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どえらい装備!! の巻
第41話 アイリとゆ~かのダンジョンコーディネート
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ドレッサーで顔を作られること15分。私、他人に睫毛にビューラー掛けられる怖さを初めて知りました……。
お目々ぱっちり、ほっぺたはつるんつるんの卵肌……っぽさを毛穴完全カバーのパウダーで出してて、唇は薄いピンクでツヤっとしてる可愛い女子高生のできあがりだよ、驚いたなー!
全部、化粧品とあいちゃんのおかげ・で・す・け・ど・も!!
「よしよし。ゆーちゃんは元々目がくりっとしてるから、目を強調させるメイクがやりやすいんだよね。爽やか可愛いシンデレラガールゆ~かちゃんのできあがり♪」
何故かあいちゃんは、私にメイクをしている間にご機嫌になっていた。ほんと、私にはこういうところ理解不能。
あいちゃんの余分な荷物は私のアイテムバッグに収納して、いざ、お店へ!
最初はいろんなブランドを扱ってるスポーツ用品店だね。売り場が広くて、ダンジョン防具コーナーもある。
「アイリと」
「ゆ~かの」
「ダンジョンコーディネートー! パチパチ~! 今日はダンジョン配信50万再生のシンデレラガール、ゆ~かちゃんをゲストにお招きしてます!」
「こんにちワンコー! ゆ~かでーす。よろしくお願いしまーす! 装備たくさん見るの楽しみ!」
『アイリちゃんこんにちはー』
『こんにちワンコー』
『こんにちワンコー』
『アイリちゃん今日も可愛い!』
『ゆ~か、今日はなんか違うぞ』
この差よ……。私のチャンネルの人たちは擬態するという習性がないのか。すぐバレるよ、コメで。
「ゆ~かちゃん、装備買い換えようと思ってるんだよね?」
配信が始まって、猫を被ったあいちゃんが打ち合わせ通りに私に尋ねてくる。
ちなみに、打ち合わせしたのは最初の挨拶と、ここまでだけだ! 後は幼馴染みの阿吽の呼吸だけで乗り切るZE☆
「んー、新しい装備を作って貰うまでは初心者の服でいようと思ってるよ。下手に私がいい物買ったら、蓮くんに恨まれるから」
「買う気ないの!? なんで来たの!?」
「幼馴染みのあいちゃんのチャンネル登録者数稼ぎに駆り出されました!」
率直な本音を述べて、カメラに寄ってウインクでてへぺろしつつ顔の横でVサイン。
そしたら美少女ourtuberのガワを被ってたあいちゃんが通常モードに戻って、人のほっぺたを両手でぎゅむっとしてきた!
「本当のことをライブで平然と言うなし! だから編集したかったのにぃ! この口が、この口がぁ~!」
「だってあいちゃん、ライブにしないと私が全然関係ないところで『いいねー』とか言った奴を凄いところに切り貼りするじゃん! この切り貼り職人め!」
「ゆーちゃんホント何しに来たの!? 暴露系ourtuberか!」
『出た、ゆ~かの天然!』
『アイリちゃん、美少女台無しだよ!』
『仲良しだねー^^』
『えっ、アイリとゆ~かが幼馴染み!?』
『アイリちゃん、猫、猫どっか行ってるよー』
『アイリちゃんの素が……』
『アイリちゃんの猫ならここに落ちてる』
『いつもの白猫ね』
アイリちゃんが猫を被ってるのは割とバレてるんだ……。
私はあいちゃんの攻撃を止めるために、両手を挙げてギブアップ! を表明した。
「訂正! これ絶対欲しいってやつをあいちゃんが見つけられたら買います! 買う気は0ではありません! おとといパパのクレカの家族カードを急ぎで作って貰って、しかも一時的に上限をあげてもらってます! カード会社さんありがとうー!」
「なによー、買う準備万端じゃない!」
「何かがあったときのためにね! それに、あいちゃんのセンスは信頼してるよ」
「さすがゆーちゃん! アイリ、張り切って選ぶね!」
「イエーイ!」
態度を豹変させたあいちゃんとハイタッチして、私たちはお店の中を歩き出した。
『仲良しw』
『ゆ~かちゃんもこうしてみると可愛いね』
『普通に女子高生のお買い物だー』
まだ夕方だしあいちゃんのチャンネル登録者は同世代が多いから、いかにも私のチャンネルから来ましたってコメントは少ないね。目立つけど。
だけど、普通に女子高生がスポーツ用品店に冒険者装備買いに来ないからね!?
