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体育祭!ダンジョンダンジョンダンジョン!の巻
第161話 体育祭が終わる
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女子400メートル走では確実に点を取ったけど、男子は微妙だった。まさかの蓮が1位だった以外は全員2位か3位だったよ。残念。
2年生の400メートル走もそんな感じで、3年生のスウェーデンリレーはかろうじて1位。
途中きついけど、400メートル走るアンカーの村上先輩が現時点での冒険者科最高LVだそうで、AGIも75あるっていうからびっくりだよ。
何が凄いって、村上先輩はAGI偏重型じゃないところ。それでAGI75って。私はAGI・DEX偏重型で71だからさ。
村上先輩は勇者ステータスほどじゃないけど戦士系でバランス取れたステータスで、LV35ってクラフトの金沢さんより既に上だし、卒業したら即専業冒険者で第一線に立てるくらい。
組別対抗リレーのアンカーも村上先輩なんだ。
「加点がよくわからないから、現在の順位と点数が割り出せない」
聖弥くんが隠される前の点数ボードを記録してたんだけど、そんなことを言いながら唸ってた。
「確かに、それは罠だね。うちも4位以下になったところはないし、いい線行ってるんだけどトップの桃組も1位取ってるもんねー」
「なるようにしかならないよー」
椅子にだらけた格好で座ってバナナジュース飲んでる彩花ちゃんが、力の抜けた声で言う。うん、それは確かにそうなんだけどさ。
「彩花ちゃん、組別対抗リレー頑張ろうね! 私から受け取ったバトン、落としたら承知しないぞ?」
「落とすわけないじゃん! ボクらのコンビネーション見せてやろうぜー!」
ギラリと彩花ちゃんの目が光った。よしよし。
リレーは第一走者が私で、最初からトップスピードで攻める。でも150メートルは短すぎて、普通科に追いつけるか微妙なんだよね。
そこで、私の次に敢えて彩花ちゃんですよ。その次はかれんちゃん。中学時代から培ったチームワークでスムーズに展開させる。
これは私が「彩花ちゃんのパフォーマンスを最大限に引き出すにはこうしたら良いですよ」ってアイディアを出して、先輩が決めた結果だ。
最終競技、組別対抗リレーの準備が整った。これで1位を取れれば……。
私はクラウチングスタートの体勢を取って、スタートの合図を待つ。
1年生でみると私のAGIは圧倒的なんだけど、3年生まで含めると3番目くらいだ。
パァン! という破裂音と共に飛び出す。大分前にいる普通科の人たちの背中を目がけて、私はダンジョンでもこんなに必死になったことはないってくらいの速さで走った。
私が近付いてきたのを見て、彩花ちゃんが後ろに手を伸ばしつつ走り始める。うん、振り向いてないところが、「信頼関係見せてやるぜ」って意気込みを感じるね。
その手のひらにバトンを渡し、私は叫んだ。
「行っけー! 彩花ちゃん!」
「オッケー、ゆずっち!」
顔は見えなかったけど、本当に時々しか見られない本気の顔をしてるはずだ。
そして彩花ちゃんは、400メートル走の時の手加減した走りじゃなくて本気の走りを見せてくれた。
黒組は150メートルずつ走るので、現在の順位がわかりにくい。最終走者になってからじゃないと、判断できない。
そして、最終走者の村上先輩にバトンが渡ったときは――トップだ!
