く眩しいスマイルをくれた。
「ウン、ただいま~!
もう、めっちゃ勉強してきたよ~!」
二人の前で合宿の愚痴をこぼす。
「そっかー。大変だったねー。
俺は合宿の事知らなかったからさ。
バイト辞めちゃったかと思って焦ったよ。」
拓真くんがそう言った。
「えっ。辞めるわけないじゃん、
こんな楽しいバイトw
てか、私、光くんに合宿の事伝えたんだけどな~」
「え!?光!お前知ってたの!?
何で言わねーんだよ!
無駄に心配しちゃったじゃん!」
「ハハハハッwww」
笑って誤魔化す金髪チャラ男の光くん。
「ねぇ、るあちゃん。
俺が地元帰ってる時、ここに泊まったって本当?」
拓真くんに聞かれ、キョトンとする。
「え?泊まってないよ!」
光くんから誘われたけど断ったぞ?
「ぷははははっ!!」
光くんが吹き出す。
「光、お前何でウソつくんだよ!?」
「お前の反応が面白いからだよ~www
るあちゃん、コイツね、『俺とるあちゃんが一緒に泊まった』って言ったらめっちゃへこんでんのwww
マジウケるwwww」
光くんは、拓真くんをからかいながら爆笑。
えっ!
それってヤキモチ焼いたって事!?
拓真くん、私に気があるの!?
ウソでしょ!?
てか、何このモテ期 Σ(⊙ө⊙*)!!
私、ヤバくない!?
今、最高にきてるかも!!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
16
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる