もふもふ好きのお姫様

桐生桜月姫

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お部屋にて

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ぼすん

部屋に戻って直ぐ私は、音を立ててベッドにダイブしました。今日1日、様々なことが起こりましたね。1番びっくりしたのは先生のことですが、重要なのはケイとのお出かけです。お出かけに必要な物を手に入れるのに1番苦労するだろうと思っていましたが、それは何とかなりそうです。そこで問題になってくるのは、私の容姿です。金髪は珍しいですが、特別では無いので良いのですが、藍色の瞳は王家の証ですので、隠す必要があります。魔道具、作らないといけませんね。……、地味な装飾の宝石を1つ用意させましょうか。ですが、地味な装飾品でも、宝石は宝石ですからね。王侯貴族では子供が宝石を持っている事が普通でも、庶民には手の出ない代物でしょうからね。特にケイの腕輪は公の場で付けられる様に緻密なデザインに藍色のサファイアを嵌め込んだ代物にしていますからね。私のこだわりの一品です。私の庇護下であるというのを分かりやすくする代物でもあります。下手に手を出すと大火傷しますよ~って忠告する意味もありますね。……ケイのももう1つ作らないといけませんよね。あんなの着けていたら誘拐してくださいって言っているようなものですからね。

「殿下、服に皺が付きます。アイロンが面倒いのでやめてください。」

辛辣でごもっともなレムのお戻りです。

*******************

『道中』の最後の描写
「この動物の紋章の動物は必ず眼に藍色の宝石がはまっています。」
の所を変更しました。よければ見てみてください。

宝石の石言葉を調べてみたら意味が深まるかも……!?

読んでいただきありがとうございます(*´∇`*)

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