「これ、ヴェークスの最新夏モデルだよ! ダンジョンの中は特殊フロア以外温度差が年間通してないんだけど、見た目がごっつい鎧とかじゃないから、ダンジョンハウスで着替えたりせずに家から着ていける優れものなの。
なんと、ミスリル繊維を織り込んであって、見た目が軽そうなのにステータス補正がこんなに付いてるんです!」
あいちゃんがカメラに向けてマネキンが着てる服を紹介する。見た目全然冒険者装備っぽくないな! セットアップでボトムスはふくらはぎの途中までのクロップドパンツ、トップスは背中の部分があいててレースアップになってて、肩はひらひら多めのフレンチスリーブだ。
色のバリエーションも多いし、確かに着て歩いてても誰も冒険者装備だとは思わないよね。
肩周りの動きが邪魔にならないのはよし。触ってみたら伸縮性のある素材で、芋ジャーみたいに「ダブついて邪魔になるよー」ってこともなさそうなのもよし。
「いきなり凄いの出してきたね、あいちゃん本気モード?」
「うん。ゆーちゃんが飽きる前に片付けるつもりで巻いてる」
輝く笑顔で言われてしまった……。幼馴染みの把握怖い。
でも確かに、ミスリル織り込みっていうのはいいなー。
「長袖じゃないと防御力に心配があるのは私だけ?」
「どっちかというと中衛から後衛向け装備かな。MAG修正高いしRST修正も高いから、ゆーちゃんの弱いところを補えるよ。RST低かったよね?」
「私前衛だよ? 私が前衛やらないとヒーラーを守れないから」
「テイマーなのに前衛なんかーいっ!」
キレのいいツッコミがビシッと私の薄い胸に入る。ああ、学校ノリ出ちゃった。
『アイリちゃんのツッコミ……』
『大阪ノリだった』
『これはきっと、いつもこんな感じなんだろうな』
バレてるバレてる。そう、あいちゃんは気が強くてひっそりと姉御気質なんだよね。可愛い顔してババンバンってやつ。
「私向きじゃないけど、可愛いよねー。これ、おいくら万円?」
「えーとね、95万9800円」
「ぐふっ……」
アポイタカラを売ったお金は直視しなかったから、普通に「たっかーい!」って思っちゃったよ!
「このお店のアプリ入れて会員登録すると、初回クーポン貰えて1品15%オフだよー」
「却下で」
「早い!」
私、今日のお買い物配信のために、アポイタカラと性能が同じというヒヒイロカネ製防具の値段と性能調べたんだよね。
おしゃれさを置き去りにした総ヒヒイロカネ製チェインメイルで2億円とかだったけど、この防具とは補正値が桁違いなんだよ。
私は鉱石持ってるから、鉱石持ち込みで作って貰うと加工費だけで済むし。
それ考えたら……ねえ……。
「このお店で一番いい防具を見せてください!」
「ちょっ! ゆーちゃん、それじゃあコーディネート配信にならないでしょ!」
「一番いい防具見て、それを私が気に入ったらそれに合う物を提案してよ。あいちゃんならできるよね~」
「くっ、その挑戦、受けて立つよ!」
店員さんが出してきてくれた防具は、これもミスリル織り込みのもので、織り込んでるミスリルの量がさっきの服よりもかなり多いというものだった。
お値段、なんと352万9800円! なんで必ず「9800円」が付くんだろうね!
「あいちゃん、残念なお知らせです。これだとカードの限度額オーバーです」
「そりゃそうでしょ~? で、この収拾はどうしろと?」
「そうだ、私ワンピース欲しかったんだ! 夏用のアクティブな感じのワンピ選んでよ。防具じゃない奴」
「自由か!! お店に事前許可取らないと撮影出来ないのー!」
『ゆ~か、ヤマト並みに暴走してる』
「ほんとそれだよ! アイリ、こんなフリーダム娘に幼稚園から高校までほとんど学校一緒で振り回されてるんだよ、かわいそくない!?」
『かわいそーw』
『でもどっちもどっちな感じ』
『今日はいつも見られないアイリちゃんが見られました♡』
『ゆ~かちゃんのおかげ^^』
カメラに向かって思いっきり可哀想アピールをして見せたアイリちゃんは、そんなに同情してくれないコメント欄にがくりと膝をついた。
……うん、防具も持ち込みでどこかで作って貰おう。
防具クラフトの職人さんかぁ、あいちゃんのお父さんはクラフトマンではないんだよね。
これもママに探して貰おうかなあ。
お目々ぱっちり、ほっぺたはつるんつるんの卵肌……っぽさを毛穴完全カバーのパウダーで出してて、唇は薄いピンクでツヤっとしてる可愛い女子高生のできあがりだよ、驚いたなー!
