22 / 29
怪異18『隙間女』
しおりを挟む
ゲイル・ベンゾは、風車小屋番だった。
カウダ地方を統治するシュヴァンツブルク王国の南西部の街・ウインズミルズの飲み屋の常連だったゲイルは、ほら吹きゲイルと呼ばれていて、有る事無い事面白おかしく話す男だという。
そんなゲイルが怪異を収集しているという旅人である僕に話しかけてきた。
奇妙な目的で旅をしている僕に興味を持ったのだという。
「あんた、怖い話を集めてるんだって?」
「えぇ……怪異収集人のルークスといいます。もし怖い話を教えていただけるなら……蜂蜜酒を一杯おごりますよ」
僕がそう持ちかけると、ゲイルはニヤリと笑って、とっておきの話があるという。
「この話は作り話なんかじゃねぇ、本当の話だぜ……」
そう言うと、彼は上機嫌に話し始めた。
----------
ウインズミルズの街は、牧草地帯が広がるカウダ地方でも中規模の農村で、村の名前の通り、30基もの風車ウインズミルズが立ち並ぶ、牧歌的な農村だ。
それはな、まだ暑い盛りの八月だった。
この時期は秋蒔きの小麦の収穫を終え、風車はフル回転で脱穀と小麦粉の製粉にと稼働する。
そのため、風車小屋番は、三交代制で風車を稼働させなくてはならないので、大忙しになるんだよ。
俺は同僚のカールとダグールと一緒に、休むことなく交代しながら12番の風車を管理していた。
3人で三交代でシフトを回すんだ、そりゃキツイぜ。
ところが、同僚の一人、ダグールが、突然出てこなくなってしまったのさ。
こうなると大変だ。
三交代でやっていたものを、二人で回さなくてはならない。
単純計算で仕事が1.5倍に増えちまうってことだろ?
一週間は、それで頑張ってみたんだが、そりゃ居眠りすることも多くなり、このままでは事故を起こしかねない。
仕方ないので、カールが担当している時間に、俺はゲイルは飲み仲間のゴルムを連れて、ダグールの家を訪のさ。
ダグールとも幼馴染のゴルムを連れてきたのは、もしもダグールがゴネるようなら、強制的に連れていくためさ。ゴルムは、腕っぷしが強いからな。
ダグールの家は、町はずれの街道近くにあった。
「おい! ダグール、いるか?」
俺が声をかけると、部屋の中から「いるよー」と返事がある。
「いるじゃねーか」「入るぞ!」
そう言って、俺はダグールの家のドアを開けた。
ドアには鍵もかかっていなかったから、そのまま上がりこんだ。
「ダグール! なんで仕事に来ない! このままじゃ俺もカールも倒れちまう」
「……あぁ、ゴメンな……」
ダグールは、部屋の隅に座ったまま素直に謝った。
この村で生まれ育ったダグールは根っから明るくて、口を開けばバカな冗談を飛ばすような奴だ。
俺とは幼馴染みだからな、ダグールの様子がおかしいってことはすぐに分かった。
今は見るからに元気がないし……ひどく痩せていたのさ。
部屋は散らかって、カーテンも閉め切ったまま。
「ダグール、具合でも悪いのか? それなら治療師の婆連れきてやるぞ」
「あの婆の薬は、ちと苦いがな!」
とゴルムがかぶせる。
「いや大丈夫だよ。どこも悪くない」
ダグールは首を振った。
「それにしちゃ痩せてるじゃないか……飯はちゃんと食ってるのか?」
「お前はダグールの母ちゃんかよっ」
ダグールの両親は、数年前、収穫し袋詰めした小麦粉をシュヴァンツブルグの城に運ぶ途中に、盗賊に襲われ殺されていた。
そんなことを知らないはずもないのに、ゴルムはズカズカとモノを言う奴だった。
「ゴルムうるせーぞ……」
ダグールと俺は親友だった。
だからこそり家族にも勝る存在だったし仲間のガキ大将的な存在だった俺はダグールの守護者でもあったわけだ。
ところがゴルムがまたかぶせる。こいつは調子に乗るとゴルムは止まらないのだ。
「わかった! ダグール、お前、飲み屋のジョナに振られたんだろ?」
「いや、そんなことないけど……」
「え? お前ら付き合ってたのか?」
「付き合ってもいないって……」
「そうか……」
「なんで、ゲイルがホッとしてるんだよ……お前、もしかしてっ!?」
「ゴルム、うるせーよっ! 今はそんなことよりもダグールのことだろっ! なんで、仕事に来ないんだ! このままじゃクビになっちまうぞ!」
「わかってるんだけど……」
「それによぉ~昼間なんだから、カーテンくらい開けろよ」
「さすが母ちゃんっ」
「だから、黙れって……」
すると、ダグールは静かに首を振った。
「ダメだよ、カーテン、開けるなって言われてるし……」
「へ? 開けるなって……誰に?」
親も恋人もいなく、この家を訪ねる者なんて、俺達くらいしかいないはず。
来るとしても時折、街道を通る行商人が訪ねてくるくらいなものだ。
「何?! もしかして女か?」
「んなわけねーだろっ」
と、ダグールの代わりに否定したのだが、当のダグールは、
「まぁ……ね」
俺とゴルムは顔を見合わせた。
「マジか?!」
しかしダグールの部屋もベッドも狭く、女といちゃいちゃ出来そうな感じがどこにもないし、女が訪ねてきているなら、もうちょっと小綺麗になっていてもいいはずだ。
ゴルムがゲス丸出しで興味津津に聞き始める。
「え~と、その女はどこの女なのかな?」
ところが意外な答えがダグールから帰ってきた。
「そこにいるよ」
そう言ってダグールは建てつけてある棚を指した。
もちろん、棚の前に女なんていない。
「ダグール、やっぱりお前、大丈夫か?」
「女なんてどこにもいないじゃないか」
「いや……本当に、そこにいるんだ」
俺とゴルムは、改めて顔を見合わせた。
こうなるとダグールにどんな言葉をかけていいのか、わからなくなっていたんだ。
ダグールが、いくらいるって言っても、そこには壁に建てつけられた棚と壁しかないんだからな。
「えーと……」
「俺たちには見えないってことかな?」
「見えるよ、そこだって…その隙間だよ」
「隙間?」
改めてダグールの指の方向を見やると、そこは、棚と壁の間を指していた。
「この棚と壁の間ってことか?」
「そう、その隙間……」
どうやらダグールが言っているのは棚と壁の隙間ことらしい。
しかし、その隙間は指二本が入るかどうかの隙間で、もちろん人が入れるはずもない。
「そこから出てきてくれないんだよ。俺が出かけるとどこ行ったかわからなくなっちゃうから……ずっと見張っているんだ……」
「……」
俺とゴルムは、何度目かの見つめ合いの後、意を決して、その隙間を覗いてみることにした。
頭を重ねるように、俺とゴルムは隙間を覗いてみた。
指二本ほどの隙間。
だが、その隙間を覗くと、有り得ないこの隙間に、確かに女性が立っていた。
小人なんかじゃない。
身の丈も普通の女くらいあるのに、指二本の隙間にギュっと詰まってるんだ。
そして、俺と目が合うと女はニッコリとほほ笑んだ。
次の瞬間、俺は意識を失ったのさ。
----------
ほら吹きゲイルの言うことには、気がつくと三人とも意識を失っていたという。
「何故か、あの隙間女の事は、俺以外、すっかり忘れちまっていたんだ……。お陰で、今じゃほら吹きゲイルなんて呼ばれてるがね……」
ゲイルは、ふいに真剣な表情になると、俺を見つめて静かに言った。
「あれは、ホラなんかじゃねぇ……本当に見たんだ……」
そう言って、僕の奢りの蜂蜜酒のグラスを手にすると、元いた仲間達の席へと戻っていった。
カウダ地方を統治するシュヴァンツブルク王国の南西部の街・ウインズミルズの飲み屋の常連だったゲイルは、ほら吹きゲイルと呼ばれていて、有る事無い事面白おかしく話す男だという。
そんなゲイルが怪異を収集しているという旅人である僕に話しかけてきた。
奇妙な目的で旅をしている僕に興味を持ったのだという。
「あんた、怖い話を集めてるんだって?」
「えぇ……怪異収集人のルークスといいます。もし怖い話を教えていただけるなら……蜂蜜酒を一杯おごりますよ」
僕がそう持ちかけると、ゲイルはニヤリと笑って、とっておきの話があるという。
「この話は作り話なんかじゃねぇ、本当の話だぜ……」
そう言うと、彼は上機嫌に話し始めた。
----------
ウインズミルズの街は、牧草地帯が広がるカウダ地方でも中規模の農村で、村の名前の通り、30基もの風車ウインズミルズが立ち並ぶ、牧歌的な農村だ。
それはな、まだ暑い盛りの八月だった。
この時期は秋蒔きの小麦の収穫を終え、風車はフル回転で脱穀と小麦粉の製粉にと稼働する。
そのため、風車小屋番は、三交代制で風車を稼働させなくてはならないので、大忙しになるんだよ。
俺は同僚のカールとダグールと一緒に、休むことなく交代しながら12番の風車を管理していた。
3人で三交代でシフトを回すんだ、そりゃキツイぜ。
ところが、同僚の一人、ダグールが、突然出てこなくなってしまったのさ。
こうなると大変だ。
三交代でやっていたものを、二人で回さなくてはならない。
単純計算で仕事が1.5倍に増えちまうってことだろ?
一週間は、それで頑張ってみたんだが、そりゃ居眠りすることも多くなり、このままでは事故を起こしかねない。
仕方ないので、カールが担当している時間に、俺はゲイルは飲み仲間のゴルムを連れて、ダグールの家を訪のさ。
ダグールとも幼馴染のゴルムを連れてきたのは、もしもダグールがゴネるようなら、強制的に連れていくためさ。ゴルムは、腕っぷしが強いからな。
ダグールの家は、町はずれの街道近くにあった。
「おい! ダグール、いるか?」
俺が声をかけると、部屋の中から「いるよー」と返事がある。
「いるじゃねーか」「入るぞ!」
そう言って、俺はダグールの家のドアを開けた。
ドアには鍵もかかっていなかったから、そのまま上がりこんだ。
「ダグール! なんで仕事に来ない! このままじゃ俺もカールも倒れちまう」
「……あぁ、ゴメンな……」
ダグールは、部屋の隅に座ったまま素直に謝った。
この村で生まれ育ったダグールは根っから明るくて、口を開けばバカな冗談を飛ばすような奴だ。
俺とは幼馴染みだからな、ダグールの様子がおかしいってことはすぐに分かった。
今は見るからに元気がないし……ひどく痩せていたのさ。
部屋は散らかって、カーテンも閉め切ったまま。
「ダグール、具合でも悪いのか? それなら治療師の婆連れきてやるぞ」
「あの婆の薬は、ちと苦いがな!」
とゴルムがかぶせる。
「いや大丈夫だよ。どこも悪くない」
ダグールは首を振った。
「それにしちゃ痩せてるじゃないか……飯はちゃんと食ってるのか?」
「お前はダグールの母ちゃんかよっ」
ダグールの両親は、数年前、収穫し袋詰めした小麦粉をシュヴァンツブルグの城に運ぶ途中に、盗賊に襲われ殺されていた。
そんなことを知らないはずもないのに、ゴルムはズカズカとモノを言う奴だった。
「ゴルムうるせーぞ……」
ダグールと俺は親友だった。
だからこそり家族にも勝る存在だったし仲間のガキ大将的な存在だった俺はダグールの守護者でもあったわけだ。
ところがゴルムがまたかぶせる。こいつは調子に乗るとゴルムは止まらないのだ。
「わかった! ダグール、お前、飲み屋のジョナに振られたんだろ?」
「いや、そんなことないけど……」
「え? お前ら付き合ってたのか?」
「付き合ってもいないって……」
「そうか……」
「なんで、ゲイルがホッとしてるんだよ……お前、もしかしてっ!?」
「ゴルム、うるせーよっ! 今はそんなことよりもダグールのことだろっ! なんで、仕事に来ないんだ! このままじゃクビになっちまうぞ!」
「わかってるんだけど……」
「それによぉ~昼間なんだから、カーテンくらい開けろよ」
「さすが母ちゃんっ」
「だから、黙れって……」
すると、ダグールは静かに首を振った。
「ダメだよ、カーテン、開けるなって言われてるし……」
「へ? 開けるなって……誰に?」
親も恋人もいなく、この家を訪ねる者なんて、俺達くらいしかいないはず。
来るとしても時折、街道を通る行商人が訪ねてくるくらいなものだ。
「何?! もしかして女か?」
「んなわけねーだろっ」
と、ダグールの代わりに否定したのだが、当のダグールは、
「まぁ……ね」
俺とゴルムは顔を見合わせた。
「マジか?!」
しかしダグールの部屋もベッドも狭く、女といちゃいちゃ出来そうな感じがどこにもないし、女が訪ねてきているなら、もうちょっと小綺麗になっていてもいいはずだ。
ゴルムがゲス丸出しで興味津津に聞き始める。
「え~と、その女はどこの女なのかな?」
ところが意外な答えがダグールから帰ってきた。
「そこにいるよ」
そう言ってダグールは建てつけてある棚を指した。
もちろん、棚の前に女なんていない。
「ダグール、やっぱりお前、大丈夫か?」
「女なんてどこにもいないじゃないか」
「いや……本当に、そこにいるんだ」
俺とゴルムは、改めて顔を見合わせた。
こうなるとダグールにどんな言葉をかけていいのか、わからなくなっていたんだ。
ダグールが、いくらいるって言っても、そこには壁に建てつけられた棚と壁しかないんだからな。
