81 / 81
3章 霊竜同盟国バビロニア
74.バビロニアの依頼
しおりを挟む
俺達がバビロニアにやってきて翌日経つ。
俺達は朝早く起き、朝食諸々含めた用事を終え、玉座の間に向かう。
その中で兵士たちの話し声が聞こえたが、それはどれもこの国が起きている惨状だ。
昨日アリオンと王様が愚痴り合っていた王子はどこに行ったのだろうか? こんな惨状の中でもまだ帰ってきてないなんて……。
そう思っているうちに玉座の間に着き、今度はちゃんと首を垂れる。
昨日みたいなボケはもういいからな。
そうして少し待っていると王様がやってきて、昨日の事をもう一度繰り返し終えてから話す。
「それでは、勇者様が行う依頼一覧でございます。アレを出せ」
「ハッ」
王様の命令を聞いた家臣はそう言って巻物を広げる……かと思っていたが、巻物を広げて空間に映し出す。
魔法ってそんな事も出来るんだな。
魔法の応用性に感心しつつ、巻物に移された画面を見る。
●【山脈の魔犬狩り】……獰猛な魔犬を15体討伐。場所 ザクロ山脈
●【荒野に起きる狂乱の治め】……狂乱竜を三体討伐。場所 ヒュフル荒野の北辺
●【怒り狂った獣たちの乱闘】……怒り狂う蠍獣を十体討伐。場所 エリン森林
●【魚人侵攻軍】……魚体の戦士を30体討伐。場所 サブラス川
●【青く光る闘牛の捕獲】……青天牛を五体捕獲。場所 ヒュフル荒野南辺
俺は五個のクエストを見ながら考える。
ザクロ山脈やヒュフル荒野やエリン森林やサブラス川の四つの場所に別れているが、どのように強い分からない。
その為どのようにすればいいか考えていると、カインが地図を見ながら言う。
「王様の前で失礼だけど、地図で近さ順に言えばヒュフル荒野→サブラス川→エリン森林→ザクロ山脈だな」
俺はカインが見ている地図を横から見る。
詳しく言えばヒュフル荒野南辺はサブラス川に近く、ヒュフル荒野北辺はザクロ山脈に近い。
俺はそれを見て最初に【青く光る闘牛の捕獲】を選び、王様から数人の兵士を借りて向かう。
▲▽▲▽▲▽
――アレス達が城を出て、ルガルバンダは肩を下ろして呟く。
「フゥ……ようやく向かったか。そろそろ出て良いぞ」
「ハイ」
ルガルバンダが呼びかけると、柱の裏から一人の美女が現れる。
その美女は黄金の飾りと煌びやかな宝石を着け、不思議な雰囲気を持つ美女は、ルガルバンダの腕にしがみつき、上目づかいをしながら聞く。
「ルガルバンダ様、あの勇者は大丈夫ですか? いかにも弱そうですが……?」
美女はアレスの事について聞く。ルガルバンダは少し考え、アレスの印象を言う。
「フム……あの勇者の印象はただの小僧だが、油断すればとても厄介だ。だが……」
ルガルバンダは呟くと同時にあくどい笑みになって言う。
「神代に生まれた魔法具……神話級・翠嵐之斧と冥界長刀、この魔法具を手にいれば世界征服が可能になる! そうすればわしはこの世の根源に到達できる!」
ルガルバンダはそう叫ぶと美女は妖艶に笑って言う。
「フフ、とてもすごいわ。その時は私も……」
「アア、もちろんだとも。我が愛しきイシュタルよ」
イシュタルと呼ばれた美女は頬を緩ませ、ルガルバンダと共に笑い出す。
▲▽▲▽▲▽
――ひっそりとした湖に一人だけ釣りをしている青年がいる。
青年は城内に仕込んでいた古代魔術・万物之眼で見ている。青年はルガルバンダに企んでいる事に呆れている。
「ハァァ……まったく、あの女は人に操る事に長けているな。それに永遠の命か……」
青年は呆れながら竿が震えてるのを感じると、一気に力を込めて掴む。
釣り糸が張り、いつ千切れそうか分からない時に、青年は笑みを浮かべながら叫ぶ。
「フハハ! 久々だが、釣りは中々良いものだな!」
青年は叫びながら勢いよく竿を振り上げる。
すると魚は釣り針に引っかかり、勢いよく魚があげられる。
青年はつり上げ魚を観ると、少しばかり懐かしく思い出す。それは親友と釣りをしていた時の記憶だ。
『ネェ見てよ、僕おっきい魚つれたんだよ!』
『おお、それは凄いな。だけど俺はその倍だ!』
『ワァァァ! これ以上おっきい魚初めて見たよ!』
青年はその記憶を懐かしそうに思い浸る。
青年は少し疲れを感じ、そのまま地面に寝転がって寝る。
▲▽▲▽▲▽
――しばらく馬車で走ってから数十分経つ。
俺はエルキドゥにギルガメッシュについて聞く。
「そう言えば、ギルガメッシュ王子について詳しく効かせてくれないか? アリオンに聞こうとしたけど……」
俺はアリオンの方に指す。当の本人はとてつもないほど、顔を渋くしている。
よっぽどギルガメッシュ王子について言いたくないだろうなぁ……。
俺はアリオンの様子に少し苦笑いしながら頬を掻き、エルキドゥはギルガメッシュ王子について分かりやすく言う。
「ギルを分かりやすく言えば……魔力量が皇帝級で古代魔術を扱え、さらに頭脳が良くて戦闘力も高い。だけど少し傲岸不遜な性格だよ」
「へ、へぇ……」
俺は少しギルガメッシュ王子について聞いてぎこちなく答える。
やっぱり才能が大量にあるけど、傲岸不遜な性格って……昨日アリオンが愚痴ったのは性格が原因だな。
そう思っていると牛の鳴き声が聞こえ、俺は少し外を見る
俺達は朝早く起き、朝食諸々含めた用事を終え、玉座の間に向かう。
その中で兵士たちの話し声が聞こえたが、それはどれもこの国が起きている惨状だ。
昨日アリオンと王様が愚痴り合っていた王子はどこに行ったのだろうか? こんな惨状の中でもまだ帰ってきてないなんて……。
そう思っているうちに玉座の間に着き、今度はちゃんと首を垂れる。
昨日みたいなボケはもういいからな。
そうして少し待っていると王様がやってきて、昨日の事をもう一度繰り返し終えてから話す。
「それでは、勇者様が行う依頼一覧でございます。アレを出せ」
「ハッ」
王様の命令を聞いた家臣はそう言って巻物を広げる……かと思っていたが、巻物を広げて空間に映し出す。
魔法ってそんな事も出来るんだな。
魔法の応用性に感心しつつ、巻物に移された画面を見る。
●【山脈の魔犬狩り】……獰猛な魔犬を15体討伐。場所 ザクロ山脈
●【荒野に起きる狂乱の治め】……狂乱竜を三体討伐。場所 ヒュフル荒野の北辺
●【怒り狂った獣たちの乱闘】……怒り狂う蠍獣を十体討伐。場所 エリン森林
●【魚人侵攻軍】……魚体の戦士を30体討伐。場所 サブラス川
●【青く光る闘牛の捕獲】……青天牛を五体捕獲。場所 ヒュフル荒野南辺
俺は五個のクエストを見ながら考える。
ザクロ山脈やヒュフル荒野やエリン森林やサブラス川の四つの場所に別れているが、どのように強い分からない。
その為どのようにすればいいか考えていると、カインが地図を見ながら言う。
「王様の前で失礼だけど、地図で近さ順に言えばヒュフル荒野→サブラス川→エリン森林→ザクロ山脈だな」
俺はカインが見ている地図を横から見る。
詳しく言えばヒュフル荒野南辺はサブラス川に近く、ヒュフル荒野北辺はザクロ山脈に近い。
俺はそれを見て最初に【青く光る闘牛の捕獲】を選び、王様から数人の兵士を借りて向かう。
▲▽▲▽▲▽
――アレス達が城を出て、ルガルバンダは肩を下ろして呟く。
「フゥ……ようやく向かったか。そろそろ出て良いぞ」
「ハイ」
ルガルバンダが呼びかけると、柱の裏から一人の美女が現れる。
その美女は黄金の飾りと煌びやかな宝石を着け、不思議な雰囲気を持つ美女は、ルガルバンダの腕にしがみつき、上目づかいをしながら聞く。
「ルガルバンダ様、あの勇者は大丈夫ですか? いかにも弱そうですが……?」
美女はアレスの事について聞く。ルガルバンダは少し考え、アレスの印象を言う。
「フム……あの勇者の印象はただの小僧だが、油断すればとても厄介だ。だが……」
ルガルバンダは呟くと同時にあくどい笑みになって言う。
「神代に生まれた魔法具……神話級・翠嵐之斧と冥界長刀、この魔法具を手にいれば世界征服が可能になる! そうすればわしはこの世の根源に到達できる!」
ルガルバンダはそう叫ぶと美女は妖艶に笑って言う。
「フフ、とてもすごいわ。その時は私も……」
「アア、もちろんだとも。我が愛しきイシュタルよ」
イシュタルと呼ばれた美女は頬を緩ませ、ルガルバンダと共に笑い出す。
▲▽▲▽▲▽
――ひっそりとした湖に一人だけ釣りをしている青年がいる。
青年は城内に仕込んでいた古代魔術・万物之眼で見ている。青年はルガルバンダに企んでいる事に呆れている。
「ハァァ……まったく、あの女は人に操る事に長けているな。それに永遠の命か……」
青年は呆れながら竿が震えてるのを感じると、一気に力を込めて掴む。
釣り糸が張り、いつ千切れそうか分からない時に、青年は笑みを浮かべながら叫ぶ。
「フハハ! 久々だが、釣りは中々良いものだな!」
青年は叫びながら勢いよく竿を振り上げる。
すると魚は釣り針に引っかかり、勢いよく魚があげられる。
青年はつり上げ魚を観ると、少しばかり懐かしく思い出す。それは親友と釣りをしていた時の記憶だ。
『ネェ見てよ、僕おっきい魚つれたんだよ!』
『おお、それは凄いな。だけど俺はその倍だ!』
『ワァァァ! これ以上おっきい魚初めて見たよ!』
青年はその記憶を懐かしそうに思い浸る。
青年は少し疲れを感じ、そのまま地面に寝転がって寝る。
▲▽▲▽▲▽
――しばらく馬車で走ってから数十分経つ。
俺はエルキドゥにギルガメッシュについて聞く。
「そう言えば、ギルガメッシュ王子について詳しく効かせてくれないか? アリオンに聞こうとしたけど……」
俺はアリオンの方に指す。当の本人はとてつもないほど、顔を渋くしている。
よっぽどギルガメッシュ王子について言いたくないだろうなぁ……。
俺はアリオンの様子に少し苦笑いしながら頬を掻き、エルキドゥはギルガメッシュ王子について分かりやすく言う。
「ギルを分かりやすく言えば……魔力量が皇帝級で古代魔術を扱え、さらに頭脳が良くて戦闘力も高い。だけど少し傲岸不遜な性格だよ」
「へ、へぇ……」
俺は少しギルガメッシュ王子について聞いてぎこちなく答える。
やっぱり才能が大量にあるけど、傲岸不遜な性格って……昨日アリオンが愚痴ったのは性格が原因だな。
そう思っていると牛の鳴き声が聞こえ、俺は少し外を見る
0
お気に入りに追加
16
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
勇者がパーティーを追放されたので、冒険者の街で「助っ人冒険者」を始めたら……勇者だった頃よりも大忙しなのですが!?
シトラス=ライス
ファンタジー
漆黒の勇者ノワールは、突然やってきた国の皇子ブランシュに力の証である聖剣を奪われ、追放を宣言される。
かなり不真面目なメンバーたちも、真面目なノワールが気に入らず、彼の追放に加担していたらしい。
結果ノワールは勇者にも関わらずパーティーを追い出されてしまう。
途方に暮れてたノワールは、放浪の最中にたまたまヨトンヘイム冒険者ギルドの受付嬢の「リゼ」を救出する。
すると彼女から……「とっても強いそこのあなた! 助っ人冒険者になりませんか!?」
特にやることも見つからなかったノワールは、名前を「ノルン」と変え、その誘いを受け、公僕の戦士である「助っ人冒険者」となった。
さすがは元勇者というべきか。
助っ人にも関わらず主役級の大活躍をしたり、久々に食事やお酒を楽しんだり、新人の冒険者の面倒を見たりなどなど…………あれ? 勇者だったころよりも、充実してないか?
一方その頃、勇者になりかわったブランシュは能力の代償と、その強大な力に振り回されているのだった……
*本作は以前連載をしておりました「勇者がパーティーをクビになったので、山に囲まれた田舎でスローライフを始めたら(かつて助けた村娘と共に)、最初は地元民となんやかんやとあったけど……今は、勇者だった頃よりもはるかに幸せなのですが?」のリブート作品になります。
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる