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15 椅子の新しすぎる――それは無理!
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村に近い場所にキャンプを張り続けるのは不安だったけども、子供たちの強さを身をもって思い知った村人は追ってこないはずと私は踏んでいた。
とにかくレベリングが今は大事だ。子供たちが強ければ、あの村人たちのように子供たちを利用しようとする大人への最大の抑止力になる。VITの値が上がることによる安定度も次の移動の前に欲しかった。
なにより、今は移動したくなかったのだ。楓ちゃんが精神的に不安定でとても戦わせられる状態ではなかったから、テントの中で桂太郎くんや優安ちゃんたちと静かにしてもらっていた。
気味悪いくらいおとなしく覇気のない顔をした楓ちゃんは、夜になると殊更に不安がって泣いた。
それが三日ほど続いた後、楓ちゃんは何かを吹っ切ったらしい。泣くことをやめて、急に顔つきが変わった。
「楓ちゃん、無理に戦わなくてもいいんだよ?」
再び戦線に復帰してモンスターに向かって椅子を投げ始めた楓ちゃんに、私はそう告げた。戦えない子は戦わなくて良いと、前にもみんなに言っている。
それに対して楓ちゃんは、いくらか大人びた目で私をまっすぐ見返してきた。
「……あのね、先生。空手の先生が前に言ってたの。『力は振るう場所を間違えてはいけない』って。私、あの時は夢中で人を殴っちゃって、自分にこんなに力があるなんて思ってなくて、人を傷つけたのがすっごくショックだったし怖かったの」
「うん、先生も驚いたよ。まさか小学1年生が大人を倒しちゃうなんて思ってなかったから」
「凄くびっくりしたよ。でも怖がってても私の力はなくならないし、逆にどんどん強くなるの。それに、殴らなかったら太一くんが逃げられなかったかもしれない。だから、空手の先生もきっと『あの時は殴って良かった』って言うと思う。それは間違ってなかったよって、桂太郎くんも言ってくれたの」
そうか、テントの外で私たちが戦っている間、桂太郎くんが楓ちゃんをケアし続けていてくれたんだ……。
子供たちの中で一番心配なのは確かに楓ちゃんだったけども、他の子もいる以上私がずっと付いてはいられなかったから。
「私が誰かを怪我させたら、桂太郎くんが治してくれるって。私じゃなくても、誰かが誰かを傷つけたら、戦えない桂太郎くんがその分お返しに治すんだって。私たちは34人いて、みんながきっとできることが違うから、私はこれでいいんだって。
――戦えないと思ったら、きっと椅子召喚って言っても戦う椅子は出なかったと思うの。でも、椅子は出たよ。私、戦える。戦えない桂太郎くんとか優安ちゃんを守るために戦える」
私はなんと言ったらいいかわからなくて、楓ちゃんを無言で抱きしめた。
子供は時々大人が思ってもみない成長をすることがあって、今回の楓ちゃんがまさにそれだった。
ぽっきりと折れなかったのは、彼女の心が柔軟だったから。そして、その心にしなやかさを与えたのは、戦えない子供だった。
お互いがお互いを補いながら子供たちは強くなっている。それはなんて尊いことだろう。
「楓ちゃん、楓ちゃんは先生の誇りだよ。いや、何もできなかった先生がそう言うのは変かもしれないけど
「ほこり?」
「えーとね、先生は楓ちゃんがすっごく凄い! って思ってて、私のクラスの子だよーって大声で自慢しちゃう感じ」
自分でも乏しい語彙力に少々落胆を感じつつ、楓ちゃんの頭をわっしわっしと撫でる。すると楓ちゃんはちょっとくすぐったそうに肩をすくめた。
「やだー、頭ぐしゃぐしゃになっちゃう!」
「あ、ごめんね。ちゃんと夜にドライヤーでつやつやにしてあげるから」
ボブカットの髪を乱されて笑った楓ちゃんは私がよく知っていた楓ちゃんで。
その笑顔は私の胸に刺さった棘のひとつをすうっと溶かしてくれた。
レベリングの合間は基本的には遊びタイムだ。ここには縄跳びもブランコもボールもないけども、川べりで石を投げて水切りをして遊ぶのがちょっとしたブームになっている。
面白いのは、水を切った回数よりも飛んだ距離で「おりゃー!」と叫ぶ子と、石が水を切った回数で「イエーイ!」と叫ぶ子と、石を投げずにひたすら水切りに適した平たい石をコレクションする子に分かれたところだ。
石コレクターは今のところさやかちゃんと六三四くんと宗久くんで、それぞれ若干石を選ぶ基準が違う。これは有り余る時間を利用して本人たちから熱いプレゼンを受けたからよーくわかった。
どの世代でも一定数いるんだよね、収集癖……。三つ子の魂百までってやつなんだろうな……。
六三四くんなんかは、どっちかというと水切りをやって喜ぶ子かと思っていたんだけど、ちょっと意外だ。そこのところを本人に聞いたら、「だって、普通に投げたら川の向こうに届いちゃうからつまんないもん」と言われた。
な、なるほどね……。確かに今の子供たちだと、普通に投げたら届いてしまう。だからこそ、コツを掴まないと途中で沈む水切りが楽しいらしいのだ。
水切りにそれほど魅力を感じない子は、枝で地面に丸を書いてけんけんぱをしたり、それなりに楽しんで遊んでいる。
そして、本当に極一部、ろくでもないことを画策している子もいた。
敦くんと紫苑くんと悠真くんと友仁くんが、枝を使って何やら地面に描きつつ熱心に相談している。
敦くんと紫苑くんは元々それなりに仲が良いけど、そこに悠真くんと友仁くんが混じっているのはちょっと珍しくて、私は彼らが何をしているかが気になっていた。
「これ、どこ動くの?」
敦くんが描いた絵に紫苑くんが首を傾げ、
「足が脚でー、で、こっちの脚が腕でー……?」
説明しながら悠真くんが自分でも首を捻り、
「やってみようぜ! とりあえず!」
友仁くんが脳筋発言で括った。
一言で言うと、嫌な予感しかしない。
ごにょごにょとした相談の後で、四人は開けた場所に向かって、「椅子召喚!」と妙に気合いのこもった声で叫んだ。
「ほ……わ…………え? ぎゃあああ!!」
彼らの召喚した椅子を見た私の感嘆の言葉は、途中からただの悲鳴になった。
巨大な四つの椅子は組み合わさっていて、一瞬シルエットがロボっぽく見えた。
でも本当にそれはたった一瞬のことで、バラバラと崩れてきたのだ!
一番下にあった椅子だけは無事だったけども、みっつの巨大椅子が落ちて転がったので、私は足をもつれさせながら必死に逃げた。
「あー、駄目だー」
「イメージをさ! みんなで同じにしないといけないんだよ!」
「椅子同士がちゃんとくっついてなかった」
転がった椅子を消した男子たちが額を付き合わせてまた相談を始める。
危うく椅子の下敷きになるところだった私は、般若の形相でそこへ割り込んでいった。
「こらーっ! 危ないでしょ! 今何をしようとしてたの!?」
私の雷ボイスに、四人は首を摘ままれた仔猫のようにきゅっと縮む。そして、紫苑くんが残りの三人に押し出されて、抵抗しながらも私の前に立たされた。
「ちょっ、やめろよー。おまえらもやるって言ったじゃん!」
「でも、言いだしたの紫苑くんだし」
「イケニエー」
「イケニエー」
「ちっくしょー!」
「はいそこー、仲間割れやめよう」
私が手を腰に当てて仁王立ちになると、開き直ったのか紫苑くんも腰に手を当てて脚を肩幅に開く。
「椅子で合体ロボ作ってました!」
「……もう一度?」
「椅子で合体ロボ作ってました!!」
思わず私はその場にくたくたと崩れ落ちた。いや、ね……シルエットで薄々気付いてたよ……。でも、普通に考えてそれはさすがにないだろうと私は瞬時に判断してたのだ。
この子たち、本気だった。
戦隊レッド友仁くんと発明家悠真くんが混じっていたのは、むしろ当然の帰結だったのだ。
「さすがに……椅子はそこまで何でもできないと思う……」
「俺も、うまく組み合わせられないって思ったんだけど」
「俺はできると思ってた!」
肩を落とす悠真くんと、対照的に妙に自信満々な友仁くん。腕を組んでフンス! と鼻を鳴らす紫苑くんに、もう一度地面に合体ロボを描き始める敦くん。
