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2016年9月のごはん。
わらわはチョコレートをたべるのじゃ~!!
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今日から10月だ。
朝。
俺と姫はパンを食べていた。
「あーおいしい」
姫。
今日の姫はパステルパープルのドレスにユニコーンの柄だった。ビーズか所々散りばめられている。お姫様みたいなティアラをつけて、ピンクの靴下を履いていた。
「たまご炒めもおいしいですよ」
俺。
時刻はただいま六時三十三分。
昨日はぐっすり寝れたような気がする。
俺と姫は明治のザチョコレートを食べながらコーヒーを飲んだ。
「なかなか甘くておいしいチョコレートだな」
俺。
「香りがいいのう」
姫。
「一番ミルクの多い奴を買ったが……」
俺はスマートカフェのボスビタードリップを飲む。
「あーやはりコーヒーはこれくらいの甘さでないと」
「うむ」
朝から能天気にコーヒーとチョコレートを食べる俺ら。
カロリー取りすぎてある。
「あーしかし朝から暇じゃのう」
「昼飯でも作るか」
俺と姫は肉野菜炒めを作った。ちなみに牛肉だ。
「あーできた」
「あっという間じゃのう」
にんにくとしょうがと塩コショウをして、完成。
「まだ8時25分じゃぞ?」
姫が言う。
「暇だなぁ」
俺。
「インターネットも飽きたしのう」
「食うのも飽きた」
と言うか、食べ過ぎだが。
「歌でも歌うかの」
俺と姫は初音ミクを歌いまくった。
「お前がワールドイズマインを歌うと、様にならんのう」
姫。
「絶世の美女しか歌う事を許されない曲だな、これ」
無論、姫には合っているんだが……。
俺と姫は少しお腹が空いたので、アジアンごはんパクチーお米のスナックを食べた。
「意外と味が薄いな。エキゾチックな割には」
俺。
「お米だから仕方ないんじゃないかのう」
姫。
「パクチーもそんなにきつくないし」
「うん」
「それより米感がすごい」
「パサパサじゃな」
俺と姫はジバニャンのチョコボーぜっぴん牛乳味を食べた。
「うむ。まさにぜっぴんじゃの」
姫。
「食べやすいですね」
俺。
「食が進むの」
俺と姫はミルキーのソフトクリーム味を舐めた。
「ヒヤッとするのがたまらんのう」
「ピーチといちごが合っているぜ…」
「甘いのう」
「しかし俺ら食べ過ぎだな」
俺達は畑仕事をした。
土を耕す。
畑が増える。
「できる限り、無農薬野菜にしたいんだよな」
葵が言う。
「難しいだろ」
俺。
昼飯を食べたあと、姫葉いろはすを飲みながら、泥だらけの靴を洗い、そして昼寝をした。
天気が悪くなると思ったら、随分とよくなった。
ただ手に豆が沢山できた。ヒリヒリしてかなり、痛い。
姫の手にも豆ができたが、あり得ないスピードで治っていく。
俺は畑を眺めながら、翠と桜の夕飯のにおいを嗅いでいた。
サクッとマカロンを食べながら姫と散歩する。
「こんど市場に行こう」
そんな話をしながら。
「そういえば、近所の学院で明日運動会があるみたいじゃの」
姫が言う。
「行きたいな」
俺。
文化祭にも行きたい。
芸術の秋だからな。
俺と姫はカフェに入った。
「いらっしゃいませー」
入道雲のルナが声をかける。
「ミルクセーキください」
姫は言った。
「はい」
ルナ。
「にゃー」
「にゃー」
リンとスズがスマホで遊んでいる。
俺と姫はミルクセーキを飲みながら、最近のニュースについて喋っていた。
「今年のハロウィンは吸血鬼のコスプレをする」
姫が言う。
「いや、お前がちで吸血姫だろ」
俺。
姫はパステルパープルのドレスを翻す。
「わらわにはやはり吸血鬼じゃのう」
そうだな。
俺と姫は家に帰って、ハローキティのゲームをした。
ぶんぶん
夏の残りの蚊が飛んでくる。
もう、10月なのに。
まだ、外は暑い。
しかし、段々と涼しくなっていっていた。
ハロウィンは、姫と過ごしたい。
クリスマスも、姫と過ごしたい。
バレンタインデーも、姫と過ごしたいのだ。
来年のお正月、ころころまた変わっているだろうが、それだけを今願っていた。
一年の初めに決めた目標は、有言実行されず放置されたままで。 人間は変わる生き物だから、永遠なんて永遠にないのだと思った。
変わらないものがあるとするなら、それは変わるということなんであって。
でも限定的だからこそ今が楽しいってまた思えるような気もする。
なんて真剣に悩んだところで、どうせ明日も何かが変わってるんだろうけど。
永遠に新鮮なままの世界。それは何かが枯れることを前提にしている。
ベビースター焼きそばミニを食べた。
「味付けがしっかりしておるのう」
