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■1.海の家でバイト
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高校1年の夏、友達の愛ちゃんの彼氏の紹介で、夏休みの期間中、海の家でバイトさせてもらえる事になった!
バイトする事自体はじめてだし、自分でお金を稼げる事にめちゃくちゃワクワクした。
欲しいものもあった。
それは『携帯電話』
これがないと女子高生は始まらない!
周りはみんな持ってるのに、ウチの堅物な親ときたら交渉しても買ってくれない。
こうなったらもう、自分でお金貯めて買うんだ!!
海の家でバイトは危険だからって反対されたけど、なんとか親を丸め込んでOKをもらった!
だって、夏の間、勉強ばっかりじゃ、折角のJKがもったいないよ……。
花の期間は短いんだから♬
楽しまなきゃ絶対ダメ!!!
後悔したくないもん。
精一杯楽しく生きたいの。
15歳って時を。
中学までは、勉強漬けだった夏休み。
この夏こそはい~っぱい楽しんでやる!!
私は期待に胸を膨らませていた。
紹介ということもあり、バイトの面接なんてなくって、初日は愛ちゃんがバイト先まで同行してくれた。
海の家『BLUE WAVE』(仮称)は、愛ちゃんの彼氏の、『大樹先輩』の家が経営していた。
大樹先輩はE高の2年生で、サーファー。
焼けた肌に塩抜けした茶色い長めの髪。
ちょっと仔犬の様な優しい顔。
「あー愛から聞いてるよ。るあだよね?
E高なんだって?俺と高校同じー!
ヨロシクね~!」
軽いノリとテンション。
緊張させない感じ。
愛ちゃんの彼氏は、なかなかフレンドリーで、気さくな人だった。
「大ちゃん、るあバイト初めてだから
お手柔らかに♬」
愛ちゃんはそう言うと
「私、海入ってくるから、るあ頑張って~!」
愛ちゃんは水着になって、ボディボードを抱えて海へ直行した。
彼氏の影響でボディボードを始めたらしい。
私は、大樹先輩からザッと仕事の説明を受けた。
ワクワク。今日からここで働くんだ~!頑張るぞー!
やる気だけは人一倍あった♬
海の家『BLUE WAVE』では、パラソル立て、浮き輪、ボディボード、ビーチベッドの貸出、など、力のいる外の仕事は高校生、大学生男子が担当した。
焼きそば、フランク、かき氷作りも同じく男子メンバーが担当。
男の子達は日に大体8人くらいが回るように雇われていた。
厨房は主にオーナーの大樹先輩のお父さん。
そしてパートのおばちゃん2名。彼女達は厨房のほか、更衣室、シャワー室の掃除や、裏方の仕事を担当していた。
中でのオーダー取りは私が担当。
そう。
なんと、この海の家のバイトメンバーは、若い女の子が私ひとりだけだったのです!!
ウェ─────イ!!!
パラダイス── ヾ(≧∇≦*)/ !!!
イジワルな志恵子先輩みたいな人と一緒に仕事をする心配もなく(※前話参照)、めっちゃ気が楽!!
そして、このバイトメンバーは、ありえんくらいイケメンばかりで……!
(バスケ部もイケメン揃いだったけど、遥か上をゆく)
我が高校の特進Sクラスのもやし男子とのあまりの格差に、眩しすぎて初日からめまいがしていた。
バイトする事自体はじめてだし、自分でお金を稼げる事にめちゃくちゃワクワクした。
欲しいものもあった。
それは『携帯電話』
これがないと女子高生は始まらない!
周りはみんな持ってるのに、ウチの堅物な親ときたら交渉しても買ってくれない。
こうなったらもう、自分でお金貯めて買うんだ!!
海の家でバイトは危険だからって反対されたけど、なんとか親を丸め込んでOKをもらった!
だって、夏の間、勉強ばっかりじゃ、折角のJKがもったいないよ……。
花の期間は短いんだから♬
楽しまなきゃ絶対ダメ!!!
後悔したくないもん。
精一杯楽しく生きたいの。
15歳って時を。
中学までは、勉強漬けだった夏休み。
この夏こそはい~っぱい楽しんでやる!!
私は期待に胸を膨らませていた。
紹介ということもあり、バイトの面接なんてなくって、初日は愛ちゃんがバイト先まで同行してくれた。
海の家『BLUE WAVE』(仮称)は、愛ちゃんの彼氏の、『大樹先輩』の家が経営していた。
大樹先輩はE高の2年生で、サーファー。
焼けた肌に塩抜けした茶色い長めの髪。
ちょっと仔犬の様な優しい顔。
「あー愛から聞いてるよ。るあだよね?
E高なんだって?俺と高校同じー!
ヨロシクね~!」
軽いノリとテンション。
緊張させない感じ。
愛ちゃんの彼氏は、なかなかフレンドリーで、気さくな人だった。
「大ちゃん、るあバイト初めてだから
お手柔らかに♬」
愛ちゃんはそう言うと
「私、海入ってくるから、るあ頑張って~!」
愛ちゃんは水着になって、ボディボードを抱えて海へ直行した。
彼氏の影響でボディボードを始めたらしい。
私は、大樹先輩からザッと仕事の説明を受けた。
ワクワク。今日からここで働くんだ~!頑張るぞー!
やる気だけは人一倍あった♬
海の家『BLUE WAVE』では、パラソル立て、浮き輪、ボディボード、ビーチベッドの貸出、など、力のいる外の仕事は高校生、大学生男子が担当した。
焼きそば、フランク、かき氷作りも同じく男子メンバーが担当。
男の子達は日に大体8人くらいが回るように雇われていた。
厨房は主にオーナーの大樹先輩のお父さん。
そしてパートのおばちゃん2名。彼女達は厨房のほか、更衣室、シャワー室の掃除や、裏方の仕事を担当していた。
中でのオーダー取りは私が担当。
そう。
なんと、この海の家のバイトメンバーは、若い女の子が私ひとりだけだったのです!!
ウェ─────イ!!!
パラダイス── ヾ(≧∇≦*)/ !!!
イジワルな志恵子先輩みたいな人と一緒に仕事をする心配もなく(※前話参照)、めっちゃ気が楽!!
そして、このバイトメンバーは、ありえんくらいイケメンばかりで……!
(バスケ部もイケメン揃いだったけど、遥か上をゆく)
我が高校の特進Sクラスのもやし男子とのあまりの格差に、眩しすぎて初日からめまいがしていた。
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