奴隷島の青年たち

歌とダンスのステージ

奴隷ボ\ーイの中から容姿に優れリズム感が良く歌も上手い者にはリゾート内のアイドルグループなどを結成してお客様に楽しんで貰うシステムもある
年末年始のイベント時やリゾート内コンサートなども開催されている
また奴隷ボーイによる演劇なども開催されている
リゾート内のクラブ活動であった
部活は放送部(イベント司会とかを行う)、演劇部(イベントホールで劇などを開催する)、音楽部(楽器演奏やアイドル活動)などがある
多くは学園生活における帰宅部だが
コンサートなどを実施してもほとんど奴隷ボーイたちの成績には関係ない。しかし指名は必ず増える。なじみのお客様がコンサートなどを観てチップを弾んでくれることもあった
何よりのメリットは指名が増える
「あのステージで踊っていた真ん中の子」
とか　
「ジュリエット役、女の子の役してた子」
とかの指名が入ったり、反対に奴隷ボーイの方から
「2月15日、特設ステージで踊って歌うから観に来て。そしてそのまま僕を抱いて」
などとおねだりもできる
現に部活中の奴隷ボーイは売れっ子になることがほとんどである

二組のショーが終わり特設ステージではバラエティーが始まる
コンサート衣装のままメンバーごとに左右に分かれて着座する
真ん中の司会者席は放送部で人気の奴隷ボーuイだ
「メンバーをご紹介します。まず今ご三家のメンバー左手から水戸君、尾張君、紀州君です」
左側のメンバーが一人ずつ頭を下げる
「一方、右手側のメンバーです。フレッシュフルーツの皆さんを紹介します」
と、ここで少しぼける
「左側からトマト君、白菜君、レタス君です」
「違うから、すでにフルーツでもないし」
メンバーが突っ込むのも台本通り
「失礼しました。左側からピーチ君、オレンジ君、メロン君です」
メロンは分類上、野菜だけどそこはご愛嬌
「クイズ野球拳の始まりです」
着飾ったメンバーがクイズで脱がされてしまうところが奴隷島
買ったチームにはティーラウンジ1年間無料パスや1日温泉利用券などがある
その代わり負けたチームには罰ゲームがあった
「問題を読むのは放送部新人の19号こと、きしめん君です」
「きしめんです。よろしくお願いします」
ちなみに名古屋出身である
きしめんか味噌カツで議論されて本人がきしめんを選んだ
「司会者、名乗ってない」
尾張君が指摘
「ごめんなさい。忘れてました。放送部の五右衛門です」
ピーチが
「はい、罰ゲームね」
普段からの仕返しで五右衛門は1枚脱がされた。スーツの衣装の上着を脱ぐと襟と袖の先端しかないワイシャツになる。ネクタイを締めるための襟とネクタイ、スーツの先端から見えていた左右のワイシャツの袖口だけの姿だ。裸より恥ずかしい
「恥ずかしいけど、仕方ありません。ボクのミスですから」
潔く脱いだが顔は真っ赤だった

「ではまず第一問　東京に行くことは上京、では」
早押しクイズ
「ではご三家の尾張君」
「上洛」
ピンポンピンポンと正解音
「ではご三家の尾張君、罰ゲームは？」
「メロン君で」
メロンが立ち上がり、鳥の羽根のついたバンダナを外した。バンダナや帽子も1枚と見なされる。全裸にされたメンバーは解答権を失う

少し時間が経過した
「メロン君、不正解です」
不正解も1枚脱がないと行けない
メロンが立ち上がるとすでに貞操帯だけになっていた
早速、調教師が登壇し、メロンの貞操帯を外してステージ右脇の磔台に全裸のメロンを拘束した
「触り放題はまだですよ」
拘束しながら調教師が言った
メロンは拘束されている手枷と足枷を震わせた。恥ずかしいのである
左脇にはご三家の磔台があるがまだ誰も晒されていない

白熱してきた
続きは次回に