【実話】高1バスケ部マネ時代、個性的イケメンキャプテンにストーキングされたり集団で囲まれたり色々あったけどやっぱり退部を選択しました

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■意地悪な先輩マネージャー

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入部当初6人いた1年マネージャー候補は、一人、また一人と辞め、たった二週間で私を含め2人に減ってしまった。


辞めた子たちは潤平先輩のキ〇ガイぷりに気付いて、ガッカリして辞めてしまった……というわけではない。


その原因は2年生のマネージャー
『志恵子』先輩だった。

志恵子先輩は気性が荒く、気分の浮き沈みも激しい。
ちょっとした事で彼女の機嫌は急下降し、誰それ構わず怒鳴り散らす。
かなり自分本位で理不尽な事ばかり言う、すごく扱いが難しい人だった。


容姿はと言うと、決して可愛いとは言えない。
地黒で癖っ毛の茶色い髪。
厚い唇に、小さめな奥二重。
背は然程高くもないが、体格が良い為、なんというか、凄みがあった。


1年のマネージャーは、この志恵子先輩のイビリに耐えきれず、次々と辞めてしまったのだ。


なるほど、直ぐに辞めてしまうのを見越して、3年の先輩たちはマネージャー確保に必死だったんだ。



今日も志恵子先輩にイビられ、泣いてる1年のマネージャーを私は陰で慰めていた。


はぁ。
イジワルなんかしないで仲良くやればいいのになぁ。
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