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1章 The hierarchy of lust
Digital21.突然の客人
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そして白夜の装備を買い与えてから翌日、俺は前とは違って朝早く起き、着替えたらリュックサックを背負って学校に向かって走る。
しばらく走ったら学校に着き、別棟の屋上にある小屋に入る。
皆が準備している中、白夜は機材に目を向けて呟く。
「うぉ、すげぇ……これいくらするんだ?」
「う~ん、俺もあんまり知らないけど、それ数十万ぐらいするよ?」
「数十万!?」
白夜はイザナが言った機材の値段を聞いて驚く。そりゃあそうだろう、白夜の家はとても貧乏だからその値段を聞いて驚いただろうな。
そう思っているとイズナさんがホワイトボードに今までの状況を書き記す。
「俺達が戦った心の影は兵士長と呼ばれている、もしかしたら人類の管理者が支配する階層は中型があり、一週間で調べてきた中型の数は倒したのを合わせて五体だ」
俺はその話を聞いて首を縦に振って知る。
俺達が倒した中型はマヤ・ザ・ブラックハンドとティラニカル・ブラック・フォックスの二体だ。
残りの中型は三体だが、先ほどの二体よりも厄介だろう。
俺はそう思いながらイズナさんは説明を続ける。
「後は白夜君が言ったアスモデウスとそっくりな教員を探したところ、現実には元バスケット選手が教師に転職した情報を見つけた」
「じゃあ、アイツは黒幕と協力しているっていう訳か?」
白夜は首を傾げながら質問し、イズナさんはそれを頷いて答える。
「白夜君の言う通り、アスモデウスはこの電子世界を作った人物と協力している事は分かる。だけど現実の記憶は全然覚えて無いんだ……」
イズナさんは現実の事になると顔を曇らせる。
それに付いては同じだ。なんせ俺も現実の記憶が抜き取られたように全く覚えてないからな。
しかし白夜は首を傾げながら聞く。
「だったらあの変態教師をぶっ飛ばして聞いたらいいんじゃねぇか?」
俺はその言葉を聞いて少しだけ頬を緩んでしまう。
イズナさんも白夜の言葉を聞いて言う。
「……アァ、現代についてはアスモデウスを倒して聞いたほうが良いし、俺達はアスモデウスを倒して、そして黒幕を倒すのみだ!」
「「オオ!」」
イズナさんの掛け声で俺達は立ち上がり、心理之迷宮に入る。ちなみに切嗣先生はあくまで情報収集専用のアルターエゴで、物理攻撃しか出来ないため、今回は留守番だそうだ。
▲▽▲▽▲▽
――一人の少女が気晴らしに散歩している。
少女は最近変な夢を見ることもあり、こうして散歩が日課となった。
「ハァァ……なんで毎晩ずっと自分が薄い何かになる夢を見るんだろ? 最近竜馬さんからリラックス効果があるお薬を貰っているのに、あまり効果が無いし、それに……」
独り言をつぶやく少女――霊は最近見る夢に苦労している。
自分が謎の幽霊を操ったり、自分の親友が自殺する夢を見たり、そして何より自分の苦手な教師と抱き合う夢を見て心労が溜まりまくっている。
一応変な夢を見る原因を調べ、対処法を行ったが全然効果が無く、その気晴らしに散歩する事になった。
霊は毎晩見る夢の事を考えていると、いつの間にか学校に着き、少しだけ考える。
(そう言えば、白夜はイザナ君とクロード君が学校に向かって走る姿見たし……少しだけ寄っちゃお)
そう思いながら霊は校門から少しだけ顔を出し、そのまま構内に向かって歩く。
その時に霊は視界にある扉に映り込み、じっと見つめる。
「ん~? なんだろ、一目見れば扉だけど……って!?」
霊は顎に手を当てながら見ていたが、だれかやってくる気配を感じ、近くにある巨木の後ろに隠れる。
少しだけ顔を出して見ると、扉付近にはクロード達がいて、イザナが扉のドアノブを掴む。
(何でクロード君達がいるんだろ? ただのぼろい扉に来るなんて……え?)
