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惚気
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「えぇ、完成しましたよ。シルフィさん、試しに使用してみてください。」
「はい!分かりました!」
シルフィさんはぱぁとした笑顔で指輪をとって、指にはめてから魔力を流しました。
「う~む、人間のソルフィも美しいですが、やっぱりシルフィはありのままの姿が1番ですね。」
先生が小首を傾げながらシルフィさんに向かって言いました。それを聞いたシルフィさんはむすっとしながらぷいっと横を向いて先生に話しかけました。
「旦那様は、エルフであるから私が好きだとおっしゃるんですか?」
「え!?そうじゃないよ。ただ、ありのままの君は何にも勝るものはないというだけで、人間族の君も十分魅力的だし、美しい美の神のようだよ!」
ぼふん
「……ばか。」
あら、シルフィさんが真っ赤になってのぼせてしまいました。ぽこぽこ先生を猫パンチしています。
はぁー、私はいつまでこの新婚夫婦の熱々を見せつけられるのでしょうか?もう既にお腹いっぱいなのですが。あと30分近くこの暴走夫婦に付き合わないといけないなんて、なんていう拷問でしょうか。新しいおもちゃに浮かれていた過去の私をぶん殴りたい気分です。おりゃーって。うーんですが、運動神経皆無な私には無理ですよね。運動神経抜群な、お兄様達やケイが羨ましいです。
誰か助け船を持ってきてください……。
*******************
読んでいただきありがとうございます♪♪♪
「はい!分かりました!」
シルフィさんはぱぁとした笑顔で指輪をとって、指にはめてから魔力を流しました。
「う~む、人間のソルフィも美しいですが、やっぱりシルフィはありのままの姿が1番ですね。」
先生が小首を傾げながらシルフィさんに向かって言いました。それを聞いたシルフィさんはむすっとしながらぷいっと横を向いて先生に話しかけました。
「旦那様は、エルフであるから私が好きだとおっしゃるんですか?」
「え!?そうじゃないよ。ただ、ありのままの君は何にも勝るものはないというだけで、人間族の君も十分魅力的だし、美しい美の神のようだよ!」
ぼふん
「……ばか。」
あら、シルフィさんが真っ赤になってのぼせてしまいました。ぽこぽこ先生を猫パンチしています。
はぁー、私はいつまでこの新婚夫婦の熱々を見せつけられるのでしょうか?もう既にお腹いっぱいなのですが。あと30分近くこの暴走夫婦に付き合わないといけないなんて、なんていう拷問でしょうか。新しいおもちゃに浮かれていた過去の私をぶん殴りたい気分です。おりゃーって。うーんですが、運動神経皆無な私には無理ですよね。運動神経抜群な、お兄様達やケイが羨ましいです。
誰か助け船を持ってきてください……。
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