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2章 邪月の都ルナ
53.作戦開始
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塔の近くにある屋敷にはウォーロックはレヴィンとレヴァンに報告しに行っている。ウォーロックは額に手を当ててため息を吐く。
ここ最近悪夢を見る事がある。何度寝てもあのトラウマが思い出し、レヴィンとレヴァンから侮蔑を受け続けてかなり疲弊している。
しかしあの二人がしつこく聞こえるように侮辱するため伝えるしか無くて部屋に入る。
部屋に入るとそこには豪勢な料理が置かれて、レヴィンとレヴァンは貪るように食い漁っている。
ウォーロックは呆れつつも報告する。
「レヴィン様、お嬢様の捜索はいまだに見つかっておらず、フォルト達の方も探しても見つかっておりません」
「……何だと」
レヴィンはそう呟いてフォークとナイフを置き、ウォーロックの方に向いて聞く。
「それはどう言う事だ? 本当に探しているのか?」
「ちゃんと捜索しておりますが、どうやら別の大陸に逃げたようです」
ウォーロックがそう言うと、レヴィンは近くにあった料理の皿を彼にぶつける。ウォーロックは避けずにそのまま受ける、料理が彼の肩に乗っかるがレヴィンは気にせずに叫ぶ。
「ふざけるな! ここまで探しても見つからない上に別大陸に逃げただと? だったら全ての大陸に行ってでも探し出せ!」
「しかし『種族関係の問題に他国を広めてはならない』と言う規律が――」
「そんなもの知ったことあるか! 何が何でも探し出せ!」
ウォーロックは種族のルールを言う、だがレヴァンはウォーロックの言葉をさえぎって叫ぶ。
種族関係の問題にはその種族が解決する、だがそれが大規模になって国に被害にかかると被害も甚大になってしまう。
そのため他国は種族関係の問題を巻き込ませないために、規律を作って被害を抑えた。しかしレヴィンとレヴァンはその規律を無視して、他国に捜索しようと命令する。
ウォーロックは二人を落ち着かせようとなだめようする。その時に一人の兵士が入って来て、レヴィンは舌打ちしながら聞く。
「チッ――何だ? 今話しているのに何が起きたんだ?」
「先ほど見渡したら謎の軍団がやってきました!」
「何?!」
レヴァンがその報告を聞いて驚き、ウォーロックはそれがフォルト達だと知り、レヴィンはウォーロックに命令する。
「これは火にいる夏の虫……ウォーロック、さっそくあの軍団を皆殺しにしろ」
「しかしそれがフォルト達だとすれば陽動かもしれません。魔法で持久戦を持ち込んだほうが――」
「御託は良いからさっさと皆殺しにしろ! たかが弱者に怯える必要なんて無いだろ!」
ウォーロックはレヴィンに別の作戦を提示するが、当の本人は聞く耳を持たず命令をする。
ウォーロックは歯を食いしばって命令を受ける。
「……分かりました、今すぐアマンに殲滅するように伝えます」
「それでいいんだ、まったく」
ウォーロックはそう言って部屋から出る。レヴィンはぼやきながら再び皿に盛ってある料理を食べ始める。
▲▽▲▽▲▽
ウォーロックの命令を聞いたアマンは多少の兵士を連れて軍団に向かうと驚愕する。
「なぜだ……なぜ魔像や機動鎧が味方になっているんだ……?!」
それはフォルト達に加え異形の軍団は魔像や機動鎧が屋敷に向かって進んでいた。
この場にいる兵士はともかく、アマンも驚いていた。魔像や機動鎧は元々とある国が不浄人形を排除する対不浄人形殲滅魔法具として使われていた。
しかしその不浄人形が捕食してしまい、高度の耐久性と戦闘力によって開発元の国が滅んでしまう事になったのだった。魔法具を捕食する事を知った自由組合は「仮に魔像や機動鎧を創る場合、必ず自爆措置を付ける事」と魔術師達に通達した。
しかしその話を聞いた魔術師達は一度も魔像や機動鎧を創らず、危険な代物として広まっていた。
他の兵士たちは戸惑っているが、アマンだけ頭脳を張り巡らせている。
(なぜ魔像や機動鎧を大量に創り出したんだ? それに他の連中はフードを被っている……まさか、こいつらの目的は屋敷じゃなくて塔か!)
アマンはそう考えると迷わずに軍隊に向けて詠唱する。
『闇の根源よ。今一度、黒き宝玉を生み出し、敵対者を消し炭にせよ! 暗黒玉!』
アマンが詠唱し終えると、手のひらから黒い宝玉が作り出し、それを軍団に向けて投げだす。
黒い稲妻を纏う宝玉が軍団に襲い掛かる。その瞬間に一人の青年が前に出て詠唱する。
『主よ。今一度、闇を祓い、穢れを禊ぎ、光を纏う暴風を生み出せ! 聖天暴風!』
詠唱し終えると手のひらから聖なる光を纏った嵐が、暗黒玉を打ち消して〈Cz805〉を構える。
アマンは青年を睨みながら聞く。
「お前……その属性まさか祝福か?」
「それもそうだ。だけど上位疾風魔法暴風と初級祝福魔法聖天を合わせた混合魔術だ」
青年はアマンの睨みにひるみもせずに説明する。それと同時に数名の兵士の叫び声が響く。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
「何!?」
アマンは驚愕の声を上げつつ叫び声がした方に向く。するとそこには刺々しくも禍々しい鎧を着て、体格からすれば男だろう。
その男は兜を外すとアマンと青年を含む軍団以外その名を叫ぶ。
「まさか……あれってカインか!?」
「嘘だろ?! どうしてこの戦争に来ているんだ!?」
「俺に聞いたってわかんねえよ!」
兵士達が慌てふためく中アマンは一つだけ確信する。それは彼らの目的は塔にいるユミルであり、そのための陽動だと。
アマンは慌てふためいている兵士たちに命令する。
「お前等! あいつらの目的はあの塔だ、だから一人でもいいから早く――」
「そうはさせないぞ」
カインはそう言うと右腕から突撃銃を飛び出して兵士たちの足に向けて撃つ。
兵士達は避けれずに足がハチの巣にされる。
「「グァァァァァァァ!」」
アマンはその様子を見て舌打ちをしつつ、手を組み合わせて詠唱する。
『御霊よ。我が魂に眠る悪辣非道の魔を呼び覚ませ。元始解放!』
アマンが詠唱し終えると彼の両腕が肥大化され、額には鋭利な角が生えて口元には蔓が塞いで異形の怪物になり、それを見た青年はフードを外す。
その姿は蒼白のショートで目つきは普通の青年で、蒼白の青年は銃を構えて言う。
「こりゃあ……かなり厄介だな。いっちょやるぜ!」
蒼白の青年……ヴィンセントはそう言うと、アマンに向けて銃弾を放つ。
▲▽▲▽▲▽
俺は気の頂上に上ってその様子を見て呟く。
「あの姿は厄介そうだけど……他は大丈夫そうだな」
「アレス、そっちは大丈夫そう?」
木の下にいるアリスが呼びかけ、俺は木の下に降りて言う。
「大丈夫だけど、あまり時間をかけないほうが良いな」
「分かったわ」
アリスはそう言って背負ってある〈20式小銃〉を背負いなす。俺も懐に入れてある弾倉をチェックし、問題が無いと確認したら塔に向く。
屋敷の近くに立つ塔には奥様がいて、ヴィンセントやカイン様達が陽動しているすきに救出する。
周りを見て空は曇っており、雨は降っておらずまさに絶好の侵入日和だ。そもそも侵入日和って強盗っぽいな。
そう思いながらアリスと共に塔に向かって走る。もちろん潜伏をかけているから見つかる可能性は無しだ。
ここ最近悪夢を見る事がある。何度寝てもあのトラウマが思い出し、レヴィンとレヴァンから侮蔑を受け続けてかなり疲弊している。
しかしあの二人がしつこく聞こえるように侮辱するため伝えるしか無くて部屋に入る。
部屋に入るとそこには豪勢な料理が置かれて、レヴィンとレヴァンは貪るように食い漁っている。
ウォーロックは呆れつつも報告する。
「レヴィン様、お嬢様の捜索はいまだに見つかっておらず、フォルト達の方も探しても見つかっておりません」
「……何だと」
レヴィンはそう呟いてフォークとナイフを置き、ウォーロックの方に向いて聞く。
「それはどう言う事だ? 本当に探しているのか?」
「ちゃんと捜索しておりますが、どうやら別の大陸に逃げたようです」
ウォーロックがそう言うと、レヴィンは近くにあった料理の皿を彼にぶつける。ウォーロックは避けずにそのまま受ける、料理が彼の肩に乗っかるがレヴィンは気にせずに叫ぶ。
「ふざけるな! ここまで探しても見つからない上に別大陸に逃げただと? だったら全ての大陸に行ってでも探し出せ!」
「しかし『種族関係の問題に他国を広めてはならない』と言う規律が――」
「そんなもの知ったことあるか! 何が何でも探し出せ!」
ウォーロックは種族のルールを言う、だがレヴァンはウォーロックの言葉をさえぎって叫ぶ。
種族関係の問題にはその種族が解決する、だがそれが大規模になって国に被害にかかると被害も甚大になってしまう。
そのため他国は種族関係の問題を巻き込ませないために、規律を作って被害を抑えた。しかしレヴィンとレヴァンはその規律を無視して、他国に捜索しようと命令する。
ウォーロックは二人を落ち着かせようとなだめようする。その時に一人の兵士が入って来て、レヴィンは舌打ちしながら聞く。
「チッ――何だ? 今話しているのに何が起きたんだ?」
「先ほど見渡したら謎の軍団がやってきました!」
「何?!」
レヴァンがその報告を聞いて驚き、ウォーロックはそれがフォルト達だと知り、レヴィンはウォーロックに命令する。
「これは火にいる夏の虫……ウォーロック、さっそくあの軍団を皆殺しにしろ」
「しかしそれがフォルト達だとすれば陽動かもしれません。魔法で持久戦を持ち込んだほうが――」
「御託は良いからさっさと皆殺しにしろ! たかが弱者に怯える必要なんて無いだろ!」
ウォーロックはレヴィンに別の作戦を提示するが、当の本人は聞く耳を持たず命令をする。
ウォーロックは歯を食いしばって命令を受ける。
「……分かりました、今すぐアマンに殲滅するように伝えます」
「それでいいんだ、まったく」
ウォーロックはそう言って部屋から出る。レヴィンはぼやきながら再び皿に盛ってある料理を食べ始める。
▲▽▲▽▲▽
ウォーロックの命令を聞いたアマンは多少の兵士を連れて軍団に向かうと驚愕する。
「なぜだ……なぜ魔像や機動鎧が味方になっているんだ……?!」
それはフォルト達に加え異形の軍団は魔像や機動鎧が屋敷に向かって進んでいた。
この場にいる兵士はともかく、アマンも驚いていた。魔像や機動鎧は元々とある国が不浄人形を排除する対不浄人形殲滅魔法具として使われていた。
しかしその不浄人形が捕食してしまい、高度の耐久性と戦闘力によって開発元の国が滅んでしまう事になったのだった。魔法具を捕食する事を知った自由組合は「仮に魔像や機動鎧を創る場合、必ず自爆措置を付ける事」と魔術師達に通達した。
しかしその話を聞いた魔術師達は一度も魔像や機動鎧を創らず、危険な代物として広まっていた。
他の兵士たちは戸惑っているが、アマンだけ頭脳を張り巡らせている。
(なぜ魔像や機動鎧を大量に創り出したんだ? それに他の連中はフードを被っている……まさか、こいつらの目的は屋敷じゃなくて塔か!)
アマンはそう考えると迷わずに軍隊に向けて詠唱する。
『闇の根源よ。今一度、黒き宝玉を生み出し、敵対者を消し炭にせよ! 暗黒玉!』
アマンが詠唱し終えると、手のひらから黒い宝玉が作り出し、それを軍団に向けて投げだす。
黒い稲妻を纏う宝玉が軍団に襲い掛かる。その瞬間に一人の青年が前に出て詠唱する。
『主よ。今一度、闇を祓い、穢れを禊ぎ、光を纏う暴風を生み出せ! 聖天暴風!』
詠唱し終えると手のひらから聖なる光を纏った嵐が、暗黒玉を打ち消して〈Cz805〉を構える。
アマンは青年を睨みながら聞く。
「お前……その属性まさか祝福か?」
「それもそうだ。だけど上位疾風魔法暴風と初級祝福魔法聖天を合わせた混合魔術だ」
青年はアマンの睨みにひるみもせずに説明する。それと同時に数名の兵士の叫び声が響く。
「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
「何!?」
アマンは驚愕の声を上げつつ叫び声がした方に向く。するとそこには刺々しくも禍々しい鎧を着て、体格からすれば男だろう。
その男は兜を外すとアマンと青年を含む軍団以外その名を叫ぶ。
「まさか……あれってカインか!?」
「嘘だろ?! どうしてこの戦争に来ているんだ!?」
「俺に聞いたってわかんねえよ!」
兵士達が慌てふためく中アマンは一つだけ確信する。それは彼らの目的は塔にいるユミルであり、そのための陽動だと。
アマンは慌てふためいている兵士たちに命令する。
「お前等! あいつらの目的はあの塔だ、だから一人でもいいから早く――」
「そうはさせないぞ」
カインはそう言うと右腕から突撃銃を飛び出して兵士たちの足に向けて撃つ。
兵士達は避けれずに足がハチの巣にされる。
「「グァァァァァァァ!」」
アマンはその様子を見て舌打ちをしつつ、手を組み合わせて詠唱する。
『御霊よ。我が魂に眠る悪辣非道の魔を呼び覚ませ。元始解放!』
アマンが詠唱し終えると彼の両腕が肥大化され、額には鋭利な角が生えて口元には蔓が塞いで異形の怪物になり、それを見た青年はフードを外す。
その姿は蒼白のショートで目つきは普通の青年で、蒼白の青年は銃を構えて言う。
「こりゃあ……かなり厄介だな。いっちょやるぜ!」
蒼白の青年……ヴィンセントはそう言うと、アマンに向けて銃弾を放つ。
▲▽▲▽▲▽
俺は気の頂上に上ってその様子を見て呟く。
「あの姿は厄介そうだけど……他は大丈夫そうだな」
「アレス、そっちは大丈夫そう?」
木の下にいるアリスが呼びかけ、俺は木の下に降りて言う。
「大丈夫だけど、あまり時間をかけないほうが良いな」
「分かったわ」
アリスはそう言って背負ってある〈20式小銃〉を背負いなす。俺も懐に入れてある弾倉をチェックし、問題が無いと確認したら塔に向く。
屋敷の近くに立つ塔には奥様がいて、ヴィンセントやカイン様達が陽動しているすきに救出する。
周りを見て空は曇っており、雨は降っておらずまさに絶好の侵入日和だ。そもそも侵入日和って強盗っぽいな。
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