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かつてこの世は終わらぬ昼に苦しんでいた。
夜の帳が降りぬことで人々の気を狂わせた。
太陽に当てられ続けては水も作物もいずれ枯れる。
そんな恐怖に苛まれ争いを繰り返す。
戦って死ぬのが先か、飢えて死ぬのが先かという状況であった。
ある日、異なる世から一人の女が迷い込んだ。
この世では珍しい、黒い髪に黒い瞳を持つ女。
女がこの世に現れてからだった。
天高く輝いていた太陽が地平線に沈むようになったのは。
人々ははじめ、奇跡だと思った。
神の慈悲が差し伸べられたのだと。
しかし女が死して後、再び終わらぬ昼が訪れる。
誰かがふたつの黒を持つ女のおかげではなかったのかと言ったのが力持つ者まで伝わると、砂塵ほどの可能性に縋るように異界の女の召喚が行われた。
けれど異なる世から人を召喚するなど前代未聞である。
当然そう上手くいくはずもなく、いつしか人々はまた争い始めた。
争いの傍らひたすら女の召喚に尽くしていた者達の力により、百余年後、再び異界から女が現れたのである。
そうして召喚を繰り返すうちに、いつしか異界の女は闇色の救い人ーーメサイアと呼ばれるようになる。
「それが私だと……?」
扉を開けたら異世界でしたとか何それ帰りたい。
異世界の女がいないと夜が来ないなんて意味がわからなすぎて頭が考えることを拒否している。
そう、考えたくないーーこのイケメン達とセックスしなきゃいけないなんて!
難しい言い回しで長いこと語られた話を要約するならこうだ。
朝と夜を正しく繰り返すためにこっちの都合で呼んだけど、この世界の男と結ばれなきゃ死ぬので、用意したからこいつらと契ってね!立場上は妻と夫になるよ!
この国には特に強い魔力を持つ男が4人いるらしい。
それが今目の前にいる男達だという。
「せめて誰か一人とじゃ駄目なんですか?全員じゃないといけないの?」
「理屈としては可能だが現状はそうもいかん。魔力の供給を行えば我々の魔力は一時的に減退する。しかしメサイアが健やかに過ごすにはそう間を開けずに体を重ねねばならない。魔力の回復を待っていてはそれも難しいため供給元は複数の方が良い」
私の疑問に答えたこの男は、私を呼び出した張本人であり、夫(仮)の一人である。
背中の中ほどまである長い黒髪と、鋭い煌めきを宿す月のような金の瞳。
背は高くて威圧感を与えるがとろりと垂れた眦がそれを柔らかくしている。
はっきり言おう、すっごくイケメンだ。
さっきも言ったが他の3人もそうなのだ。
金髪の王子様みたいな人とか、銀髪の妖精みたいな人とか、赤褐色の髪の初恋泥棒の近所のお兄さんみたいな人とか。
魔力高いイコール容姿がいいって決まりでもあるのかって言うくらい4人揃って顔がいい。
対して私は純日本人、顔はよくて中の中くらい、自慢できるのは髪の質くらいか。
平凡を絵にしたような私と元の世界では芸能人として活躍していたような彼らでは、いっそ彼らが不憫に思えてくる。
「メサイア殿はまだ混乱していらっしゃるらしい。部屋へご案内しろ」
黒髪イケメンは控えている人にそう告げたあと私に向き直った。
「後で訪ねる。部屋にあるものは全てお前に用意したものだから好きにして構わない」
そうして案内された部屋は驚くほど広かった。
こんな広い部屋、落ち着けるわけがないと思っていたんだけれど……。
座り心地の良いソファでついぐっすり眠っていたらしい。
改めて見回してみると、本当に高級ホテルのスイートルームのようだ。
白の大理石で作られた部屋に、黒でまとめられた家具達。
今座っているソファにローテーブル、食事用であろう高いテーブルとそれに合う椅子がそれぞれ用意されていて、ソファに近い壁沿いには本棚が備えてあった。
この国、元の世界で言うところのヨーロッパのようであるのにこの部屋は扉を入ってすぐ靴を脱ぐ仕様になっていた。
今までのメサイアは日本人だったんだろうか。
私としてはありがたいけれど。
ここはリビング的な部屋なのか奥へと続く扉がいくつかあった。
「メサイア」
何があるんだろうと奥の扉に手を伸ばした時、ノックとともにかけられた声に心臓が跳ねる。
そういえば後で来るって言ってた……!
恐る恐る開けた扉の向こうに立っていたのは黒髪イケメン一人だった。
「他の夫達には一度お帰り頂いた。頭の整理はついたか?」
「いえ、まだ……」
「そうだろうな、ひとまず座れ」
ホテルにあるようなカートを押して部屋に入ると私にソファに座るよう促した。
カートには果物と柔らかい花の香りがする飲み物が乗せてあった。
花茶だ、と私に勧めながら黒髪イケメンは私の隣に腰掛ける。
足が触れ合いそうな距離にどきっとしたのを誤魔化すように花茶に口を付ける。
ほのかな甘みと温かさにほっと息を吐いた。
「何か聞きたいことはあるか」
「えっ?」
「呼び出してすぐ必要な事のみを告げられたのでは不足だろう」
この世界に呼ばれた理由も、やらなければいけないことも聞いた。
現状を理解する、という意味では聞きたいことはない。
けれど説明が最低限だった分、夫になる4人の男達のことは何一つ聞かされていない。
だから、まずは目の前の黒髪イケメンが何者か知りたかった。
「じゃあ、あなたの名前は?」
「名前?」
「名前。……だってもう、そのメサイアだとか妻だとか夫だとかってどうしようもないんですよね?それはもう聞いたし受け入れられるようにするので、まずはあなたの名前を知りたいです」
「あぁそうか、そんなことも言っていなかったか……私はアルレイス。神官長という立場にいる」
「神官長、偉い人だったんだ……」
「立場上は、だな」
「へぇ~。なるほどだから私を呼び出せたんですね?」
「だからというわけでもないが、そうだ。こちらの勝手で巻き込んですまないと思っている」
肩を落として上目で見てくる様子が、まるで主人に叱られた大型犬のようで愛おしく感じたのは我ながらちょろいと思う。
パッと見なんだか不遜な人だなと感じたけれど、実はそんなことないんだろうか。
「それでその、アル、アルイ?……ごめんなさい、この国の名前に馴染みがなくて」
「呼びにくいのならルイスでいい。そう呼ぶ者も稀にいる。言葉も楽にしろ」
「ルイスさん」
横文字の名前に舌が慣れずに渾名呼びを許される。
言葉も楽にってことは敬語じゃなくてもいいってことかな。
夫達のことの他に聞いておかなければいけない大切なことがひとつあったのを思い出した。
「ルイスさん、あの、私が生きていくにはこの世界の人とその、しなきゃいけないってことなんだけど、この世界ってどう避妊してるの?」
「メサイアはこの世の者と交わっても子は宿さないと聞いている。月のものも止まるらしい。子を望むのなら惨いだろうが」
「そっか、そうなんだ……」
生きていくためにはあまり間を空けずにセックスをして魔力をもらわなければならない。
いわば食事のような定期的なものなのだ、月経や妊娠の心配がないならひとまず安心である。
もともと子供が欲しいとは考えていなかったし。
家庭に問題があったわけでも、子供が嫌いなわけでもない。
けれど自分の子供と考えると、責任を負いきれないなと思うのだ。
ーー生理なんてあって嬉しいものではないしね。
「うん、うん。わかりました。大丈夫。今のところ聞きたいことは聞けたから」
「そうか、では早速だが今宵の供は私だ」
「えっ?今日から?」
「お前はまだこちらの世の力の流れに馴染んでいない。先程お前が寝入っていたのはそのためだ。はじめは呼び出した私の魔力が一番負担が少ない」
あれ、あのつい寝ちゃったのってソファが心地よかったからとかじゃなかったの?ていうかさっき一回来たの?
力の流れとか私には全くわからないけどアルレイスがそう言うならそうなのだろう。
別に処女というわけでもないしここはいっそ食事だと割り切ろう。
高身長有能イケメン、うん、役得、そう、役得だ。
ずっと持っていたカップを置いてアルレイスに向き直る。
「先にお風呂入ってもいいですか?」
夜の帳が降りぬことで人々の気を狂わせた。
太陽に当てられ続けては水も作物もいずれ枯れる。
そんな恐怖に苛まれ争いを繰り返す。
戦って死ぬのが先か、飢えて死ぬのが先かという状況であった。
ある日、異なる世から一人の女が迷い込んだ。
この世では珍しい、黒い髪に黒い瞳を持つ女。
女がこの世に現れてからだった。
天高く輝いていた太陽が地平線に沈むようになったのは。
人々ははじめ、奇跡だと思った。
神の慈悲が差し伸べられたのだと。
しかし女が死して後、再び終わらぬ昼が訪れる。
誰かがふたつの黒を持つ女のおかげではなかったのかと言ったのが力持つ者まで伝わると、砂塵ほどの可能性に縋るように異界の女の召喚が行われた。
けれど異なる世から人を召喚するなど前代未聞である。
当然そう上手くいくはずもなく、いつしか人々はまた争い始めた。
争いの傍らひたすら女の召喚に尽くしていた者達の力により、百余年後、再び異界から女が現れたのである。
そうして召喚を繰り返すうちに、いつしか異界の女は闇色の救い人ーーメサイアと呼ばれるようになる。
「それが私だと……?」
扉を開けたら異世界でしたとか何それ帰りたい。
異世界の女がいないと夜が来ないなんて意味がわからなすぎて頭が考えることを拒否している。
そう、考えたくないーーこのイケメン達とセックスしなきゃいけないなんて!
難しい言い回しで長いこと語られた話を要約するならこうだ。
朝と夜を正しく繰り返すためにこっちの都合で呼んだけど、この世界の男と結ばれなきゃ死ぬので、用意したからこいつらと契ってね!立場上は妻と夫になるよ!
この国には特に強い魔力を持つ男が4人いるらしい。
それが今目の前にいる男達だという。
「せめて誰か一人とじゃ駄目なんですか?全員じゃないといけないの?」
「理屈としては可能だが現状はそうもいかん。魔力の供給を行えば我々の魔力は一時的に減退する。しかしメサイアが健やかに過ごすにはそう間を開けずに体を重ねねばならない。魔力の回復を待っていてはそれも難しいため供給元は複数の方が良い」
私の疑問に答えたこの男は、私を呼び出した張本人であり、夫(仮)の一人である。
背中の中ほどまである長い黒髪と、鋭い煌めきを宿す月のような金の瞳。
背は高くて威圧感を与えるがとろりと垂れた眦がそれを柔らかくしている。
はっきり言おう、すっごくイケメンだ。
さっきも言ったが他の3人もそうなのだ。
金髪の王子様みたいな人とか、銀髪の妖精みたいな人とか、赤褐色の髪の初恋泥棒の近所のお兄さんみたいな人とか。
魔力高いイコール容姿がいいって決まりでもあるのかって言うくらい4人揃って顔がいい。
対して私は純日本人、顔はよくて中の中くらい、自慢できるのは髪の質くらいか。
平凡を絵にしたような私と元の世界では芸能人として活躍していたような彼らでは、いっそ彼らが不憫に思えてくる。
「メサイア殿はまだ混乱していらっしゃるらしい。部屋へご案内しろ」
黒髪イケメンは控えている人にそう告げたあと私に向き直った。
「後で訪ねる。部屋にあるものは全てお前に用意したものだから好きにして構わない」
そうして案内された部屋は驚くほど広かった。
こんな広い部屋、落ち着けるわけがないと思っていたんだけれど……。
座り心地の良いソファでついぐっすり眠っていたらしい。
改めて見回してみると、本当に高級ホテルのスイートルームのようだ。
白の大理石で作られた部屋に、黒でまとめられた家具達。
今座っているソファにローテーブル、食事用であろう高いテーブルとそれに合う椅子がそれぞれ用意されていて、ソファに近い壁沿いには本棚が備えてあった。
この国、元の世界で言うところのヨーロッパのようであるのにこの部屋は扉を入ってすぐ靴を脱ぐ仕様になっていた。
今までのメサイアは日本人だったんだろうか。
私としてはありがたいけれど。
ここはリビング的な部屋なのか奥へと続く扉がいくつかあった。
「メサイア」
何があるんだろうと奥の扉に手を伸ばした時、ノックとともにかけられた声に心臓が跳ねる。
そういえば後で来るって言ってた……!
恐る恐る開けた扉の向こうに立っていたのは黒髪イケメン一人だった。
「他の夫達には一度お帰り頂いた。頭の整理はついたか?」
「いえ、まだ……」
「そうだろうな、ひとまず座れ」
ホテルにあるようなカートを押して部屋に入ると私にソファに座るよう促した。
カートには果物と柔らかい花の香りがする飲み物が乗せてあった。
花茶だ、と私に勧めながら黒髪イケメンは私の隣に腰掛ける。
足が触れ合いそうな距離にどきっとしたのを誤魔化すように花茶に口を付ける。
ほのかな甘みと温かさにほっと息を吐いた。
「何か聞きたいことはあるか」
「えっ?」
「呼び出してすぐ必要な事のみを告げられたのでは不足だろう」
この世界に呼ばれた理由も、やらなければいけないことも聞いた。
現状を理解する、という意味では聞きたいことはない。
けれど説明が最低限だった分、夫になる4人の男達のことは何一つ聞かされていない。
だから、まずは目の前の黒髪イケメンが何者か知りたかった。
「じゃあ、あなたの名前は?」
「名前?」
「名前。……だってもう、そのメサイアだとか妻だとか夫だとかってどうしようもないんですよね?それはもう聞いたし受け入れられるようにするので、まずはあなたの名前を知りたいです」
「あぁそうか、そんなことも言っていなかったか……私はアルレイス。神官長という立場にいる」
「神官長、偉い人だったんだ……」
「立場上は、だな」
「へぇ~。なるほどだから私を呼び出せたんですね?」
「だからというわけでもないが、そうだ。こちらの勝手で巻き込んですまないと思っている」
肩を落として上目で見てくる様子が、まるで主人に叱られた大型犬のようで愛おしく感じたのは我ながらちょろいと思う。
パッと見なんだか不遜な人だなと感じたけれど、実はそんなことないんだろうか。
「それでその、アル、アルイ?……ごめんなさい、この国の名前に馴染みがなくて」
「呼びにくいのならルイスでいい。そう呼ぶ者も稀にいる。言葉も楽にしろ」
「ルイスさん」
横文字の名前に舌が慣れずに渾名呼びを許される。
言葉も楽にってことは敬語じゃなくてもいいってことかな。
夫達のことの他に聞いておかなければいけない大切なことがひとつあったのを思い出した。
「ルイスさん、あの、私が生きていくにはこの世界の人とその、しなきゃいけないってことなんだけど、この世界ってどう避妊してるの?」
「メサイアはこの世の者と交わっても子は宿さないと聞いている。月のものも止まるらしい。子を望むのなら惨いだろうが」
「そっか、そうなんだ……」
生きていくためにはあまり間を空けずにセックスをして魔力をもらわなければならない。
いわば食事のような定期的なものなのだ、月経や妊娠の心配がないならひとまず安心である。
もともと子供が欲しいとは考えていなかったし。
家庭に問題があったわけでも、子供が嫌いなわけでもない。
けれど自分の子供と考えると、責任を負いきれないなと思うのだ。
ーー生理なんてあって嬉しいものではないしね。
「うん、うん。わかりました。大丈夫。今のところ聞きたいことは聞けたから」
「そうか、では早速だが今宵の供は私だ」
「えっ?今日から?」
「お前はまだこちらの世の力の流れに馴染んでいない。先程お前が寝入っていたのはそのためだ。はじめは呼び出した私の魔力が一番負担が少ない」
あれ、あのつい寝ちゃったのってソファが心地よかったからとかじゃなかったの?ていうかさっき一回来たの?
力の流れとか私には全くわからないけどアルレイスがそう言うならそうなのだろう。
別に処女というわけでもないしここはいっそ食事だと割り切ろう。
高身長有能イケメン、うん、役得、そう、役得だ。
ずっと持っていたカップを置いてアルレイスに向き直る。
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