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高校生活編
5話〜回想から日常へ。ギャグパートです!(*^^*)
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キーンコーンカーンコーン。
キーンコーンカーンコーン。
暴露系マスク英語教師「えーっと、時間になりましたね。今日の授業で、LuciaとRussiaの違い。そして、まふ〇ふとの関係性もわかったと思います。それでは、今日の授業を終わります。お吊し~」
ふぅ、やっと休み時間か。
4時間目が終わり、ようやく昼休憩。
俺の休憩時間はいつも孤独だった。1人席で、いつもスマホも触りながら飯を食い、食い終わったら顔を伏せて寝たフリをする。ほぼ、一種のルーティーンと化していた。この風景は、ある一定の層からトラウマとして知見され、ある意味地獄絵図であり、小〇圭との結婚などで起こる精神的ショック(PTSD)を引き起こしかねないので、本来であれば、見せられないよ!という某アニメの自主規制君が登場させなければならない所である。
しかし、今回は違う。
やはり俺に友達などできる訳でもなく、そして隣の席の真枝絵馬も女子友達と固まって女子席で食べるので結局1人飯だったのだが、少し違う点があった。その女子席は、意外と近くて、いや近いも何も真枝絵馬の席で女子席の固まりができていたので、その会話内容を聞きながら飯を食うことが出来るということだった。
麻里亜「ねぇねぇ、今日のヘアスタイルどう?」
朱志香「え、かわいい~。カチューシャと巻き髪、すごい似合ってる!すきぴっ!」
杏那「ん?なんか言った~もぐもぐ。」
真枝絵馬「うん、すごい似合ってる!杏那、麻里亜のカチューシャの話だよ」
朱志香「杏那、ご飯に夢中で聞いてないじゃん笑ウケるんだけど笑」
麻里亜「ちょっと杏那~?笑笑」
なんというか、すごく、、、楽しげ。
誰が見ても微笑ましいという感想を抱くだろうと思う。その女子席は、他のものを寄せ付けない乙女のメルヘンチックでラブリーなATフィールドが展開されていた。
うーん、聞いてるだけで胸焼けしそう。
しかし、ある一言でその乙女のメルヘンチックラブリーATフィールドは破壊される。
その一言を聞いた瞬間に、あ、これは、いろいろと、メタ的な意味でまずいと思った。
麻里亜「あ、話変わるんだけどさ~、なんか最近流行ってるじゃん?その~、、、人権問題ってやつ?えーっとなんだったっけ、、、」
朱志香「ん、あー!170cm以下の男は人権が無いだなも~ってやつ?」
杏那「え、なにそれ。」
真枝絵馬「いや、それたぬ〇なとたぬ〇ち混ざっとるやないかいっ!wwwww」
俺「ブハッ!」
あまりにも鋭い真枝絵馬のツッコミに俺はお茶を吹き出した。
麻里亜「いや、絵馬その、ツッコミはナイスだわほんとww」
朱志香「あっはは~さすがツッコミの名手、真枝絵馬だね。切れ味抜群だったよ。」
杏那「ん?なんの話?何がそんな面白いの?もぐもぐ。」
真枝絵馬「お粗末さまでした。」
横目でチラリと女子席を見ると手を合わせて照れながら笑う真枝絵馬の姿が写った。
女子トークはそれ以降も続いた。
麻里亜「なんか最近サイゼ〇アで喜ぶ彼氏とかがいるらしいよー」
朱志香「っ...!男の人っていつもそうですね!サイゼ〇アのことなんだと思ってるんですかっ!...」
真枝絵馬「朱志香ちゃん、、?どしたの急に汗」
杏那「もぐもぐ、、、そういう彼氏ってなんか100日後に別れてそー、、もぐもぐ。」
真枝絵馬「これもうどうツッコミ入れていいのやら、、、
とりあえずみんなには忠告言っとくけど、こうなっちゃうから、Twitterばっかり見てちゃダメだよ!!」
真枝絵馬はそう、画面の前、いっぱいに、人差し指を突き出してそうテレビの前の視聴者に言い放った。まるで、アニメ番組などの最初によくある、テレビを見る時は部屋を明るくして、離れてみてくださいのお決まりテロップのように。てかこれ、テレビ番組だったんですか、、、?
