24 / 51
24 辺境騎士団の砦へ……行く前に
しおりを挟む
昨日の夜、中途半端にしたまま流れてしまった私たちの状況の説明。それをするために私はクリスさんの馬に乗せられていた。
これについては、「先生が一番足遅いんだから馬に乗せてもらいなよ」という雄汰くんの鋭くも涙が止まらなくなるような一言があり……。
確かに子供たちは足が速い。私とのステータスの差があるから。
前後を騎士に挟まれて子供たちは歩いて移動することになった。
最初は馬も並足で歩いていたんだけど、後ろの子供たちが「遅ーい」と煽るのでだく足だ。
人生二度目の乗馬体験だけどサラブレッドとは違って体高が低いせいか、いくらか安心感があるけど。
「ミカコさんは馬に慣れていないそうですね。気分が悪くなったりしたら我慢しないですぐに教えて下さい」
頭の真後ろから響いてくるイケボがなければ尚よかった!!
子供たちが疲れすぎないように時折様子を見つつ、私は智輝くんが熱を出したために医師を求めて集落を探し、森にほど近い村を見つけたことを話した。
そして、そこで子供たちと私が村人によって捕まえられそうになったことと、彼らは私たちを売るつもりだったと言うことも。
「一部の村人は、他の人の行いを謝ってくれました。……でも、やはり子供たちにとっては衝撃的なことで、自分の力によって人を傷つけてしまった子は、それが自分の傷になってしまったんです」
あの時の楓ちゃんの、嗚咽する度に激しく震えた背中を思い出す。彼女はあのまま心を閉ざしてしまってもおかしくないほどのショックを受けていた。
大人の私に比べても極端に高い子供たちのステータス。私たちに与えられた力はこの世界を生き抜くために必要だけど、子供の自覚している「自分の力」とはあまりに乖離している。それが、本当に危うい。
力は本当に使い方次第なんだなと、私は馬上でため息をついた。
「つまり、村人の行いによって、同じこの世界の人間である我々を良くは思わない子供たちも中にはいると、そういう事でもありますね?」
レイモンドさんが切り込んできた。言い難いことをバッサリと言うな、この人は。その分こちらも答えやすくて話が早くていいんだけど。
「……はい。言いづらい話ではありましたが、つまりそういうことです。この世界の大人だからというだけの理由で、皆さんを信じられない子もまだいます」
「ミカコさんにとっては、我々は信じるに足る者でしょうか?」
頭の後ろから、少し戸惑った声。私は善人ぶらずに、本当のことを話そうと決めた。私を舐められるのが現時点では一番まずいから。
「8割信じています。自分を一軍の指揮官として考えたら、相手に全幅の信頼を置いてしまうのは危険すぎると思うので」
クリスさんは無言で私の言葉を聞いていた。騎士としては、「全幅の信頼」を置かれたいだろう。でも子供たちが彼らを信じ切れない以上、私までが全て信じるわけにはいかない。
「騎士の誇りという言葉と、あの時のあなた方の表情は私たちの信頼を得るには充分でしたが、『騎士の誇り』が私が知る元の世界での『騎士の誇り』と同じであるなら、という条件が付いてしまっていますから。あとは、立場的に私たちがあなた方を助けたというのが、あの村人たちと違うところ。つまり」
一度言葉を切る私を、レイモンドさんが興味深そうに見ている。
「あなた方は私たちに大いなる借りがあり、騎士の価値観ではそれを放置するのを良しとはしないだろうから、それが崩れない限りは味方だと信頼できる。むしろ、その程度でしかない。――現時点ではそういうことです」
「なかなか、手厳しいですね……。我々は恩義を感じ、全て善意によって動いているつもりですが」
クリスさんの声は心なし元気がなかった。まあ、仕方ないよね。私なんかぱっと見甘く見えるんだろうし、あの村に行くまでは実際甘かった。
「団長はそういうところが甘いんですよ。都市に入った途端に石を投げつけられたら、その後の行動は慎重に取らざるを得なくなる。それと同じです。それに、まだ続きがあるのでしょう?」
「ちょっとレイモンドさんのことを心の友って呼びたくなってきましたよ。わかってますね」
「騎士団の砦に着いたら酒でも飲み交わしますか」
「いいですね! あ、でも、もしかすると存在していたお酒の関係上、この世界の人から見たら、私は凄くお酒が強いかもしれません……」
エールなんかはまず間違いなくあるだろうけど、あれってあんまりアルコール度数が高くないんだよね。
土曜の晩に溜まった録画を片付けつつ、芋焼酎のお湯割りを飲みながらスルメ囓ってる私を見てうちの親はよく嘆いていたもんだし。
多分私、この世界の人と比べたらお酒は強いはずだ。蒸留酒が既に存在してるかどうかで分かれるかもしれないけど。
「ミカコさんは、全ての点で私の常識を越えてきますね」
「そのうち慣れて下さい。私の世界ではこれくらいは普通です。――それと、『現時点では』と敢えて言ったのは、個々人の信頼関係が全体に大きく影響を与えてくるからです。例えばジェフリーさん。彼は息子さんをお持ちなんですよね?
昨日も子供たちとたくさん遊んでいただきましたし、子供たちもあっという間に懐いています。その、失礼ながらトイレからお尻を出して転げ出てしまったことについても、非情に人間味があって隙のある行動でしたので、大人に警戒心を持っていた子もその気持ちが少し緩んだようです」
「ジェフリー……」
レイモンドさんは思いきりため息をついたけども、クリスさんは私の言葉に頷いた。
「わかりました。確かにお互いに遠巻きに見ているだけでは信頼は生まれない。各自できる範囲で子供たちと交流を深めるように言いましょう」
「お願いします。それと、そろそろ休憩を――のついでに、魔物退治です」
私はひらりと馬から降りた。降りられた! ちょっと自分カッコいい!!
「行進止まれー! みんなは騎士さんたちの前に出て!」
私は前方に目を凝らした。ただの土埃から、だんだんとはっきりしてくるモンスターの姿。あれは、オーガが2体と他に小さいモンスターが数体! ちょっと前だったら確実に苦戦する相手だけど、多分今なら楽勝のはずだ。
「鶴翼の陣に、ひらけ!」
この数なら、火力を集中した方がいい。私はそう判断して子供たちをV字に展開させた。
こちらの攻撃は確実に届き、向こうの攻撃は絶対に届かない。そんな距離を見極めて――。
「ファイエル!」
予想通り一撃で二体のオーガは壊滅した。ほっとしたところで振り向いた私は、うっすら光る水たまりが思ってもみない場所にあることに気付いてしまった。
このスライムは、一体どこからきた!?
「クリスさん、危ない!」
スライムにやられたら鎧が溶ける!!
スライムが伸びるのを見た瞬間、咄嗟に私はクリスさんに体当たりするように飛びついていた。
そして、そのまま――。
「えっ?」
「……えっ??」
わ、私、クリスさんをお姫様抱っこしてるー!!
「………………」
「………………」
お互いの沈黙が痛い。私がクリスさんの足を抱えていた方の手を離すと、彼はすっと立ち上がった。その間にスライムは太一くんによって片付けられていた。
やばい、「君は羽のように軽いね」とかまさにそんな感じだった。180センチで武装した騎士を軽いと思える私の筋力どうなってるの!?
「……驚きました。ミカコさんはとても力があるのですね」
「……私も驚きました。子供たちは私の数倍強いので、てっきり私は弱いものだと思っていたので……」
「………………えっ?」
目一杯驚かれたので、私はその視線を受け止めるのが辛くて目を伏せた。
もしかして、私のステータス、高すぎ!?
これについては、「先生が一番足遅いんだから馬に乗せてもらいなよ」という雄汰くんの鋭くも涙が止まらなくなるような一言があり……。
確かに子供たちは足が速い。私とのステータスの差があるから。
前後を騎士に挟まれて子供たちは歩いて移動することになった。
最初は馬も並足で歩いていたんだけど、後ろの子供たちが「遅ーい」と煽るのでだく足だ。
人生二度目の乗馬体験だけどサラブレッドとは違って体高が低いせいか、いくらか安心感があるけど。
「ミカコさんは馬に慣れていないそうですね。気分が悪くなったりしたら我慢しないですぐに教えて下さい」
頭の真後ろから響いてくるイケボがなければ尚よかった!!
子供たちが疲れすぎないように時折様子を見つつ、私は智輝くんが熱を出したために医師を求めて集落を探し、森にほど近い村を見つけたことを話した。
そして、そこで子供たちと私が村人によって捕まえられそうになったことと、彼らは私たちを売るつもりだったと言うことも。
「一部の村人は、他の人の行いを謝ってくれました。……でも、やはり子供たちにとっては衝撃的なことで、自分の力によって人を傷つけてしまった子は、それが自分の傷になってしまったんです」
あの時の楓ちゃんの、嗚咽する度に激しく震えた背中を思い出す。彼女はあのまま心を閉ざしてしまってもおかしくないほどのショックを受けていた。
大人の私に比べても極端に高い子供たちのステータス。私たちに与えられた力はこの世界を生き抜くために必要だけど、子供の自覚している「自分の力」とはあまりに乖離している。それが、本当に危うい。
力は本当に使い方次第なんだなと、私は馬上でため息をついた。
「つまり、村人の行いによって、同じこの世界の人間である我々を良くは思わない子供たちも中にはいると、そういう事でもありますね?」
レイモンドさんが切り込んできた。言い難いことをバッサリと言うな、この人は。その分こちらも答えやすくて話が早くていいんだけど。
「……はい。言いづらい話ではありましたが、つまりそういうことです。この世界の大人だからというだけの理由で、皆さんを信じられない子もまだいます」
「ミカコさんにとっては、我々は信じるに足る者でしょうか?」
頭の後ろから、少し戸惑った声。私は善人ぶらずに、本当のことを話そうと決めた。私を舐められるのが現時点では一番まずいから。
「8割信じています。自分を一軍の指揮官として考えたら、相手に全幅の信頼を置いてしまうのは危険すぎると思うので」
クリスさんは無言で私の言葉を聞いていた。騎士としては、「全幅の信頼」を置かれたいだろう。でも子供たちが彼らを信じ切れない以上、私までが全て信じるわけにはいかない。
「騎士の誇りという言葉と、あの時のあなた方の表情は私たちの信頼を得るには充分でしたが、『騎士の誇り』が私が知る元の世界での『騎士の誇り』と同じであるなら、という条件が付いてしまっていますから。あとは、立場的に私たちがあなた方を助けたというのが、あの村人たちと違うところ。つまり」
一度言葉を切る私を、レイモンドさんが興味深そうに見ている。
「あなた方は私たちに大いなる借りがあり、騎士の価値観ではそれを放置するのを良しとはしないだろうから、それが崩れない限りは味方だと信頼できる。むしろ、その程度でしかない。――現時点ではそういうことです」
「なかなか、手厳しいですね……。我々は恩義を感じ、全て善意によって動いているつもりですが」
クリスさんの声は心なし元気がなかった。まあ、仕方ないよね。私なんかぱっと見甘く見えるんだろうし、あの村に行くまでは実際甘かった。
「団長はそういうところが甘いんですよ。都市に入った途端に石を投げつけられたら、その後の行動は慎重に取らざるを得なくなる。それと同じです。それに、まだ続きがあるのでしょう?」
「ちょっとレイモンドさんのことを心の友って呼びたくなってきましたよ。わかってますね」
「騎士団の砦に着いたら酒でも飲み交わしますか」
「いいですね! あ、でも、もしかすると存在していたお酒の関係上、この世界の人から見たら、私は凄くお酒が強いかもしれません……」
エールなんかはまず間違いなくあるだろうけど、あれってあんまりアルコール度数が高くないんだよね。
土曜の晩に溜まった録画を片付けつつ、芋焼酎のお湯割りを飲みながらスルメ囓ってる私を見てうちの親はよく嘆いていたもんだし。
多分私、この世界の人と比べたらお酒は強いはずだ。蒸留酒が既に存在してるかどうかで分かれるかもしれないけど。
「ミカコさんは、全ての点で私の常識を越えてきますね」
「そのうち慣れて下さい。私の世界ではこれくらいは普通です。――それと、『現時点では』と敢えて言ったのは、個々人の信頼関係が全体に大きく影響を与えてくるからです。例えばジェフリーさん。彼は息子さんをお持ちなんですよね?