霊はジッと扉の方を見ていたが、突然の事にフリーズしてしまう。
それはイザナが扉を開き、扉から蒼い光が溢れ出し、クロード達は扉に入り、イザナが扉を閉める。
それを見た霊は少しフリーズしてしまうが、少しだけ頭を振って扉に向かう。
そしてイザナ達が入ってきた扉に着くと、彼女は扉を見ながら考える。
(少し見てもただのぼろい扉だよね? なのに何でクロード君達が入ると消えたりするの?)
霊は一体何が起きているか分からずにいるが、取り敢えずこの扉がめちゃくちゃ怪しい事だけは分かり、少しだけ開く。
すると扉の隙間から蒼い光が漏れ出し、霊はさらに気になってしまい、そのまま扉を開ける。
そこからは魅入られる様に入り、扉はゆっくりと静かに閉じた。
▲▽▲▽▲▽
――俺達は心理之迷宮に入り、そこから城門近くまで行けれたが……。
「ヤベェ……なんか前よりも警戒してねぇか?」
白夜は城門に指しながら呟く。
俺も同じ意見だ。だっていかにも強そうな兵士心の影二体が門番をしているからな。
イザナは門番をしている兵士心の影二体を見て呟く。
「う~ん……前の反省で門番を着けるかもしれないって兄さんが言っていたけど、さすがに真正面は不味いな……」
イザナはそう呟きながら俺達の方に振り替える。
確かにイザナの言う通り、真正面から行っても兵士心の影が邪魔してくるかもしれないし、それにこれを聞いてさらに警備を強化されたら堪ったもんじゃない。
城の層の門は警備を着けて無いけど、その代り城門にしたわけと。
どうやって城内に入るか考えていると、アルフォンスは門に指しながら言う。
「あれ? 層の門から可愛い女の子が……」
アルフォンスを除く俺達は少しだけため息を出す。
あのなぁ、心理之迷宮に入る扉はアルターエゴを使える人以外見えないんだよ。
茶髪先輩達は偶然入っただけで、そうやすやす入る訳――。
「って、霊!?」
「「ハァァ!?」」
白夜は驚きながら門の方に指し、俺とイザナはその事に驚いていた。
どうしてこんなところにいるんだよ! ってかこれ前に似て無いか!?
そうこう驚いているうちに兵士心の影の一体は、物珍しそうに見る霊を指しながら隣の心の影に聞く。
「なぁ、あれってまさか……」
「アア、急いで向かうぞ!」
片方の心の影そう言うと例に向かいだす、もう片方の心の影も慌てて追いかける。
マズイ、このままじゃ――!
