50 / 81
2章 邪月の都ルナ
48.商人会
しおりを挟む
「エェッ! ウォーロックさんが裏切って奥様を刺したのですか!?」
俺はカイン様が見た真実に冷静になれずに叫ぶ、カインは額に手を当てながら答える。
「アア、俺も最初は信じられなかったが、だけど母さんが刺された事と、あいつ等に首を垂れている限り本当だ」
「嘘だろ……」
俺は突然の裏切りに声を失う、信じたくないがまさかウォーロックさんが旦那様達を裏切るなんて……。
俺達は今、怪しい商人が持つ奴隷船に潜んでいる。隼人に勝ってから数日経ってから、外は俺とお嬢様達を探す兵隊が聞き込みをしている。
レヴィンとレヴァンはレヴィンの息子、アイヴァンを殺そうとしたとして捕まえようと、血まなこになって探している。
確かにアイヴァンとして生きてきた隼人を殺害した、だけどあいつが生きているなんて驚きだ。
もしかして近くに誰かがいたのか? だけど回復系の魔法でも死者を蘇らすなんて、王族級の魔導士を数人集めてもかなり運ゲーだ。
噂だと一人の青年が蘇らしたと聞いた、一人で人を蘇れるなんて魔法具特異級〈命の雫〉、または特異級〈命草酒〉を使わないと無理だ。
旦那様と奥様の安否については怪しい商人から聞いた話だと、奥様は屋敷の近くにある塔に閉じ込められ、旦那様は不浄の大陸に搬送されたと聞いた。
しかも旦那様と奥様の首には隷属の首輪を着けされて、うかつな行動が出来なくなっている。
その上、奥様を幽閉している塔には大量の兵を警備として見回りにしているとか。
お嬢様はこの事を聞いてこのまま戦おうと「アレスさんが教えた突撃銃を作りましょう!」など言っていた。
マァ、カイン様に落ち着かせれたからな、お嬢様は悔しそうに涙を流していた。よっぽど悔しかったんだろう。
俺はお嬢様が暴走させない様にそばにいて落ち着かせる。
今はお嬢様と一緒に奴隷船の客室で怪しい商人が来るのを待っている、しばらくすると怪しい商人がやって来る、カイン様は外の様子を聞く。
「マルスさん、外の様子はどうでしたか?」
「カイン殿が危惧した通り。外では兵士が捜索しておりまして、そのうち室内にも捜索するかと……」
「アイツ等……!」
カイン様はそう言って額に手を当てて眉をひそめる。
その気持ちは分かる、俺もあいつ等のうっとうしさにいら立ちを隠せずにいる。何か癒されないと胃が痛くなりそうだ……あっ、少し失礼かもしれない。
だけど俺はお嬢様の頭をなでる、すると「ヒャッ!?」と驚いて叫ぶ。
ヤバい、かなり可愛い。俺はお嬢様の頭をさらになでる、するとお嬢様は頬を真っ赤に染めて言う。
「えっと、アレスさん……人前でそれは……」
「すみません、あとで土下座しますので許してください」
そう言いながら俺はお嬢様の頭をなで続ける、カイン様はかなり呆れているが、マルスと呼ばれた商人は気にしない。
さすが商人、わけわかんない事は慣れているってか? ってさすがにそれはつまらないな。
そう思っていると、マルスは一枚の紙をカイン様に渡す。一体何だろう?
