11 / 24
第2章 雪乃との日常
第11話 俺、雪乃とお散歩へ行く4
しおりを挟む
克海「お!見えてきたぞ!公園ってあれじゃない?」
克海母「ああ!あれよあれあれ!もうすこしね!」
雪乃「うう、うう、ううう、、、」
克海「雪乃ー、うるさいぞー。」
雪乃「うう、うう、ううう、、、いい加減卸して頂きたく、、、」
あれからずっと克海に干し上げられたままの雪乃。
克海「はっはっは!これぞ、猫干しの刑!なんちって笑」
雪乃「ううう、、、」
短い手足をだら~んと伸ばしつつも、時折ぶらぶら動かす雪乃。
克海母「そういえば雪ちゃん。リュックに房々さんのお手紙突き刺さってるけど、読まなくていいの?」
雪乃「どーせしょうもない内容なのでいーのである。」
克海母「でもせっかく書いてくれたんだし、ほら、読んであげたら?」
克海母は雪乃のリュックに突き刺さっていた房々からの手紙を取って雪乃に渡す。
雪乃「あ、カカ様ありがとにゃ?仕方がにゃい。カカ様の頼みとなれば読んでやらにゃくもにゃいというもの。どれどれ?」
「愛する愛する愛娘雪乃へ
雪乃、特注猫ちゃんパジャマが廃れてきたけど、そろそろ買い替えるかい?たまにはうさちゃんパジャマなんてのはどうだい?雪乃に似合うと思うんだけどなぁ~!やっぱり興味ない?あそうだ!うさちゃんがダメならペンちゃんパジャマなんてのはどう?この前古着屋で見つけたんだよぉ~!雪乃、絶対似あうと思うんだよね~!ペン吉君も喜ぶと思うよ~!そうだ!今度一緒に買いに行こう!あとね、あとね、、、、、、」
雪乃「.............」
雪乃は途中で読むのを止める。
雪乃「にゃああああああああ!やっぱりしょうもない内容だったにゃああああ!これだからトト様からのお手紙は読む価値がにゃーいというものぉ!」
克海母「そんなこと言わずに最後まで読んであげたら?」
雪乃「そんなの、もはや苦行である!」
雪乃はそそくさと手紙をたたんでリュックにしまってしまった。
克海母「あらら笑」
克海「お!着いたぞ!うわあ!大きな池だなぁ!」
克海母「ほんとね!綺麗~!」
雪乃「ん?池?み、水?」
克海「ん?どうかした?」
雪乃「ガクガクブルブル、、、」
克海「ん?どうした雪乃。そんなに震えて。何か恐いものでもあるの?」
雪乃「え、えーっとぉ、、、じ、実は、、、そ、そのー、、、あ、あたしは、、、み、水が怖いのである。」
克海「へ?なんで?ああ!猫は水が苦手ってやつか!」
雪乃「そ、そうにゃ、、、」
克海「だははははははは笑 ほんと雪乃は笑える妹だ笑」
雪乃「う、ううう、、、」
克海母「縮こまる雪ちゃん可愛い♡」
克海「わかったわかった。なら水際は俺が歩いてやるから!」
雪乃「あ、ありがとにゃ!」
克海母「ああ!あれよあれあれ!もうすこしね!」
雪乃「うう、うう、ううう、、、」
克海「雪乃ー、うるさいぞー。」
雪乃「うう、うう、ううう、、、いい加減卸して頂きたく、、、」
あれからずっと克海に干し上げられたままの雪乃。
克海「はっはっは!これぞ、猫干しの刑!なんちって笑」
雪乃「ううう、、、」
短い手足をだら~んと伸ばしつつも、時折ぶらぶら動かす雪乃。
克海母「そういえば雪ちゃん。リュックに房々さんのお手紙突き刺さってるけど、読まなくていいの?」
雪乃「どーせしょうもない内容なのでいーのである。」
克海母「でもせっかく書いてくれたんだし、ほら、読んであげたら?」
克海母は雪乃のリュックに突き刺さっていた房々からの手紙を取って雪乃に渡す。
雪乃「あ、カカ様ありがとにゃ?仕方がにゃい。カカ様の頼みとなれば読んでやらにゃくもにゃいというもの。どれどれ?」
「愛する愛する愛娘雪乃へ
雪乃、特注猫ちゃんパジャマが廃れてきたけど、そろそろ買い替えるかい?たまにはうさちゃんパジャマなんてのはどうだい?雪乃に似合うと思うんだけどなぁ~!やっぱり興味ない?あそうだ!うさちゃんがダメならペンちゃんパジャマなんてのはどう?この前古着屋で見つけたんだよぉ~!雪乃、絶対似あうと思うんだよね~!ペン吉君も喜ぶと思うよ~!そうだ!今度一緒に買いに行こう!あとね、あとね、、、、、、」
雪乃「.............」
雪乃は途中で読むのを止める。
雪乃「にゃああああああああ!やっぱりしょうもない内容だったにゃああああ!これだからトト様からのお手紙は読む価値がにゃーいというものぉ!」
克海母「そんなこと言わずに最後まで読んであげたら?」
雪乃「そんなの、もはや苦行である!」
雪乃はそそくさと手紙をたたんでリュックにしまってしまった。
克海母「あらら笑」
克海「お!着いたぞ!うわあ!大きな池だなぁ!」
克海母「ほんとね!綺麗~!」
雪乃「ん?池?み、水?」
克海「ん?どうかした?」
雪乃「ガクガクブルブル、、、」
克海「ん?どうした雪乃。そんなに震えて。何か恐いものでもあるの?」
雪乃「え、えーっとぉ、、、じ、実は、、、そ、そのー、、、あ、あたしは、、、み、水が怖いのである。」
克海「へ?なんで?ああ!猫は水が苦手ってやつか!」
雪乃「そ、そうにゃ、、、」
克海「だははははははは笑 ほんと雪乃は笑える妹だ笑」
雪乃「う、ううう、、、」
克海母「縮こまる雪ちゃん可愛い♡」
克海「わかったわかった。なら水際は俺が歩いてやるから!」
雪乃「あ、ありがとにゃ!」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる