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■ホテルの部屋に先輩たちが?
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6月の末。
今回、二日間に渡り大会が取り行われる為、試合会場近くのホテルに一泊する事になった。
お泊まりなんて、滅多に経験出来ない私はめっちゃテンション上がった♬
いや、けど…鬼マネージャー志恵子先輩と同室だけどね ( ´-ω-` )
マネージャーは2人部屋。
他の部員達は4人部屋でした。
顧問のGが『夜、出歩かない様に!』
と釘をさしていたけど夜は無法状態だった。
お腹が空いてしまって、夜食を買いに宿泊ホテルの前にあるコンビニへ行った。
志恵子先輩にパシられ、ハーゲンダッツも購入。
「コラ!夜中に女の子がウロウロしてちゃダメだろ!」
「わっ!」
ビクッとして振り返ると、1年生の武輝くんと遭遇。
先生かと思って焦った~!
「だってさぁ~お腹減っちゃったんだもん。お腹空いてると夜眠れなくない?」
「……食いしん坊かよw」
「てか武くんも外出しちゃダメじゃん!Gに怒られるゾー!」
「俺は、るあを探しに来たの!」
「え?なんで?」
「先輩たちがお前らの部屋に遊びに行くって言うから俺もついてったんだけど、部屋にるあいなかったから、志恵子に聞いたらコンビニ行ったって言うから迎えに来たんだよ。」
「そうなの!?え!?私たちの部屋に??
てか先輩たちって…誰??」
「潤平くんたち」←先輩に『くん』づけ呼びw
えええ─────!?
潤平先輩…………なんなんですか??
何故マネージャーの部屋に行こうと言い出した!?
「え!じゃあ、先輩たち私たちの部屋にいるの?今。」
「うん、いるよ。志恵子と話してる。」
え──────!?
女子の部屋に勝手に入るなよー!
志恵子先輩の許可を得たとしても~!
私が困る!!!
G監視緩すぎじゃない?
ちゃんと生徒を見といてよ!!!
(私の無断外出も含め)
武輝くんと共に自分の部屋に帰る。
あーあ。入りたくないな。
先輩たちが遊びに来てたって、志恵子先輩に忖度働かせて気を使ってだんまりしてなきゃいけないわけだし…
気疲れするだけだっつーの。
気が重くて扉の前で立ち止まる。
コンコン!!
「マネ連れて来ました~!」
武輝くんがノックをすると、内側からオートロックのドアが開いた。
「おかえり~!」
みんなでお出迎え。
わ~!早速やってる……!
お酒とかそういうのはナシで
(未成年ですし、試合ありますし)
普通にTV見ながらちょっと広めのツインルームで椅子やベッドに座り、飲み物飲みながらダラダラ話してる感じだった。
あれ?潤平先輩いないじゃん。
帰ったのかな?
良かったw
「潤平先輩は部屋に戻ったんですか?」
レギュラーの先輩に聞いてみると…
「いや、いるよ。そこで寝てる。」
「え!?」
先輩が指差す先は私が寝る予定のベッド!!!
ええええ──────!?
なんで───────!?
「なんで寝てるんですか?(焦)」
「なんか眠いとか言いはじめてさ…。」
先輩が頭を掻きながらそう言うと、志恵子先輩が口を開く。
「あ~、ホラ、志恵子には王子様いるじゃん?だから『寝るならるあちゃんのベッド使ってね?』って言ったのw
そしたらホントに寝ちゃったw」
は!?志恵子何余計な事言ってんのΣ(゚Д゚)!?
「まぁ、潤ちゃん紳士で無害だからさ~!いいじゃない?コイツら野獣と違うからw」
「俺らが野獣だったら志恵子は猛獣なw」
「はぁ~~!?ありえないんですけどw
こんなか弱いお姫様捕まえて猛獣だなんて!」
……………無害じゃないよー!
なんで潤平先輩って紳士扱いなのー!?
この人、かなり変なんだよ??アブナイ人なんだよ??なんでみんな分からないの????