いや、ほんとになんなんだよこの回。なんかいろいろと、とにかく、もう、まずいだろ。
そう思い、俺は、畢竟、いつも通りに机に突っ伏して寝たフリをするのであった。
キーンコーンカーンコーン。
暴露系マスク英語教師「えーっと、時間になりましたね。今日の授業で、LuciaとRussiaの違い。そして、まふ〇ふとの関係性もわかったと思います。それでは、今日の授業を終わります。お吊し~」
ふぅ、やっと休み時間か。
4時間目が終わり、ようやく昼休憩。
俺の休憩時間はいつも孤独だった。1人席で、いつもスマホも触りながら飯を食い、食い終わったら顔を伏せて寝たフリをする。ほぼ、一種のルーティーンと化していた。この風景は、ある一定の層からトラウマとして知見され、ある意味地獄絵図であり、小〇圭との結婚などで起こる精神的ショック(PTSD)を引き起こしかねないので、本来であれば、見せられないよ!という某アニメの自主規制君が登場させなければならない所である。
しかし、今回は違う。
やはり俺に友達などできる訳でもなく、そして隣の席の真枝絵馬も女子友達と固まって女子席で食べるので結局1人飯だったのだが、少し違う点があった。その女子席は、意外と近くて、いや近いも何も真枝絵馬の席で女子席の固まりができていたので、その会話内容を聞きながら飯を食うことが出来るということだった。
麻里亜「ねぇねぇ、今日のヘアスタイルどう?」
朱志香「え、かわいい~。カチューシャと巻き髪、すごい似合ってる!すきぴっ!」
杏那「ん?なんか言った~もぐもぐ。」
真枝絵馬「うん、すごい似合ってる!杏那、麻里亜のカチューシャの話だよ」
朱志香「杏那、ご飯に夢中で聞いてないじゃん笑ウケるんだけど笑」
麻里亜「ちょっと杏那~?笑笑」
なんというか、すごく、、、楽しげ。
誰が見ても微笑ましいという感想を抱くだろうと思う。その女子席は、他のものを寄せ付けない乙女のメルヘンチックでラブリーなATフィールドが展開されていた。
うーん、聞いてるだけで胸焼けしそう。
しかし、ある一言でその乙女のメルヘンチックラブリーATフィールドは破壊される。
その一言を聞いた瞬間に、あ、これは、いろいろと、メタ的な意味でまずいと思った。
麻里亜「あ、話変わるんだけどさ~、なんか最近流行ってるじゃん?その~、、、人権問題ってやつ?えーっとなんだったっけ、、、」
朱志香「ん、あー!170cm以下の男は人権が無いだなも~ってやつ?」
杏那「え、なにそれ。」
真枝絵馬「いや、それたぬ〇なとたぬ〇ち混ざっとるやないかいっ!wwwww」
俺「ブハッ!」
あまりにも鋭い真枝絵馬のツッコミに俺はお茶を吹き出した。
麻里亜「いや、絵馬その、ツッコミはナイスだわほんとww」
朱志香「あっはは~さすがツッコミの名手、真枝絵馬だね。切れ味抜群だったよ。」
杏那「ん?なんの話?何がそんな面白いの?もぐもぐ。」
真枝絵馬「お粗末さまでした。」
横目でチラリと女子席を見ると手を合わせて照れながら笑う真枝絵馬の姿が写った。
女子トークはそれ以降も続いた。
麻里亜「なんか最近サイゼ〇アで喜ぶ彼氏とかがいるらしいよー」
朱志香「っ...!男の人っていつもそうですね!サイゼ〇アのことなんだと思ってるんですかっ!...」
真枝絵馬「朱志香ちゃん、、?どしたの急に汗」
杏那「もぐもぐ、、、そういう彼氏ってなんか100日後に別れてそー、、もぐもぐ。」
真枝絵馬「これもうどうツッコミ入れていいのやら、、、
とりあえずみんなには忠告言っとくけど、こうなっちゃうから、Twitterばっかり見てちゃダメだよ!!」
真枝絵馬はそう、画面の前、いっぱいに、人差し指を突き出してそうテレビの前の視聴者に言い放った。まるで、アニメ番組などの最初によくある、テレビを見る時は部屋を明るくして、離れてみてくださいのお決まりテロップのように。てかこれ、テレビ番組だったんですか、、、?
いや、ほんとになんなんだよこの回。なんかいろいろと、とにかく、もう、まずいだろ。
そう思い、俺は、畢竟、いつも通りに机に突っ伏して寝たフリをするのであった。
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