「やめよう? 合体ロボの椅子は自分では歩かないと思うから……」
「やっぱり椅子は投げる物かー」
残念そうな友仁くんの言葉に、私は「いや、それも違う」と心の中でだけ突っ込んでおいた。
とにかくレベリングが今は大事だ。子供たちが強ければ、あの村人たちのように子供たちを利用しようとする大人への最大の抑止力になる。VITの値が上がることによる安定度も次の移動の前に欲しかった。
なにより、今は移動したくなかったのだ。楓ちゃんが精神的に不安定でとても戦わせられる状態ではなかったから、テントの中で桂太郎くんや優安ちゃんたちと静かにしてもらっていた。
気味悪いくらいおとなしく覇気のない顔をした楓ちゃんは、夜になると殊更に不安がって泣いた。
それが三日ほど続いた後、楓ちゃんは何かを吹っ切ったらしい。泣くことをやめて、急に顔つきが変わった。
「楓ちゃん、無理に戦わなくてもいいんだよ?」
再び戦線に復帰してモンスターに向かって椅子を投げ始めた楓ちゃんに、私はそう告げた。戦えない子は戦わなくて良いと、前にもみんなに言っている。
それに対して楓ちゃんは、いくらか大人びた目で私をまっすぐ見返してきた。
「……あのね、先生。空手の先生が前に言ってたの。『力は振るう場所を間違えてはいけない』って。私、あの時は夢中で人を殴っちゃって、自分にこんなに力があるなんて思ってなくて、人を傷つけたのがすっごくショックだったし怖かったの」
「うん、先生も驚いたよ。まさか小学1年生が大人を倒しちゃうなんて思ってなかったから」
「凄くびっくりしたよ。でも怖がってても私の力はなくならないし、逆にどんどん強くなるの。それに、殴らなかったら太一くんが逃げられなかったかもしれない。だから、空手の先生もきっと『あの時は殴って良かった』って言うと思う。それは間違ってなかったよって、桂太郎くんも言ってくれたの」
そうか、テントの外で私たちが戦っている間、桂太郎くんが楓ちゃんをケアし続けていてくれたんだ……。
子供たちの中で一番心配なのは確かに楓ちゃんだったけども、他の子もいる以上私がずっと付いてはいられなかったから。
「私が誰かを怪我させたら、桂太郎くんが治してくれるって。私じゃなくても、誰かが誰かを傷つけたら、戦えない桂太郎くんがその分お返しに治すんだって。私たちは34人いて、みんながきっとできることが違うから、私はこれでいいんだって。
――戦えないと思ったら、きっと椅子召喚って言っても戦う椅子は出なかったと思うの。でも、椅子は出たよ。私、戦える。戦えない桂太郎くんとか優安ちゃんを守るために戦える」
私はなんと言ったらいいかわからなくて、楓ちゃんを無言で抱きしめた。
子供は時々大人が思ってもみない成長をすることがあって、今回の楓ちゃんがまさにそれだった。
ぽっきりと折れなかったのは、彼女の心が柔軟だったから。そして、その心にしなやかさを与えたのは、戦えない子供だった。
お互いがお互いを補いながら子供たちは強くなっている。それはなんて尊いことだろう。
「楓ちゃん、楓ちゃんは先生の誇りだよ。いや、何もできなかった先生がそう言うのは変かもしれないけど
「ほこり?」
「えーとね、先生は楓ちゃんがすっごく凄い! って思ってて、私のクラスの子だよーって大声で自慢しちゃう感じ」
自分でも乏しい語彙力に少々落胆を感じつつ、楓ちゃんの頭をわっしわっしと撫でる。すると楓ちゃんはちょっとくすぐったそうに肩をすくめた。
「やだー、頭ぐしゃぐしゃになっちゃう!」
「あ、ごめんね。ちゃんと夜にドライヤーでつやつやにしてあげるから」
ボブカットの髪を乱されて笑った楓ちゃんは私がよく知っていた楓ちゃんで。
その笑顔は私の胸に刺さった棘のひとつをすうっと溶かしてくれた。
レベリングの合間は基本的には遊びタイムだ。ここには縄跳びもブランコもボールもないけども、川べりで石を投げて水切りをして遊ぶのがちょっとしたブームになっている。
面白いのは、水を切った回数よりも飛んだ距離で「おりゃー!」と叫ぶ子と、石が水を切った回数で「イエーイ!」と叫ぶ子と、石を投げずにひたすら水切りに適した平たい石をコレクションする子に分かれたところだ。
石コレクターは今のところさやかちゃんと六三四くんと宗久くんで、それぞれ若干石を選ぶ基準が違う。これは有り余る時間を利用して本人たちから熱いプレゼンを受けたからよーくわかった。
どの世代でも一定数いるんだよね、収集癖……。三つ子の魂百までってやつなんだろうな……。
六三四くんなんかは、どっちかというと水切りをやって喜ぶ子かと思っていたんだけど、ちょっと意外だ。そこのところを本人に聞いたら、「だって、普通に投げたら川の向こうに届いちゃうからつまんないもん」と言われた。
な、なるほどね……。確かに今の子供たちだと、普通に投げたら届いてしまう。だからこそ、コツを掴まないと途中で沈む水切りが楽しいらしいのだ。
水切りにそれほど魅力を感じない子は、枝で地面に丸を書いてけんけんぱをしたり、それなりに楽しんで遊んでいる。
そして、本当に極一部、ろくでもないことを画策している子もいた。
敦くんと紫苑くんと悠真くんと友仁くんが、枝を使って何やら地面に描きつつ熱心に相談している。
敦くんと紫苑くんは元々それなりに仲が良いけど、そこに悠真くんと友仁くんが混じっているのはちょっと珍しくて、私は彼らが何をしているかが気になっていた。
「これ、どこ動くの?」
敦くんが描いた絵に紫苑くんが首を傾げ、
「足が脚でー、で、こっちの脚が腕でー……?」
説明しながら悠真くんが自分でも首を捻り、
「やってみようぜ! とりあえず!」
友仁くんが脳筋発言で括った。
一言で言うと、嫌な予感しかしない。
ごにょごにょとした相談の後で、四人は開けた場所に向かって、「椅子召喚!」と妙に気合いのこもった声で叫んだ。
「ほ……わ…………え? ぎゃあああ!!」
彼らの召喚した椅子を見た私の感嘆の言葉は、途中からただの悲鳴になった。
巨大な四つの椅子は組み合わさっていて、一瞬シルエットがロボっぽく見えた。
でも本当にそれはたった一瞬のことで、バラバラと崩れてきたのだ!
一番下にあった椅子だけは無事だったけども、みっつの巨大椅子が落ちて転がったので、私は足をもつれさせながら必死に逃げた。
「あー、駄目だー」
「イメージをさ! みんなで同じにしないといけないんだよ!」
「椅子同士がちゃんとくっついてなかった」
転がった椅子を消した男子たちが額を付き合わせてまた相談を始める。
危うく椅子の下敷きになるところだった私は、般若の形相でそこへ割り込んでいった。
「こらーっ! 危ないでしょ! 今何をしようとしてたの!?」
私の雷ボイスに、四人は首を摘ままれた仔猫のようにきゅっと縮む。そして、紫苑くんが残りの三人に押し出されて、抵抗しながらも私の前に立たされた。
「ちょっ、やめろよー。おまえらもやるって言ったじゃん!」
「でも、言いだしたの紫苑くんだし」
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「ちっくしょー!」
「はいそこー、仲間割れやめよう」
私が手を腰に当てて仁王立ちになると、開き直ったのか紫苑くんも腰に手を当てて脚を肩幅に開く。
「椅子で合体ロボ作ってました!」
「……もう一度?」
「椅子で合体ロボ作ってました!!」
思わず私はその場にくたくたと崩れ落ちた。いや、ね……シルエットで薄々気付いてたよ……。でも、普通に考えてそれはさすがにないだろうと私は瞬時に判断してたのだ。
この子たち、本気だった。
戦隊レッド友仁くんと発明家悠真くんが混じっていたのは、むしろ当然の帰結だったのだ。
「さすがに……椅子はそこまで何でもできないと思う……」
「俺も、うまく組み合わせられないって思ったんだけど」
「俺はできると思ってた!」
肩を落とす悠真くんと、対照的に妙に自信満々な友仁くん。腕を組んでフンス! と鼻を鳴らす紫苑くんに、もう一度地面に合体ロボを描き始める敦くん。
「やめよう? 合体ロボの椅子は自分では歩かないと思うから……」
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