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15 アイーシャのお友だち

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「エステル」
「《は~い!わたしが光の精霊女王のエステルだよ~!!》」

 黄金色の輝きを放つ星という意味の名を持つエステルが、ぴょんと飛び上がってアイーシャの頭の上に乗った。

「ユエ」
「《僕は闇の精霊王で~、ユエだよ~》」

 黒の輝きを放つ精霊、ユエという月を意味する名を持つユエはふんわりと飛び上がり、アイーシャの頬に擦り寄ったあと、エステルと一緒にアイーシャの頭の上に乗った。

「フー」
「《はい!はーい!!炎の上位精霊のフーだよ~!!》」

 元気よくアイーシャの手から飛び上がった赤い輝きを放つ精霊の炎という意味の名を持つフーは、上手に宙返りをして見せた。

「エアデ」
「《は~い!私が土の上位精霊、エアデよ!!》」

 オレンジの輝きを放つ精霊、土という意味を持つ名を持つエアデはアイーシャの手の上で手を上げた。

「アクア」
「《はい!はーい!!水の上位精霊のアクアだよ~!!》」

 水色の輝きを放つ精霊の水を意味する名を持つアクアはぴょんと飛び上がり、フーに後ろから抱きついた。

「ヴィント」
「《風の上位精霊のヴィントだよ~。よろしくね~!》」

 緑の輝きを放つ精霊、風を意味する名を持つヴィントはちょこんとアイーシャの手の上で立ち上がって首を傾げた。

「これはこれはご丁寧にありがとうございます。アイーシャの叔父に当たります、ユージオと申します」

 ユージオは立ち上がって礼をし、敬意を払うように深々と頭を下げた。

「《ユージオはいい人ー!!》」
「《アイーシャ、この人だいじょーぶ!!》」

 フーとアクアはユージオの周りを飛びまわって言った。

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

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