最悪の事態を想定して白夜の方を見る。白夜はいつの間にかロケットランチャーを取り出し、そこからロケット弾を装填し、兵士心の影に向けてトリガーを引く。
するとロケット弾はそのまま兵士心の影に当たり、白煙が辺り一面に広が仕出す。
「な、何だコレは!? 視界が一瞬で真っ白に――!?」
「と、とにかく背中を合わせて注意するぞ!」
心の影達は突然のことに驚くが、白夜はその隙を突いて霊の腕を掴んで引っ張る。
その時に霊は驚きながら叫ぶ。
「エ、何!? 何が起きて――」
「今は少し黙っていろ! あと少しで安全な所で説明すっから!」
白夜はそう言いながら例の腕を引っ張ってこっちに向かって走る。
俺は少しだけ見た窓を見て指をさす。
「一旦ここに入るぞ!」
俺の叫びを聞いたイザナはアルフォンスを台座にして、そこから一気にジャンプして窓に突撃する。
窓は木枠が無く、その為容易く割れてイザナが部屋に入る。
イザナは縄を取り出して叫ぶ。
「俺が入ったところがセーフルームだ、急いで入れ!」
俺達はそれを聞いて、何とか霊を城内のセーフルームに入らせてから、俺達もそこに入って難を逃れた。
しばらく走ったら学校に着き、別棟の屋上にある小屋に入る。
皆が準備している中、白夜は機材に目を向けて呟く。
「うぉ、すげぇ……これいくらするんだ?」
「う~ん、俺もあんまり知らないけど、それ数十万ぐらいするよ?」
「数十万!?」
白夜はイザナが言った機材の値段を聞いて驚く。そりゃあそうだろう、白夜の家はとても貧乏だからその値段を聞いて驚いただろうな。
そう思っているとイズナさんがホワイトボードに今までの状況を書き記す。
「俺達が戦った心の影は兵士長と呼ばれている、もしかしたら人類の管理者が支配する階層は中型があり、一週間で調べてきた中型の数は倒したのを合わせて五体だ」
俺はその話を聞いて首を縦に振って知る。
俺達が倒した中型はマヤ・ザ・ブラックハンドとティラニカル・ブラック・フォックスの二体だ。
残りの中型は三体だが、先ほどの二体よりも厄介だろう。
俺はそう思いながらイズナさんは説明を続ける。
「後は白夜君が言ったアスモデウスとそっくりな教員を探したところ、現実には元バスケット選手が教師に転職した情報を見つけた」
「じゃあ、アイツは黒幕と協力しているっていう訳か?」
白夜は首を傾げながら質問し、イズナさんはそれを頷いて答える。
「白夜君の言う通り、アスモデウスはこの電子世界を作った人物と協力している事は分かる。だけど現実の記憶は全然覚えて無いんだ……」
イズナさんは現実の事になると顔を曇らせる。
それに付いては同じだ。なんせ俺も現実の記憶が抜き取られたように全く覚えてないからな。
しかし白夜は首を傾げながら聞く。
「だったらあの変態教師をぶっ飛ばして聞いたらいいんじゃねぇか?」
俺はその言葉を聞いて少しだけ頬を緩んでしまう。
イズナさんも白夜の言葉を聞いて言う。
「……アァ、現代についてはアスモデウスを倒して聞いたほうが良いし、俺達はアスモデウスを倒して、そして黒幕を倒すのみだ!」
「「オオ!」」
イズナさんの掛け声で俺達は立ち上がり、心理之迷宮に入る。ちなみに切嗣先生はあくまで情報収集専用のアルターエゴで、物理攻撃しか出来ないため、今回は留守番だそうだ。
▲▽▲▽▲▽
――一人の少女が気晴らしに散歩している。
少女は最近変な夢を見ることもあり、こうして散歩が日課となった。
「ハァァ……なんで毎晩ずっと自分が薄い何かになる夢を見るんだろ? 最近竜馬さんからリラックス効果があるお薬を貰っているのに、あまり効果が無いし、それに……」
独り言をつぶやく少女――霊は最近見る夢に苦労している。
自分が謎の幽霊を操ったり、自分の親友が自殺する夢を見たり、そして何より自分の苦手な教師と抱き合う夢を見て心労が溜まりまくっている。
一応変な夢を見る原因を調べ、対処法を行ったが全然効果が無く、その気晴らしに散歩する事になった。
霊は毎晩見る夢の事を考えていると、いつの間にか学校に着き、少しだけ考える。
(そう言えば、白夜はイザナ君とクロード君が学校に向かって走る姿見たし……少しだけ寄っちゃお)
そう思いながら霊は校門から少しだけ顔を出し、そのまま構内に向かって歩く。
その時に霊は視界にある扉に映り込み、じっと見つめる。
「ん~? なんだろ、一目見れば扉だけど……って!?」
霊は顎に手を当てながら見ていたが、だれかやってくる気配を感じ、近くにある巨木の後ろに隠れる。
少しだけ顔を出して見ると、扉付近にはクロード達がいて、イザナが扉のドアノブを掴む。
(何でクロード君達がいるんだろ? ただのぼろい扉に来るなんて……え?)
