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昔話し 3
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少年と少女の出会いを語り終えた私は薄く微笑んでからストレートな銀髪を指に絡めました。私の小さい頃からの不安な時にする癖です。平然なふりはできても、実際、全く平気ではありません。緊張して今にも固まってしまいそうです。今まではお馬鹿サイテークソ野郎のせいで表立って発言してこなかったのでこういう場面に私は慣れていません。ですが、初舞台にはピッタリだと思っています。ローゼンベルク家の者として恥じぬ舞台にしなくてはなりませんね。
そんな決意を胸に昔話しの続きを話そうとした時、ふと私が人に対して大きく意見をするのをやめることとなった言葉を思い出しました。『決して目立つな。俺だけが主役だ。俺の後ろに静かに佇んでいろ。』呪いの様な言葉。こう命令されたのはいくつの時でしたでしょう。考えても無駄です。忘れましょう。忘れなければ前に進めなくなってしまいます。
えーと、なんでしたっけ、あーそうそう、出会いを語り終えたところでしたね。
では、そろそろ続きを語り始めましょうか。
私は大きく息を吸って、また歌う様に物語を紡ぎ始めました。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
14日から
『義弟と継母をいじめ倒したら溺愛ルートに入りました。何故に?』
を始めます。
よろしくお願いします(๑>◡<๑)
そんな決意を胸に昔話しの続きを話そうとした時、ふと私が人に対して大きく意見をするのをやめることとなった言葉を思い出しました。『決して目立つな。俺だけが主役だ。俺の後ろに静かに佇んでいろ。』呪いの様な言葉。こう命令されたのはいくつの時でしたでしょう。考えても無駄です。忘れましょう。忘れなければ前に進めなくなってしまいます。
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