俺はお嬢様の頭をなでるのをやめて謝る、そして一枚の紙を見て思う。
うん、何かいているかサッパリ分からない。一応読み書きが出来る様に寝る時間を削って勉強している、だけどこの言語は英語に近いシルバーホースやルナと違って、これは中国語に見える。
分からずに困っていると、カイン様が一枚の紙に指さしながら聞く。
「これって神龍帝国シンの言葉じゃないか? なぜそのようなものを?」
カイン様が少し首を傾げている、マルスは小さいまるメガネをかけなおして言う。
「これはあなた達にとってのチャンスですよ?」
「「「(俺)(私)達にとってのチャンス?」」」
お嬢様を含めた俺達は、マルスが言う事に理解できずに声を合わせて聞く。
最初に神龍帝国シンはシルバーホースやルナと違って、シンは東風な文化が目立っており、この国の住民の九割は応竜人という人種がいる。
その人種は一つしかなく、そのためかなりプライドが高いという。なぜか失礼かもしれないけど、脳裏にDQNという言葉が思い過ぎったが、それをもし本人たちに行ったら失礼だろ
でだ、その紙には『下記の魔法具を作ったものがいればココに来るように、なお偽物だったら厳重な罰を下す』と書かれていた。
下記に書かれていたのは回転式拳銃〈ニューナンブM60〉と突撃銃〈M4カービン〉だった。
なんで奪われた銃がお尋ね者みたいに書かれてんだよ! まるで武器商人じゃないか。
どうやらシンに住む商人会の現会長はこの銃を作ったものを探そうとしており、ちょうどまだやっていた。
マルスの方を見る、するとこいつは何か分かったような笑みを浮かべる。
この状況に乗って俺の技術を奪おうとしてくるのだろう。もちろん即座に断りたいが、報酬金の額がとても良い上に、大量の魔鉄鉛を与えると書かれている。
俺は二人に聞いたところ「「行くぞ(きます)」」即答だった。
社会人からすればとても胡散臭い、だけど二人の即答の上に突撃されかもしれない、そう考えると俺は諦めてマルスに言う。
「行くよ、そのシンとやらの国に」
そう言うとマルスは目を輝かせて後ろの部下に命令する。
「オォ! あなたは流れを掴む才覚があるとは! 早速船の準備をします。出発時間は夜となります。あなた達、急いで船を用意してください!」
「「ハッ!」」
部下はそう言うとこの部屋から去る。
ハァ~断れずに受けれたけど……鬼が出るか蛇が出るかだな。
そう思いつつ額に手を当てる。そして数時間後に船の用意が出来てシンに向けて出港する。
俺はカイン様が見た真実に冷静になれずに叫ぶ、カインは額に手を当てながら答える。
「アア、俺も最初は信じられなかったが、だけど母さんが刺された事と、あいつ等に首を垂れている限り本当だ」
「嘘だろ……」
俺は突然の裏切りに声を失う、信じたくないがまさかウォーロックさんが旦那様達を裏切るなんて……。
俺達は今、怪しい商人が持つ奴隷船に潜んでいる。隼人に勝ってから数日経ってから、外は俺とお嬢様達を探す兵隊が聞き込みをしている。
レヴィンとレヴァンはレヴィンの息子、アイヴァンを殺そうとしたとして捕まえようと、血まなこになって探している。
確かにアイヴァンとして生きてきた隼人を殺害した、だけどあいつが生きているなんて驚きだ。
もしかして近くに誰かがいたのか? だけど回復系の魔法でも死者を蘇らすなんて、王族級の魔導士を数人集めてもかなり運ゲーだ。
噂だと一人の青年が蘇らしたと聞いた、一人で人を蘇れるなんて魔法具特異級〈命の雫〉、または特異級〈命草酒〉を使わないと無理だ。
旦那様と奥様の安否については怪しい商人から聞いた話だと、奥様は屋敷の近くにある塔に閉じ込められ、旦那様は不浄の大陸に搬送されたと聞いた。
しかも旦那様と奥様の首には隷属の首輪を着けされて、うかつな行動が出来なくなっている。
その上、奥様を幽閉している塔には大量の兵を警備として見回りにしているとか。
お嬢様はこの事を聞いてこのまま戦おうと「アレスさんが教えた突撃銃を作りましょう!」など言っていた。
マァ、カイン様に落ち着かせれたからな、お嬢様は悔しそうに涙を流していた。よっぽど悔しかったんだろう。
俺はお嬢様が暴走させない様にそばにいて落ち着かせる。
今はお嬢様と一緒に奴隷船の客室で怪しい商人が来るのを待っている、しばらくすると怪しい商人がやって来る、カイン様は外の様子を聞く。
「マルスさん、外の様子はどうでしたか?」
「カイン殿が危惧した通り。外では兵士が捜索しておりまして、そのうち室内にも捜索するかと……」
「アイツ等……!」
カイン様はそう言って額に手を当てて眉をひそめる。
その気持ちは分かる、俺もあいつ等のうっとうしさにいら立ちを隠せずにいる。何か癒されないと胃が痛くなりそうだ……あっ、少し失礼かもしれない。
だけど俺はお嬢様の頭をなでる、すると「ヒャッ!?」と驚いて叫ぶ。
ヤバい、かなり可愛い。俺はお嬢様の頭をさらになでる、するとお嬢様は頬を真っ赤に染めて言う。
「えっと、アレスさん……人前でそれは……」
「すみません、あとで土下座しますので許してください」
そう言いながら俺はお嬢様の頭をなで続ける、カイン様はかなり呆れているが、マルスと呼ばれた商人は気にしない。
さすが商人、わけわかんない事は慣れているってか? ってさすがにそれはつまらないな。
そう思っていると、マルスは一枚の紙をカイン様に渡す。一体何だろう?