霊はジッと扉の方を見ていたが、突然の事にフリーズしてしまう。
それはイザナが扉を開き、扉から蒼い光が溢れ出し、クロード達は扉に入り、イザナが扉を閉める。
それを見た霊は少しフリーズしてしまうが、少しだけ頭を振って扉に向かう。
そしてイザナ達が入ってきた扉に着くと、彼女は扉を見ながら考える。
(少し見てもただのぼろい扉だよね? なのに何でクロード君達が入ると消えたりするの?)
霊は一体何が起きているか分からずにいるが、取り敢えずこの扉がめちゃくちゃ怪しい事だけは分かり、少しだけ開く。
すると扉の隙間から蒼い光が漏れ出し、霊はさらに気になってしまい、そのまま扉を開ける。
そこからは魅入られる様に入り、扉はゆっくりと静かに閉じた。
▲▽▲▽▲▽
――俺達は心理之迷宮に入り、そこから城門近くまで行けれたが……。
「ヤベェ……なんか前よりも警戒してねぇか?」
白夜は城門に指しながら呟く。
俺も同じ意見だ。だっていかにも強そうな兵士心の影二体が門番をしているからな。
イザナは門番をしている兵士心の影二体を見て呟く。
「う~ん……前の反省で門番を着けるかもしれないって兄さんが言っていたけど、さすがに真正面は不味いな……」
イザナはそう呟きながら俺達の方に振り替える。
確かにイザナの言う通り、真正面から行っても兵士心の影が邪魔してくるかもしれないし、それにこれを聞いてさらに警備を強化されたら堪ったもんじゃない。
城の層の門は警備を着けて無いけど、その代り城門にしたわけと。
どうやって城内に入るか考えていると、アルフォンスは門に指しながら言う。
「あれ? 層の門から可愛い女の子が……」
アルフォンスを除く俺達は少しだけため息を出す。
あのなぁ、心理之迷宮に入る扉はアルターエゴを使える人以外見えないんだよ。
茶髪先輩達は偶然入っただけで、そうやすやす入る訳――。
「って、霊!?」
「「ハァァ!?」」
白夜は驚きながら門の方に指し、俺とイザナはその事に驚いていた。
どうしてこんなところにいるんだよ! ってかこれ前に似て無いか!?
そうこう驚いているうちに兵士心の影の一体は、物珍しそうに見る霊を指しながら隣の心の影に聞く。
「なぁ、あれってまさか……」
「アア、急いで向かうぞ!」
片方の心の影そう言うと例に向かいだす、もう片方の心の影も慌てて追いかける。
マズイ、このままじゃ――!
最悪の事態を想定して白夜の方を見る。白夜はいつの間にかロケットランチャーを取り出し、そこからロケット弾を装填し、兵士心の影に向けてトリガーを引く。
するとロケット弾はそのまま兵士心の影に当たり、白煙が辺り一面に広が仕出す。
「な、何だコレは!? 視界が一瞬で真っ白に――!?」
「と、とにかく背中を合わせて注意するぞ!」
心の影達は突然のことに驚くが、白夜はその隙を突いて霊の腕を掴んで引っ張る。
その時に霊は驚きながら叫ぶ。
「エ、何!? 何が起きて――」
「今は少し黙っていろ! あと少しで安全な所で説明すっから!」
白夜はそう言いながら例の腕を引っ張ってこっちに向かって走る。
俺は少しだけ見た窓を見て指をさす。
「一旦ここに入るぞ!」
俺の叫びを聞いたイザナはアルフォンスを台座にして、そこから一気にジャンプして窓に突撃する。
窓は木枠が無く、その為容易く割れてイザナが部屋に入る。
イザナは縄を取り出して叫ぶ。
「俺が入ったところがセーフルームだ、急いで入れ!」
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