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第2章 雪乃との日常
第8話 俺、雪乃とお散歩へ行く1
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翌朝明朝。雪乃と房々は一緒のお布団で仲良く抱き合ってお寝んねしていた。
「チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!」
「起きるにゃ!起きるにゃ!起きるにゃ!」
猫をモチーフにした目覚まし時計が枕元で鳴り響く。
雪乃「............」
房々「............」
「チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!」
「起きるにゃ!起きるにゃ!起きるにゃ!これは二回目にゃ!」
猫をモチーフにした目覚まし時計が枕元で再び鳴り響く。
雪乃「............」
房々「............」
「チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!」
「起きるにゃ!起きるにゃ!起きるにゃ!これは三度目にゃ!」
「いい加減起きるにゃ!この禿親父!これぞまさに、三度目の正直というやつ!」
猫をモチーフにした目覚まし時計が枕元で再び鳴り響く。
雪乃「............」
房々「............」
一方、三条家の門前では、、、
克海「あーもう!おっせーな雪乃!まさか寝坊しての?あいつ、中々鈍臭い娘だな」
克海母「ごめんくださーい!雪ちゃん起きてますかー?」
「............」
克海「こりゃあ、ダメだな。」
克海母「んーどうしよう。困ったわね、、、」
克海「まぁ、今日は帰って来週にする?それかもうちょい待つ?」
克海母「んー。」
その時。
雪乃「にゃあああああああああああああああ!!!!」
克海・克海母「!!?」
克海「ま、まさか、、、やっと起きた?笑」
克海母「そんごい雄叫び笑 家の外まで聞こえるなんて笑」
雪乃「この禿親父!にゃーんで起こしてくれなかったのか!?にゃんのために一緒にお寝んねしたと思っているのか!どうなのか!」
房々「ごめんよ雪乃!でもお寝んねなら、毎晩一緒に寝てるじゃないか!」
雪乃「そういう問題ではにゃーいというものぉ!とにかく早く荷物を詰めるにゃあ!」
房々「えーっと、パジャマは猫ちゃんパジャマでいいんだよな。あとは猫ちゃん歯ブラシに、猫ちゃん手鏡。あっ!パンツは何枚持っていくのか!どうなのか!」
ピシャンッ(猫パンチ)
房々「うっ」
雪乃「そ、そういうものは自分で詰めるからいいにゃあ!この変態!そもそもお散歩に行くだけなのにそんなもの必要ないというもの!」
房々「ごめんよ雪乃!」
雪乃「あとは自分でやるから、お家の前にいるであろう兄様達に、もぉーすこぉーし!待って頂くように言ってくるにゃあ!」
房々「わ、わかった!」
ドタドタドタドタドタドタ...........
房々「おはよう諸君!」
克海・克海母「お、おはようございます笑」
房々「すまないが今起きたところでドタバタなんだ。すまないが、もぉーすこぉーし!待ってくれないかなぁ?」
克海・克海母「ええ、もちろんいいですけど笑」
房々「恩に着るよ!さもないと残りの髪まで剃り上げられてしまうからね!」
雪乃「おーい父上ー!唯ちゃんの猫まんまは一体どこにあるのかぁー!どうなのかぁー!」
房々「あ!二人ともごめんね!雪乃がお呼びだ!じゃ、そういうことだから、もぉーすこぉーし!待ってね!」
克海・克海母「は、はーい笑」
房々「お待たせ雪乃!」
雪乃「早くするにゃあ」
房々「えーっと、ここだよここここ。」
雪乃「あった!ありがとにゃ!これで準備OK!よし!行ってくるにゃあ!」
房々「うむ!」
ドタドタドタドタドタドタ...........
雪乃「二人ともお待たせにゃあ!」
克海・克海母「!!?」
克海母「ゆ、雪ちゃん、、、どうしたの?その頭、、、」
克海「ぶっ、ぶほぉ!笑」
雪乃「へー?父上ー鏡ー。」
房々「うんうん、ほら雪乃、鏡だよ。持ってごらん?」
雪乃「ありがとにゃー。」
チラッ
次の瞬間、雪乃の顔が真っ赤に赤くなる。
雪乃「にゃああああああああああああああ!!こ、これは一体にゃにごとにゃあああ!!父上!にゃぜあたしの髪はこんにゃにもボサボサなのかぁ!どうなのかぁ!」
房々「うんうん雪乃、それはね?雪乃は朝起きてから一度も髪を解かしてないからだよ?」
雪乃「そそそ、そうだったにゃあ..........あ、あわ、あわわわわわ........」
克海母「いいわよ雪ちゃん、あたしの櫛を貸してあげるから道中で整えましょ!あたし手伝ってあげるから!ね?それでいいでしょ?」
雪乃「カカ様......なんて優しいのかにゃ。いいカカ様を持って、あたしは幸せである。」
克海母「あ、あと雪ちゃん、猫ちゃんバッグのファスナー開いてるわよ?」
雪乃「にゃ、にゃんですとぉぉ!?」
克海「........」
克海母「ほら、閉めてあげるから後ろむいて♡」
雪乃「はーい♡」
克海母「ほら、もう大丈夫!さ!じゃあ行きましょうか!」
雪乃「う、うん。そ、その前に、、、」
克海「ん?どうかしたのか?」
雪乃「か、カカ様、、、そしてブヨ、あ、間違えた、あ、兄様、、、お、おはようございます。あ、あの、そ、その、あ、あわ、あわわわわわわわわ、、、えーっと、そ、その、、、
お、お寝坊してしまって、、、、そ、その、、、、ご、ごめんにゃさい。」
克海・克海母「ん!!?」
雪乃「い、いや、、、そ、その、、、お寝坊してしまって、、、ご、、、ごめんにゃさい。」
克海母「いいのよいいのよ!そんな待ってないから!ほら早く行きましょ?」
克海「ちゃんとお詫びできて偉いじゃんか雪乃。ちょっと見直した。さ、ほら早く行こう。」
雪乃「あ、ありがとにゃあ..」
房々「じゃ、お二人、雪乃を頼みましたぞ!道中ご無事で!雪乃も元気でな!」
克海「はい!行ってきます!」
克海母「任せてください!では、行ってきます!」
雪乃「公園に着いたら、チュン太郎を通して連絡するにゃ!じゃ、行ってくるにゃ!」
克海「ちゅ、チュン太郎?」
こうして三人は公園に向かってのこのこと歩き出したのであった。
「チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!」
「起きるにゃ!起きるにゃ!起きるにゃ!」
猫をモチーフにした目覚まし時計が枕元で鳴り響く。
雪乃「............」
房々「............」
「チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!」
「起きるにゃ!起きるにゃ!起きるにゃ!これは二回目にゃ!」
猫をモチーフにした目覚まし時計が枕元で再び鳴り響く。
雪乃「............」
房々「............」
「チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!チリリリリリリリリン!」
「起きるにゃ!起きるにゃ!起きるにゃ!これは三度目にゃ!」
「いい加減起きるにゃ!この禿親父!これぞまさに、三度目の正直というやつ!」
猫をモチーフにした目覚まし時計が枕元で再び鳴り響く。
雪乃「............」
房々「............」
一方、三条家の門前では、、、
克海「あーもう!おっせーな雪乃!まさか寝坊しての?あいつ、中々鈍臭い娘だな」
克海母「ごめんくださーい!雪ちゃん起きてますかー?」
「............」
克海「こりゃあ、ダメだな。」
克海母「んーどうしよう。困ったわね、、、」
克海「まぁ、今日は帰って来週にする?それかもうちょい待つ?」
克海母「んー。」
その時。
雪乃「にゃあああああああああああああああ!!!!」
克海・克海母「!!?」
克海「ま、まさか、、、やっと起きた?笑」
克海母「そんごい雄叫び笑 家の外まで聞こえるなんて笑」
雪乃「この禿親父!にゃーんで起こしてくれなかったのか!?にゃんのために一緒にお寝んねしたと思っているのか!どうなのか!」
房々「ごめんよ雪乃!でもお寝んねなら、毎晩一緒に寝てるじゃないか!」
雪乃「そういう問題ではにゃーいというものぉ!とにかく早く荷物を詰めるにゃあ!」
房々「えーっと、パジャマは猫ちゃんパジャマでいいんだよな。あとは猫ちゃん歯ブラシに、猫ちゃん手鏡。あっ!パンツは何枚持っていくのか!どうなのか!」
ピシャンッ(猫パンチ)
房々「うっ」
雪乃「そ、そういうものは自分で詰めるからいいにゃあ!この変態!そもそもお散歩に行くだけなのにそんなもの必要ないというもの!」
房々「ごめんよ雪乃!」
雪乃「あとは自分でやるから、お家の前にいるであろう兄様達に、もぉーすこぉーし!待って頂くように言ってくるにゃあ!」
房々「わ、わかった!」
ドタドタドタドタドタドタ...........
房々「おはよう諸君!」
克海・克海母「お、おはようございます笑」
房々「すまないが今起きたところでドタバタなんだ。すまないが、もぉーすこぉーし!待ってくれないかなぁ?」
克海・克海母「ええ、もちろんいいですけど笑」
房々「恩に着るよ!さもないと残りの髪まで剃り上げられてしまうからね!」
雪乃「おーい父上ー!唯ちゃんの猫まんまは一体どこにあるのかぁー!どうなのかぁー!」
房々「あ!二人ともごめんね!雪乃がお呼びだ!じゃ、そういうことだから、もぉーすこぉーし!待ってね!」
克海・克海母「は、はーい笑」
房々「お待たせ雪乃!」
雪乃「早くするにゃあ」
房々「えーっと、ここだよここここ。」
雪乃「あった!ありがとにゃ!これで準備OK!よし!行ってくるにゃあ!」
房々「うむ!」
ドタドタドタドタドタドタ...........
雪乃「二人ともお待たせにゃあ!」
克海・克海母「!!?」
克海母「ゆ、雪ちゃん、、、どうしたの?その頭、、、」
克海「ぶっ、ぶほぉ!笑」
雪乃「へー?父上ー鏡ー。」
房々「うんうん、ほら雪乃、鏡だよ。持ってごらん?」
雪乃「ありがとにゃー。」
チラッ
次の瞬間、雪乃の顔が真っ赤に赤くなる。
雪乃「にゃああああああああああああああ!!こ、これは一体にゃにごとにゃあああ!!父上!にゃぜあたしの髪はこんにゃにもボサボサなのかぁ!どうなのかぁ!」
房々「うんうん雪乃、それはね?雪乃は朝起きてから一度も髪を解かしてないからだよ?」
雪乃「そそそ、そうだったにゃあ..........あ、あわ、あわわわわわ........」
克海母「いいわよ雪ちゃん、あたしの櫛を貸してあげるから道中で整えましょ!あたし手伝ってあげるから!ね?それでいいでしょ?」
雪乃「カカ様......なんて優しいのかにゃ。いいカカ様を持って、あたしは幸せである。」
克海母「あ、あと雪ちゃん、猫ちゃんバッグのファスナー開いてるわよ?」
雪乃「にゃ、にゃんですとぉぉ!?」
克海「........」
克海母「ほら、閉めてあげるから後ろむいて♡」
雪乃「はーい♡」
克海母「ほら、もう大丈夫!さ!じゃあ行きましょうか!」
雪乃「う、うん。そ、その前に、、、」
克海「ん?どうかしたのか?」
雪乃「か、カカ様、、、そしてブヨ、あ、間違えた、あ、兄様、、、お、おはようございます。あ、あの、そ、その、あ、あわ、あわわわわわわわわ、、、えーっと、そ、その、、、
お、お寝坊してしまって、、、、そ、その、、、、ご、ごめんにゃさい。」
克海・克海母「ん!!?」
雪乃「い、いや、、、そ、その、、、お寝坊してしまって、、、ご、、、ごめんにゃさい。」
克海母「いいのよいいのよ!そんな待ってないから!ほら早く行きましょ?」
克海「ちゃんとお詫びできて偉いじゃんか雪乃。ちょっと見直した。さ、ほら早く行こう。」
雪乃「あ、ありがとにゃあ..」
房々「じゃ、お二人、雪乃を頼みましたぞ!道中ご無事で!雪乃も元気でな!」
克海「はい!行ってきます!」
克海母「任せてください!では、行ってきます!」
雪乃「公園に着いたら、チュン太郎を通して連絡するにゃ!じゃ、行ってくるにゃ!」
克海「ちゅ、チュン太郎?」
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