俺はお嬢様の頭をなでるのをやめて謝る、そして一枚の紙を見て思う。
うん、何かいているかサッパリ分からない。一応読み書きが出来る様に寝る時間を削って勉強している、だけどこの言語は英語に近いシルバーホースやルナと違って、これは中国語に見える。
分からずに困っていると、カイン様が一枚の紙に指さしながら聞く。
「これって神龍帝国シンの言葉じゃないか? なぜそのようなものを?」
カイン様が少し首を傾げている、マルスは小さいまるメガネをかけなおして言う。
「これはあなた達にとってのチャンスですよ?」
「「「(俺)(私)達にとってのチャンス?」」」
お嬢様を含めた俺達は、マルスが言う事に理解できずに声を合わせて聞く。
最初に神龍帝国シンはシルバーホースやルナと違って、シンは東風な文化が目立っており、この国の住民の九割は応竜人という人種がいる。
その人種は一つしかなく、そのためかなりプライドが高いという。なぜか失礼かもしれないけど、脳裏にDQNという言葉が思い過ぎったが、それをもし本人たちに行ったら失礼だろ
でだ、その紙には『下記の魔法具を作ったものがいればココに来るように、なお偽物だったら厳重な罰を下す』と書かれていた。
下記に書かれていたのは回転式拳銃〈ニューナンブM60〉と突撃銃〈M4カービン〉だった。
なんで奪われた銃がお尋ね者みたいに書かれてんだよ! まるで武器商人じゃないか。
どうやらシンに住む商人会の現会長はこの銃を作ったものを探そうとしており、ちょうどまだやっていた。
マルスの方を見る、するとこいつは何か分かったような笑みを浮かべる。
この状況に乗って俺の技術を奪おうとしてくるのだろう。もちろん即座に断りたいが、報酬金の額がとても良い上に、大量の魔鉄鉛を与えると書かれている。
俺は二人に聞いたところ「「行くぞ(きます)」」即答だった。
社会人からすればとても胡散臭い、だけど二人の即答の上に突撃されかもしれない、そう考えると俺は諦めてマルスに言う。
「行くよ、そのシンとやらの国に」
そう言うとマルスは目を輝かせて後ろの部下に命令する。
「オォ! あなたは流れを掴む才覚があるとは! 早速船の準備をします。出発時間は夜となります。あなた達、急いで船を用意してください!」
「「ハッ!」」
部下はそう言うとこの部屋から去る。
ハァ~断れずに受けれたけど……鬼が出るか蛇が出るかだな。
そう思いつつ額に手を当てる。そして数時間後に船の用意が出来てシンに向けて出港する。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
辺境の農村から始まる俺流魔工革命~錬金チートで荒れ地を理想郷に変えてみた~
昼から山猫
ファンタジー
ブラック企業に勤め過労死した俺、篠原タクミは異世界で農夫の息子として転生していた。そこは魔力至上主義の帝国。魔力が弱い者は下層民扱いされ、俺の暮らす辺境の農村は痩せた土地で飢えに苦しむ日々。
だがある日、前世の化学知識と異世界の錬金術を組み合わせたら、ありふれた鉱石から土壌改良剤を作れることに気づく。さらに試行錯誤で魔力ゼロでも動く「魔工器具」を独自開発。荒地は次第に緑豊かな農地へ姿を変え、俺の評判は少しずつ村中に広まっていく。
そんな折、国境付近で魔物の群れが出現し、貴族達が非情な命令を下す。弱者を切り捨てる帝国のやり方に疑問を抱いた俺は、村人達と共に、錬金術で生み出した魔工兵器を手に立ち上がることを決意する。
これは、弱き者が新たな価値を創り出し、世界に挑む物語。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
D○ZNとY○UTUBEとウ○イレでしかサッカーを知らない俺が女子エルフ代表の監督に就任した訳だが
米俵猫太朗
ファンタジー
ただのサッカーマニアである青年ショーキチはひょんな事から異世界へ転移してしまう。
その世界では女性だけが行うサッカーに似た球技「サッカードウ」が普及しており、折りしもエルフ女子がミノタウロス女子に蹂躙されようとしているところであった。
更衣室に乱入してしまった縁からエルフ女子代表を率いる事になった青年は、秘策「Tバック」と「トップレス」戦術を授け戦いに挑む。
果たしてエルフチームはミノタウロスチームに打ち勝ち、敗者に課される謎の儀式「センシャ」を回避できるのか!?
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる