もふもふ好きのお姫様

桐生桜月姫

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口調

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「私にはその精神が未だに理解不能ですが、ひとまずは理解したという事にいたします。いずれ分かるようになるでしょう。それより、メイソンはアインお兄様の前でも敬語を使わないのですね。」

聞きたいことが多すぎて後回しにしていた案件を聞きました。正直始めの方から結構気になっていたことですが、まぁいいかと思って後回しにしたんですよね……。

「あー、うん。王子には結構最初の方からタメ口だよ。僕がタメ口の方が話しやすいっていうのに出会ってすぐにバレちゃったからね。」

メイソンは苦笑いしてアインスお兄様の方に視線を寄越しながら、私に返答しました。

「あと、アルお兄様のことを“アル”って呼ぶんですね。」

もう1つ気になったいたこともこれを機会に聞きました。

「あー、それ聞いちゃう?」

「えぇ、聞きますよ。何か悪いですか?」

はい、開き直りました。開き直って何か悪いことがありますか?無いですよね?じゃあ、もう開き直った方が手っ取り早くないですか?と、いうことで率直に聞きます。問題児のアルノルトお兄様は、アインスお兄様にこってり絞られるがいいさ!!

「はぁ、開き直っちゃったね。まぁ、単純な話しだよ。僕がアルって読んでいる理由はアルノルトと出会った時に、アルノルトがアルって名乗ったからだよ。……以上!!さぁ、アルのところに行こうか!!」

……。流石メイソン、綺麗に逃げてしまいました。
まぁ、自分がとばっちりを受けそうな場面でしたし、そりゃあ逃げますよね……。

残念、残念……。

*******************

読んでいただきありがとうございます😊😊😊

『第1王子のお呼びだし』の話を編集しました。お時間ある方は見てみてください。

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