全部、化粧品とあいちゃんのおかげ・で・す・け・ど・も!!
「よしよし。ゆーちゃんは元々目がくりっとしてるから、目を強調させるメイクがやりやすいんだよね。爽やか可愛いシンデレラガールゆ~かちゃんのできあがり♪」
何故かあいちゃんは、私にメイクをしている間にご機嫌になっていた。ほんと、私にはこういうところ理解不能。
あいちゃんの余分な荷物は私のアイテムバッグに収納して、いざ、お店へ!
最初はいろんなブランドを扱ってるスポーツ用品店だね。売り場が広くて、ダンジョン防具コーナーもある。
「アイリと」
「ゆ~かの」
「ダンジョンコーディネートー! パチパチ~! 今日はダンジョン配信50万再生のシンデレラガール、ゆ~かちゃんをゲストにお招きしてます!」
「こんにちワンコー! ゆ~かでーす。よろしくお願いしまーす! 装備たくさん見るの楽しみ!」
『アイリちゃんこんにちはー』
『こんにちワンコー』
『こんにちワンコー』
『アイリちゃん今日も可愛い!』
『ゆ~か、今日はなんか違うぞ』
この差よ……。私のチャンネルの人たちは擬態するという習性がないのか。すぐバレるよ、コメで。
「ゆ~かちゃん、装備買い換えようと思ってるんだよね?」
配信が始まって、猫を被ったあいちゃんが打ち合わせ通りに私に尋ねてくる。
ちなみに、打ち合わせしたのは最初の挨拶と、ここまでだけだ! 後は幼馴染みの阿吽の呼吸だけで乗り切るZE☆
「んー、新しい装備を作って貰うまでは初心者の服でいようと思ってるよ。下手に私がいい物買ったら、蓮くんに恨まれるから」
「買う気ないの!? なんで来たの!?」
「幼馴染みのあいちゃんのチャンネル登録者数稼ぎに駆り出されました!」
率直な本音を述べて、カメラに寄ってウインクでてへぺろしつつ顔の横でVサイン。
そしたら美少女ourtuberのガワを被ってたあいちゃんが通常モードに戻って、人のほっぺたを両手でぎゅむっとしてきた!
「本当のことをライブで平然と言うなし! だから編集したかったのにぃ! この口が、この口がぁ~!」
「だってあいちゃん、ライブにしないと私が全然関係ないところで『いいねー』とか言った奴を凄いところに切り貼りするじゃん! この切り貼り職人め!」
「ゆーちゃんホント何しに来たの!? 暴露系ourtuberか!」
『出た、ゆ~かの天然!』
『アイリちゃん、美少女台無しだよ!』
『仲良しだねー^^』
『えっ、アイリとゆ~かが幼馴染み!?』
『アイリちゃん、猫、猫どっか行ってるよー』
『アイリちゃんの素が……』
『アイリちゃんの猫ならここに落ちてる』
『いつもの白猫ね』
アイリちゃんが猫を被ってるのは割とバレてるんだ……。
私はあいちゃんの攻撃を止めるために、両手を挙げてギブアップ! を表明した。
「訂正! これ絶対欲しいってやつをあいちゃんが見つけられたら買います! 買う気は0ではありません! おとといパパのクレカの家族カードを急ぎで作って貰って、しかも一時的に上限をあげてもらってます! カード会社さんありがとうー!」
「なによー、買う準備万端じゃない!」
「何かがあったときのためにね! それに、あいちゃんのセンスは信頼してるよ」
「さすがゆーちゃん! アイリ、張り切って選ぶね!」
「イエーイ!」
態度を豹変させたあいちゃんとハイタッチして、私たちはお店の中を歩き出した。
『仲良しw』
『ゆ~かちゃんもこうしてみると可愛いね』
『普通に女子高生のお買い物だー』
まだ夕方だしあいちゃんのチャンネル登録者は同世代が多いから、いかにも私のチャンネルから来ましたってコメントは少ないね。目立つけど。
だけど、普通に女子高生がスポーツ用品店に冒険者装備買いに来ないからね!?
「これ、ヴェークスの最新夏モデルだよ! ダンジョンの中は特殊フロア以外温度差が年間通してないんだけど、見た目がごっつい鎧とかじゃないから、ダンジョンハウスで着替えたりせずに家から着ていける優れものなの。
なんと、ミスリル繊維を織り込んであって、見た目が軽そうなのにステータス補正がこんなに付いてるんです!」
あいちゃんがカメラに向けてマネキンが着てる服を紹介する。見た目全然冒険者装備っぽくないな! セットアップでボトムスはふくらはぎの途中までのクロップドパンツ、トップスは背中の部分があいててレースアップになってて、肩はひらひら多めのフレンチスリーブだ。
色のバリエーションも多いし、確かに着て歩いてても誰も冒険者装備だとは思わないよね。
肩周りの動きが邪魔にならないのはよし。触ってみたら伸縮性のある素材で、芋ジャーみたいに「ダブついて邪魔になるよー」ってこともなさそうなのもよし。
「いきなり凄いの出してきたね、あいちゃん本気モード?」
「うん。ゆーちゃんが飽きる前に片付けるつもりで巻いてる」
輝く笑顔で言われてしまった……。幼馴染みの把握怖い。
でも確かに、ミスリル織り込みっていうのはいいなー。
「長袖じゃないと防御力に心配があるのは私だけ?」
「どっちかというと中衛から後衛向け装備かな。MAG修正高いしRST修正も高いから、ゆーちゃんの弱いところを補えるよ。RST低かったよね?」
「私前衛だよ? 私が前衛やらないとヒーラーを守れないから」
「テイマーなのに前衛なんかーいっ!」
キレのいいツッコミがビシッと私の薄い胸に入る。ああ、学校ノリ出ちゃった。
『アイリちゃんのツッコミ……』
『大阪ノリだった』
『これはきっと、いつもこんな感じなんだろうな』
バレてるバレてる。そう、あいちゃんは気が強くてひっそりと姉御気質なんだよね。可愛い顔してババンバンってやつ。
「私向きじゃないけど、可愛いよねー。これ、おいくら万円?」
「えーとね、95万9800円」
「ぐふっ……」
アポイタカラを売ったお金は直視しなかったから、普通に「たっかーい!」って思っちゃったよ!
「このお店のアプリ入れて会員登録すると、初回クーポン貰えて1品15%オフだよー」
「却下で」
「早い!」
私、今日のお買い物配信のために、アポイタカラと性能が同じというヒヒイロカネ製防具の値段と性能調べたんだよね。
おしゃれさを置き去りにした総ヒヒイロカネ製チェインメイルで2億円とかだったけど、この防具とは補正値が桁違いなんだよ。
私は鉱石持ってるから、鉱石持ち込みで作って貰うと加工費だけで済むし。
それ考えたら……ねえ……。
「このお店で一番いい防具を見せてください!」
「ちょっ! ゆーちゃん、それじゃあコーディネート配信にならないでしょ!」
「一番いい防具見て、それを私が気に入ったらそれに合う物を提案してよ。あいちゃんならできるよね~」
「くっ、その挑戦、受けて立つよ!」
店員さんが出してきてくれた防具は、これもミスリル織り込みのもので、織り込んでるミスリルの量がさっきの服よりもかなり多いというものだった。
お値段、なんと352万9800円! なんで必ず「9800円」が付くんだろうね!
「あいちゃん、残念なお知らせです。これだとカードの限度額オーバーです」
「そりゃそうでしょ~? で、この収拾はどうしろと?」
「そうだ、私ワンピース欲しかったんだ! 夏用のアクティブな感じのワンピ選んでよ。防具じゃない奴」
「自由か!! お店に事前許可取らないと撮影出来ないのー!」
『ゆ~か、ヤマト並みに暴走してる』
「ほんとそれだよ! アイリ、こんなフリーダム娘に幼稚園から高校までほとんど学校一緒で振り回されてるんだよ、かわいそくない!?」
『かわいそーw』
『でもどっちもどっちな感じ』
『今日はいつも見られないアイリちゃんが見られました♡』
『ゆ~かちゃんのおかげ^^』
カメラに向かって思いっきり可哀想アピールをして見せたアイリちゃんは、そんなに同情してくれないコメント欄にがくりと膝をついた。
……うん、防具も持ち込みでどこかで作って貰おう。
防具クラフトの職人さんかぁ、あいちゃんのお父さんはクラフトマンではないんだよね。
これもママに探して貰おうかなあ。
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