今回、二日間に渡り大会が取り行われる為、試合会場近くのホテルに一泊する事になった。
お泊まりなんて、滅多に経験出来ない私はめっちゃテンション上がった♬
いや、けど…鬼マネージャー志恵子先輩と同室だけどね ( ´-ω-` )
マネージャーは2人部屋。
他の部員達は4人部屋でした。
顧問のGが『夜、出歩かない様に!』
と釘をさしていたけど夜は無法状態だった。
お腹が空いてしまって、夜食を買いに宿泊ホテルの前にあるコンビニへ行った。
志恵子先輩にパシられ、ハーゲンダッツも購入。
「コラ!夜中に女の子がウロウロしてちゃダメだろ!」
「わっ!」
ビクッとして振り返ると、1年生の武輝くんと遭遇。
先生かと思って焦った~!
「だってさぁ~お腹減っちゃったんだもん。お腹空いてると夜眠れなくない?」
「……食いしん坊かよw」
「てか武くんも外出しちゃダメじゃん!Gに怒られるゾー!」
「俺は、るあを探しに来たの!」
「え?なんで?」
「先輩たちがお前らの部屋に遊びに行くって言うから俺もついてったんだけど、部屋にるあいなかったから、志恵子に聞いたらコンビニ行ったって言うから迎えに来たんだよ。」
「そうなの!?え!?私たちの部屋に??
てか先輩たちって…誰??」
「潤平くんたち」←先輩に『くん』づけ呼びw
えええ─────!?
潤平先輩…………なんなんですか??
何故マネージャーの部屋に行こうと言い出した!?
「え!じゃあ、先輩たち私たちの部屋にいるの?今。」
「うん、いるよ。志恵子と話してる。」
え──────!?
女子の部屋に勝手に入るなよー!
志恵子先輩の許可を得たとしても~!
私が困る!!!
G監視緩すぎじゃない?
ちゃんと生徒を見といてよ!!!
(私の無断外出も含め)
武輝くんと共に自分の部屋に帰る。
あーあ。入りたくないな。
先輩たちが遊びに来てたって、志恵子先輩に忖度働かせて気を使ってだんまりしてなきゃいけないわけだし…
気疲れするだけだっつーの。
気が重くて扉の前で立ち止まる。
コンコン!!
「マネ連れて来ました~!」
武輝くんがノックをすると、内側からオートロックのドアが開いた。
「おかえり~!」
みんなでお出迎え。
わ~!早速やってる……!
お酒とかそういうのはナシで
(未成年ですし、試合ありますし)
普通にTV見ながらちょっと広めのツインルームで椅子やベッドに座り、飲み物飲みながらダラダラ話してる感じだった。
あれ?潤平先輩いないじゃん。
帰ったのかな?
良かったw
「潤平先輩は部屋に戻ったんですか?」
レギュラーの先輩に聞いてみると…
「いや、いるよ。そこで寝てる。」
「え!?」
先輩が指差す先は私が寝る予定のベッド!!!
ええええ──────!?
なんで───────!?
「なんで寝てるんですか?(焦)」
「なんか眠いとか言いはじめてさ…。」
先輩が頭を掻きながらそう言うと、志恵子先輩が口を開く。
「あ~、ホラ、志恵子には王子様いるじゃん?だから『寝るならるあちゃんのベッド使ってね?』って言ったのw
そしたらホントに寝ちゃったw」
は!?志恵子何余計な事言ってんのΣ(゚Д゚)!?
「まぁ、潤ちゃん紳士で無害だからさ~!いいじゃない?コイツら野獣と違うからw」
「俺らが野獣だったら志恵子は猛獣なw」
「はぁ~~!?ありえないんですけどw
こんなか弱いお姫様捕まえて猛獣だなんて!」
……………無害じゃないよー!
なんで潤平先輩って紳士扱いなのー!?
この人、かなり変なんだよ??アブナイ人なんだよ??なんでみんな分からないの????
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