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鬼ごっこの末路
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昔ある所に、人に悪さをする妖者を懲らしめる退治人という職があった。
退治人は国の皇たる天宮家に仕え、国に仕えている立派な人々。
しかし一人の退治人が、天宮家の一人に傷付けられた際に殺してしまった。
主家の一族を傷付けてしまった退治人は皇の怒りを買い処罰が決まるも、逃亡することに成功した。
追っ手として放たれたのは、その退治人と腐れ縁だと言う変わり者の鬼の男。
「今度は逆だなぁ? 俺が追う側で、お前が追われる側になった」
「……御上は、ニンゲンのお前が天皇家のニンゲンを殺したことにお怒りだ」
「まぁ待て。話の要は、ニンゲンが天皇家を殺したことだ。そして俺の命は、そのニンゲンの捕縛だ」
「ニンゲンがいる限り、御上も諦めんだろうなぁ」
ここだけの話だが、と鬼は声を潜めた。
「だが、御上が求めているのはニンゲンだ。ニンゲンだけだと言っていた」
「……所でお前には、妖者の血が流れてるよな」
トントン、と刀を肩に担ぎながら鬼が笑う。
鬼の意図が掴めず、思わず目を細める。
――何が言いたい?
「ん~? いやなぁ、俺も同じ妖者の血を引くお前を斬りたい訳じゃねぇしなぁ。……お前がニンゲンでなくなりゃ、俺も御上も都合良しってだけだ」
あまりに不快なその提案に、思わず歯ぎしりを鳴らす。
「それはつまり、私にヒトを捨てろということか」
――退治人にとって屈辱的な提案。
ニンゲンが妖者になる。
例がない訳では無い。
あまりに激しい情念を抱いたニンゲンが、魔に堕ちる。
それは激しい憎悪から。
ある時は悲哀から。
またある時は恐怖から。
己を呪い、周囲を呪う。
強い念が世界の理に干渉し、生まれる忌み物。
――しかしそれは、ニンゲンにとって最も忌むべ存在になるという事。
――そうして成る中には、妖者の血を引く者が多いということも。
――だからこそ、半妖は迫害され、堕ちる者も増える。
『化け物め』『お前のせいで襲われたんだ! 忌み子の癖に!』『ニンゲンモドキなんか退治されれば良いのに――』
脳裏を焦がす記憶は、色褪せながらも私を縛る呪いだ。
ああ嫌だ、嫌だ嫌だ。嫌いな癖に、私は半妖を否定できない。捨てれないんだ。
だって、私にはあの子が居るから。
私より血は薄いけれど、家族が居たから。
初めて生まれた私の家族。
母が命をかけて産んだ唯一。
あの子は綺麗な心を持っていた。
あの子だけが私の心を守ってくれた。
小さな手が命を守らせたいと――希望に変えてくれた。
「お姉ちゃん」と呼ぶ声が、私をニンゲンに繋ぎ止めた。
可愛い私の妹が、まだ私を支えてくれている。妖の血を否定できない。
けれど、ニンゲンの血も捨てたくない
「ニンゲンの血を引いてるからこそ、私は退治人として世界を知った」
「私は、妹がいるからこそ、ニンゲンを捨てたくない――捨てないわ」
苛立ちを隠さないまま鬼を睨めつければ、鬼はきょとんと目を瞬かせた。
その後、鬼はぽかんと口を開けた。
――なんだ?
そんな疑問が頭に浮かび訝しげに眉を寄せれば――至極愉しそうに笑った。
「んー、そうかァ……ま、お前はそうだよなぁ」
ニヤリと歪んだ口元から牙を覗かせて嗤うその姿に思わず後ずさる。
しかし、そんな私の反応すら楽しいとでも言わんばかりに笑い続ける鬼の姿に、私は更に距離を取った。
「ククッ…俺は気が長いからな。それなりに待つさ。まぁそれはそれとして……」
そして同時に悟る。これは良くない流れだと……嫌な予感を感じずにはいられないのだ。
「お前が動けなくなるくらいにボコす。んで連れてくわ」
……この鬼の言う事は碌なものじゃない! 危険を察するのは簡単だ。
その感覚が命を脅かすのだ、逃げろと頭が警鐘を鳴らす!
しかし相手が悪すぎる!
