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シャーロット・ローゼンベルク

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 私の名前はシャーロット・ローゼンベルク、歴史のある侯爵家の長女です。
 学園での私は、婚約者の命令で長い琥珀色の染めた髪を下ろして瞳を隠しているせいで陰キャだと思われていますが、実際の髪色は銀色ですし、明るい性格です。みなさんは私が不義の子で瞳の色が髪の色同様、両親のどちらの色も受け継いでいないから隠していると思っているようですが、私の本来の容姿はお兄様とお母様同じ銀髪にお兄様とお父様と同じアメジストの瞳です。お父様達は私への婚約者の仕打ちに激怒していますが、私が自分で制裁を与えたいと我儘を言って我慢していただいています。

 そして、今日は私の通っている魔法学園の卒業パーティーがあるのですが、エスコートをするはずの婚約者が一向にきません。それに、今回はドレスすら送ってきませんでした。全く礼儀がなっていません。

 思えばこの11年とても長かったですわね。今日こそあちらに婚約破棄していただいて、それを倍以上にしてプラス今までの鬱憤を加えてお返しすると致しましょう。あら、口の端を自然に上がってしまいますわね。

 さぁ、お覚悟なさい!!

*******************

読んでいただきありがとうございました😭😊

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感想 20

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