【実話】高1バスケ部マネ時代、個性的イケメンキャプテンにストーキングされたり集団で囲まれたり色々あったけどやっぱり退部を選択しました

Rua*°

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■バスケ部へ入部

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なんとマネージャー枠だけで、
1年生が6人も存在した
恐るべき男子バスケ部。


何でこんなに多いの??
普通マネージャーって
学年毎に1、2人いれば十分じゃない??

入部当初、おかしいな~と
首をかしげていた。


彼女らのマネージャー志望動機は
『潤平先輩』目当て。



潤平先輩は、2年生の次期バスケ部部長。
身長178センチ。
色白で少し茶色の髪。目鼻立ちくっきり。
まるでハーフの様な彫りの深さに薄めの唇。
そして細マッチョボディ。

そして更に、成績優秀。
特進Sクラスで、評定4.8のほぼオール5に近い成績なんだとか。
(1年マネージャー調べによる)



出た~~~!!!!
中学頂点男子星吾の様なスター的存在!

『E高のスクールカーストトップ』に君臨する人!


どこにでも一人はいるんだよな。
万能チートキャラ。




1年マネは、潤平先輩がゴールキメる度に黄色い声をあげていた。



イケメンに目がない私。
こんなイケメン先輩がいたら、必ず目で追うハズ。


だが、しかし。
他の子の様な『キャー♡』という
気持ちにはならなかった。
いや、なれなかった。



なぜかと言うと、変態でイカれてる星吾で鍛え上げられた私の“キ〇ガイセンサー”が、ピピピと反応していたからなのです。



みんなは気付いていないかもしれないけれど、私はこの人がマトモじゃないことに入部一週間で気付いてしまったんです。



それは入部5日目の出来事。


部室掃除をしていたら、1年マネージャーが騒ぎ立てるあのイケメン、潤平先輩がダッシュで部室に入ってきた!


ん!?
そんなに慌てて……
忘れ物かな………!?


私は潤平先輩をチラ見。
皆が騒ぐだけあってやっぱりイケメンだ。細マッチョな身体付きも最高。


しかし、ふと見ると、バッシュに履き替えた後にロッカーにしまわれた自分の体育館シューズを手に取り、シューズの中を顔がくっつくくらい思いっきり覗き込んでいる。



何だ……この人 ( º言º)
なんかヤバい人だ……。



傍から見たらかなりおかしな人。
ギョッとしながらその光景を後ろから覗き見ていた。
すると……。



「あああああッ!!!!
ボクのネコちゃんがぁ​────ッ!!!」



シューズの中に顔を突っ込みながら、潤平先輩は突然絶叫した。



ええええ​───────!?
何この人Σ(゚Д゚)!!!!!!
本気でヤバい人だ​─────!!!!


背後から恐る恐る近付いて見ると、“ねこの育成ゲーム”が シューズの中に入っていた。


どうやら、育てていたねこがご臨終してしまった様………。


お気の毒様です……。




って、絶叫する程の事​────!?
どんだけ愛してたんだよ、ねこちゃんの事!
てか『ボク』って何!?
いつも一人称『俺』じゃなかった??
素だと『ボク』なの???



ちょっと涙目になってる潤平先輩の
なかなかのキモさ加減に、変わり者好きな私は早速興味が湧いた。
(恋愛感情は1ミリも湧いていないw)
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