「ちゃぁんと避けろよ? ――『禍津切』」
鬼の男が腕を振るい、刃が震えた。
――私の体を切り裂かんと一閃。
同時に後ろに跳躍する――感じた違和感に――咄嗟の機転で身体を捻る。
斬撃が私の首を掠る。
首の薄皮一枚切り裂かれたが、何とか避けた。
――機転がなければ死んでいた。
ぶわりと汗が吹き出し、呼吸が浅くなる。
命の危険に焦る私だが、鬼の男は嬉しげに口角を上げて笑っていた。
「ん? 何だよ、避けやがったのか今の。良かったぜ、ガキンチョ」
「この性悪がッ……!」
鬼が笑う。
その間にも斬撃は飛ぶ。その全てを身体を捻り、くねらせ、人体の構造を極限まで酷使して何とか避けていく。
が、中には避けきれずに肌を切り裂いたものもある。
血の匂いが鼻をくすぐる。
太い血管は避けれたが、四肢に細かな傷ができ、血が滲んだ。
チリチリと焼き付くような痛みに、顔を顰める。
「逃げるだけか?」
私の脚では逃げ切る事はできないだろう……!
それに。
――私がしかけたとしても、その時既に首を切り落とされている――。
そんな幻覚が見える。
恐怖に身がすくむ……足が震えそうになるも歯を食いしばり、どうにか堪える事ができた。
「おうおうどうしたァ? くくっ、猫みてぇに威嚇して……仕掛けねぇのか?」
……何故この男はこんなにも愉しそうに笑うのだろうか?
私は弱い。この鬼の男相手は、勝てない。
あまりにも地力が違いすぎる。
体格も負けて、実力も及ばず。
負ける事が見えてしまった。
――このままじゃ、絶対に――。
畏れて、しまった。妖者相手に、畏れてはいけないのに。
気付いた鬼の男が、笑みを深くする。
「ああ――今、俺を畏れたな?」
「妖者相手に、それは失敗だ」
「仕方ねぇなぁ。もう少し遊びたかったが……時間切れだ」
ぶわり、と鬼の男から溢れ出す妖気。
あまりに強く、重く、厚いそれが、私へと纏わりつく。
重圧感に、息が苦しくなる。
私に流れる人外の血が、反応する。
恐怖する。畏れる。その重圧に、妖者の私は簡単に屈してしまったのが分かる。
くらくらと頭と視界が眩む。
同時に感じる多幸感。強い者にひれ伏し、尽くすことに喜ぶ妖者の性。
嬉しいと感じた。悦びを得た。思考が溶けていく。
勝手に力が抜けていく。怖かった。
怖いのに嬉しいと感じた。なのに。
がくり、と足から崩れ落ちる。
「おっと。――なんだ。そっちのお前もかわいいな」
――気付けば、鬼の男に抱き留められていた。逞しく太い腕に抱えられて、羞恥心を煽られる。
私は戸惑っていた。
もう一人のワタシは喜んでいた。
どちらの私も、分かっていたことはひとつ。――もう逃げられないということだ。
退治人は国の皇たる天宮家に仕え、国に仕えている立派な人々。
しかし一人の退治人が、天宮家の一人に傷付けられた際に殺してしまった。
主家の一族を傷付けてしまった退治人は皇の怒りを買い処罰が決まるも、逃亡することに成功した。
追っ手として放たれたのは、その退治人と腐れ縁だと言う変わり者の鬼の男。
「今度は逆だなぁ? 俺が追う側で、お前が追われる側になった」
「……御上は、ニンゲンのお前が天皇家のニンゲンを殺したことにお怒りだ」
「まぁ待て。話の要は、ニンゲンが天皇家を殺したことだ。そして俺の命は、そのニンゲンの捕縛だ」
「ニンゲンがいる限り、御上も諦めんだろうなぁ」
ここだけの話だが、と鬼は声を潜めた。
「だが、御上が求めているのはニンゲンだ。ニンゲンだけだと言っていた」
「……所でお前には、妖者の血が流れてるよな」
トントン、と刀を肩に担ぎながら鬼が笑う。
鬼の意図が掴めず、思わず目を細める。
――何が言いたい?
「ん~? いやなぁ、俺も同じ妖者の血を引くお前を斬りたい訳じゃねぇしなぁ。……お前がニンゲンでなくなりゃ、俺も御上も都合良しってだけだ」
あまりに不快なその提案に、思わず歯ぎしりを鳴らす。
「それはつまり、私にヒトを捨てろということか」
――退治人にとって屈辱的な提案。
ニンゲンが妖者になる。
例がない訳では無い。
あまりに激しい情念を抱いたニンゲンが、魔に堕ちる。
それは激しい憎悪から。
ある時は悲哀から。
またある時は恐怖から。
己を呪い、周囲を呪う。
強い念が世界の理に干渉し、生まれる忌み物。
――しかしそれは、ニンゲンにとって最も忌むべ存在になるという事。
――そうして成る中には、妖者の血を引く者が多いということも。
――だからこそ、半妖は迫害され、堕ちる者も増える。
『化け物め』『お前のせいで襲われたんだ! 忌み子の癖に!』『ニンゲンモドキなんか退治されれば良いのに――』
脳裏を焦がす記憶は、色褪せながらも私を縛る呪いだ。
ああ嫌だ、嫌だ嫌だ。嫌いな癖に、私は半妖を否定できない。捨てれないんだ。
だって、私にはあの子が居るから。
私より血は薄いけれど、家族が居たから。
初めて生まれた私の家族。
母が命をかけて産んだ唯一。
あの子は綺麗な心を持っていた。
あの子だけが私の心を守ってくれた。
小さな手が命を守らせたいと――希望に変えてくれた。
「お姉ちゃん」と呼ぶ声が、私をニンゲンに繋ぎ止めた。
可愛い私の妹が、まだ私を支えてくれている。妖の血を否定できない。
けれど、ニンゲンの血も捨てたくない
「ニンゲンの血を引いてるからこそ、私は退治人として世界を知った」
「私は、妹がいるからこそ、ニンゲンを捨てたくない――捨てないわ」
苛立ちを隠さないまま鬼を睨めつければ、鬼はきょとんと目を瞬かせた。
その後、鬼はぽかんと口を開けた。
――なんだ?
そんな疑問が頭に浮かび訝しげに眉を寄せれば――至極愉しそうに笑った。
「んー、そうかァ……ま、お前はそうだよなぁ」
ニヤリと歪んだ口元から牙を覗かせて嗤うその姿に思わず後ずさる。
しかし、そんな私の反応すら楽しいとでも言わんばかりに笑い続ける鬼の姿に、私は更に距離を取った。
「ククッ…俺は気が長いからな。それなりに待つさ。まぁそれはそれとして……」
そして同時に悟る。これは良くない流れだと……嫌な予感を感じずにはいられないのだ。
「お前が動けなくなるくらいにボコす。んで連れてくわ」
……この鬼の言う事は碌なものじゃない! 危険を察するのは簡単だ。
その感覚が命を脅かすのだ、逃げろと頭が警鐘を鳴らす!
しかし相手が悪すぎる!
「ちゃぁんと避けろよ? ――『禍津切』」
鬼の男が腕を振るい、刃が震えた。
――私の体を切り裂かんと一閃。
同時に後ろに跳躍する――感じた違和感に――咄嗟の機転で身体を捻る。
斬撃が私の首を掠る。
首の薄皮一枚切り裂かれたが、何とか避けた。
――機転がなければ死んでいた。
ぶわりと汗が吹き出し、呼吸が浅くなる。
命の危険に焦る私だが、鬼の男は嬉しげに口角を上げて笑っていた。
「ん? 何だよ、避けやがったのか今の。良かったぜ、ガキンチョ」
「この性悪がッ……!」
鬼が笑う。
その間にも斬撃は飛ぶ。その全てを身体を捻り、くねらせ、人体の構造を極限まで酷使して何とか避けていく。
が、中には避けきれずに肌を切り裂いたものもある。
血の匂いが鼻をくすぐる。
太い血管は避けれたが、四肢に細かな傷ができ、血が滲んだ。
チリチリと焼き付くような痛みに、顔を顰める。
「逃げるだけか?」
私の脚では逃げ切る事はできないだろう……!
それに。
――私がしかけたとしても、その時既に首を切り落とされている――。
そんな幻覚が見える。
恐怖に身がすくむ……足が震えそうになるも歯を食いしばり、どうにか堪える事ができた。
「おうおうどうしたァ? くくっ、猫みてぇに威嚇して……仕掛けねぇのか?」
……何故この男はこんなにも愉しそうに笑うのだろうか?
私は弱い。この鬼の男相手は、勝てない。
あまりにも地力が違いすぎる。
体格も負けて、実力も及ばず。
負ける事が見えてしまった。
――このままじゃ、絶対に――。
畏れて、しまった。妖者相手に、畏れてはいけないのに。
気付いた鬼の男が、笑みを深くする。
「ああ――今、俺を畏れたな?」
「妖者相手に、それは失敗だ」
「仕方ねぇなぁ。もう少し遊びたかったが……時間切れだ」
ぶわり、と鬼の男から溢れ出す妖気。
あまりに強く、重く、厚いそれが、私へと纏わりつく。
重圧感に、息が苦しくなる。
私に流れる人外の血が、反応する。
恐怖する。畏れる。その重圧に、妖者の私は簡単に屈してしまったのが分かる。
くらくらと頭と視界が眩む。
同時に感じる多幸感。強い者にひれ伏し、尽くすことに喜ぶ妖者の性。
嬉しいと感じた。悦びを得た。思考が溶けていく。
勝手に力が抜けていく。怖かった。
怖いのに嬉しいと感じた。なのに。
がくり、と足から崩れ落ちる。
「おっと。――なんだ。そっちのお前もかわいいな」
――気付けば、鬼の男に抱き留められていた。逞しく太い腕に抱えられて、羞恥心を煽られる。
私は戸惑っていた。
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