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続編
21 新たな先生
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「ぐらうじあじゃまー!!」
………カオスだ。
もう収拾がつかない。わたくしの腰に抱きつきながら大泣きするティアラローズさまに、ティアラローズさまに釣られて泣きじゃくる大量のクラスメイトに、ライアンに殺されると怯える王太子殿下、そして殺気を出しながら軽く王太子殿下を睨みつけるライアン。この場を収めるべき教師は狂ったように爆笑していて、この場を収集する気が全くない。
「はあー、」
わたくしの無駄に当たる感に八つ当たりしたい気持ちでいっぱいのわたくしは、頭の中で、うざったくて仕方がない笑い転げているスバル先生の瓶底眼鏡をかち割ってやる。ついでに、ぎゅーっと紐で結びあげて天井に吊るしておくが、現実の笑い声と混じって脳内スバル先生も爆笑し始めて、逆にイライラが募り始めてしまった。えぇ、見事に逆効果だった。
ガラガラっ、教室の扉が開け放たれ、ボンっ・キュっ・ボンっのナイスバディな女性の教師がハイヒールの踵の音を鳴らして入ってきた。
パンっ!
そして、スバル先生の頬を思いっきり叩いた。いい感じの音が鳴って、スバル先生の身体が宙を舞う。おぉ、すごいわ。
「こんのっ、大馬鹿者おおおぉぉぉー!!お前のくだらない貴族嫌いで、未来を背負ってるお蝶よ花よと育てられた坊ちゃんやお嬢ちゃんを危険に晒すんじゃねーよ!!こんのっ!ボケナスがあああぁぁぁー!!」
「そ、ソフィア」
「あぁん?穢れた口であたしの名前を呼ぶんじゃねーよ。このクズが」
………見事なオレンジ色の髪に真っ青な瞳を持った、お口に難ありな過激っぽい感じの女性の教師はソフィア先生というらしい。
「えっと、その、できればこのカオスな教室を宥めてほしいのですが」
わたくしは勇気を出してソフィア先生に話しかける。先生はくるっと振り向いて麗しい笑みを浮かべる。
「あら、ごめん遊ばせ。このクズな生ゴミよりも、可愛い生徒たちの心の安寧を取り戻す方が先だったわね。あたしを現実に戻してくれてありがとう。ミス・ローズバード」
「い、いえ」
ソフィア先生もキャラが濃そうな予感がして、わたくしはそっと溜め息をこぼす。だが、どんなにおかしくても教師は教師だ。この騒ぎぐらいならばどうにか治めてくれるだろう。
わたくしはこの時、次の瞬間には期待が裏切られるとも知らずに、安堵していたのだった。
*******************
読んでいただきありがとうございます😊😊😊
………カオスだ。
もう収拾がつかない。わたくしの腰に抱きつきながら大泣きするティアラローズさまに、ティアラローズさまに釣られて泣きじゃくる大量のクラスメイトに、ライアンに殺されると怯える王太子殿下、そして殺気を出しながら軽く王太子殿下を睨みつけるライアン。この場を収めるべき教師は狂ったように爆笑していて、この場を収集する気が全くない。
「はあー、」
わたくしの無駄に当たる感に八つ当たりしたい気持ちでいっぱいのわたくしは、頭の中で、うざったくて仕方がない笑い転げているスバル先生の瓶底眼鏡をかち割ってやる。ついでに、ぎゅーっと紐で結びあげて天井に吊るしておくが、現実の笑い声と混じって脳内スバル先生も爆笑し始めて、逆にイライラが募り始めてしまった。えぇ、見事に逆効果だった。
ガラガラっ、教室の扉が開け放たれ、ボンっ・キュっ・ボンっのナイスバディな女性の教師がハイヒールの踵の音を鳴らして入ってきた。
パンっ!
そして、スバル先生の頬を思いっきり叩いた。いい感じの音が鳴って、スバル先生の身体が宙を舞う。おぉ、すごいわ。
「こんのっ、大馬鹿者おおおぉぉぉー!!お前のくだらない貴族嫌いで、未来を背負ってるお蝶よ花よと育てられた坊ちゃんやお嬢ちゃんを危険に晒すんじゃねーよ!!こんのっ!ボケナスがあああぁぁぁー!!」
「そ、ソフィア」
「あぁん?穢れた口であたしの名前を呼ぶんじゃねーよ。このクズが」
………見事なオレンジ色の髪に真っ青な瞳を持った、お口に難ありな過激っぽい感じの女性の教師はソフィア先生というらしい。
「えっと、その、できればこのカオスな教室を宥めてほしいのですが」
わたくしは勇気を出してソフィア先生に話しかける。先生はくるっと振り向いて麗しい笑みを浮かべる。
「あら、ごめん遊ばせ。このクズな生ゴミよりも、可愛い生徒たちの心の安寧を取り戻す方が先だったわね。あたしを現実に戻してくれてありがとう。ミス・ローズバード」
「い、いえ」
ソフィア先生もキャラが濃そうな予感がして、わたくしはそっと溜め息をこぼす。だが、どんなにおかしくても教師は教師だ。この騒ぎぐらいならばどうにか治めてくれるだろう。
わたくしはこの時、次の瞬間には期待が裏切られるとも知らずに、安堵していたのだった。
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読んでいただきありがとうございます😊😊😊
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