姫が言う。
夕飯は残りのシチューと野菜炒めだった。
「今日は食べ過ぎたな」
姫。
「いつもだけどな」
朝。
俺と姫はパンを食べていた。
「あーおいしい」
姫。
今日の姫はパステルパープルのドレスにユニコーンの柄だった。ビーズか所々散りばめられている。お姫様みたいなティアラをつけて、ピンクの靴下を履いていた。
「たまご炒めもおいしいですよ」
俺。
時刻はただいま六時三十三分。
昨日はぐっすり寝れたような気がする。
俺と姫は明治のザチョコレートを食べながらコーヒーを飲んだ。
「なかなか甘くておいしいチョコレートだな」
俺。
「香りがいいのう」
姫。
「一番ミルクの多い奴を買ったが……」
俺はスマートカフェのボスビタードリップを飲む。
「あーやはりコーヒーはこれくらいの甘さでないと」
「うむ」
朝から能天気にコーヒーとチョコレートを食べる俺ら。
カロリー取りすぎてある。
「あーしかし朝から暇じゃのう」
「昼飯でも作るか」
俺と姫は肉野菜炒めを作った。ちなみに牛肉だ。
「あーできた」
「あっという間じゃのう」
にんにくとしょうがと塩コショウをして、完成。
「まだ8時25分じゃぞ?」
姫が言う。
「暇だなぁ」
俺。
「インターネットも飽きたしのう」
「食うのも飽きた」
と言うか、食べ過ぎだが。
「歌でも歌うかの」
俺と姫は初音ミクを歌いまくった。
「お前がワールドイズマインを歌うと、様にならんのう」
姫。
「絶世の美女しか歌う事を許されない曲だな、これ」
無論、姫には合っているんだが……。
俺と姫は少しお腹が空いたので、アジアンごはんパクチーお米のスナックを食べた。
「意外と味が薄いな。エキゾチックな割には」
俺。
「お米だから仕方ないんじゃないかのう」
姫。
「パクチーもそんなにきつくないし」
「うん」
「それより米感がすごい」
「パサパサじゃな」
俺と姫はジバニャンのチョコボーぜっぴん牛乳味を食べた。
「うむ。まさにぜっぴんじゃの」
姫。
「食べやすいですね」
俺。
「食が進むの」
俺と姫はミルキーのソフトクリーム味を舐めた。
「ヒヤッとするのがたまらんのう」
「ピーチといちごが合っているぜ…」
「甘いのう」
「しかし俺ら食べ過ぎだな」
俺達は畑仕事をした。
土を耕す。
畑が増える。
「できる限り、無農薬野菜にしたいんだよな」
葵が言う。
「難しいだろ」
俺。
昼飯を食べたあと、姫葉いろはすを飲みながら、泥だらけの靴を洗い、そして昼寝をした。
天気が悪くなると思ったら、随分とよくなった。
ただ手に豆が沢山できた。ヒリヒリしてかなり、痛い。
姫の手にも豆ができたが、あり得ないスピードで治っていく。
俺は畑を眺めながら、翠と桜の夕飯のにおいを嗅いでいた。
サクッとマカロンを食べながら姫と散歩する。
「こんど市場に行こう」
そんな話をしながら。
「そういえば、近所の学院で明日運動会があるみたいじゃの」
姫が言う。
「行きたいな」
俺。
文化祭にも行きたい。
芸術の秋だからな。
俺と姫はカフェに入った。
「いらっしゃいませー」
入道雲のルナが声をかける。
「ミルクセーキください」
姫は言った。
「はい」
ルナ。
「にゃー」
「にゃー」
リンとスズがスマホで遊んでいる。
俺と姫はミルクセーキを飲みながら、最近のニュースについて喋っていた。
「今年のハロウィンは吸血鬼のコスプレをする」
姫が言う。
「いや、お前がちで吸血姫だろ」
俺。
姫はパステルパープルのドレスを翻す。
「わらわにはやはり吸血鬼じゃのう」
そうだな。
俺と姫は家に帰って、ハローキティのゲームをした。
ぶんぶん
夏の残りの蚊が飛んでくる。
もう、10月なのに。
まだ、外は暑い。
しかし、段々と涼しくなっていっていた。
ハロウィンは、姫と過ごしたい。
クリスマスも、姫と過ごしたい。
バレンタインデーも、姫と過ごしたいのだ。
来年のお正月、ころころまた変わっているだろうが、それだけを今願っていた。
一年の初めに決めた目標は、有言実行されず放置されたままで。 人間は変わる生き物だから、永遠なんて永遠にないのだと思った。
変わらないものがあるとするなら、それは変わるということなんであって。
でも限定的だからこそ今が楽しいってまた思えるような気もする。
なんて真剣に悩んだところで、どうせ明日も何かが変わってるんだろうけど。
永遠に新鮮なままの世界。それは何かが枯れることを前提にしている。
ベビースター焼きそばミニを食べた。
「味付けがしっかりしておるのう」
姫が言う。
夕飯は残りのシチューと野菜炒めだった。
「今日は食べ過ぎたな」
姫。
「いつもだけどな」
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