「えーと……」
「俺たちには見えないってことかな?」
「見えるよ、そこだって…その隙間だよ」
「隙間?」
改めてダグールの指の方向を見やると、そこは、棚と壁の間を指していた。
「この棚と壁の間ってことか?」
「そう、その隙間……」
どうやらダグールが言っているのは棚と壁の隙間ことらしい。
しかし、その隙間は指二本が入るかどうかの隙間で、もちろん人が入れるはずもない。
「そこから出てきてくれないんだよ。俺が出かけるとどこ行ったかわからなくなっちゃうから……ずっと見張っているんだ……」
「……」
俺とゴルムは、何度目かの見つめ合いの後、意を決して、その隙間を覗いてみることにした。
頭を重ねるように、俺とゴルムは隙間を覗いてみた。
指二本ほどの隙間。
だが、その隙間を覗くと、有り得ないこの隙間に、確かに女性が立っていた。
小人なんかじゃない。
身の丈も普通の女くらいあるのに、指二本の隙間にギュっと詰まってるんだ。
そして、俺と目が合うと女はニッコリとほほ笑んだ。
次の瞬間、俺は意識を失ったのさ。
----------
ほら吹きゲイルの言うことには、気がつくと三人とも意識を失っていたという。
「何故か、あの隙間女の事は、俺以外、すっかり忘れちまっていたんだ……。お陰で、今じゃほら吹きゲイルなんて呼ばれてるがね……」
ゲイルは、ふいに真剣な表情になると、俺を見つめて静かに言った。
「あれは、ホラなんかじゃねぇ……本当に見たんだ……」
そう言って、僕の奢りの蜂蜜酒のグラスを手にすると、元いた仲間達の席へと戻っていった。
0
お気に入りに追加
5
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
チート幼女とSSSランク冒険者
紅 蓮也
ファンタジー
【更新休止中】
三十歳の誕生日に通り魔に刺され人生を終えた小鳥遊葵が
過去にも失敗しまくりの神様から異世界転生を頼まれる。
神様は自分が長々と語っていたからなのに、ある程度は魔法が使える体にしとく、無限収納もあげるといい、時間があまり無いからさっさと転生しちゃおっかと言いだし、転生のため光に包まれ意識が無くなる直前、神様から不安を感じさせる言葉が聞こえたが、どうする事もできない私はそのまま転生された。
目を開けると日本人の男女の顔があった。
転生から四年がたったある日、神様が現れ、異世界じゃなくて地球に転生させちゃったと・・・
他の人を新たに異世界に転生させるのは無理だからと本来行くはずだった異世界に転移することに・・・
転移するとそこは森の中でした。見たこともない魔獣に襲われているところを冒険者に助けられる。
そして転移により家族がいない葵は、冒険者になり助けてくれた冒険者たちと冒険したり、しなかったりする物語
※この作品は小説家になろう様、カクヨム様、ノベルバ様、エブリスタ様でも掲載しています。
天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生
西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。
彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。
精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。
晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。
死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。
「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」
晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる