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第三章 殺人事件について
事実はヒトを気まずくさせる。
しおりを挟む1月31日
ホテルに着いた時、時計の針は深夜の0時を過ぎていました。
「ここなら大丈夫……」
由香さんは、ラブホテルの扉を閉めるとそう言いました。
「私ね、実は警察官なの」
「は?」
俺は、突然の由香さんの告白に驚きました。
「今まで、騙してゴメン!」
由香さんは、手を合わせて俺に謝りました。
「えっと、それってどういうこと?」
「そしてね、Haruさん殺人事件の方は、解決に向かっているの……」
「待って由香さん。
俺には、何の事かさっぱり……」
「順に話すね。
Haruさんを殺したのは、杉山 太郎。
はるかさんを自殺させたのも杉山 太郎。
ルーちゃんを自殺に見せかけて殺そうとしたのも杉山 太郎」
「え?」
ホテルの部屋の扉が激しく叩かれています。
「これってどういう状況?」
状況を把握できないまま部屋のドアが乱暴に破壊されました。
そして、姿を現したのは杉山でした。
「お話は、また後でね……」
「みーつけた」
杉山は嬉しそうにそう言うと、いきなり銃を取り出し銃口を由香さんに向けました。
「ベレッタ 90-Two……?」
由香さんは、ため息交じりにそう言いました。
「俺は、お前みたいな女が大嫌いだ!」
「奇遇だね。
私も、貴方のような男は嫌いよ」
由香さんもそう言って、銃を取り出し杉山に向けました。
何処に銃を隠していたのでしょう。
俺は、今の状況が全く分かりません。
「お前らみたいな女は、男をダメにする。
だから、俺が殺すんだ」
「支離滅裂ね。
薬のやりすぎじゃないかしら?
さぁ銃を捨てなさい、さもないと撃つわよ?」
杉山は、舌打ちすると銃を1発撃ちました。
銃弾は、俺にも由香さんにも当りませんでした。
キーンと耳鳴りがしました。
近くで、銃声を聞くとこんな感じになるんですね。
銃声を聞いた他の宿泊客達が、顔を出します。
そして、宿泊客達は悲鳴をあげてパニック状態です。
当然ですよね。
全てがスローモーションのようにゆっくり流れるように感じました。
何が起きているのか、全く理解できないですが、1つだけ理解できたことがあります。
それは、目の前で大変な事が起きているという事です。
そして、複数の足跡がこちらに向かってきます。
福田さんが銃を構え、杉山に銃口を向けます。
そして、大きな声で言いました。
「杉山!観念しろ!
お前は完全に包囲されている。
さらに抵抗するのなら俺は、お前を撃たねばならない!」
「ならば、撃てばいい!
銃を撃てるものなら撃ってみるがいい!」
杉山は、勝ち誇った顔で福田さんの方を見ました。
福田さんは、そんなのお構いなしに天井に向けて1発銃を放つ。
「もう一度言う!
今のウチにその2人を解放するんだ!」
福田さんはそう言って、銃を構えたまま杉山に近づきました。
すると杉山は、福田さんに銃口を向けました。
「今度は外さん!
福田!お前にはここで死んでもらう!」
福山は、銃弾を福田さんに向かって放ちます。
しかし、銃弾は福田さんに命中しませんでした。
「な、何故当たらない!
何故だ!」
杉山が、大きな声で「何故だ!」と繰り返しました。
「薬の副作用だ……その震えた手で、照準が合うはずもないだろう?
杉山、どうしてお前は麻薬なんかに手を出した?」
「俺は、俺は、俺は!!」
杉山は、何発も銃を放った。
流れ弾の幾つかは福田さんの体に当たりましたが、かすり傷程度でした。
杉山は、銃を撃つのをあきらめたのか、今度は由香さんを捕まえ、ナイフを首筋に当てました。
「由香さんから離れろ!」
俺は、杉山を睨みました。
「俺を舐めんじゃねぇ!」
杉山は、銃口を俺の頭に置きました。
「死ね!」
杉山はそう言って放ちました。
俺は、死を覚悟しました、
だけど、死は怖いです。
なので、俺は目を閉じました。
カチ、カチ、カチっと数回音が鳴りました。
「弾切れだと?」
杉山は、次の弾を補充しようとした瞬間。
由香さんが、杉山が持っている銃を弾き飛ばし、杉山の顔に拳を当てました。
杉山が、今度は由香さんに狙いを定めました。
だけど、由香さんは怯みませんでした。
「銃、ナイフ、麻薬、殺人に殺人未遂。
色々悪いことしちゃってるね」
「ほざけ!
ここにいる奴らを皆殺しにして、俺は無実になるんだ!」
杉山が嬉しそうに笑いました。
「もう一度聞く……
投降する気はないのだな?」
福田さんが、それをもう一度確かめました。
そして、福田さんは銃口を杉山に向けました。
杉山はナイフを福田さんに向け、嬉しそうに笑っています。緊迫した空気。
杉山が、ナイフを振り回しながら福田さんに近づきます。
そして、銃声が鳴り響きました。
銃声とともに、杉山が左足を押さえ倒れました。
杉山の左足から血が出ていました。
福田さんは銃を構えたまま杉山に近づくとナイフを奪った後に手錠を掛けました。
「杉山 太郎!
お前を銃刀法違反及び殺人未遂容疑、麻薬所持の現行犯で逮捕する!
それと、Haruの殺人についてもこってり絞ってやる!」
それを合図に沢山の警察官が部屋に入ってきました。
杉山はそのままその警察官達に連れられて部屋から出ました。
「猫さんも事情聴取受けると思うから……
一緒に警察に来てくれるかな?」
由香さんは、そう言って銃を収めました。
「それは、構いませんが……」
俺が、戸惑っていると由香さんがニッコリと笑って言いました。
「それとも、エッチしていく?」
芝居をしていてもしていないくても、中身は俺の知っている由香さんのままでした。
その時、由香さんの携帯が鳴りました。
「はい、橘です。
え?本当?わかった……」
由香さんは、そう言って携帯を閉じると言葉を続けました。
「猫さん!今南さんから電話があって、ルーちゃんが目を覚ましたって!」
「そ、そっか……
よかった……」
「良かったね♪
本当に良かった……」
由香さんはそう言うと、俺の胸に飛び込んできました。
小さく震える女の子を、俺はただ抱きしめることしか出来ませんでした。
福田さんは溜息をつくと、残っていた他の警察官達と共に部屋を出ました。
もしかして、気を使ってくれたのでしょうか?
「ゴメンね、ずっと騙していてゴメンね……」
由香さんは、何度も何度も俺に謝りました。
そうして、俺は由香さんと一緒にパトカーに乗り警察署に向かいました。
事情聴取を受けるためにです。
以前までの乱暴な事情聴取ではなく優しい事情聴取でした。
たぶん、由香さんと福田さん計らいだと思います。
ホテルに着いた時、時計の針は深夜の0時を過ぎていました。
「ここなら大丈夫……」
由香さんは、ラブホテルの扉を閉めるとそう言いました。
「私ね、実は警察官なの」
「は?」
俺は、突然の由香さんの告白に驚きました。
「今まで、騙してゴメン!」
由香さんは、手を合わせて俺に謝りました。
「えっと、それってどういうこと?」
「そしてね、Haruさん殺人事件の方は、解決に向かっているの……」
「待って由香さん。
俺には、何の事かさっぱり……」
「順に話すね。
Haruさんを殺したのは、杉山 太郎。
はるかさんを自殺させたのも杉山 太郎。
ルーちゃんを自殺に見せかけて殺そうとしたのも杉山 太郎」
「え?」
ホテルの部屋の扉が激しく叩かれています。
「これってどういう状況?」
状況を把握できないまま部屋のドアが乱暴に破壊されました。
そして、姿を現したのは杉山でした。
「お話は、また後でね……」
「みーつけた」
杉山は嬉しそうにそう言うと、いきなり銃を取り出し銃口を由香さんに向けました。
「ベレッタ 90-Two……?」
由香さんは、ため息交じりにそう言いました。
「俺は、お前みたいな女が大嫌いだ!」
「奇遇だね。
私も、貴方のような男は嫌いよ」
由香さんもそう言って、銃を取り出し杉山に向けました。
何処に銃を隠していたのでしょう。
俺は、今の状況が全く分かりません。
「お前らみたいな女は、男をダメにする。
だから、俺が殺すんだ」
「支離滅裂ね。
薬のやりすぎじゃないかしら?
さぁ銃を捨てなさい、さもないと撃つわよ?」
杉山は、舌打ちすると銃を1発撃ちました。
銃弾は、俺にも由香さんにも当りませんでした。
キーンと耳鳴りがしました。
近くで、銃声を聞くとこんな感じになるんですね。
銃声を聞いた他の宿泊客達が、顔を出します。
そして、宿泊客達は悲鳴をあげてパニック状態です。
当然ですよね。
全てがスローモーションのようにゆっくり流れるように感じました。
何が起きているのか、全く理解できないですが、1つだけ理解できたことがあります。
それは、目の前で大変な事が起きているという事です。
そして、複数の足跡がこちらに向かってきます。
福田さんが銃を構え、杉山に銃口を向けます。
そして、大きな声で言いました。
「杉山!観念しろ!
お前は完全に包囲されている。
さらに抵抗するのなら俺は、お前を撃たねばならない!」
「ならば、撃てばいい!
銃を撃てるものなら撃ってみるがいい!」
杉山は、勝ち誇った顔で福田さんの方を見ました。
福田さんは、そんなのお構いなしに天井に向けて1発銃を放つ。
「もう一度言う!
今のウチにその2人を解放するんだ!」
福田さんはそう言って、銃を構えたまま杉山に近づきました。
すると杉山は、福田さんに銃口を向けました。
「今度は外さん!
福田!お前にはここで死んでもらう!」
福山は、銃弾を福田さんに向かって放ちます。
しかし、銃弾は福田さんに命中しませんでした。
「な、何故当たらない!
何故だ!」
杉山が、大きな声で「何故だ!」と繰り返しました。
「薬の副作用だ……その震えた手で、照準が合うはずもないだろう?
杉山、どうしてお前は麻薬なんかに手を出した?」
「俺は、俺は、俺は!!」
杉山は、何発も銃を放った。
流れ弾の幾つかは福田さんの体に当たりましたが、かすり傷程度でした。
杉山は、銃を撃つのをあきらめたのか、今度は由香さんを捕まえ、ナイフを首筋に当てました。
「由香さんから離れろ!」
俺は、杉山を睨みました。
「俺を舐めんじゃねぇ!」
杉山は、銃口を俺の頭に置きました。
「死ね!」
杉山はそう言って放ちました。
俺は、死を覚悟しました、
だけど、死は怖いです。
なので、俺は目を閉じました。
カチ、カチ、カチっと数回音が鳴りました。
「弾切れだと?」
杉山は、次の弾を補充しようとした瞬間。
由香さんが、杉山が持っている銃を弾き飛ばし、杉山の顔に拳を当てました。
杉山が、今度は由香さんに狙いを定めました。
だけど、由香さんは怯みませんでした。
「銃、ナイフ、麻薬、殺人に殺人未遂。
色々悪いことしちゃってるね」
「ほざけ!
ここにいる奴らを皆殺しにして、俺は無実になるんだ!」
杉山が嬉しそうに笑いました。
「もう一度聞く……
投降する気はないのだな?」
福田さんが、それをもう一度確かめました。
そして、福田さんは銃口を杉山に向けました。
杉山はナイフを福田さんに向け、嬉しそうに笑っています。緊迫した空気。
杉山が、ナイフを振り回しながら福田さんに近づきます。
そして、銃声が鳴り響きました。
銃声とともに、杉山が左足を押さえ倒れました。
杉山の左足から血が出ていました。
福田さんは銃を構えたまま杉山に近づくとナイフを奪った後に手錠を掛けました。
「杉山 太郎!
お前を銃刀法違反及び殺人未遂容疑、麻薬所持の現行犯で逮捕する!
それと、Haruの殺人についてもこってり絞ってやる!」
それを合図に沢山の警察官が部屋に入ってきました。
杉山はそのままその警察官達に連れられて部屋から出ました。
「猫さんも事情聴取受けると思うから……
一緒に警察に来てくれるかな?」
由香さんは、そう言って銃を収めました。
「それは、構いませんが……」
俺が、戸惑っていると由香さんがニッコリと笑って言いました。
「それとも、エッチしていく?」
芝居をしていてもしていないくても、中身は俺の知っている由香さんのままでした。
その時、由香さんの携帯が鳴りました。
「はい、橘です。
え?本当?わかった……」
由香さんは、そう言って携帯を閉じると言葉を続けました。
「猫さん!今南さんから電話があって、ルーちゃんが目を覚ましたって!」
「そ、そっか……
よかった……」
「良かったね♪
本当に良かった……」
由香さんはそう言うと、俺の胸に飛び込んできました。
小さく震える女の子を、俺はただ抱きしめることしか出来ませんでした。
福田さんは溜息をつくと、残っていた他の警察官達と共に部屋を出ました。
もしかして、気を使ってくれたのでしょうか?
「ゴメンね、ずっと騙していてゴメンね……」
由香さんは、何度も何度も俺に謝りました。
そうして、俺は由香さんと一緒にパトカーに乗り警察署に向かいました。
事情聴取を受けるためにです。
以前までの乱暴な事情聴取ではなく優しい事情聴取でした。
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