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友達
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「うわー。お前、絶対友達いないだろう。」
「あら残念。友達はちゃーんといますわよ。」
私の私生活にそんなご感想をくださった先輩に、私は持ってきていた貴族令嬢の必需品たるゴージャスな扇子、………ではない質素だけれど、品の良い扇子を広げて口元を隠し、悪役令嬢さながらの高笑いを浮かべました。
私、釣り目ですし、性格がきつい方ですし、悪役令嬢そっくりで似合うと思うのですわよねー。
………ぐす、言っていて何故か自分が悲しくなってきました。
「意外だな。」
悪役令嬢の演技に何も触れてくれなかった先輩は、目を見開いてぽつりと失礼なことを呟きました。
「何か言いましたかー?」
「な、なんでもございません。なんでも!!」
「そうですかー。」
にっこりと満面の笑みを浮かべた私は、いちいち危険な綱渡りをせず、相手がその言葉を聞いてどう思うかをよく考え、問題がないと判断してから発言をすればいいのに、と心の底から思いました。
ま、彼のビクビクとした反応を見るのはそこそこ面白いから、助言はして差し上げませんけど。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
「あら残念。友達はちゃーんといますわよ。」
私の私生活にそんなご感想をくださった先輩に、私は持ってきていた貴族令嬢の必需品たるゴージャスな扇子、………ではない質素だけれど、品の良い扇子を広げて口元を隠し、悪役令嬢さながらの高笑いを浮かべました。
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