ゴールの位置は一緒だから、村上先輩はガッツポーズで笑顔を振りまきつつ走って、黒組の拍手喝采の中でゴールテープを切った。
全種目を終え、マスゲームの結果発表の前に隠されていたボードが再びオープンになった。
1位が桃組で630点。隠される前から桃組は1位だったから納得だね。2位は青組で600点。ここの順位も変わらない。黒組は3位で585点だった。
「45点差か……マスゲームの賞次第では総合優勝もあり得るけど」
五十嵐先輩がぎゅっと手を握って祈っている。滝山先輩なんか声も出さずに必死に祈ってた。――うん、だって私たちにできることはもう祈ることしかないもんね。
本部テントがバタバタしていて、校長先生が朝礼台に上った。手渡された紙に賞が書いてあるんだろう。
「今日はみなさん、暑い中をよく頑張りました! 熱中症になる生徒も、怪我をする生徒もなく、無事に全種目を終えたことにひとまずほっとしています。ほっとしたからって、気を抜いちゃいけませんよ。私みたいに快気祝いで階段から落ちたって伝説は残したくないでしょう?」
ついあちこちから笑いが起きる。ちょっとタヌキっぽい校長先生、夏休みの間に尿道結石を超音波で破砕する手術を受けて、快気祝いの宴会で酔っ払いすぎて階段落ちたんだって……。幸い捻挫だけで済んだらしいけど。
夏休み明けの朝礼の時に聞いて吹いたけど、油断って怖いね。
「暑いから長話は無しにして、結果発表に移りましょう。マスゲーム、今年は去年より更に完成度が上がっているとリハーサルでも思いましたが、本番はその上を行きましたね。まず衣装賞は橙組!」
少し離れたところでわっと歓声が上がった。得点ボードの橙組の点数に20点が加算される。
「大道具賞、黒組。ボード賞、白組。」
「いけるか? いけるか?」
「今年は全部ばらけるかな」
「振り付け賞も取れれば……」
黒組全員が祈る中、最後の賞を読み上げる校長先生の声がマイクを通して響く。
「振り付け賞……桃組」
「ああーっ!」
落胆の声が間近で起きた。ボードは桃組650点で黒組が605点。
マスゲーム総合優勝は+30点だから、それでも桃組には勝てない……。
「ダメだったか……」
「でも、マスゲーム優勝だけでも欲しい」
「そうだね、せめてそれだけでも!」
総合優勝が消えた中、マスゲームの最後の結果を祈りながら待っていると、校長先生がひとつ咳払いをした。
「そして、今年は特別に演出賞を設けました。演出賞は……黒組!」
うわあ、今の間、凄いもったいぶった! でも嬉しい!
わざわざ演出賞が設けられたということで、滝山先輩は泣き出している。
「そしてマスゲーム優勝は、黒組『オペラ座の怪人』です! 盛大な拍手を!
優勝した黒組は実に挑戦的な作品でした。熱量が凄かったですね。マスゲームに生歌唱と演技を盛り込んだのも初めてで、これは結果的に総合優勝ではあるけども、別枠で演出賞をあげたいというのが審査員の一致した意見でした。
暑いからあまり長く話さないってさっき言いましたけどね、北峰高校60年余りの歴史の中で、国営放送アナウンサーや衆議院議員、小説家、プロバスケット選手、宇宙飛行士……いろんな分野で活躍する人材が出ています。そこに俳優や演出家が入る日もそう遠くないんじゃないかと思いました。
来年も、その次も、北峰生として新しいことを取り入れるチャレンジ精神を持ち続けて欲しい! そして、マスゲームとは何か、という原点回帰にもチャレンジして欲しい!」
得点ボードは最終的に桃組650点で黒組655点。
本当に僅差だけど、一度は消えたと思ってた総合優勝を勝ち取ったよ!
「やったー! やった、やったよ!!」
「もう、信じられない……」
「先輩たちー! 草葉の陰で見てるー!? 黒組悲願のW優勝を叶えたよー!!」
「嬉しいのは分かるけど先輩を殺すんじゃあないよ!」
狂喜乱舞する2年生、何人も号泣してる3年生。そして、私たち1年生は純粋に嬉しくて、きゃあきゃあと飛び跳ねて喜んだ。
表彰式ではマスゲーム優勝の盾を滝山先輩が泣きながら受け取って、総合優勝の優勝旗を村上先輩が受け取ってグラウンドを1周して陣地へと戻ってきた。
私たちは泣きながら――あるいは笑いながら、肩を組んで「ハンデを乗り越えての優勝」に酔いしれた。
2年生の400メートル走もそんな感じで、3年生のスウェーデンリレーはかろうじて1位。
途中きついけど、400メートル走るアンカーの村上先輩が現時点での冒険者科最高LVだそうで、AGIも75あるっていうからびっくりだよ。
何が凄いって、村上先輩はAGI偏重型じゃないところ。それでAGI75って。私はAGI・DEX偏重型で71だからさ。
村上先輩は勇者ステータスほどじゃないけど戦士系でバランス取れたステータスで、LV35ってクラフトの金沢さんより既に上だし、卒業したら即専業冒険者で第一線に立てるくらい。
組別対抗リレーのアンカーも村上先輩なんだ。
「加点がよくわからないから、現在の順位と点数が割り出せない」
聖弥くんが隠される前の点数ボードを記録してたんだけど、そんなことを言いながら唸ってた。
「確かに、それは罠だね。うちも4位以下になったところはないし、いい線行ってるんだけどトップの桃組も1位取ってるもんねー」
「なるようにしかならないよー」
椅子にだらけた格好で座ってバナナジュース飲んでる彩花ちゃんが、力の抜けた声で言う。うん、それは確かにそうなんだけどさ。
「彩花ちゃん、組別対抗リレー頑張ろうね! 私から受け取ったバトン、落としたら承知しないぞ?」
「落とすわけないじゃん! ボクらのコンビネーション見せてやろうぜー!」
ギラリと彩花ちゃんの目が光った。よしよし。
リレーは第一走者が私で、最初からトップスピードで攻める。でも150メートルは短すぎて、普通科に追いつけるか微妙なんだよね。
そこで、私の次に敢えて彩花ちゃんですよ。その次はかれんちゃん。中学時代から培ったチームワークでスムーズに展開させる。
これは私が「彩花ちゃんのパフォーマンスを最大限に引き出すにはこうしたら良いですよ」ってアイディアを出して、先輩が決めた結果だ。
最終競技、組別対抗リレーの準備が整った。これで1位を取れれば……。
私はクラウチングスタートの体勢を取って、スタートの合図を待つ。
1年生でみると私のAGIは圧倒的なんだけど、3年生まで含めると3番目くらいだ。
パァン! という破裂音と共に飛び出す。大分前にいる普通科の人たちの背中を目がけて、私はダンジョンでもこんなに必死になったことはないってくらいの速さで走った。
私が近付いてきたのを見て、彩花ちゃんが後ろに手を伸ばしつつ走り始める。うん、振り向いてないところが、「信頼関係見せてやるぜ」って意気込みを感じるね。
その手のひらにバトンを渡し、私は叫んだ。
「行っけー! 彩花ちゃん!」
「オッケー、ゆずっち!」
顔は見えなかったけど、本当に時々しか見られない本気の顔をしてるはずだ。
そして彩花ちゃんは、400メートル走の時の手加減した走りじゃなくて本気の走りを見せてくれた。
黒組は150メートルずつ走るので、現在の順位がわかりにくい。最終走者になってからじゃないと、判断できない。
そして、最終走者の村上先輩にバトンが渡ったときは――トップだ!
ゴールの位置は一緒だから、村上先輩はガッツポーズで笑顔を振りまきつつ走って、黒組の拍手喝采の中でゴールテープを切った。
全種目を終え、マスゲームの結果発表の前に隠されていたボードが再びオープンになった。
1位が桃組で630点。隠される前から桃組は1位だったから納得だね。2位は青組で600点。ここの順位も変わらない。黒組は3位で585点だった。
「45点差か……マスゲームの賞次第では総合優勝もあり得るけど」
五十嵐先輩がぎゅっと手を握って祈っている。滝山先輩なんか声も出さずに必死に祈ってた。――うん、だって私たちにできることはもう祈ることしかないもんね。
本部テントがバタバタしていて、校長先生が朝礼台に上った。手渡された紙に賞が書いてあるんだろう。
「今日はみなさん、暑い中をよく頑張りました! 熱中症になる生徒も、怪我をする生徒もなく、無事に全種目を終えたことにひとまずほっとしています。ほっとしたからって、気を抜いちゃいけませんよ。私みたいに快気祝いで階段から落ちたって伝説は残したくないでしょう?」
ついあちこちから笑いが起きる。ちょっとタヌキっぽい校長先生、夏休みの間に尿道結石を超音波で破砕する手術を受けて、快気祝いの宴会で酔っ払いすぎて階段落ちたんだって……。幸い捻挫だけで済んだらしいけど。
夏休み明けの朝礼の時に聞いて吹いたけど、油断って怖いね。
「暑いから長話は無しにして、結果発表に移りましょう。マスゲーム、今年は去年より更に完成度が上がっているとリハーサルでも思いましたが、本番はその上を行きましたね。まず衣装賞は橙組!」
少し離れたところでわっと歓声が上がった。得点ボードの橙組の点数に20点が加算される。
「大道具賞、黒組。ボード賞、白組。」
「いけるか? いけるか?」
「今年は全部ばらけるかな」
「振り付け賞も取れれば……」
黒組全員が祈る中、最後の賞を読み上げる校長先生の声がマイクを通して響く。
「振り付け賞……桃組」
「ああーっ!」
落胆の声が間近で起きた。ボードは桃組650点で黒組が605点。
マスゲーム総合優勝は+30点だから、それでも桃組には勝てない……。
「ダメだったか……」
「でも、マスゲーム優勝だけでも欲しい」
「そうだね、せめてそれだけでも!」
総合優勝が消えた中、マスゲームの最後の結果を祈りながら待っていると、校長先生がひとつ咳払いをした。
「そして、今年は特別に演出賞を設けました。演出賞は……黒組!」
うわあ、今の間、凄いもったいぶった! でも嬉しい!
わざわざ演出賞が設けられたということで、滝山先輩は泣き出している。
「そしてマスゲーム優勝は、黒組『オペラ座の怪人』です! 盛大な拍手を!
優勝した黒組は実に挑戦的な作品でした。熱量が凄かったですね。マスゲームに生歌唱と演技を盛り込んだのも初めてで、これは結果的に総合優勝ではあるけども、別枠で演出賞をあげたいというのが審査員の一致した意見でした。
暑いからあまり長く話さないってさっき言いましたけどね、北峰高校60年余りの歴史の中で、国営放送アナウンサーや衆議院議員、小説家、プロバスケット選手、宇宙飛行士……いろんな分野で活躍する人材が出ています。そこに俳優や演出家が入る日もそう遠くないんじゃないかと思いました。
来年も、その次も、北峰生として新しいことを取り入れるチャレンジ精神を持ち続けて欲しい! そして、マスゲームとは何か、という原点回帰にもチャレンジして欲しい!」
得点ボードは最終的に桃組650点で黒組655点。
本当に僅差だけど、一度は消えたと思ってた総合優勝を勝ち取ったよ!
「やったー! やった、やったよ!!」
「もう、信じられない……」
「先輩たちー! 草葉の陰で見てるー!? 黒組悲願のW優勝を叶えたよー!!」
「嬉しいのは分かるけど先輩を殺すんじゃあないよ!」
狂喜乱舞する2年生、何人も号泣してる3年生。そして、私たち1年生は純粋に嬉しくて、きゃあきゃあと飛び跳ねて喜んだ。
表彰式ではマスゲーム優勝の盾を滝山先輩が泣きながら受け取って、総合優勝の優勝旗を村上先輩が受け取ってグラウンドを1周して陣地へと戻ってきた。
私たちは泣きながら――あるいは笑いながら、肩を組んで「ハンデを乗り越えての優勝」に酔いしれた。
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