昨日も子供たちとたくさん遊んでいただきましたし、子供たちもあっという間に懐いています。その、失礼ながらトイレからお尻を出して転げ出てしまったことについても、非情に人間味があって隙のある行動でしたので、大人に警戒心を持っていた子もその気持ちが少し緩んだようです」
「ジェフリー……」
レイモンドさんは思いきりため息をついたけども、クリスさんは私の言葉に頷いた。
「わかりました。確かにお互いに遠巻きに見ているだけでは信頼は生まれない。各自できる範囲で子供たちと交流を深めるように言いましょう」
「お願いします。それと、そろそろ休憩を――のついでに、魔物退治です」
私はひらりと馬から降りた。降りられた! ちょっと自分カッコいい!!
「行進止まれー! みんなは騎士さんたちの前に出て!」
私は前方に目を凝らした。ただの土埃から、だんだんとはっきりしてくるモンスターの姿。あれは、オーガが2体と他に小さいモンスターが数体! ちょっと前だったら確実に苦戦する相手だけど、多分今なら楽勝のはずだ。
「鶴翼の陣に、ひらけ!」
この数なら、火力を集中した方がいい。私はそう判断して子供たちをV字に展開させた。
こちらの攻撃は確実に届き、向こうの攻撃は絶対に届かない。そんな距離を見極めて――。
「ファイエル!」
予想通り一撃で二体のオーガは壊滅した。ほっとしたところで振り向いた私は、うっすら光る水たまりが思ってもみない場所にあることに気付いてしまった。
このスライムは、一体どこからきた!?
「クリスさん、危ない!」
スライムにやられたら鎧が溶ける!!
スライムが伸びるのを見た瞬間、咄嗟に私はクリスさんに体当たりするように飛びついていた。
そして、そのまま――。
「えっ?」
「……えっ??」
わ、私、クリスさんをお姫様抱っこしてるー!!
「………………」
「………………」
お互いの沈黙が痛い。私がクリスさんの足を抱えていた方の手を離すと、彼はすっと立ち上がった。その間にスライムは太一くんによって片付けられていた。
やばい、「君は羽のように軽いね」とかまさにそんな感じだった。180センチで武装した騎士を軽いと思える私の筋力どうなってるの!?
「……驚きました。ミカコさんはとても力があるのですね」
「……私も驚きました。子供たちは私の数倍強いので、てっきり私は弱いものだと思っていたので……」
「………………えっ?」
目一杯驚かれたので、私はその視線を受け止めるのが辛くて目を伏せた。
もしかして、私のステータス、高すぎ!?
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
平凡なサラリーマンのオレが異世界最強になってしまった件について
楠乃小玉
ファンタジー
上司から意地悪されて、会社の交流会の飲み会でグチグチ嫌味言われながらも、
就職氷河期にやっと見つけた職場を退職できないオレ。
それでも毎日真面目に仕事し続けてきた。
ある時、コンビニの横でオタクが不良に集団暴行されていた。
道行く人はみんな無視していたが、何の気なしに、「やめろよ」って
注意してしまった。
不良たちの怒りはオレに向く。
バットだの鉄パイプだので滅多打ちにされる。
誰も助けてくれない。
ただただ真面目に、コツコツと誰にも迷惑をかけずに生きてきたのに、こんな不条理ってあるか?
ゴキッとイヤな音がして意識が跳んだ。
目が覚めると、目の前に女神様がいた。
「はいはい、次の人、まったく最近は猫も杓子も異世界転生ね、で、あんたは何になりたいの?」
女神様はオレの顔を覗き込んで、そう尋ねた。
「……異世界転生かよ」
目立ちたくない召喚勇者の、スローライフな(こっそり)恩返し
gari
ファンタジー
突然、異世界の村に転移したカズキは、村長父娘に保護された。
知らない間に脳内に寄生していた自称大魔法使いから、自分が召喚勇者であることを知るが、庶民の彼は勇者として生きるつもりはない。
正体がバレないようギルドには登録せず一般人としてひっそり生活を始めたら、固有スキル『蚊奪取』で得た規格外の能力と(この世界の)常識に疎い行動で逆に目立ったり、村長の娘と徐々に親しくなったり。
過疎化に悩む村の窮状を知り、恩返しのために温泉を開発すると見事大当たり! でも、その弊害で恩人父娘が窮地に陥ってしまう。
一方、とある国では、召喚した勇者(カズキ)の捜索が密かに行われていた。
父娘と村を守るため、武闘大会に出場しよう!
地域限定土産の開発や冒険者ギルドの誘致等々、召喚勇者の村おこしは、従魔や息子(?)や役人や騎士や冒険者も加わり順調に進んでいたが……
ついに、居場所が特定されて大ピンチ!!
どうする? どうなる? 召喚勇者。
※ 基本は主人公視点。時折、第三者視点が入ります。
人を治さばベッドが2つ
あいいろの布団
ファンタジー
ちょっと闇のある自己犠牲大好き少年が異世界転移し、獣人に出会ったり闇医者になったり。幸せと絶望を繰り返し周りを曇らせたり成長したりしなかったりするお話。
前世で眼が見えなかった俺が異世界転生したら・・・
y@siron
ファンタジー
俺の眼が・・・見える!
てってれてーてってれてーてててててー!
やっほー!みんなのこころのいやしアヴェルくんだよ〜♪
一応神やってます!( *¯ ꒳¯*)どやぁ
この小説の主人公は神崎 悠斗くん
前世では色々可哀想な人生を歩んでね…
まぁ色々あってボクの管理する世界で第二の人生を楽しんでもらうんだ〜♪
前世で会得した神崎流の技術、眼が見えない事により研ぎ澄まされた感覚、これらを駆使して異世界で力を開眼させる
久しぶりに眼が見える事で新たな世界を楽しみながら冒険者として歩んでいく
色んな困難を乗り越えて日々成長していく王道?異世界ファンタジー
友情、熱血、愛はあるかわかりません!
ボクはそこそこ活躍する予定〜ノシ
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
少女が過去を取り戻すまで
tiroro
青春
小学生になり、何気ない日常を過ごしていた少女。
玲美はある日、運命に導かれるように、神社で一人佇む寂しげな少女・恵利佳と偶然出会った。
初めて会ったはずの恵利佳に、玲美は強く惹かれる不思議な感覚に襲われる。
恵利佳を取り巻くいじめ、孤独、悲惨な過去、そして未来に迫る悲劇を打ち破るため、玲美は何度も挫折しかけながら仲間達と共に立ち向かう。
『生まれ変わったら、また君と友達になりたい』
玲美が知らずに追い求めていた前世の想いは、やがて、二人の運命を大きく変えていく────
※この小説は、なろうで完結済みの小説のリメイクです
※リメイクに伴って追加した話がいくつかあります
内容を一部変更しています
※物語に登場する学校名、周辺の地域名、店舗名、人名はフィクションです
※一部、事実を基にしたフィクションが入っています
※タグは、完結までの間に話数に応じて一部増えます
※イラストは「画像生成AI」を使っています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる